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第1章
魔法主体の戦闘訓練――制限された力で戦え!
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「よし、倒したな」
藤堂さんが腕を組みながら、倒れたファングウルフを見下ろした。
「だが、まだまだだな」
「えっ……まだですか?」
「当然だ。今のお前、剣で斬る動きが"速すぎる"し"強すぎる"」
「……確かに」
俺は振り返る。
先ほどの戦闘、俺は剣を振るっただけで明らかに通常の冒険者とは違う速度と威力を発揮していた。
レベル563の身体能力がある以上、剣を使うとどうしても強くなりすぎる。
(これじゃ、魔法の訓練にならない……)
「だから、これからの戦闘は魔法のみでやれ」
「……了解です!」
俺は剣を鞘に戻し、魔法だけで戦うことを決意する。
「じゃあ、次の敵だ」
藤堂さんが指を鳴らすと、茂みの奥から新たな魔物が姿を現す。
リザードウォーリアー
――身の丈2メートルを超える大きなトカゲ。
鱗に覆われた頑丈な体と、鋭い爪。
そして、両手には粗末な鉄剣を握っている。
「ゴブリンやファングウルフとは違い、こいつらは"知性"がある」
「知性……」
「つまり、今度は"ただ攻撃を当てればいい"って話じゃねぇぞ」
「……なるほど」
俺は深呼吸し、冷静に魔法を構える。
「まずは……"ストーンバレット!"」
圧縮した土弾を撃つ。
ガキンッ!!
「!?」
リザードウォリアーは、まるで当然のように剣で弾き飛ばした。
「ほぉ、いい反応するじゃねぇか」
藤堂さんが満足げに笑う。
「お前の魔法は、こいつらには"見えてる"ってことだ」
「なるほど……なら!」
「"ウィンドカッター!"」
風の刃を2体同時に放つ。
「ギィィッ!」
リザードウォリアーは即座に察知し、左右に回避した。
しかし――
「そこだ!"ウォーターボルト!"」
俺は風魔法をフェイントにし、狙いをずらした水弾を放つ。
バシュッ!!
一瞬、リザードウォリアーが反応しきれず、水弾が肩に命中する。
「ギシャァァ!!」
ダメージは軽微だが、初めての有効打だった。
「やるじゃねぇか。攻撃を"フェイント"に使い始めたな」
「はい、敵の知能があるなら、それを逆手に取るのも手ですよね」
「そういうことだ」
(単発じゃダメだ。なら……)
「"ウィンドブースト!"」
俺は足に風魔法をかけ、左右へ素早く移動しながら攻撃の準備をする。
「"ストーンバレット!" "ウォーターボルト!" "ウィンドカッター!"」
同時に3発の魔法を放つ!
「ギィッ!」
リザードウォリアーが回避しようとする。
だが、俺はそこにさらに魔法を重ねる。
「"ウォーターボール!"」
水の膜を発生させ、敵の視界を遮る!
「これならどうだ……!」
俺は視界を奪ったリザードウォリアーに向かって、最後の一撃を放つ。
「"ストーンバレット!"」
土弾が放たれ、視界を奪われた敵の側頭部に直撃!
ドシャッ!!
1体目のリザードウォリアーが倒れる!
「さて、最後の1体だな」
藤堂さんが腕を組みながら見守る。
「魔力が少ないなら、"手数"で攻めろ」
「……わかりました!」
俺は両手を広げ、今までとは違う方法で魔法を発動する。
「"ウィンドカッター×3!"」
3方向から風の刃を放つ!
リザードウォリアーが動きを読み、回避を始めるが――
「"ウォーターボルト×2!"」
風の刃の死角から水弾を発射!
「ギャァッ!」
リザードウォリアーは完全に捕まり、膝をつく。
「最後に……"ストーンバレット!"」
俺はトドメの一撃を放つ!
ドシュッ!!
土弾が胸を貫き、2体目のリザードウォリアーが崩れ落ちる。
「……倒した」
俺は息を整えながら、魔法だけで戦い抜いたことに満足感を覚える。
「いいじゃねぇか」
藤堂さんがニヤリと笑う。
「最初のファングウルフ戦よりも、はるかに"戦い方が洗練されてきた"」
「はい、だいぶ魔力制限の扱いにも慣れてきました」
今までは魔法を"力技"で撃っていた。
でも、今は"どう当てるか"、"どう使うか"を考えながら戦っている。
(……これが、"戦術"か)
「お前、もう一つ上のステージに行けるぜ」
「え?」
「そろそろ"新しい魔法"を試す時が来たな」
藤堂さんが不敵な笑みを浮かべる。
「次は、"中級魔法"の訓練に入るぞ」
「……中級魔法!」
新たな力を得るため、俺の修行はさらに加速する――!
「よし、次のステップに進むぞ」
リザードウォリアーとの戦闘を終え、俺は息を整えながら藤堂さんを見た。
「次は"中級魔法"の習得か……」
「おう。今のお前なら、そろそろ扱えるはずだ」
藤堂さんが指を鳴らす。
「これまでのお前の魔法は、基本的に"単発"だった。ストーンバレット、ウィンドカッター、ウォーターボルト……どれも"基礎的な魔法"だ」
「そうですね……」
「だが、"中級魔法"は違う。威力も範囲も跳ね上がるが、その分"制御"が難しくなる」
「なるほど……」
「今から教えるのは、"火・水・風・土"の中級魔法だ」
俺はゴクリと唾を飲む。
いよいよ新たな魔法の領域に踏み込む時が来た。
中級魔法①――火魔法『フレイムバースト』
「まずは火魔法だ。"フレイムバースト"を使えるようになれ」
「フレイムバースト……?」
「単なるファイアボールとは違い、爆発を伴う火炎魔法だ」
「爆発……?」
「火の魔力を圧縮し、対象に命中した瞬間に爆発的な熱エネルギーを解放する」
「なるほど……やってみます!」
俺は魔力を込める。
火のエネルギーを集め、手のひらに小さな炎を生み出す。
(ここまではファイアボールと同じ……だが、"圧縮"が必要なんだな)
「魔力を込めて、もっともっと濃縮しろ」
「……ぐっ……!」
火の魔力が手の中で暴れ、今にも暴発しそうになる。
しかし――
「……今だ!!」
「"フレイムバースト!!"」
俺は魔力を放出し、火球を射出した。
ボシュウウウウッ!!
ドォォォン!!!
地面に着弾した瞬間、大爆発が巻き起こる!
「おおっ!!」
俺は驚きながらも、その威力に満足する。
「……すげぇ」
「だろ? だが、今のはまだまだ甘い」
「え?」
「爆発の"範囲"と"出力"を制御しろ。敵に当たる前に爆発したら無駄撃ちになる」
「なるほど……」
俺は何度も試しながら、爆発のタイミングと範囲を調整していった。
中級魔法②――水魔法『ハイドロスピア』
「次は水魔法"ハイドロスピア"だ」
「ハイドロスピア?」
「簡単に言えば、圧縮された高密度の水球だ」
「……普通のウォーターボールと何が違うんですか?」
「こいつは"貫通力"が段違いだ。水の圧力を極限まで高め、相手を貫通する"水の弾丸"になる」
「なるほど……!」
俺は手のひらに水の魔力を集める。
(これも、ただの水の球じゃなくて、圧縮が重要なんだな……)
「ウォーターボールよりも小さく、より密度を高める……」
魔力を制御しながら、水球を生成する。
「"ハイドロスピア!!"」
俺は水の弾丸を射出する。
シュパァァァン!!!
細い水の弾が、岩を貫通した。
「……おお!」
「うまくいったな」
「でも、まだ威力が安定しません……」
「だな。もっと細く、もっと速く撃てるようになれ」
「はい!」
俺は何度も調整しながら、水の弾丸の発射速度と貫通力を高めていく。
中級魔法③――風魔法『エアブレード』
「次は風魔法、"エアブレード"だ」
「エアブレード……?」
「ウィンドカッターの強化版みたいなもんだが、単なる刃じゃねぇ。"流動する風の刃"だ」
「流動する……?」
「簡単に言えば、相手を斬りつけた後、さらに刃が追撃する」
「なんだそれ……めっちゃ強そう!」
「だが、難易度も高いぞ。発動した後、"風を操る"必要があるからな」
「なるほど……やってみます!」
俺は魔力を集中し、風を刃の形に収束させる。
「"エアブレード!!"」
空気が震え、風の刃が放たれる。
刃が対象に命中した後――
「……っ! 動け……!」
俺は意識を集中し、風の流れを操作する。
スパァッ!!
風の刃が方向を変え、2度目の斬撃を繰り出した!
「おおっ!」
「お、やるじゃねぇか!」
「でも、かなり魔力を消費しますね……」
「そりゃそうだ。操作する分、燃費は悪くなる」
「ふむ……なら、最低限の動きで最も効率的に使う訓練をしないとですね」
「そのとおりだ」
中級魔法④――土魔法『ロックバインド』
「最後は土魔法"ロックバインド"だ」
「ロックバインド?」
「簡単に言うと、地面から鎖のように石をせり出して敵を拘束する魔法だ」
「……それ、めっちゃ使えそうですね!」
「攻撃だけじゃなく、"拘束"の重要性も学べ」
「なるほど……やってみます!」
俺は地面に手を向け、魔力を流し込む。
「"ロックバインド!!"」
ガゴォォォン!!
地面から鋭い石の鎖が飛び出し、周囲に伸びていく。
「おお……!」
「だが、今のは雑すぎるな。相手の足元にピンポイントで発生させろ」
「……なるほど、じゃあ次は――」
俺はより細かい制御を意識しながら、石の鎖を発生させていく。
「よし、お前も中級魔法を扱えるようになってきたな」
「はい……すごく強力ですが、その分、制御が難しいです」
「それを使いこなせるようになれば、お前はさらに一段階強くなるぞ」
「……よし、やります!」
新たな力を手に入れ、俺の戦いはさらに進化する――!!
藤堂さんが腕を組みながら、倒れたファングウルフを見下ろした。
「だが、まだまだだな」
「えっ……まだですか?」
「当然だ。今のお前、剣で斬る動きが"速すぎる"し"強すぎる"」
「……確かに」
俺は振り返る。
先ほどの戦闘、俺は剣を振るっただけで明らかに通常の冒険者とは違う速度と威力を発揮していた。
レベル563の身体能力がある以上、剣を使うとどうしても強くなりすぎる。
(これじゃ、魔法の訓練にならない……)
「だから、これからの戦闘は魔法のみでやれ」
「……了解です!」
俺は剣を鞘に戻し、魔法だけで戦うことを決意する。
「じゃあ、次の敵だ」
藤堂さんが指を鳴らすと、茂みの奥から新たな魔物が姿を現す。
リザードウォーリアー
――身の丈2メートルを超える大きなトカゲ。
鱗に覆われた頑丈な体と、鋭い爪。
そして、両手には粗末な鉄剣を握っている。
「ゴブリンやファングウルフとは違い、こいつらは"知性"がある」
「知性……」
「つまり、今度は"ただ攻撃を当てればいい"って話じゃねぇぞ」
「……なるほど」
俺は深呼吸し、冷静に魔法を構える。
「まずは……"ストーンバレット!"」
圧縮した土弾を撃つ。
ガキンッ!!
「!?」
リザードウォリアーは、まるで当然のように剣で弾き飛ばした。
「ほぉ、いい反応するじゃねぇか」
藤堂さんが満足げに笑う。
「お前の魔法は、こいつらには"見えてる"ってことだ」
「なるほど……なら!」
「"ウィンドカッター!"」
風の刃を2体同時に放つ。
「ギィィッ!」
リザードウォリアーは即座に察知し、左右に回避した。
しかし――
「そこだ!"ウォーターボルト!"」
俺は風魔法をフェイントにし、狙いをずらした水弾を放つ。
バシュッ!!
一瞬、リザードウォリアーが反応しきれず、水弾が肩に命中する。
「ギシャァァ!!」
ダメージは軽微だが、初めての有効打だった。
「やるじゃねぇか。攻撃を"フェイント"に使い始めたな」
「はい、敵の知能があるなら、それを逆手に取るのも手ですよね」
「そういうことだ」
(単発じゃダメだ。なら……)
「"ウィンドブースト!"」
俺は足に風魔法をかけ、左右へ素早く移動しながら攻撃の準備をする。
「"ストーンバレット!" "ウォーターボルト!" "ウィンドカッター!"」
同時に3発の魔法を放つ!
「ギィッ!」
リザードウォリアーが回避しようとする。
だが、俺はそこにさらに魔法を重ねる。
「"ウォーターボール!"」
水の膜を発生させ、敵の視界を遮る!
「これならどうだ……!」
俺は視界を奪ったリザードウォリアーに向かって、最後の一撃を放つ。
「"ストーンバレット!"」
土弾が放たれ、視界を奪われた敵の側頭部に直撃!
ドシャッ!!
1体目のリザードウォリアーが倒れる!
「さて、最後の1体だな」
藤堂さんが腕を組みながら見守る。
「魔力が少ないなら、"手数"で攻めろ」
「……わかりました!」
俺は両手を広げ、今までとは違う方法で魔法を発動する。
「"ウィンドカッター×3!"」
3方向から風の刃を放つ!
リザードウォリアーが動きを読み、回避を始めるが――
「"ウォーターボルト×2!"」
風の刃の死角から水弾を発射!
「ギャァッ!」
リザードウォリアーは完全に捕まり、膝をつく。
「最後に……"ストーンバレット!"」
俺はトドメの一撃を放つ!
ドシュッ!!
土弾が胸を貫き、2体目のリザードウォリアーが崩れ落ちる。
「……倒した」
俺は息を整えながら、魔法だけで戦い抜いたことに満足感を覚える。
「いいじゃねぇか」
藤堂さんがニヤリと笑う。
「最初のファングウルフ戦よりも、はるかに"戦い方が洗練されてきた"」
「はい、だいぶ魔力制限の扱いにも慣れてきました」
今までは魔法を"力技"で撃っていた。
でも、今は"どう当てるか"、"どう使うか"を考えながら戦っている。
(……これが、"戦術"か)
「お前、もう一つ上のステージに行けるぜ」
「え?」
「そろそろ"新しい魔法"を試す時が来たな」
藤堂さんが不敵な笑みを浮かべる。
「次は、"中級魔法"の訓練に入るぞ」
「……中級魔法!」
新たな力を得るため、俺の修行はさらに加速する――!
「よし、次のステップに進むぞ」
リザードウォリアーとの戦闘を終え、俺は息を整えながら藤堂さんを見た。
「次は"中級魔法"の習得か……」
「おう。今のお前なら、そろそろ扱えるはずだ」
藤堂さんが指を鳴らす。
「これまでのお前の魔法は、基本的に"単発"だった。ストーンバレット、ウィンドカッター、ウォーターボルト……どれも"基礎的な魔法"だ」
「そうですね……」
「だが、"中級魔法"は違う。威力も範囲も跳ね上がるが、その分"制御"が難しくなる」
「なるほど……」
「今から教えるのは、"火・水・風・土"の中級魔法だ」
俺はゴクリと唾を飲む。
いよいよ新たな魔法の領域に踏み込む時が来た。
中級魔法①――火魔法『フレイムバースト』
「まずは火魔法だ。"フレイムバースト"を使えるようになれ」
「フレイムバースト……?」
「単なるファイアボールとは違い、爆発を伴う火炎魔法だ」
「爆発……?」
「火の魔力を圧縮し、対象に命中した瞬間に爆発的な熱エネルギーを解放する」
「なるほど……やってみます!」
俺は魔力を込める。
火のエネルギーを集め、手のひらに小さな炎を生み出す。
(ここまではファイアボールと同じ……だが、"圧縮"が必要なんだな)
「魔力を込めて、もっともっと濃縮しろ」
「……ぐっ……!」
火の魔力が手の中で暴れ、今にも暴発しそうになる。
しかし――
「……今だ!!」
「"フレイムバースト!!"」
俺は魔力を放出し、火球を射出した。
ボシュウウウウッ!!
ドォォォン!!!
地面に着弾した瞬間、大爆発が巻き起こる!
「おおっ!!」
俺は驚きながらも、その威力に満足する。
「……すげぇ」
「だろ? だが、今のはまだまだ甘い」
「え?」
「爆発の"範囲"と"出力"を制御しろ。敵に当たる前に爆発したら無駄撃ちになる」
「なるほど……」
俺は何度も試しながら、爆発のタイミングと範囲を調整していった。
中級魔法②――水魔法『ハイドロスピア』
「次は水魔法"ハイドロスピア"だ」
「ハイドロスピア?」
「簡単に言えば、圧縮された高密度の水球だ」
「……普通のウォーターボールと何が違うんですか?」
「こいつは"貫通力"が段違いだ。水の圧力を極限まで高め、相手を貫通する"水の弾丸"になる」
「なるほど……!」
俺は手のひらに水の魔力を集める。
(これも、ただの水の球じゃなくて、圧縮が重要なんだな……)
「ウォーターボールよりも小さく、より密度を高める……」
魔力を制御しながら、水球を生成する。
「"ハイドロスピア!!"」
俺は水の弾丸を射出する。
シュパァァァン!!!
細い水の弾が、岩を貫通した。
「……おお!」
「うまくいったな」
「でも、まだ威力が安定しません……」
「だな。もっと細く、もっと速く撃てるようになれ」
「はい!」
俺は何度も調整しながら、水の弾丸の発射速度と貫通力を高めていく。
中級魔法③――風魔法『エアブレード』
「次は風魔法、"エアブレード"だ」
「エアブレード……?」
「ウィンドカッターの強化版みたいなもんだが、単なる刃じゃねぇ。"流動する風の刃"だ」
「流動する……?」
「簡単に言えば、相手を斬りつけた後、さらに刃が追撃する」
「なんだそれ……めっちゃ強そう!」
「だが、難易度も高いぞ。発動した後、"風を操る"必要があるからな」
「なるほど……やってみます!」
俺は魔力を集中し、風を刃の形に収束させる。
「"エアブレード!!"」
空気が震え、風の刃が放たれる。
刃が対象に命中した後――
「……っ! 動け……!」
俺は意識を集中し、風の流れを操作する。
スパァッ!!
風の刃が方向を変え、2度目の斬撃を繰り出した!
「おおっ!」
「お、やるじゃねぇか!」
「でも、かなり魔力を消費しますね……」
「そりゃそうだ。操作する分、燃費は悪くなる」
「ふむ……なら、最低限の動きで最も効率的に使う訓練をしないとですね」
「そのとおりだ」
中級魔法④――土魔法『ロックバインド』
「最後は土魔法"ロックバインド"だ」
「ロックバインド?」
「簡単に言うと、地面から鎖のように石をせり出して敵を拘束する魔法だ」
「……それ、めっちゃ使えそうですね!」
「攻撃だけじゃなく、"拘束"の重要性も学べ」
「なるほど……やってみます!」
俺は地面に手を向け、魔力を流し込む。
「"ロックバインド!!"」
ガゴォォォン!!
地面から鋭い石の鎖が飛び出し、周囲に伸びていく。
「おお……!」
「だが、今のは雑すぎるな。相手の足元にピンポイントで発生させろ」
「……なるほど、じゃあ次は――」
俺はより細かい制御を意識しながら、石の鎖を発生させていく。
「よし、お前も中級魔法を扱えるようになってきたな」
「はい……すごく強力ですが、その分、制御が難しいです」
「それを使いこなせるようになれば、お前はさらに一段階強くなるぞ」
「……よし、やります!」
新たな力を手に入れ、俺の戦いはさらに進化する――!!
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