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双新星編
裏本編7 ぼくの女神は便器様 その2
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数日後の夜中、ぼくは相変わらずトイレの前で佇んでいた。
中には入らない。
入っても無力感に苛まれるだけだからだ。
(ぼくは何をやっているんだ・・・もう帰ろう・・・)
そんな時、包帯だらけの女の子が数人やってきた。
手にはバケツやタオル。櫛や飲食物を携えて。
「どけ!!男ども!!!この時間は私たちが占有した!!出ていけ!!早く出ていけ!!!」
そう言って先輩の身体目当てで来ていた人達を蜘蛛の子を散らすように追い払う。
ぼくは男たちが消えたトイレに近づく。
「お前!言ってることがわからないのか!」
一人の女性がぼくに掴みかかろうとしたとき、
「やめなさい、その子は違うわ。」
包帯だらけの痛々しい、おっとりとしたお姉さんが止めに入る。
「あ、アーセナル様。」
ぼくに凄んでいた女の子が引き下がる。
「君、隊長を慕っていた子よね?うちの新入りの友達の。今からみんなで隊長を綺麗にして差し上げるの。君も手伝ってくれる?」
そう優しく声をかけてくれるアーセナルさん。
ぼくは涙目になりながら静かに首を縦に振り、中に入れてもらった。
ぼくはタオルを借りてお湯で先輩の身体を拭いた。
先輩の綺麗な身体は擦り傷や痣だらけになっていた。
あの日ぼくの手を優しく包み込んでくれた手は指が無く、最低限の治療で包帯からは血がにじみ、手首はずっと縛られているせいで赤く腫れあがっていた。
何度もタオルを換え、何度も先輩を拭く。
先輩の綺麗な髪に張り付いた男の体液を根気強く拭いていく。
ぼくは悔しくて泣いた。
泣きながら、何度も何度も根気強く・・・少しでも以前の綺麗な先輩にしてあげたかった。
気づけば周りの女の子も泣いていた。
女の子たちがずっと食事が出来てなかった先輩に重湯やすりおろした林檎をゆっくりと口に持っていく。
食事を取った先輩は小さく、
「みんな・・・ありがとう・・・」
と、だけ言った。
みんなその短い労いの言葉だけで充分だった。
「おい!お前ら!時間だぞ。早く出て行けよ。」
ニタニタと下卑た笑みを浮かべた男たちが戻ってくる。
「おっ?綺麗になってんじゃーん!便所掃除ご苦労様。」
一人の男がそう言って女の子の肩を叩く。
言われた女の子は鬼のような形相でそいつを殴ろうとしたが、
「やめなさい!!!!!!!」
アーセナルさんが止めた。
「相手にするな。みんな行くわよ。」
そう言って静かに出ていく。
しかし視線だけは男どもを見据えて、相手を殺してしまいそうな目つきだった。
「君、ありがとう。」
「ぼくこそ・・・お礼を言いたいです。何も出来なくて・・・悔しかったから・・・」
トイレの外でアーセナルさんに話しかけられる。ぼくは俯いて消え入りそうな声で謝意を伝えた。
ぼくの様子を見たアーセナルさんは優しく肩に手を置いて、
「もし、良かったら明日も同じ時間、私たちは隊長のお世話にくるから。君もどうかな?」
と誘ってくれた。
ぼくは顔を上げて、アーセナルさんを見る。先ほど男たちに向けた目とは打って変わって穏やかな優しい目をしていた。嬉しかった。男であるぼくを信用して誘ってくれたことに。ぼくは目頭が熱くなるのを感じながら「ご一緒させてください。」と伝えた。
ぼくはその足で木こりの様子を見に行く。
看守にポイントで木こりの世話が出来るか訊いてみようと思っていたのだ。
しかし・・・
「空っ・・・・ぽ」
木こりの姿はそこには無かった。慌ててぼくは看守に尋ねた。
「あ、あの!ここにいた彼は!?」
「あー、あいつか?サディスティッククイーンが買っていったよ。」
愕然とした。最悪の人物だ。何をするかわからない。
「サディスティッククイーンの部屋番はわかりますか!!」
「えぇ!?お前、アイツのところ行くの?やめとけって。何されるかわからねぇぞ?」
「いいから!教えてくれ!」
「白金の201だっけか?あ・・・おい!」
ぼくは急いで独房部屋を飛び出し、階段を駆け上がる。
(はぁ・・・・はぁ・・・・白金・・・201・・・)
確認してからノックをする。
少しだけドアが開き、無表情の男がぼくの瞳を覗く。
「き、今日、サディスティッククイーンが買った男について話がある。」
ぼくは臆病さを隠すように精一杯睨み、そう伝える。
男は「待ってろ。」と言い、いったんドアを閉じて、暫くしてから「中に入れ。」と、ぼくを通してくれた。
案内された広間にサディスティッククイーンと木こりがいた。
木こりはサディスティッククイーンの椅子になっていた。
「何かしら・・・ぼうや。」
長い前髪の奥で『ぎょろり』と目が動き、ぼくを捕らえる。
それだけでチビってしまいそうだった。
「そ、その下に敷いてる男はどうされるのですか?」
「・・・ああ、こいつね。あんまり好みの顔でもないし、どうしようか・・・考えていたところ。ガタイが良いから今は椅子にしているけど・・・そうねぇ・・・『ブーちゃん』の餌にしようかしらねぇ・・・」
「ぶ・・・ブーちゃんとは?」
「私がぁ・・・飼ってるキングボア。かかか可愛いのよぉ~。」
『ニチャア』と笑うサディスティッククイーン。
「そ、その男はぼくの友達です。い、命の保証をしてもらいたい・・・」
あまりの気色悪さに気圧されるが何とか踏ん張り、声が震えながらも彼の助命を求めた。
「もう、私の所有物よ。」
長い前髪からチラリと覗く冷たい、刺すような視線。
「ぼ、ぼくが・・・あなたの部隊で働くことによって、温情をかけてほしい。」
ぼくは何とか交渉の余地を探ろうとする。
その時、
「や、やめろ・・・ぼんぼん・・・俺のことは・・・もう・・・」
「放っておけないよ!!!」
まともに水を貰えていないせいか掠れた声で囁くように言う木こりの言葉を遮り、涙声で訴える。
すると・・・
「いい・・・いいわぁ~!あなた達!」
サディスティッククイーンが熱い吐息を『はぁはぁ』と漏らしながら、自分の胸と秘部を弄り、自慰行為をしだした。
(完全にイカレてる)
元居た世界でAVの自慰行為とか見て興奮を覚えたが、今目の前で行われているソレは恐怖心しか感じなかった。
「あなた達、顔は好みじゃないけど、しししししシチュエーションは好みよぉ~。それでぇ・・・どっちがネコでどっちがタチなのかしらぁ!!」
口から涎を垂らし、尚も自慰行為しながらそう答えるサディスティッククイーン。
ぼくはネコとタチが何を意味するのかわからなかったが、
「た、たぶん・・・サディスティッククイーンさんの思っているのとは違うことは確かです。」
とだけ、答えた。
「まぁ、いいわ。私の部隊は今月激戦区に仕掛けるわぁ。そこで名を挙げて二つ名が獲得できるほどポイントを獲得出来たら、そのポイントで彼を私から買いなさい。もし出来なければ・・・はぁはぁ・・・ああああなたたちは私のビデオ撮影に協力しなさい・・・いいいいいいわね。」
長い前髪の奥で目を血走らせながら、そう言うサディスティッククイーン。
この際、条件に文句は言えないのでぼくはその条件を了承した。
中には入らない。
入っても無力感に苛まれるだけだからだ。
(ぼくは何をやっているんだ・・・もう帰ろう・・・)
そんな時、包帯だらけの女の子が数人やってきた。
手にはバケツやタオル。櫛や飲食物を携えて。
「どけ!!男ども!!!この時間は私たちが占有した!!出ていけ!!早く出ていけ!!!」
そう言って先輩の身体目当てで来ていた人達を蜘蛛の子を散らすように追い払う。
ぼくは男たちが消えたトイレに近づく。
「お前!言ってることがわからないのか!」
一人の女性がぼくに掴みかかろうとしたとき、
「やめなさい、その子は違うわ。」
包帯だらけの痛々しい、おっとりとしたお姉さんが止めに入る。
「あ、アーセナル様。」
ぼくに凄んでいた女の子が引き下がる。
「君、隊長を慕っていた子よね?うちの新入りの友達の。今からみんなで隊長を綺麗にして差し上げるの。君も手伝ってくれる?」
そう優しく声をかけてくれるアーセナルさん。
ぼくは涙目になりながら静かに首を縦に振り、中に入れてもらった。
ぼくはタオルを借りてお湯で先輩の身体を拭いた。
先輩の綺麗な身体は擦り傷や痣だらけになっていた。
あの日ぼくの手を優しく包み込んでくれた手は指が無く、最低限の治療で包帯からは血がにじみ、手首はずっと縛られているせいで赤く腫れあがっていた。
何度もタオルを換え、何度も先輩を拭く。
先輩の綺麗な髪に張り付いた男の体液を根気強く拭いていく。
ぼくは悔しくて泣いた。
泣きながら、何度も何度も根気強く・・・少しでも以前の綺麗な先輩にしてあげたかった。
気づけば周りの女の子も泣いていた。
女の子たちがずっと食事が出来てなかった先輩に重湯やすりおろした林檎をゆっくりと口に持っていく。
食事を取った先輩は小さく、
「みんな・・・ありがとう・・・」
と、だけ言った。
みんなその短い労いの言葉だけで充分だった。
「おい!お前ら!時間だぞ。早く出て行けよ。」
ニタニタと下卑た笑みを浮かべた男たちが戻ってくる。
「おっ?綺麗になってんじゃーん!便所掃除ご苦労様。」
一人の男がそう言って女の子の肩を叩く。
言われた女の子は鬼のような形相でそいつを殴ろうとしたが、
「やめなさい!!!!!!!」
アーセナルさんが止めた。
「相手にするな。みんな行くわよ。」
そう言って静かに出ていく。
しかし視線だけは男どもを見据えて、相手を殺してしまいそうな目つきだった。
「君、ありがとう。」
「ぼくこそ・・・お礼を言いたいです。何も出来なくて・・・悔しかったから・・・」
トイレの外でアーセナルさんに話しかけられる。ぼくは俯いて消え入りそうな声で謝意を伝えた。
ぼくの様子を見たアーセナルさんは優しく肩に手を置いて、
「もし、良かったら明日も同じ時間、私たちは隊長のお世話にくるから。君もどうかな?」
と誘ってくれた。
ぼくは顔を上げて、アーセナルさんを見る。先ほど男たちに向けた目とは打って変わって穏やかな優しい目をしていた。嬉しかった。男であるぼくを信用して誘ってくれたことに。ぼくは目頭が熱くなるのを感じながら「ご一緒させてください。」と伝えた。
ぼくはその足で木こりの様子を見に行く。
看守にポイントで木こりの世話が出来るか訊いてみようと思っていたのだ。
しかし・・・
「空っ・・・・ぽ」
木こりの姿はそこには無かった。慌ててぼくは看守に尋ねた。
「あ、あの!ここにいた彼は!?」
「あー、あいつか?サディスティッククイーンが買っていったよ。」
愕然とした。最悪の人物だ。何をするかわからない。
「サディスティッククイーンの部屋番はわかりますか!!」
「えぇ!?お前、アイツのところ行くの?やめとけって。何されるかわからねぇぞ?」
「いいから!教えてくれ!」
「白金の201だっけか?あ・・・おい!」
ぼくは急いで独房部屋を飛び出し、階段を駆け上がる。
(はぁ・・・・はぁ・・・・白金・・・201・・・)
確認してからノックをする。
少しだけドアが開き、無表情の男がぼくの瞳を覗く。
「き、今日、サディスティッククイーンが買った男について話がある。」
ぼくは臆病さを隠すように精一杯睨み、そう伝える。
男は「待ってろ。」と言い、いったんドアを閉じて、暫くしてから「中に入れ。」と、ぼくを通してくれた。
案内された広間にサディスティッククイーンと木こりがいた。
木こりはサディスティッククイーンの椅子になっていた。
「何かしら・・・ぼうや。」
長い前髪の奥で『ぎょろり』と目が動き、ぼくを捕らえる。
それだけでチビってしまいそうだった。
「そ、その下に敷いてる男はどうされるのですか?」
「・・・ああ、こいつね。あんまり好みの顔でもないし、どうしようか・・・考えていたところ。ガタイが良いから今は椅子にしているけど・・・そうねぇ・・・『ブーちゃん』の餌にしようかしらねぇ・・・」
「ぶ・・・ブーちゃんとは?」
「私がぁ・・・飼ってるキングボア。かかか可愛いのよぉ~。」
『ニチャア』と笑うサディスティッククイーン。
「そ、その男はぼくの友達です。い、命の保証をしてもらいたい・・・」
あまりの気色悪さに気圧されるが何とか踏ん張り、声が震えながらも彼の助命を求めた。
「もう、私の所有物よ。」
長い前髪からチラリと覗く冷たい、刺すような視線。
「ぼ、ぼくが・・・あなたの部隊で働くことによって、温情をかけてほしい。」
ぼくは何とか交渉の余地を探ろうとする。
その時、
「や、やめろ・・・ぼんぼん・・・俺のことは・・・もう・・・」
「放っておけないよ!!!」
まともに水を貰えていないせいか掠れた声で囁くように言う木こりの言葉を遮り、涙声で訴える。
すると・・・
「いい・・・いいわぁ~!あなた達!」
サディスティッククイーンが熱い吐息を『はぁはぁ』と漏らしながら、自分の胸と秘部を弄り、自慰行為をしだした。
(完全にイカレてる)
元居た世界でAVの自慰行為とか見て興奮を覚えたが、今目の前で行われているソレは恐怖心しか感じなかった。
「あなた達、顔は好みじゃないけど、しししししシチュエーションは好みよぉ~。それでぇ・・・どっちがネコでどっちがタチなのかしらぁ!!」
口から涎を垂らし、尚も自慰行為しながらそう答えるサディスティッククイーン。
ぼくはネコとタチが何を意味するのかわからなかったが、
「た、たぶん・・・サディスティッククイーンさんの思っているのとは違うことは確かです。」
とだけ、答えた。
「まぁ、いいわ。私の部隊は今月激戦区に仕掛けるわぁ。そこで名を挙げて二つ名が獲得できるほどポイントを獲得出来たら、そのポイントで彼を私から買いなさい。もし出来なければ・・・はぁはぁ・・・ああああなたたちは私のビデオ撮影に協力しなさい・・・いいいいいいわね。」
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