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サブストーリー1【いじめはいじめられる方が悪い】
11 了
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休みが明け、吉田航平は歯を食いしばり、目に力を込めて大学内を歩いていた。
時刻は12時を過ぎた頃。ちょうど昼食時であり、吉田はある人物と会うために、学食へと赴いていた。
元より動作にどこか違和感のある男だ。強い感情を秘めて勇み歩く姿はますます奇妙であり、通り過ぎる女子の一人が、「なにあれ」と言いながらケラケラ笑った。
しかし、吉田は止まろうとはしなかった。ここで足を止めたら、全てが止まってしまうと感じていたからだ。
真白と話をしてから、吉田は自分の人生についてあれこれと考え直した。そうして出したのは、自分がどうしようもないカスだと言うことだった。
否、そんなことはわかっていた。吉田が理解したのは、より根幹にある自分の感情だった。
とどのつまり、真白や優花里に言われたことは、全てが正しい物だった、と言うことだ。
自分は、トラウマやコンプレックスを理由に、努力する気力を『失くして』いたのだ。そうして改善をしようとせず、いつまでも悲劇の主人公を演じていたのだ。
だが、世界はそうした人間に厳しい。結局、その人物の因縁に依らず、役に立たない人間は切り捨てられるのだ。
吉田は心のどこかで、自分は十分に苦しんだと、そう思っていた。だが、世の中とはそうではない。どれだけの苦しみを抱えたところで、合格点を達せられなければ、無慈悲に落第させられるのだ。
そして吉田は、自分が甘えていたのだと、心の底から認めた。その瞬間に彼のプライドはズタズタに折れてしまったが、それと同時に、肩の荷が降りたかのような、そんな解放感もあった。
今まで自分は何を守っていたのだろうか。そんな疑問さえ生まれた。そうして吉田は、自分がすべきことは何なのかを考え、行動をしようと勇んだのだ。
「少しでもマシになる、少しでも、マシになる……」
誰にも聞こえないよう、何度も何度も呟いた。今こうして歩いている最中にも、心が折れてしまいそうだったからだ。
そうして彼は、何度も何度も引き返そうとした足を止めず、ようやく食堂へとたどり着いた。
そして吉田は、辺りを見回し、目的の人物を探す。と、途端、彼の耳に入ってきたのは、楽しそうに笑う男子たちの声であった。
吉田がそちらへ目を向けると、陽キャ然とした集団の中に、一緒になって笑っている男子がいた。
青山四郎だ。彼は交友関係が広く、真白たち以外の友人も当然いる。今日同席していたのは、どうやらリア充グループと呼べる面々だった。
吉田は臆し、足を一瞬ひっこめた。しかし唇を噛み、痛みに任せて彼らへと踏み出し、異様な雰囲気を放ちながら、一歩、一歩と四郎へと近づいていった。
「……あの、」
声が裏返って、反射的に小さくなった。それでも四郎たちのグループには聞こえていたようで、会話を中断し、面々がこちらへと目を向けて来る。
何を言おうか迷ってしまった。頭がパニックになり、そそくさと逃げかえりたくなってしまった。だが吉田は、大きく咳ばらいをしてから、息を吐き、四郎へ話しかけた。
「――は、はなしたい、ことが、あって……」
吉田が言うと、リア充の面々は、「えっ、誰に?」「てか、誰?」と互いに顔を見合わせた。吉田は会話を失敗したことに後悔をして、更にパニックを強くした。
と、しかし。「わかった」と言いながら、四郎が席を立ち、吉田へと向き直った。
「俺だろ? ちょうど、こっちも、言いたいことがあったんだ」
四郎が鋭い視線を吉田へ向ける。吉田は彼が自身の意図を察したことに、不思議な安堵を覚え、何も言わずにコクコクと頷いた。
そして2人は、食堂を出て、学校の屋上へと向かった。
屋上は運よく人がおらず、がらんとした景色がどこか寂しかった。吉田は四郎と向き合うと、唇を震わせながら、どこか不自然な動作で彼に頭を下げた。
「こ、この間は、ごめん! ど、動画は消した。もう残ってない。あ、あの時の僕は、どうかしてた。だ、だから、その……」
吉田は焦り、矢継ぎ早に声を紡ぐ。焦燥な声を聞き、四郎は眉端を下げ、何も言わず、彼の肩へとゆっくり手を触れた。
「頭上げろよ。嫌だろ、俺に頭下げんの」
四郎が言うのを聞くと、吉田は慌てて「あ、うん」と頭を上げた。
反射的に出した返事で、何も考えていなかった。今の返しだと、まるで自分が四郎へ謝りたくないのだと言っているように思えた。吉田は咄嗟に訂正しようと、「あの、」と声を紡ぐが、しかし四郎は軽く彼に手を挙げて、「いや、わかってるから」と言葉を制止した。
「……なんっつえばいいかな」
と、四郎は頭を掻き、ため息を吐いてから、気まずそうに吉田へと視線を合わせた。
「正直、今更って感じはする。優花里……昨日お前も会った彼女も、謝らなくていいって言ったけど。……でも、やっぱケジメはつけなきゃならねぇって思うからさ」
四郎はそう言うと、勢いよく頭を下げて、ハッキリとした声で吉田へと述べた。
「あん時は、本当に悪かった。俺はとにかく、ガキだった。どんな理由があっても、いじめってのはやっちゃいけねぇ。そんな簡単なことも、俺は理解してなかった。……いや、ていうか、俺はきっと、アレをいじめだなんて思っちゃいなかった。本当、それ自体がしょうもなくて、何も言えねぇ。……償いになるわけがねぇってのは、わかってるけど、それでも、とにかく俺は、お前に謝りてぇ。本当に悪かった。本当に申し訳なかった。俺にできることがあれば、何でもする。だから、とにかく、ごめん」
吉田は彼の謝罪を聞き、またしても自分が突き落とされたかのような感覚に陥った。
人としての格が圧倒的に違うと実感させられた。ハキハキとした言い方や、本心が伝わってくる態度。何よりも、一切の言い訳をしようとしない言葉遣い。何もかもが自分とは違っていて、吉田は自分の弱さを改めて実感させられた。
だが、もはやプライドだとか、善悪や、因果応報なんて物に、拘ることなんてできなかった。吉田は拳に力を込めると、勢いに任せるように、「あの、」と四郎へ話しかけた。
「……へ、変なことを、頼むけど……」
吉田の言葉に四郎が顔を上げ、「?」と首を傾げる。吉田はそして、声を震わしながら、四郎にひとつ、ある要求をした。
◇ ◇ ◇ ◇
その後少し経ち。吉田は高校時代のジャージを着て、いつも使っているスニーカーを履き、実家のドアを開けた。
照りつける日差しが眩しく、吉田はそれに目を細める。家の前を犬の散歩をしている老人が過ぎ去り、吉田はそれを何とも言わず見つめる。
「……よ、よし、」
吉田は呟くと、急ぎ足で住宅街を駆け出していった。
そしてそのまま、近くの公園に向けて走り。吉田は公園の入り口で、動きやすそうな運動服に身を包んだ、一人の青年へと目を向けた。
「ご、ごめん、お待たせ」
吉田が声をかけると、その青年は「おう」と言ってこちらへと顔を向けた。
無論、青山四郎である。四郎は笑顔でもなければ、嫌悪でもない表情で、吉田に向けて軽く走り寄った。
あの後、吉田は四郎に対して、運動の手伝いをしてほしいと要求をした。
何もトレーニングコーチになれと言うわけではない。ただ、吉田は自分が、どうしようもなく意志の弱い人間なのだと自覚して、彼と言う同行者を頼むことで、その欠点を解決しようとした。
人がモチベーションを保つ最大の要因は、同じ道を歩む他者がいるからだ。友人の少ない影の者ほど自堕落になり、友人の多い陽の者がなんだかんだでしっかりとしているのは、これが理由である。
吉田は駆け寄った四郎に、「ごめん、こんなことに付き合わせて」と言う。四郎は飄々と、「いいって。こんなので贖罪になるんなら、安い方だろ」と肩を竦める。
「……てか、お前、それってもしかして、高校のジャージ?」
「う、うん……」
「名札付きはちょっとダセェだろ……。他の服はなかったのか?」
「う……運動なんて、したこと、なかったから……」
「……今度、スポーツ店行こう。ジャージと、あと靴買うぞ。それだと膝痛める」
四郎は吉田の背中をぼん、と若干強く叩いてから、「ほら、行くぞ」と彼の方へと体を向け走り出した。
吉田は「う、うん……」と呟いてから、ドスドスと、不格好なフォームで彼の後ろを付いていく。
――少しだけ。ほんの少しだけで良い。その後にどうなるかなんて、知ったことじゃない。
ただ、昨日より、今の自分より、1ミリでもマシな自分になる。吉田の人生の歩みは、今、この瞬間から、ようやく始まった。
時刻は12時を過ぎた頃。ちょうど昼食時であり、吉田はある人物と会うために、学食へと赴いていた。
元より動作にどこか違和感のある男だ。強い感情を秘めて勇み歩く姿はますます奇妙であり、通り過ぎる女子の一人が、「なにあれ」と言いながらケラケラ笑った。
しかし、吉田は止まろうとはしなかった。ここで足を止めたら、全てが止まってしまうと感じていたからだ。
真白と話をしてから、吉田は自分の人生についてあれこれと考え直した。そうして出したのは、自分がどうしようもないカスだと言うことだった。
否、そんなことはわかっていた。吉田が理解したのは、より根幹にある自分の感情だった。
とどのつまり、真白や優花里に言われたことは、全てが正しい物だった、と言うことだ。
自分は、トラウマやコンプレックスを理由に、努力する気力を『失くして』いたのだ。そうして改善をしようとせず、いつまでも悲劇の主人公を演じていたのだ。
だが、世界はそうした人間に厳しい。結局、その人物の因縁に依らず、役に立たない人間は切り捨てられるのだ。
吉田は心のどこかで、自分は十分に苦しんだと、そう思っていた。だが、世の中とはそうではない。どれだけの苦しみを抱えたところで、合格点を達せられなければ、無慈悲に落第させられるのだ。
そして吉田は、自分が甘えていたのだと、心の底から認めた。その瞬間に彼のプライドはズタズタに折れてしまったが、それと同時に、肩の荷が降りたかのような、そんな解放感もあった。
今まで自分は何を守っていたのだろうか。そんな疑問さえ生まれた。そうして吉田は、自分がすべきことは何なのかを考え、行動をしようと勇んだのだ。
「少しでもマシになる、少しでも、マシになる……」
誰にも聞こえないよう、何度も何度も呟いた。今こうして歩いている最中にも、心が折れてしまいそうだったからだ。
そうして彼は、何度も何度も引き返そうとした足を止めず、ようやく食堂へとたどり着いた。
そして吉田は、辺りを見回し、目的の人物を探す。と、途端、彼の耳に入ってきたのは、楽しそうに笑う男子たちの声であった。
吉田がそちらへ目を向けると、陽キャ然とした集団の中に、一緒になって笑っている男子がいた。
青山四郎だ。彼は交友関係が広く、真白たち以外の友人も当然いる。今日同席していたのは、どうやらリア充グループと呼べる面々だった。
吉田は臆し、足を一瞬ひっこめた。しかし唇を噛み、痛みに任せて彼らへと踏み出し、異様な雰囲気を放ちながら、一歩、一歩と四郎へと近づいていった。
「……あの、」
声が裏返って、反射的に小さくなった。それでも四郎たちのグループには聞こえていたようで、会話を中断し、面々がこちらへと目を向けて来る。
何を言おうか迷ってしまった。頭がパニックになり、そそくさと逃げかえりたくなってしまった。だが吉田は、大きく咳ばらいをしてから、息を吐き、四郎へ話しかけた。
「――は、はなしたい、ことが、あって……」
吉田が言うと、リア充の面々は、「えっ、誰に?」「てか、誰?」と互いに顔を見合わせた。吉田は会話を失敗したことに後悔をして、更にパニックを強くした。
と、しかし。「わかった」と言いながら、四郎が席を立ち、吉田へと向き直った。
「俺だろ? ちょうど、こっちも、言いたいことがあったんだ」
四郎が鋭い視線を吉田へ向ける。吉田は彼が自身の意図を察したことに、不思議な安堵を覚え、何も言わずにコクコクと頷いた。
そして2人は、食堂を出て、学校の屋上へと向かった。
屋上は運よく人がおらず、がらんとした景色がどこか寂しかった。吉田は四郎と向き合うと、唇を震わせながら、どこか不自然な動作で彼に頭を下げた。
「こ、この間は、ごめん! ど、動画は消した。もう残ってない。あ、あの時の僕は、どうかしてた。だ、だから、その……」
吉田は焦り、矢継ぎ早に声を紡ぐ。焦燥な声を聞き、四郎は眉端を下げ、何も言わず、彼の肩へとゆっくり手を触れた。
「頭上げろよ。嫌だろ、俺に頭下げんの」
四郎が言うのを聞くと、吉田は慌てて「あ、うん」と頭を上げた。
反射的に出した返事で、何も考えていなかった。今の返しだと、まるで自分が四郎へ謝りたくないのだと言っているように思えた。吉田は咄嗟に訂正しようと、「あの、」と声を紡ぐが、しかし四郎は軽く彼に手を挙げて、「いや、わかってるから」と言葉を制止した。
「……なんっつえばいいかな」
と、四郎は頭を掻き、ため息を吐いてから、気まずそうに吉田へと視線を合わせた。
「正直、今更って感じはする。優花里……昨日お前も会った彼女も、謝らなくていいって言ったけど。……でも、やっぱケジメはつけなきゃならねぇって思うからさ」
四郎はそう言うと、勢いよく頭を下げて、ハッキリとした声で吉田へと述べた。
「あん時は、本当に悪かった。俺はとにかく、ガキだった。どんな理由があっても、いじめってのはやっちゃいけねぇ。そんな簡単なことも、俺は理解してなかった。……いや、ていうか、俺はきっと、アレをいじめだなんて思っちゃいなかった。本当、それ自体がしょうもなくて、何も言えねぇ。……償いになるわけがねぇってのは、わかってるけど、それでも、とにかく俺は、お前に謝りてぇ。本当に悪かった。本当に申し訳なかった。俺にできることがあれば、何でもする。だから、とにかく、ごめん」
吉田は彼の謝罪を聞き、またしても自分が突き落とされたかのような感覚に陥った。
人としての格が圧倒的に違うと実感させられた。ハキハキとした言い方や、本心が伝わってくる態度。何よりも、一切の言い訳をしようとしない言葉遣い。何もかもが自分とは違っていて、吉田は自分の弱さを改めて実感させられた。
だが、もはやプライドだとか、善悪や、因果応報なんて物に、拘ることなんてできなかった。吉田は拳に力を込めると、勢いに任せるように、「あの、」と四郎へ話しかけた。
「……へ、変なことを、頼むけど……」
吉田の言葉に四郎が顔を上げ、「?」と首を傾げる。吉田はそして、声を震わしながら、四郎にひとつ、ある要求をした。
◇ ◇ ◇ ◇
その後少し経ち。吉田は高校時代のジャージを着て、いつも使っているスニーカーを履き、実家のドアを開けた。
照りつける日差しが眩しく、吉田はそれに目を細める。家の前を犬の散歩をしている老人が過ぎ去り、吉田はそれを何とも言わず見つめる。
「……よ、よし、」
吉田は呟くと、急ぎ足で住宅街を駆け出していった。
そしてそのまま、近くの公園に向けて走り。吉田は公園の入り口で、動きやすそうな運動服に身を包んだ、一人の青年へと目を向けた。
「ご、ごめん、お待たせ」
吉田が声をかけると、その青年は「おう」と言ってこちらへと顔を向けた。
無論、青山四郎である。四郎は笑顔でもなければ、嫌悪でもない表情で、吉田に向けて軽く走り寄った。
あの後、吉田は四郎に対して、運動の手伝いをしてほしいと要求をした。
何もトレーニングコーチになれと言うわけではない。ただ、吉田は自分が、どうしようもなく意志の弱い人間なのだと自覚して、彼と言う同行者を頼むことで、その欠点を解決しようとした。
人がモチベーションを保つ最大の要因は、同じ道を歩む他者がいるからだ。友人の少ない影の者ほど自堕落になり、友人の多い陽の者がなんだかんだでしっかりとしているのは、これが理由である。
吉田は駆け寄った四郎に、「ごめん、こんなことに付き合わせて」と言う。四郎は飄々と、「いいって。こんなので贖罪になるんなら、安い方だろ」と肩を竦める。
「……てか、お前、それってもしかして、高校のジャージ?」
「う、うん……」
「名札付きはちょっとダセェだろ……。他の服はなかったのか?」
「う……運動なんて、したこと、なかったから……」
「……今度、スポーツ店行こう。ジャージと、あと靴買うぞ。それだと膝痛める」
四郎は吉田の背中をぼん、と若干強く叩いてから、「ほら、行くぞ」と彼の方へと体を向け走り出した。
吉田は「う、うん……」と呟いてから、ドスドスと、不格好なフォームで彼の後ろを付いていく。
――少しだけ。ほんの少しだけで良い。その後にどうなるかなんて、知ったことじゃない。
ただ、昨日より、今の自分より、1ミリでもマシな自分になる。吉田の人生の歩みは、今、この瞬間から、ようやく始まった。
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