アホスキル【ローションまみれ】のせいで異世界無双は諦めました。

猫飼いたい

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第2話 アホスキル

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「おおっ......」

 まず最初に目に入ったのは、浜辺だった。
 さらさらとして綺麗な白砂、寄せては返す波は太陽の光を反射して煌々と輝いていた。
 微かに香る潮の匂いが俺の鼻腔をくすぐる。

 ただ純白で埋め尽くされた質素な空間から、色彩のついた景色に変わっただけで、ちょっとした感動が胸に広がった。
 どうやら転生はちゃんと成功したようだ。
 この景色から思ったのは、よくある始まりの街や中世風の雰囲気とは程遠いことだ。
 間違えて南国にバカンスでもしにきた気分だ。
 でもまあ、こんな異世界から幕が開けるのも新鮮ではあるか。

「しかし、ほんとに転生しちゃったなぁ」 

 正直、先程まではどこか半信半疑であったのだか、実際にこうして身をもって体験すると凄い経験をしているな。
 なんだかしみじみとした気分になる。

「すげー」

 小学生並みの感想を呟き、俺は数分の間、その南国リゾートみたいな景色を凝然と眺めていた。

 そんな感傷に浸り続けるのも、折を見て切り上げる。
 さあ、心機一転、ここから俺の第二の人生が始まる。
 やはり全てがゼロからのスタートであるわけだし、ワクワク半分、不安半分って面持ちであるわけだが、物語はもう始まってしまったのだ。
 いつまでもここでアクションを起こさず、じっとしていてもしょうがない。

 よし、じゃあまずは己の状態から確認しよう。
 今の俺は、両足で直立している。
 言うまでもないが、赤ん坊からのスタートではない。
 そこら辺は神様の匙加減に任せているので特に不満もない。
 声の低さから考えるに成人はしているだろう。

 全身見回し、自分の体に触れたりして各所を確認する。
 どうも俺はいかにも初期衣装ですって感じの地味目な衣服を着衣していた。
 どこにでも売ってそうな焦茶色のレザーの服装、腰には小さなバックが巻き付いている。
 中身を開けると小さなナイフが入っていた。
 一見すると戦闘で使えそうにない非戦闘用のナイフだと思った。調理用のナイフだろうか。
 更にバックを漁ってみるが、通貨らしきものも所持していない。
 どうやらまともな道具は入っていないようだ。
 少しくらい所持金はあると思ったが。

「アイテムウィンドウとか出ないのかな」

 と思ったら、口にした瞬間、目の前にインベントリが表示された。

「うおっ、びっくりした」 

 その内容は、腰バックにあったものと同じ、調理用ナイフが一本あるだけだった。
 目視でも確認したが所持金は0だった。

「しかし暑いな」 

 カラッとした太陽が容赦なく俺を照りつける。
 ここは湿度はそこまで高くなさそうだが、気温の方は程よく高いのだろう。
 俺はじんわりと額に汗をかきはじめた。
 上着を脱ごう。季節でいえば今は夏かもしれない。

 背後を振り返ると、独特の形をした木が何十本とバラバラに立ち並んでいた。
 ちょうど俺に対して影が伸びていたので、その日陰で涼むことにする。

 そして、俺は重要な事を確認してみる。

「えっと、ステータスオープン......か?」

 とりあえず、例の言葉を口に出して言ってみた。
 お約束なら、ここでステータスオープンと唱えると、中空にこの世界での俺のステータスが表示されるはずだ。
 するとすぐに、ブゥン、と音がして眼前に表示された。

「お、本当に出た」 

 さあ、鬼が出るか蛇が出るか。

 この頃の俺はまだ楽観的だった。
 神様のあの言葉や態度に、特に不審がる点が無かったからだ。
 しかし俺のピュアな期待はすぐに裏切られることになる。

 俺の今のステータスは御覧の通りだ。

名前 ヤマダ・コタロー
LV     1
種族 人間族
体力     100
魔力     100
筋力 5
耐久   5
俊敏 5
属性 水
称号 ローション初心者
通常スキル 
・鑑定
・アイテム収納
オリジナルスキル
『ローションまみれ』
スキル熟練度 F

 表示されたステータスを一つ一つ確認していく。
 レベルは1からのスタートで、やはり人間族のようだ。他のステータスに関しても 最初は一様に5が最低値のようだ。
 さて、俺のオリジナルスキルとやらは......。

「ん?」

 そこで、俺は見慣れない文字を見た。

 称号『ローション初心者』
 オリジナルスキル『ローションまみれ』

 果たして、これは一体どういう能力なんだろうか?

「ええっと、ローションっていうのは何を表しているんだ?」

 もちろん何かの比喩であるはずだが、俺には想像もつかない。
 だがローションっていうのはつまり、あのローションのことか? 
 いや、そんな直接的なことはないか……。
 属性で分類するなら俺は水属性にあたるようだが。

「…………」

 ごくり、と俺は生唾を飲んだ。
 いやいや、ちょっと待ってくれよ。
 まさかそんなはずはない。
 流石に神様のユーモアあるジョークってだけだよな?

 俺は何故か暑さとは違う、謎の冷や汗をかいていた。
 正体不明の焦燥感を覚えながら考え込んでいると、使用できるスキルという欄を発見したので、おそるおそるタップしてみる。

『使用できるスキル』
・ローションボール
 魔力を4消費し、ローションで形成されたボールを打ち込む。

「な、なんだこれは......」

 なんだこの、バカが考えたようなスキルは。
 そういえば神様は、あの時オリジナルスキルとは明言していたものの、それがチートスキルだとは一言も発していなかった。

 「……だ、騙された。こんなのは詐欺だ」

 俺が現在直面している意味不明な現実を、脳は簡単には受け入れることが出来ない。
 あの時の会話のやり取りを激しく後悔をしていると、そこで。

「バナー!」

 と、妙に甲高い鳴き声が聞こえて、頭部に何かが落下する。

「いてっ!」

 っと、反射的に声が出てしまったが、別にたいして痛くはなかった。
 俺の頭上に落下したもの、それはバレーボールくらいの大きさと丸みを帯びている球体だった。
 頭部にこそ直撃したが、モフモフとした感触で柔らかかっため無事である。
 もしこれがヤシの実くらいの硬さのもので、打ちどころが悪ければ、俺は再びあの世に逆戻りだっただろう。

「バナァ!」

 いや、これは球体ではなく、どうも生き物のようだ。
 でもこんな生物、生前一度も出会った事はない。
 そいつは、ぐるぐると喉を鳴らし俺の方をずっと見ている。
 ぱっと見、愛らしい感じのバナナのマスコットキャラにしか見えないが。

 もしかすると......。
 俺の頭にはある予感が浮かぶ。
 そのマスコットみたいな奴は、キッ!と俺のことを鋭く睨んだ後、こちらに向かって跳躍した。

「やっぱり、こいつモンスターか!?」

 そのモンスターの突然の不意打ちに、すんでのところで俺は回避する。
 今、明らかに奴から攻撃の意志が見て取れた。
 異世界にて初めて遭遇する、本物のモンスターだ。

 しかしこいつ、一体どこから現れた?
 空から降ってきたよな。
 俺は上空に視線を移すと、そこには目を見張るものがあった。
 奴は空から降ってきたのではない。
 背後にそびえていた木の上の部分に、バナナ型のモンスターが何体も実っていた。 
 その内の一体が俺の存在に勘付き、先制攻撃を仕掛けてきたのだ。
 周りをぐるりと見回すと、どの木にもバナナが沢山実っていた。
 つまりここは、モンスターの生息地だったのだ。

 奴らに注視してみると、鑑定スキルが発動し、バナナの妖精(LV1)と表示された。 
 いやめちゃくちゃ弱いな。
 でも最初に遭遇するモンスターなら、これくらいが普通ではあるか。
 言わばこれをゲームで例えるなら、現在俺はチュートリアルを受けている最中という訳だ。

 てか、最初にエンカウントするのがバナナの敵モンスターって悪趣味極まりないぞ。
 俺はバナナによって殺されたと言っても過言じゃないというのに。
 そんなモンスターが生息する所に俺を飛ばすってのは、中々パンチの効いた皮肉だ。
 あの神様、もしかしてナチュラルサイコなのか?

 バナナの妖精は依然、臨戦状態のままだ。
 このまま放っておいたら、また勇猛果敢に突撃してくるだろう。

「クソッ、やっぱ戦うしかないのか」

 でも戦うといったってどうする。
 備え付きの武器と呼べるものは、腰バックにあった非戦闘用のバターナイフみたいなやつだけだ。
 俺には『ローションまみれ』とかいう、果たして戦闘でまともに活躍出来るのか眉唾ものすぎる謎スキルしかない。
 いや、だが、物は試しか。
 丁度、相手のレベルだって低い。
 こいつにスキルの試し撃ちしてみよう。

 俺のオリジナルスキルとやらの『ローションまれ』、そして、俺が唯一使用できる技の、『ローションボール』
 俺は神様に、程よく強いスキルで、とお願いした。
 俺の意見をちゃんと聞き入れてくれたなら、戦闘で全く使えないという訳はないだろう。

「やってやる!」

 ええいままよ、と俺は高らかに叫んだ。
 食らえ、前世の恨みだ!

「ローションボール!」

 右手をバナナの妖精がいる方向にスッとかざす。
 すると、俺の右手が次第にぬめぬめと濡れてきて、手のひらの汗腺から水の球、改め、ローションの球が、みるみる集まり形成されていく。
 ある一定の大きさまで膨らんだと思ったら、ズドン!という感覚と共に、それは射出された。
 思いの外の反動に驚き、俺は一歩後ろに後ずさる。
 魔力を4消費し、ローションで作られた水球は、勢いそのままにバナナの妖精へと直撃した。

「どうだ!?」

 何故だろう。
 意外なことに、謎の手応えがあった。
 これが魔力を消費して、スキルを使用するという感触なのかと俺は未知の体験に少し感動していた程だ。

 しかし、そんな感動も束の間。
 バナナの妖精は衝撃で後ろに、どてん、と背中から倒れただけだった。
 ローションボールをまともに食らい、全身がべとべとになって、身動きが取れずらそうだ。  

「バ、バナァ!」 

 ただ、全身がべとべとになっただけだった。

「いやいやいやいや」

 まじかこれ。
 敵も弱いが、俺のスキルはもっと弱いだろ。

「なんだこの、アホみてぇなスキルは......」

 俺は肩をガックリと落とした。淡い希望は砕け散った。
 馬鹿馬鹿しい。何を俺は期待していたんだ。

「神様、ひどいよ......」

 別に強くなくていいって言ったのは俺の方だけど、それでも出来るならもっとカッコイイのがよかった……。

 始まる前から終わったようだ、俺の異世界成り上がりストーリーは。
 あの時、ちゃんと最強のチートスキルを貰っておけば良かったんだ。
 なんでちょっと見栄張っちゃったんだろう。
 今時熱苦しい努力なんて必要ない、最初から爽快なチートスキルで良かったじゃん。
 こんなアホスキル押し付けられるなら最初から最強で良かったよ。

「バナ、バナ、バナァ!」

 バナナの妖精は不快そうに全身を身じろぎさせている。
 そいつを見ていると、俺は段々とイライラしてきた。

「クソがああああああああ!!」

 咆哮し、振り返り、俺はそびえていたバナナの妖精が何体も宿る木に、思いっきり回し蹴りをした。
 衝撃で木からポロポロと大量にバナナの妖精が落下してくる。
 俺は力の限りそいつらをぶん殴った。
 一心不乱に、ストレスを発散するように、鬼の形相が如く、殴る蹴るの殴打を続けた。
 暴行の限りを尽くしている時に耳に入ってくるバナナの妖精たちの断末魔が、心地よく俺の脳へと染みる。

 そうして、普通にぶん殴って倒した。
 六体ほど殺ったところで、脳内でレベルアップした時のような電子音が鳴り響く。

 俺は即座にステータスを確認してみた。

名前 ヤマダ・コタロー
年齢 20
LV     2
種族 人間族
体力     105
魔力     105
筋力 22
耐久 10
俊敏 13
属性 水
称号 ローション初心者
通常スキル 
・鑑定
・アイテム収納
オリジナルスキル
『ローションまみれ』
スキル熟練度 F

 レベルが2になったようだ。
 殴る蹴るの純粋な暴力が経験値となったのか、筋力のステータスが耐久や俊敏と比べて多めに上がっていた。

「まだだ、まだ足りねぇよ!」

 たった六体屠っただけでは、俺の鬱憤が晴れることはない。
 そこら中に何本も生えているバナナの木に向かって、俺は何度も何度も全力でタックルし、木を大きく揺する。
 するとコインゲームのメダルのように、じゃらじゃらとバナナの妖精は落ちてきた。
 俺は口端に笑みを浮かべながら、拳を深くを握りしめる。

「うおおおおおおおおおおおお!!」

 そこからは無心だった。
 スキルなんて全く使う余地もなく、ただ拳で雑魚モンスターを殴り、蹴り、噛みつき、踏みつけ、千切っては投げ、千切っては投げた。
 そうして、俺は数時間かけてバナナの妖精を倒し、その全てを狩り尽くした。

「はあっ、はあっ、......ちょっとはスッキリしたぜ」

 流石にどっと疲労感がやってきて、肩で荒い呼吸を繰り返す。
 辺りには瀕死状態のバナナの妖精が、幾重にものさばり、地獄絵図のような有り様だった。

 一方的な蹂躙を繰り広げている間も、何度も俺の頭の中でレベルアップの音が反芻していたが、虐殺に夢中になっており全てを無視していた。

 よし、改めてステータスを確認しよう。
 どれどれ、楽しみだ。

名前 ヤマダ・コタロー
年齢 20
LV     8
種族 人間族
体力     300
魔力     125
筋力 99
耐久 32
俊敏 40
属性 水
称号 ローション初心者 
通常スキル 鑑定
オリジナルスキル
『ローションまみれ』
スキル熟練度 F

 レベルは2から8まで一気に跳ね上がり、筋力は99まで大きく上昇していた。
 その際スキルは一度も使用しなかったため、魔力などほとんど増えておらず、当然スキル熟練度とやらもFから変動はない。

「はぁ。にしても、こっからどうすっかな」

 座り込み、溜息をつく。
 次に俺がやることと言えば、なんだろう。
 まず、誰でもいいから人に会いたいな。
 会って、会話がしたい。
 その人にこの世界の事を色々尋ねてみよう。
 俺はこの世界について知らなすぎる。

 目下の目的としては、まず街を目指してみようと思った。
 一体街がどの方角にあるのかすら検討がつかないが、とりあえずここを離れよう。
 いつまでも長居していても仕方がない。

 しばらく休憩して、息が整ったところで、俺は立ち上がる。
 俺が先程までケツに敷いていたのは、殴り倒したバナナの妖精たち。
 ところでこいつら、売れんのかな。  
 レベル1の雑魚モンスターなんて大した価値もないか。
 なら食用としてどうだろう? 一口齧ってみるか。
 俺はバナナの妖精を手で掴み取り、とりあえず匂いを嗅いでみる。
 いや、こんな得体の知れないもの食べて、腹を下したら嫌だし今はやめておこう。
 だがまあ二、三個くらい持ってくか。

 現状所持金ゼロの一文無しである訳だから、街に行って職を探しに行かねばならない。
 セオリーで言うならギルドとかにも行った方がいいんだろうか?
 果たして俺のスキルが役に立つとは、とてもじゃないが想像できない。
 やはり冒険者になれる気はしないな.......。
 将来を考えると、どんどん不安になってきた。

 ここを離れようとした時、ローションに絡め取られて動けなくなっているバナナの妖精が目に入った。
 最初に攻撃してきた一体目だ。
 俺はそいつを踏んづけてトドメをさしてやろうと思ったが、嫌な予感がして踏み止まった。
 そのバナナの妖精の表面が、ローションにまみれてテカっている。
 今そいつを踏んづけたら、もしかしたら俺は滑るかもしれない。
 仮に滑ったとしたら、後頭部を打つ可能性がでてくる。
 後頭部を打ち付けて死ぬ。
 それは前世の俺の死因と全く同じだ。
 流石に二度、同じ轍は踏むまい。

 ここは見逃してやろう。

「運が良かったな」

 吐き捨て、俺はどんよりとした気分で歩き始めた。
 方角も場所も分からない、まだ見ぬ街を目指して。
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