55 / 114
第2章
昇格試験
しおりを挟む
【王都郊外・ダンジョン前】
岩場に囲まれたダンジョンの入り口に、ユートたち3人の他に、一人の男が立っていた。
「ふむ、君たちが今回の受験者か。私はギルド本部から派遣された“監督役”のグレイスンだ」
筋の通った背筋と無駄のない動き。
軽装だが、腰に装備された細身の剣が只者ではないことを物語っていた。
「基本的に口出しはしないが、万が一のときは安全確保のために介入する。もちろん、合否には影響しない」
「つまり、見張られてるってことだな」
バルトが小声で言うと、グレイスンはうっすらと笑った。
「その通り。だが、君たちの実力を信じているよ」
---
【ダンジョン内部】
湿気がこもる洞窟に、4人の足音が響く。
先頭はバルト、その横にティナ、後方支援としてユートがつき、一番後ろにグレイスンが静かに歩いていた。
「前方に気配。ファングベア2体」
ユートが囁くと、グレイスンは何も言わず頷いた。
「ティナ、俺が引きつける。お前は横から回れ」
「了解!」
戦いが始まり、2人は今までの修行の成果を存分に発揮する。
俊敏に動くティナの斬撃。
力強く攻めるバルトの剣圧。
ユートは一切手を出さず、補助魔法すら唱えない。
数分の激闘の末、2体のファングベアは倒された。
「……見事だ」
グレイスンが静かに拍手する。
「連携、反応、状況判断。申し分ない。だが……本番はこれからだぞ?」
---
通路の奥、強い魔力の波動が響いていた。
「気づいてたか。……中ボス級、来るぞ」
ユートが呟き、バルトとティナが深く頷いた。
---
【ダンジョン内部・最奥手前の大広間】
奥へ進むと、空気が変わった。
湿った冷気に混じる、獣のような息遣い。
そこには、岩肌の広間に身を伏せていた魔物が、低く唸りを上げていた。
「……アイアンクロー・リザード」
ユートが名前を呟いた。
全長3メートルを超えるトカゲ型の魔物。
全身は岩のように硬い鱗で覆われ、前足には鉄の鉤爪のような鋭い爪が光る。
「完全にCランククラスだ。防御も攻撃力も一級品。迂闊に近づくと危ないぞ」
「……でも、逃げたくない」
ティナが剣を握る手に力を込める。
「俺たちでやるって決めたからな」
バルトもぐっと地面を蹴って前に出た。
グレイスンは後方で腕を組み、真剣な眼差しを送る。
「うおおおおおっ!」
バルトが大きく踏み込み、斬りかかる。
だがアイアンクロー・リザードは低く唸りながら体を回転させ、その尻尾で迎撃する。
「くっ……! 硬ぇ!」
「バルト、下がって! 私が隙を作る!」
ティナが俊敏に回り込み、敵の後脚へ一撃!
しかし鱗が硬すぎて、剣が浅くしか刺さらない。
「なら――《フェイント》!」
バルトが一旦後退するフリをし、そこから地を這うような斬撃を放つ。ティナも一瞬後に合わせて突きを入れた!
ガンッ!
魔物が呻き、前足を振り上げる。その隙を逃さず――
「――今だ、頭!」
2人の斬撃が交差し、魔物の喉元を同時に貫いた。
ゴゴゴッ……!
アイアンクロー・リザードが仰向けに倒れ、地面を揺らしながら絶命する。
「はあ……っ、やった……やったよね!?」
ティナが剣を構えたまま笑顔になる。
「決まった……っ! よっしゃあああっ!!」
バルトは倒れた魔物の前で思わずガッツポーズ。
「完璧な連携だった。手出しの必要すら感じなかったな」
ユートが満足げに笑う。
「文句なしだ」
グレイスンも一歩前に進み、真顔で頷いた。
「この結果をギルドに報告する。おめでとう。二人とも、Cランク昇格だ」
---
【王都・冒険者ギルド】
ダンジョンから戻り、ギルドの扉を開いたとき――
受付嬢のエルナがぱっと顔を輝かせた。
「お帰りなさい! 昇格試験、成功したんですね!」
「うん……ばっちり倒してきたよ!」
ティナが少し誇らしげに笑うと、バルトが拳を握りしめて続けた。
「俺たち、やったぞ。ちゃんと力を合わせて!」
後ろからゆっくりと歩いてきたグレイスンが、静かにギルド職員へ報告書を手渡す。
「二人とも、文句なしの合格だ。現場でしっかり見届けた」
「ありがとうございます!」
ティナとバルトが揃って頭を下げる。
「では、改めて――」
ギルド職員が大きく宣言した。
「ティナ・バルト、正式にCランク冒険者へ昇格と認めます!」
ギルドのロビーに小さな拍手が起こる。
いつもの喧噪の中に、温かな祝福の空気が流れた。
---
【夜・ユートの家】
テーブルに料理が並び、照明の明かりが柔らかく揺れる。
「いや~、やっぱり頑張った後の飯は最高だな!」
バルトが大きく肉を頬張りながら嬉しそうに笑う。
「ユートもありがと。いろいろ支えてくれて……」
ティナは真っ直ぐな目で礼を言う。
「本当に強くなったな。これからは、もっと幅広い依頼が受けられる」
ユートは二人の成長を噛みしめるように言った。
「次はBランクだな!」
「気が早いよ、バルト!」
そんな笑いが、今日だけは止まらなかった。
---
【翌朝・王都の市場通り】
朝の光が石畳を照らし、賑やかな商人たちの声が響く。
「で、ユート? 今日はどこへ行くんだ?」
バルトが小走りでユートの隣に並ぶと、ティナもその後ろに続いた。
「今日はお前たちの昇格祝いだ。Cランクになったんだから、それに見合う装備を持ってもらう」
「えっ……マジで!?」
「うそ……いいの?」
バルトもティナも目を丸くしてユートを見た。
「いいに決まってる。ここまでよく頑張ったからな。しっかりした武具を揃えて、次に備えよう」
---
【武具屋《鍛冶工房グランブル》】
武具屋の扉をくぐると、熱気と金属の香りが一気に押し寄せてくる。
中には、大小さまざまな武器や鎧がずらりと並び、職人らしき男たちが忙しく作業をしていた。
「おお、ユートさんじゃないか!」
奥から現れたのは、以前にも対応してくれた屈強な店主・バルド。
「今日はどうした?」
「この2人がCランクになったんだ。昇格祝いに、新しい武具を揃えてやりたくてな」
「ほう、それはめでたいな! ならばうちのCランク帯向け特注品を見せよう!」
---
「うおお……すげぇ!」
両手剣の棚の前でバルトが興奮気味に眺めていた。
選ばれたのは、黒鉄の両手剣。
刃に重みがあるが、バルトの筋力なら扱える。
斬撃時に“衝撃波”を伴う加工が施されており、見た目以上に威圧感があった。
「これ……今の俺なら振れる……!」
一方ティナは、実戦を見越した軽量の**片手剣《ミスリルフェンサー》**を手に取る。
「そろそろ火力が足りないかなと思ってた」
刃は細身だが、魔法金属ミスリルの加工がされており、軽く鋭く、魔力にも耐性がある。
「すごく……手に馴染む。これなら、もっと戦えるかも」
【会計】
「……っと、合計で金貨55枚になるな。ま、特注品だから安くはないが」
「構わない。良い物だ」
ユートが躊躇なく金貨袋を差し出すと、バルトとティナは思わず顔を見合わせた。
「ユート、本当にありがとう」
「この恩は、次の戦いで返す!」
ユートは笑って肩を叩いた。
「期待してるぞ。お前たちは、もう立派な“前線の冒険者”だからな」
---
【王都・防具屋《鋼羽(はがねば)防具店》】
武器を手に入れた3人は、次に通りの角を曲がった場所にある、防具専門店に足を運んだ。
店内は金属と革の匂いが漂い、整然と並ぶ鎧や防具が目を引いた。
「ようこそ、防具なら一通り揃ってるよ。ランクCに上がったなら、それ相応の装備が必要だね」
軽装中心に見繕い、バルトには上半身に着る軽量チェインメイルと強化革の脛当て、
ティナには動きやすさ重視の胸当てとガントレット、肩と太腿の防刃装備を購入。どれも軽装だが、素材は一級品。
「これ、軽いのに守ってくれるのすごい……」
「チェインの中に入ってる芯が魔獣の繊維でできててな。切れにくくて動きやすい」
会計は防具一式で金貨30枚。
---
【王都・魔道具店《マージナル工房》】
続いて向かったのは、王都でも評判の高い魔道具店。店内は香草のような香りと魔力の気配に包まれていた。
「いらっしゃい。今日はどんな魔道具をお探しで?」
「昇格祝いで、戦闘支援系の指輪を探してる。具体的には――身体強化系か魔力系」
「こちらになります」
店主が出してきたのは、いずれもランクC冒険者向けのステータス上昇系の指輪。
---
●バルト用:筋力強化の指輪
常時、筋力+10相当の効果。重い剣の振りがさらに鋭くなる。
●ティナ用:敏捷強化の指輪
移動時の反応速度と回避性能が向上。機動力特化型。
指輪は魔力供給型で、日常では負担にならず、戦闘時に効果を発揮。
「お代は……特別に、2つで金貨40枚でどうでしょう。これ、在庫の最後です」
「いい買い物だ」
ユートは迷わず購入。バルトとティナは恐縮しきりだったが――
「……大事に使って、もっと強くなる。絶対、恩返しするから」
ティナが指輪を左手にはめながら、決意をにじませて言った。
---
岩場に囲まれたダンジョンの入り口に、ユートたち3人の他に、一人の男が立っていた。
「ふむ、君たちが今回の受験者か。私はギルド本部から派遣された“監督役”のグレイスンだ」
筋の通った背筋と無駄のない動き。
軽装だが、腰に装備された細身の剣が只者ではないことを物語っていた。
「基本的に口出しはしないが、万が一のときは安全確保のために介入する。もちろん、合否には影響しない」
「つまり、見張られてるってことだな」
バルトが小声で言うと、グレイスンはうっすらと笑った。
「その通り。だが、君たちの実力を信じているよ」
---
【ダンジョン内部】
湿気がこもる洞窟に、4人の足音が響く。
先頭はバルト、その横にティナ、後方支援としてユートがつき、一番後ろにグレイスンが静かに歩いていた。
「前方に気配。ファングベア2体」
ユートが囁くと、グレイスンは何も言わず頷いた。
「ティナ、俺が引きつける。お前は横から回れ」
「了解!」
戦いが始まり、2人は今までの修行の成果を存分に発揮する。
俊敏に動くティナの斬撃。
力強く攻めるバルトの剣圧。
ユートは一切手を出さず、補助魔法すら唱えない。
数分の激闘の末、2体のファングベアは倒された。
「……見事だ」
グレイスンが静かに拍手する。
「連携、反応、状況判断。申し分ない。だが……本番はこれからだぞ?」
---
通路の奥、強い魔力の波動が響いていた。
「気づいてたか。……中ボス級、来るぞ」
ユートが呟き、バルトとティナが深く頷いた。
---
【ダンジョン内部・最奥手前の大広間】
奥へ進むと、空気が変わった。
湿った冷気に混じる、獣のような息遣い。
そこには、岩肌の広間に身を伏せていた魔物が、低く唸りを上げていた。
「……アイアンクロー・リザード」
ユートが名前を呟いた。
全長3メートルを超えるトカゲ型の魔物。
全身は岩のように硬い鱗で覆われ、前足には鉄の鉤爪のような鋭い爪が光る。
「完全にCランククラスだ。防御も攻撃力も一級品。迂闊に近づくと危ないぞ」
「……でも、逃げたくない」
ティナが剣を握る手に力を込める。
「俺たちでやるって決めたからな」
バルトもぐっと地面を蹴って前に出た。
グレイスンは後方で腕を組み、真剣な眼差しを送る。
「うおおおおおっ!」
バルトが大きく踏み込み、斬りかかる。
だがアイアンクロー・リザードは低く唸りながら体を回転させ、その尻尾で迎撃する。
「くっ……! 硬ぇ!」
「バルト、下がって! 私が隙を作る!」
ティナが俊敏に回り込み、敵の後脚へ一撃!
しかし鱗が硬すぎて、剣が浅くしか刺さらない。
「なら――《フェイント》!」
バルトが一旦後退するフリをし、そこから地を這うような斬撃を放つ。ティナも一瞬後に合わせて突きを入れた!
ガンッ!
魔物が呻き、前足を振り上げる。その隙を逃さず――
「――今だ、頭!」
2人の斬撃が交差し、魔物の喉元を同時に貫いた。
ゴゴゴッ……!
アイアンクロー・リザードが仰向けに倒れ、地面を揺らしながら絶命する。
「はあ……っ、やった……やったよね!?」
ティナが剣を構えたまま笑顔になる。
「決まった……っ! よっしゃあああっ!!」
バルトは倒れた魔物の前で思わずガッツポーズ。
「完璧な連携だった。手出しの必要すら感じなかったな」
ユートが満足げに笑う。
「文句なしだ」
グレイスンも一歩前に進み、真顔で頷いた。
「この結果をギルドに報告する。おめでとう。二人とも、Cランク昇格だ」
---
【王都・冒険者ギルド】
ダンジョンから戻り、ギルドの扉を開いたとき――
受付嬢のエルナがぱっと顔を輝かせた。
「お帰りなさい! 昇格試験、成功したんですね!」
「うん……ばっちり倒してきたよ!」
ティナが少し誇らしげに笑うと、バルトが拳を握りしめて続けた。
「俺たち、やったぞ。ちゃんと力を合わせて!」
後ろからゆっくりと歩いてきたグレイスンが、静かにギルド職員へ報告書を手渡す。
「二人とも、文句なしの合格だ。現場でしっかり見届けた」
「ありがとうございます!」
ティナとバルトが揃って頭を下げる。
「では、改めて――」
ギルド職員が大きく宣言した。
「ティナ・バルト、正式にCランク冒険者へ昇格と認めます!」
ギルドのロビーに小さな拍手が起こる。
いつもの喧噪の中に、温かな祝福の空気が流れた。
---
【夜・ユートの家】
テーブルに料理が並び、照明の明かりが柔らかく揺れる。
「いや~、やっぱり頑張った後の飯は最高だな!」
バルトが大きく肉を頬張りながら嬉しそうに笑う。
「ユートもありがと。いろいろ支えてくれて……」
ティナは真っ直ぐな目で礼を言う。
「本当に強くなったな。これからは、もっと幅広い依頼が受けられる」
ユートは二人の成長を噛みしめるように言った。
「次はBランクだな!」
「気が早いよ、バルト!」
そんな笑いが、今日だけは止まらなかった。
---
【翌朝・王都の市場通り】
朝の光が石畳を照らし、賑やかな商人たちの声が響く。
「で、ユート? 今日はどこへ行くんだ?」
バルトが小走りでユートの隣に並ぶと、ティナもその後ろに続いた。
「今日はお前たちの昇格祝いだ。Cランクになったんだから、それに見合う装備を持ってもらう」
「えっ……マジで!?」
「うそ……いいの?」
バルトもティナも目を丸くしてユートを見た。
「いいに決まってる。ここまでよく頑張ったからな。しっかりした武具を揃えて、次に備えよう」
---
【武具屋《鍛冶工房グランブル》】
武具屋の扉をくぐると、熱気と金属の香りが一気に押し寄せてくる。
中には、大小さまざまな武器や鎧がずらりと並び、職人らしき男たちが忙しく作業をしていた。
「おお、ユートさんじゃないか!」
奥から現れたのは、以前にも対応してくれた屈強な店主・バルド。
「今日はどうした?」
「この2人がCランクになったんだ。昇格祝いに、新しい武具を揃えてやりたくてな」
「ほう、それはめでたいな! ならばうちのCランク帯向け特注品を見せよう!」
---
「うおお……すげぇ!」
両手剣の棚の前でバルトが興奮気味に眺めていた。
選ばれたのは、黒鉄の両手剣。
刃に重みがあるが、バルトの筋力なら扱える。
斬撃時に“衝撃波”を伴う加工が施されており、見た目以上に威圧感があった。
「これ……今の俺なら振れる……!」
一方ティナは、実戦を見越した軽量の**片手剣《ミスリルフェンサー》**を手に取る。
「そろそろ火力が足りないかなと思ってた」
刃は細身だが、魔法金属ミスリルの加工がされており、軽く鋭く、魔力にも耐性がある。
「すごく……手に馴染む。これなら、もっと戦えるかも」
【会計】
「……っと、合計で金貨55枚になるな。ま、特注品だから安くはないが」
「構わない。良い物だ」
ユートが躊躇なく金貨袋を差し出すと、バルトとティナは思わず顔を見合わせた。
「ユート、本当にありがとう」
「この恩は、次の戦いで返す!」
ユートは笑って肩を叩いた。
「期待してるぞ。お前たちは、もう立派な“前線の冒険者”だからな」
---
【王都・防具屋《鋼羽(はがねば)防具店》】
武器を手に入れた3人は、次に通りの角を曲がった場所にある、防具専門店に足を運んだ。
店内は金属と革の匂いが漂い、整然と並ぶ鎧や防具が目を引いた。
「ようこそ、防具なら一通り揃ってるよ。ランクCに上がったなら、それ相応の装備が必要だね」
軽装中心に見繕い、バルトには上半身に着る軽量チェインメイルと強化革の脛当て、
ティナには動きやすさ重視の胸当てとガントレット、肩と太腿の防刃装備を購入。どれも軽装だが、素材は一級品。
「これ、軽いのに守ってくれるのすごい……」
「チェインの中に入ってる芯が魔獣の繊維でできててな。切れにくくて動きやすい」
会計は防具一式で金貨30枚。
---
【王都・魔道具店《マージナル工房》】
続いて向かったのは、王都でも評判の高い魔道具店。店内は香草のような香りと魔力の気配に包まれていた。
「いらっしゃい。今日はどんな魔道具をお探しで?」
「昇格祝いで、戦闘支援系の指輪を探してる。具体的には――身体強化系か魔力系」
「こちらになります」
店主が出してきたのは、いずれもランクC冒険者向けのステータス上昇系の指輪。
---
●バルト用:筋力強化の指輪
常時、筋力+10相当の効果。重い剣の振りがさらに鋭くなる。
●ティナ用:敏捷強化の指輪
移動時の反応速度と回避性能が向上。機動力特化型。
指輪は魔力供給型で、日常では負担にならず、戦闘時に効果を発揮。
「お代は……特別に、2つで金貨40枚でどうでしょう。これ、在庫の最後です」
「いい買い物だ」
ユートは迷わず購入。バルトとティナは恐縮しきりだったが――
「……大事に使って、もっと強くなる。絶対、恩返しするから」
ティナが指輪を左手にはめながら、決意をにじませて言った。
---
13
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる