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第1章
初めての実戦――モンスターとの戦い
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ファイアボールを放つことができるようになった俺は、さらに魔法を大きくしたり、連続で発動したりする練習を繰り返した。
「よし、だいぶコツを掴んできたな」
藤堂さんが腕を組んで頷く。
「魔法の発動速度も上がったし、サイズ調整もできるようになった。そろそろ実戦で試してみるか」
「実戦……つまり、モンスター相手に戦うってことですか?」
「ああ。いつまでも訓練場でチンタラやってても仕方ねぇ。本番は、モンスターを相手にしてこそだ。」
確かに、ただ魔法を撃って満足してるだけじゃ意味がない。俺は異世界で生きていくために、剣と魔法を学んできたんだ。
だったら――実戦あるのみ!
「やります!」
「まずは、ギルドで初心者向けの討伐依頼を受けるぞ」
藤堂さんに連れられ、俺は再び冒険者ギルドへ向かった。
「どのような御用件でしょう?」
受付嬢が俺を見て微笑む。
「はい! 初めての討伐依頼を受けたいです!」
「では、初心者向けの依頼をご紹介しますね」
受付嬢が数枚のクエスト用紙を取り出し、俺に見せてくる。
「初心者向けの討伐依頼としては、スライム討伐、ゴブリン退治、森狼(フォレストウルフ)の追い払いなどがあります」
「おお、スライムとかゴブリンとか、まさにファンタジーって感じですね!」
「ただし、スライムは魔法に弱いけど物理耐性が高く、ゴブリンは複数で襲ってくることが多いです。フォレストウルフは動きが速く、初心者には難しいかもしれませんね」
「うーん……」
俺は迷った。最初の戦いだから、自分の実力を試すための相手としてちょうどいいものがいい。
「藤堂さん、どれがいいですかね?」
「そうだな……スライムを相手に魔法の威力を試すのもいいが、どうせなら"剣と魔法の両方を活かせる相手"の方がいいな」
「じゃあ、ゴブリンとかですか?」
「ああ、ゴブリンなら戦闘経験を積むにはちょうどいいだろう」
「よし、じゃあゴブリン討伐でお願いします!」
俺はゴブリン討伐の依頼書を受け取り、ギルドを後にした。
---
ギルドで情報を集めたところ、街の外れにある森にゴブリンの群れが出るとのことだった。
森へと続く道を進みながら、藤堂さんが俺に言った。
「いいか、ゴブリンは見た目こそちっこいが、集団で襲ってくるから厄介だ。ナメてかかると死ぬぞ」
「わかってます! 油断せずにいきます!」
剣を握り、気を引き締める。
しばらく森を進むと――茂みの中から"ガサガサ"と音がした。
(来た……!)
俺は息を潜め、草むらの奥をじっと見つめる。
「ギギギ……」
そこに現れたのは、人間の半分ほどの背丈の、緑色の肌をした小鬼――ゴブリン。
「よし、まずはお前が一匹仕留めてみろ」
藤堂さんが指示を出す。俺は静かに頷いた。
(よし、落ち着け……!)
俺はゆっくりと距離を詰め、剣を構える。
「はぁっ!」
勢いよく踏み込み、一撃を振る――
カキィンッ!
「なっ!?」
ゴブリンは、手に持った棍棒で俺の剣を受け止めた。
(マジか……!?)
ゴブリンはニヤリと笑い、棍棒を振り上げてきた。
「くっ……!」
俺は咄嗟に後ろへ飛び退く。
「思ったより賢いな……!」
「当たり前だ。ゴブリンはただの雑魚じゃねぇぞ」
藤堂さんが余裕の表情で見守っている。
(くそっ……じゃあ、今度は魔法だ!)
俺は素早く手のひらに魔力を集める。
「ファイアボール!!」
火球をゴブリンに向けて放つ――
ドォンッ!
炎の球が直撃し、ゴブリンが叫び声を上げる。
「ギギィィィ!!」
――だが、まだ倒れない!
「なっ……!」
「魔法は確かに有効だが、一発で仕留められるとは限らねぇ。最後は剣でとどめを刺せ!」
「わかりました!」
俺は再び剣を構え、炎でよろめくゴブリンに飛び込んだ。
「おおおおおお!!」
――ズバァッ!!
剣がゴブリンの胴を斬り裂いた。
「ギ……ギギ……」
ゴブリンはその場に崩れ落ち、動かなくなる。
「……倒した……!」
初めての実戦。初めてのモンスター討伐。
俺は剣を握りしめ、実感する。
「俺、やったんだ……!」
「上出来だな。だが、まだ終わりじゃねぇぞ」
藤堂さんが、後ろを指差す。
――そこには、"仲間のゴブリンたち"が、こちらを見つめていた。
「うっ……!」
「ほら、連戦だ。次は一人じゃねぇ。剣と魔法を組み合わせて、ゴブリンの群れを突破してみろ!」
初めての戦闘は、まだ終わらない。
「ほら、連戦だ。次は一人じゃねぇ。剣と魔法を組み合わせて、ゴブリンの群れを突破してみろ!」
藤堂さんが静かに言う。
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
(やるしかねぇ……!)
目の前には、俺が倒したゴブリンを囲むように三匹のゴブリンがこちらを睨んでいる。
「ギギ……ギャアア!」
リーダー格らしき一匹が叫ぶと、他の二匹が同時に襲いかかってきた。
「ちっ……!」
俺はすぐに後退しようとしたが――
「ッ!?」
横から飛び出してきたもう一匹のゴブリンが、俺の逃げ道を塞ぐように回り込んできた。
(まずい……逃げられない!?)
「ゴブリンは単体なら雑魚だが、群れで戦うと途端に厄介になる。囲まれた時点で、お前の負けだな。」
藤堂さんの冷静な声が響く。
「って、そんな悠長に解説してる場合じゃないですよ!!」
「なら、さっさと打開しろ」
「うわあああっ!!」
俺は半ばヤケクソ気味に、魔法を発動する。
「ファイアボール!!」
手のひらに炎の球を作り、目の前のゴブリンに投げつけた。
――ボォンッ!!
直撃したゴブリンが吹き飛び、地面に転がる。
(よし、一匹ダウン!)
だが、もう一匹のゴブリンがすぐさま棍棒を振り上げてきた。
「くっ!」
俺は咄嗟に剣を横に構え、ゴブリンの棍棒を受け止める。
「重っ……!」
ゴブリンの攻撃は想像以上に重い。剣を構えた腕がジンと痺れる。
だが、負けてる場合じゃない――!
「せぇぇいっ!!」
力を振り絞り、俺は剣を振り上げる。
ゴブリンの棍棒を弾き、その隙を突いて剣を突き込む――!
「ザシュッ!!」
「ギギィィ……!」
剣がゴブリンの胴を貫き、倒れ込む。
「はぁっ、はぁっ……あと、一匹……!」
俺はすぐさま構え直し、最後のゴブリンに向き合った。
最後のゴブリンは、さっきまでの仲間たちがやられたのを見て、警戒しながら距離を取っている。
(やるなら、一気に仕留めるしかない……!)
俺は、藤堂さんの言葉を思い出した。
剣と魔法の連携が重要だ。
今までは剣と魔法を別々に使っていたが、組み合わせればもっと強く戦えるはず。
(よし、やってみるか!)
俺は剣を構えながら、手のひらに魔力を集める。
「ファイアボール!」
手のひらに作り出した火球を、目の前のゴブリンに向けて放つ――
ゴブリンは慌てて横に跳び、火球を回避。
(今だ!!)
俺はその隙を突いて、一気に踏み込む。
「せぇぇいっ!!」
ゴブリンが回避動作で無防備になった瞬間、一直線に剣を振り下ろした。
「ザシュッ!!」
「ギギィィ……!」
最後のゴブリンが絶命し、地面に倒れ込む。
――勝った。
「や、やった……!」
息を切らしながら、俺は剣を握る手を見つめる。
俺は、自分の力でゴブリンの群れを倒した。
その時だった――
【Lv3になりました】
【剣術スキルLv3を習得しました】
視界に新たなスキル習得の通知が浮かび上がる。
「おおっ!? 俺、スキルレベル上がりました!!」
「剣術スキルLv3か……まぁ、さっきの戦いで一気に成長したんだろうな」
「なるほど……!」
確かに、今なら魔法と剣を一緒に使う感覚が掴めそうな気がする。
俺は剣を握りしめ、改めて異世界で生き抜く力がついてきたことを実感した。
戦いが終わった後、藤堂さんが地面に転がるゴブリンの死体を指差す。
「さて、討伐報酬をもらうには、証拠が必要だ」
「あ、そっか……」
ギルドで討伐依頼を受けた際、ゴブリンの右耳を切り取って持ち帰るように言われていた。
「うぅ……正直、こういうのはキツイですね……」
「甘えんな。冒険者ってのは、こういう"汚れ仕事"も含めての生業だ」
藤堂さんの言葉に、俺は覚悟を決めた。
「よし……!」
剣を握り、ゴブリンの右耳を切り取る。
革袋に入れながら、改めて"命を奪う"ということの重みを感じた。
「……これが、冒険者ってことか」
俺はゆっくりと立ち上がり、藤堂さんを見た。
「俺、もっと強くなりたいです」
「なら、鍛え続けろ。冒険者として生きていくなら、"成長し続けること"が何より重要だ」
「はい!」
俺の異世界冒険者生活は、今まさに本格的に始まったばかりだ――!
「よし、だいぶコツを掴んできたな」
藤堂さんが腕を組んで頷く。
「魔法の発動速度も上がったし、サイズ調整もできるようになった。そろそろ実戦で試してみるか」
「実戦……つまり、モンスター相手に戦うってことですか?」
「ああ。いつまでも訓練場でチンタラやってても仕方ねぇ。本番は、モンスターを相手にしてこそだ。」
確かに、ただ魔法を撃って満足してるだけじゃ意味がない。俺は異世界で生きていくために、剣と魔法を学んできたんだ。
だったら――実戦あるのみ!
「やります!」
「まずは、ギルドで初心者向けの討伐依頼を受けるぞ」
藤堂さんに連れられ、俺は再び冒険者ギルドへ向かった。
「どのような御用件でしょう?」
受付嬢が俺を見て微笑む。
「はい! 初めての討伐依頼を受けたいです!」
「では、初心者向けの依頼をご紹介しますね」
受付嬢が数枚のクエスト用紙を取り出し、俺に見せてくる。
「初心者向けの討伐依頼としては、スライム討伐、ゴブリン退治、森狼(フォレストウルフ)の追い払いなどがあります」
「おお、スライムとかゴブリンとか、まさにファンタジーって感じですね!」
「ただし、スライムは魔法に弱いけど物理耐性が高く、ゴブリンは複数で襲ってくることが多いです。フォレストウルフは動きが速く、初心者には難しいかもしれませんね」
「うーん……」
俺は迷った。最初の戦いだから、自分の実力を試すための相手としてちょうどいいものがいい。
「藤堂さん、どれがいいですかね?」
「そうだな……スライムを相手に魔法の威力を試すのもいいが、どうせなら"剣と魔法の両方を活かせる相手"の方がいいな」
「じゃあ、ゴブリンとかですか?」
「ああ、ゴブリンなら戦闘経験を積むにはちょうどいいだろう」
「よし、じゃあゴブリン討伐でお願いします!」
俺はゴブリン討伐の依頼書を受け取り、ギルドを後にした。
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ギルドで情報を集めたところ、街の外れにある森にゴブリンの群れが出るとのことだった。
森へと続く道を進みながら、藤堂さんが俺に言った。
「いいか、ゴブリンは見た目こそちっこいが、集団で襲ってくるから厄介だ。ナメてかかると死ぬぞ」
「わかってます! 油断せずにいきます!」
剣を握り、気を引き締める。
しばらく森を進むと――茂みの中から"ガサガサ"と音がした。
(来た……!)
俺は息を潜め、草むらの奥をじっと見つめる。
「ギギギ……」
そこに現れたのは、人間の半分ほどの背丈の、緑色の肌をした小鬼――ゴブリン。
「よし、まずはお前が一匹仕留めてみろ」
藤堂さんが指示を出す。俺は静かに頷いた。
(よし、落ち着け……!)
俺はゆっくりと距離を詰め、剣を構える。
「はぁっ!」
勢いよく踏み込み、一撃を振る――
カキィンッ!
「なっ!?」
ゴブリンは、手に持った棍棒で俺の剣を受け止めた。
(マジか……!?)
ゴブリンはニヤリと笑い、棍棒を振り上げてきた。
「くっ……!」
俺は咄嗟に後ろへ飛び退く。
「思ったより賢いな……!」
「当たり前だ。ゴブリンはただの雑魚じゃねぇぞ」
藤堂さんが余裕の表情で見守っている。
(くそっ……じゃあ、今度は魔法だ!)
俺は素早く手のひらに魔力を集める。
「ファイアボール!!」
火球をゴブリンに向けて放つ――
ドォンッ!
炎の球が直撃し、ゴブリンが叫び声を上げる。
「ギギィィィ!!」
――だが、まだ倒れない!
「なっ……!」
「魔法は確かに有効だが、一発で仕留められるとは限らねぇ。最後は剣でとどめを刺せ!」
「わかりました!」
俺は再び剣を構え、炎でよろめくゴブリンに飛び込んだ。
「おおおおおお!!」
――ズバァッ!!
剣がゴブリンの胴を斬り裂いた。
「ギ……ギギ……」
ゴブリンはその場に崩れ落ち、動かなくなる。
「……倒した……!」
初めての実戦。初めてのモンスター討伐。
俺は剣を握りしめ、実感する。
「俺、やったんだ……!」
「上出来だな。だが、まだ終わりじゃねぇぞ」
藤堂さんが、後ろを指差す。
――そこには、"仲間のゴブリンたち"が、こちらを見つめていた。
「うっ……!」
「ほら、連戦だ。次は一人じゃねぇ。剣と魔法を組み合わせて、ゴブリンの群れを突破してみろ!」
初めての戦闘は、まだ終わらない。
「ほら、連戦だ。次は一人じゃねぇ。剣と魔法を組み合わせて、ゴブリンの群れを突破してみろ!」
藤堂さんが静かに言う。
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
(やるしかねぇ……!)
目の前には、俺が倒したゴブリンを囲むように三匹のゴブリンがこちらを睨んでいる。
「ギギ……ギャアア!」
リーダー格らしき一匹が叫ぶと、他の二匹が同時に襲いかかってきた。
「ちっ……!」
俺はすぐに後退しようとしたが――
「ッ!?」
横から飛び出してきたもう一匹のゴブリンが、俺の逃げ道を塞ぐように回り込んできた。
(まずい……逃げられない!?)
「ゴブリンは単体なら雑魚だが、群れで戦うと途端に厄介になる。囲まれた時点で、お前の負けだな。」
藤堂さんの冷静な声が響く。
「って、そんな悠長に解説してる場合じゃないですよ!!」
「なら、さっさと打開しろ」
「うわあああっ!!」
俺は半ばヤケクソ気味に、魔法を発動する。
「ファイアボール!!」
手のひらに炎の球を作り、目の前のゴブリンに投げつけた。
――ボォンッ!!
直撃したゴブリンが吹き飛び、地面に転がる。
(よし、一匹ダウン!)
だが、もう一匹のゴブリンがすぐさま棍棒を振り上げてきた。
「くっ!」
俺は咄嗟に剣を横に構え、ゴブリンの棍棒を受け止める。
「重っ……!」
ゴブリンの攻撃は想像以上に重い。剣を構えた腕がジンと痺れる。
だが、負けてる場合じゃない――!
「せぇぇいっ!!」
力を振り絞り、俺は剣を振り上げる。
ゴブリンの棍棒を弾き、その隙を突いて剣を突き込む――!
「ザシュッ!!」
「ギギィィ……!」
剣がゴブリンの胴を貫き、倒れ込む。
「はぁっ、はぁっ……あと、一匹……!」
俺はすぐさま構え直し、最後のゴブリンに向き合った。
最後のゴブリンは、さっきまでの仲間たちがやられたのを見て、警戒しながら距離を取っている。
(やるなら、一気に仕留めるしかない……!)
俺は、藤堂さんの言葉を思い出した。
剣と魔法の連携が重要だ。
今までは剣と魔法を別々に使っていたが、組み合わせればもっと強く戦えるはず。
(よし、やってみるか!)
俺は剣を構えながら、手のひらに魔力を集める。
「ファイアボール!」
手のひらに作り出した火球を、目の前のゴブリンに向けて放つ――
ゴブリンは慌てて横に跳び、火球を回避。
(今だ!!)
俺はその隙を突いて、一気に踏み込む。
「せぇぇいっ!!」
ゴブリンが回避動作で無防備になった瞬間、一直線に剣を振り下ろした。
「ザシュッ!!」
「ギギィィ……!」
最後のゴブリンが絶命し、地面に倒れ込む。
――勝った。
「や、やった……!」
息を切らしながら、俺は剣を握る手を見つめる。
俺は、自分の力でゴブリンの群れを倒した。
その時だった――
【Lv3になりました】
【剣術スキルLv3を習得しました】
視界に新たなスキル習得の通知が浮かび上がる。
「おおっ!? 俺、スキルレベル上がりました!!」
「剣術スキルLv3か……まぁ、さっきの戦いで一気に成長したんだろうな」
「なるほど……!」
確かに、今なら魔法と剣を一緒に使う感覚が掴めそうな気がする。
俺は剣を握りしめ、改めて異世界で生き抜く力がついてきたことを実感した。
戦いが終わった後、藤堂さんが地面に転がるゴブリンの死体を指差す。
「さて、討伐報酬をもらうには、証拠が必要だ」
「あ、そっか……」
ギルドで討伐依頼を受けた際、ゴブリンの右耳を切り取って持ち帰るように言われていた。
「うぅ……正直、こういうのはキツイですね……」
「甘えんな。冒険者ってのは、こういう"汚れ仕事"も含めての生業だ」
藤堂さんの言葉に、俺は覚悟を決めた。
「よし……!」
剣を握り、ゴブリンの右耳を切り取る。
革袋に入れながら、改めて"命を奪う"ということの重みを感じた。
「……これが、冒険者ってことか」
俺はゆっくりと立ち上がり、藤堂さんを見た。
「俺、もっと強くなりたいです」
「なら、鍛え続けろ。冒険者として生きていくなら、"成長し続けること"が何より重要だ」
「はい!」
俺の異世界冒険者生活は、今まさに本格的に始まったばかりだ――!
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