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恋愛編
閑話2「愛の証明」②
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その後、真白は心美を幼稚園に送り、私は流し台の洗い物を片付け、すべきことをしていた。
4個ほどの机が壁に沿って並べられた仕事部屋。その中のひとつに座り、私は2つのモニターと向かい合う。液晶パネル搭載のペンタブ(所謂液タブ)を使って、私はモニターに映されたラフ画の原稿を睨み付けていた。
姫川詩子、33歳。一児の母となった私は、驚くべきことに、漫画家になることに成功していたのだ。
デビューを果たしたのは27歳の時。それから一度作品が打ち切りに合って、29の時に2度目の作品掲載となり、現在まで連載が続いている。
某漫画では、「漫画でちゃんと生計が立てられていないのなら、漫画家とは言えない」と言うような趣旨の台詞もあったが、4年もの間ちゃんと続けていられているのだから、もう立派に漫画家を名乗っても良いだろう。
作品の内容は、割と王道的な少年バトル漫画と言う感じだ。生来より絵が上手かったのもあって、ネットでエゴサをすると、戦闘シーンの描き方が毎回良いと上々の評価だ。前作がコテンパンに批判されてたこともあり、正直嬉しみが強い。
ちなみにだが、旦那の真白は現在ラノベ作家をしている。そのためストーリーの意見を貰うことはあれど、この作品に真白はあまり関与していない。
真白を原作にすれば、正直かなり面白い物が作れるだろうとは思っている。でも、自分の実力を付けると言う意味でも、私はアイツに頼りたくはなかったのだ。言わば彼は最後の切り札だ。
真白のストーリーに関する能力は正直チートだ。
まず、数がヤバい。現在2つほどシリーズを刊行しながら、ネットで趣味の作品を書いていると言う、3作同時進行をしやがっている(その代わり趣味の方は少し更新が遅いのだが)。つまりそれだけ1作に対する時間と労力が割かれる訳で、それなのに、真白はちゃんと『面白い』と言って貰える形で全ての作品を描き切っている。
加えて、アイツは既に『終わらせた』シリーズがある。大学時代からやべぇやべぇとは思っていたが、まさかこんなにも大成するとは、私も思っていなかった。
とは言え、彼も彼で順風満帆では無かったのだが。新人賞には3回ほど落ちてたし、曰く「上手く行ってるのは、自分の書きたいものを100パーセント詰め込んだ内容じゃない」らしい。
私は下書きにペン入れを施していく。古いレイヤーに重ねていくように線を引いていき、良い感じになったら下書きのレイヤーを消していく。
ドライアイになるんじゃないかと言うくらいにペンタブを睨み、納得ができないと『戻る』のボタンを押し、それを何度も何度も繰り返す。あれも違う、これも違うと原稿を描いていると、ふと、頭の中でピカンと閃く。
――このシーン、こうした方が面白いんじゃね?
私はアイデアが浮かんだ途端、ペン入れの手を止め、「んん……」とうなり声をあげた。
以前、真白とプロットの話をしていたことがある。真白はその時、『プロットはあくまで物語の解像度を上げるためだけに書いている』と言っていた。
つまりは、そのシーンのイメージをより鮮明にするためだけにプロットは書いていて、物語の細かな内容は、文章を書いているその場のノリで決めている、ということだ。私は最初、「へぇー、そんなことできんのか、すげぇ」と思っていたが、それなりにプロとして年月を重ねると、彼の言葉がよくわかるようになっていた。
仕上げをしていると、十中八九「別のやり方」が浮かぶのだ。それが時として、どん詰まりになっていた問題を解決してしまったりもするから厄介だ。
だが、ペン入れの段階での閃きは、かなり厄介だ。なにせ、担当の編集者に渡した内容と違う物を見せなければならないし、何よりも、ページ数が増えたりコマが増えたりして、作業量が一気に膨大になる。
しかし、こういう時は、大概「面倒くさい方」へと舵を切った方が良かったりするのだ。私はしばらく眉間にシワを寄せてから、「やるかぁ」とため息を吐いた。
と、その時。家のドアが開く音がして、「ただいま」と真白の声が聞こえた。
「お、帰ってきた」
私は立ち上がり、玄関へと向かう。
真白は靴を脱いで、ちょうどよく玄関へと上がっている所だった。
「おかえり、真白」
「ただいま。……原稿してたの?」
「ん。ちょい、閃いてさ。なんか、また予定とは違う流れになりそう」
「ありゃ。何か手伝うかい?」
「今はいいかな。とりあえず、内容をまとめないと」
私と真白は話しながら、リビングへと戻る。私はそこでふと、真白が出かけ際に言った言葉を思い出した。
「そういえば、真白。……何か、話したいことがあるって言ってたけど」
「ああ、そうだった」
真白はハッと思い出したように私の言葉に反応する。私は「おいおい、娘のことだろ」と真白にツッコミを入れた。
「ん。そう。心美のことで、どうしても言わなくちゃいけないな、って思って」
「まあ、わかった」
私は言いながら、食卓に座る。真白もそれに合わせて、私の対面に座った。
――最悪、喧嘩になるかもしれないなぁ。私は嫌な予感を感じて、少しだけ眉間にしわが寄った。
「詩子。単刀直入に言うけど、あの子のお弁当、無理しなくていいよ?」
……やはり、お弁当のことだったか。私は真白の言葉を聞いて、小さくため息を吐いた。
「いやさぁ。でも、真白。私は、あの子に笑っててほしいから。あの子がお願いって言ったのだから、そりゃ叶えてやりたいんだよ」
「気持ちはわかる。けど、今回の場合は少し考えた方がいいよ。あの子、言っちゃいけないことを君に言ったんだから」
「――それって、なに?」
「“本当は私を愛していないから、お弁当がかわいくないんだ”って」
私は真白の言葉を聞いて、表情をしかめて、口を閉ざしてしまった。
「こんなことは言いたくないけど、あの子のアレは、君を言いなりにするための言葉だよ。だからこそ、あの子の言うことは聞いちゃいけないと思う」
「……自分の娘に、そんな――」
「詩子」
真白は私が言いかけた言葉を、ピシャリと止め、少しだけ怖い表情で私を睨んできた。
「子供を作るときに、擦り合わせたよね。自分の家族だからって、特別扱いはしちゃダメだって」
「――あ、」
「人付き合いって、ちょっとドライな位がちょうどいいんだよ。どんなものでも。でないと、冷静に物事を見られなくなる。自分の子供だからって全部を肯定するのは、自業自得で炎上したVを擁護する害悪オタクと変わらないよ」
私は真白の言葉に押し負けてしまった。
――言い方は腹が立つけれど、言っていることは正論だ。確かに、愛娘とは言え、『愛』を担保に私に何かをねだるのは、間違いなくダメなことだ。
私が親としてすべきことは、あそこで「そんなことを言っちゃダメだ」と、あの子にちゃんと言い返すことだった。お弁当を作るか作らないかは別として、あの言葉を、あのタイミングで出したこと自体を咎めるべきだったのだ。
そうでないと、他人を都合良く操ろうとする大人になるかもしれない。私は額を押さえて、ゆっくりとため息を吐いた。
――と。
「……えっと、ごめん」
真白が突然、私に向かって謝罪をした。
「今のは流石に、言い方が悪かった。もうちょっと、やんわりとした言葉を使うべきだった」
「あ、」
真白が先に謝ったのを聞き、私は、彼の言い方に対する不快感が少し和らぐのを感じ、
「い、いいよ。別に。……正論だし」
「正論でも、煽るような言葉を使っちゃったから。オタクがどうこうって言うのは、言うべきじゃなかった」
「……まあ。でも、私だって、うん。あの子への対応、間違えたから」
私は言って、大きくため息を吐いた。
「……でも、真白」
「ん?」
「私、それでも、あの子のために頑張りたいよ。だって、あの子がそんなことしたのだって、本当にかわいいお弁当が欲しいからだと思うから。……自分の子供なんだから、喜ばせてあげたいのよ」
「……そうだね。うん。それは、悪いことじゃない。でも、無理はしちゃダメだよ。僕だって料理はできるし、いくらでも代わってあげるから」
「ん、うん。でも、私、自分でやりたいって思ってるから。だから、大丈夫だよ」
「――詩子。それについてもなんだけど――」
真白が何かを言いかけたその時、
「おつかれさまでーす」
一人の、若い男の声が響いた。
「あ、アシスタントさん来ちゃった」
「あ、うん。……今はここまでにしよう」
「ん。また今度ね」
私は真白に頷いて、玄関の方へと向かう。そして上がり込んできたいかにもなオタク然とした男の人に、「ごめん、ちょっと旦那と話してたから」と話しかけ、仕事部屋に彼を招き入れた。
4個ほどの机が壁に沿って並べられた仕事部屋。その中のひとつに座り、私は2つのモニターと向かい合う。液晶パネル搭載のペンタブ(所謂液タブ)を使って、私はモニターに映されたラフ画の原稿を睨み付けていた。
姫川詩子、33歳。一児の母となった私は、驚くべきことに、漫画家になることに成功していたのだ。
デビューを果たしたのは27歳の時。それから一度作品が打ち切りに合って、29の時に2度目の作品掲載となり、現在まで連載が続いている。
某漫画では、「漫画でちゃんと生計が立てられていないのなら、漫画家とは言えない」と言うような趣旨の台詞もあったが、4年もの間ちゃんと続けていられているのだから、もう立派に漫画家を名乗っても良いだろう。
作品の内容は、割と王道的な少年バトル漫画と言う感じだ。生来より絵が上手かったのもあって、ネットでエゴサをすると、戦闘シーンの描き方が毎回良いと上々の評価だ。前作がコテンパンに批判されてたこともあり、正直嬉しみが強い。
ちなみにだが、旦那の真白は現在ラノベ作家をしている。そのためストーリーの意見を貰うことはあれど、この作品に真白はあまり関与していない。
真白を原作にすれば、正直かなり面白い物が作れるだろうとは思っている。でも、自分の実力を付けると言う意味でも、私はアイツに頼りたくはなかったのだ。言わば彼は最後の切り札だ。
真白のストーリーに関する能力は正直チートだ。
まず、数がヤバい。現在2つほどシリーズを刊行しながら、ネットで趣味の作品を書いていると言う、3作同時進行をしやがっている(その代わり趣味の方は少し更新が遅いのだが)。つまりそれだけ1作に対する時間と労力が割かれる訳で、それなのに、真白はちゃんと『面白い』と言って貰える形で全ての作品を描き切っている。
加えて、アイツは既に『終わらせた』シリーズがある。大学時代からやべぇやべぇとは思っていたが、まさかこんなにも大成するとは、私も思っていなかった。
とは言え、彼も彼で順風満帆では無かったのだが。新人賞には3回ほど落ちてたし、曰く「上手く行ってるのは、自分の書きたいものを100パーセント詰め込んだ内容じゃない」らしい。
私は下書きにペン入れを施していく。古いレイヤーに重ねていくように線を引いていき、良い感じになったら下書きのレイヤーを消していく。
ドライアイになるんじゃないかと言うくらいにペンタブを睨み、納得ができないと『戻る』のボタンを押し、それを何度も何度も繰り返す。あれも違う、これも違うと原稿を描いていると、ふと、頭の中でピカンと閃く。
――このシーン、こうした方が面白いんじゃね?
私はアイデアが浮かんだ途端、ペン入れの手を止め、「んん……」とうなり声をあげた。
以前、真白とプロットの話をしていたことがある。真白はその時、『プロットはあくまで物語の解像度を上げるためだけに書いている』と言っていた。
つまりは、そのシーンのイメージをより鮮明にするためだけにプロットは書いていて、物語の細かな内容は、文章を書いているその場のノリで決めている、ということだ。私は最初、「へぇー、そんなことできんのか、すげぇ」と思っていたが、それなりにプロとして年月を重ねると、彼の言葉がよくわかるようになっていた。
仕上げをしていると、十中八九「別のやり方」が浮かぶのだ。それが時として、どん詰まりになっていた問題を解決してしまったりもするから厄介だ。
だが、ペン入れの段階での閃きは、かなり厄介だ。なにせ、担当の編集者に渡した内容と違う物を見せなければならないし、何よりも、ページ数が増えたりコマが増えたりして、作業量が一気に膨大になる。
しかし、こういう時は、大概「面倒くさい方」へと舵を切った方が良かったりするのだ。私はしばらく眉間にシワを寄せてから、「やるかぁ」とため息を吐いた。
と、その時。家のドアが開く音がして、「ただいま」と真白の声が聞こえた。
「お、帰ってきた」
私は立ち上がり、玄関へと向かう。
真白は靴を脱いで、ちょうどよく玄関へと上がっている所だった。
「おかえり、真白」
「ただいま。……原稿してたの?」
「ん。ちょい、閃いてさ。なんか、また予定とは違う流れになりそう」
「ありゃ。何か手伝うかい?」
「今はいいかな。とりあえず、内容をまとめないと」
私と真白は話しながら、リビングへと戻る。私はそこでふと、真白が出かけ際に言った言葉を思い出した。
「そういえば、真白。……何か、話したいことがあるって言ってたけど」
「ああ、そうだった」
真白はハッと思い出したように私の言葉に反応する。私は「おいおい、娘のことだろ」と真白にツッコミを入れた。
「ん。そう。心美のことで、どうしても言わなくちゃいけないな、って思って」
「まあ、わかった」
私は言いながら、食卓に座る。真白もそれに合わせて、私の対面に座った。
――最悪、喧嘩になるかもしれないなぁ。私は嫌な予感を感じて、少しだけ眉間にしわが寄った。
「詩子。単刀直入に言うけど、あの子のお弁当、無理しなくていいよ?」
……やはり、お弁当のことだったか。私は真白の言葉を聞いて、小さくため息を吐いた。
「いやさぁ。でも、真白。私は、あの子に笑っててほしいから。あの子がお願いって言ったのだから、そりゃ叶えてやりたいんだよ」
「気持ちはわかる。けど、今回の場合は少し考えた方がいいよ。あの子、言っちゃいけないことを君に言ったんだから」
「――それって、なに?」
「“本当は私を愛していないから、お弁当がかわいくないんだ”って」
私は真白の言葉を聞いて、表情をしかめて、口を閉ざしてしまった。
「こんなことは言いたくないけど、あの子のアレは、君を言いなりにするための言葉だよ。だからこそ、あの子の言うことは聞いちゃいけないと思う」
「……自分の娘に、そんな――」
「詩子」
真白は私が言いかけた言葉を、ピシャリと止め、少しだけ怖い表情で私を睨んできた。
「子供を作るときに、擦り合わせたよね。自分の家族だからって、特別扱いはしちゃダメだって」
「――あ、」
「人付き合いって、ちょっとドライな位がちょうどいいんだよ。どんなものでも。でないと、冷静に物事を見られなくなる。自分の子供だからって全部を肯定するのは、自業自得で炎上したVを擁護する害悪オタクと変わらないよ」
私は真白の言葉に押し負けてしまった。
――言い方は腹が立つけれど、言っていることは正論だ。確かに、愛娘とは言え、『愛』を担保に私に何かをねだるのは、間違いなくダメなことだ。
私が親としてすべきことは、あそこで「そんなことを言っちゃダメだ」と、あの子にちゃんと言い返すことだった。お弁当を作るか作らないかは別として、あの言葉を、あのタイミングで出したこと自体を咎めるべきだったのだ。
そうでないと、他人を都合良く操ろうとする大人になるかもしれない。私は額を押さえて、ゆっくりとため息を吐いた。
――と。
「……えっと、ごめん」
真白が突然、私に向かって謝罪をした。
「今のは流石に、言い方が悪かった。もうちょっと、やんわりとした言葉を使うべきだった」
「あ、」
真白が先に謝ったのを聞き、私は、彼の言い方に対する不快感が少し和らぐのを感じ、
「い、いいよ。別に。……正論だし」
「正論でも、煽るような言葉を使っちゃったから。オタクがどうこうって言うのは、言うべきじゃなかった」
「……まあ。でも、私だって、うん。あの子への対応、間違えたから」
私は言って、大きくため息を吐いた。
「……でも、真白」
「ん?」
「私、それでも、あの子のために頑張りたいよ。だって、あの子がそんなことしたのだって、本当にかわいいお弁当が欲しいからだと思うから。……自分の子供なんだから、喜ばせてあげたいのよ」
「……そうだね。うん。それは、悪いことじゃない。でも、無理はしちゃダメだよ。僕だって料理はできるし、いくらでも代わってあげるから」
「ん、うん。でも、私、自分でやりたいって思ってるから。だから、大丈夫だよ」
「――詩子。それについてもなんだけど――」
真白が何かを言いかけたその時、
「おつかれさまでーす」
一人の、若い男の声が響いた。
「あ、アシスタントさん来ちゃった」
「あ、うん。……今はここまでにしよう」
「ん。また今度ね」
私は真白に頷いて、玄関の方へと向かう。そして上がり込んできたいかにもなオタク然とした男の人に、「ごめん、ちょっと旦那と話してたから」と話しかけ、仕事部屋に彼を招き入れた。
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