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第二章 羽化
女子大生になった俺
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女子大生たちと合流した私は、大学へ向かいました。
初めて女として大学の構内に入った私は、周りからの奇異な視線を危惧していましたが、他の学科や学年の人たちは、私を見ても騒ぐことはありませんでした。
私は普通の女子大生としてキャンパスの風景に溶け込んでいました。
しかし、同じ学科の学生たちは別で、私の姿を見た女子たちは興奮していて、私の周りに群がってきました。
私は女子たちに受け入れられて安心しました。
一方で、私の変貌した容姿を見た男子たちは驚きの表情を浮かべ、遠巻きに私を見ているだけでした。
私は男子の友人をなくしましたが、危惧していた男子たちから「オカマ」として蔑まれることを回避できていました…。
その日から、私の女子大生としての学生生活が始まり、有難いことに同級生の女子たちは、私を本物の女性として接してくれました。
私の大学での交友関係は総入れ替えになっていて、学部の違う女子たちとも仲良くなっていました。
その中には、私のビキニ姿を無断で公開した山本詩央里ちゃんと野口愛美ちゃんもいて、彼女たちは悪びれる様子もなく私と接してきました。
「ねえ! 美月ちゃんのチンコって大きいんだねw」
「えっ!」
久しぶりに会った詩央里ちゃんと愛美ちゃんが、私の男性器を話題にしてきました。
女子大生たちは、私を異性だと思っていないようで、私の前でも平気で下ネタを話していましたが、詩央里ちゃんと愛美ちゃんの下ネタのレベルは他の女子大生たちよりも酷いものでした。
「ほらっ!」
「きゃー! 何コレ! すごい!」
詩央里ちゃんがバッグから取り出したモノは、私の男性器から型を取ったシリコンの塊で、そのリアルなディルドを見た女子大生たちから悲鳴が上がりました。
「えっ…それって…」
「莉子から借りたんだw」
やはり、女性社会には秘密という概念は存在しないようで、莉子ちゃんと中学時代からの友達である詩央里ちゃんは、私と莉子ちゃんとの関係も知っていました。
「美月ちゃんって大きいんだねw」
「本当! ここは男らしいw」
「お股がぺったんこなのに、こんなのが付いてるんだねw」
女子大生たちの表情は一様に笑顔になっていて、私の男性器から型を取ったディルドを見ながら盛り上がっていました。
私は自分の男性器から型を取ったディルドを何種類か作製していて、今、女子大生たちが見ているディルドは最初期のモノで、ディルドというようりもエピテーゼに近く、勃起した陰茎だけではなく陰嚢もリアルに再現されていました。
私と莉子ちゃんは双頭ディルドを使用してセックスをしていたので、私は、そのディルドの存在を忘れていました。
私は、自分の陰茎と全く同じ形状をしたディルドを見て「大きい」と感じていました。
今の私も、陰茎を勃起させることはありましたが、今の大きさは、目の前にあるディルドよりも一回り小さく感じていました…。
自分の部屋に戻った俺は、エピテーゼを脱ぎ、全裸で姿見の前に立ってみた。
常にエピテーゼを装着していた俺は、自分の裸を鏡で見るのが久しぶりだった。
以前から、手の甲や顔から男らしさが消えていた俺だったが、改めて見た俺の裸体は、やはり変化していた。
最初に違和感を覚えたのは皮膚の色だった。
俺の皮膚の色は全体的に白くなっているようで、初期に作製したエピテーゼを体にあててみると、皮膚の色がワントーン明るくなっていることが分かった。
それは、皮下脂肪の色が皮膚から透けているからだと思われた。
筋肉質だった俺の体は、いつの間にか皮下脂肪に覆われていて、ゴツゴツとした印象がなくなり、女性の様な滑らかな体になっていた。
また、胸部の形状も変化していて、乳頭を先端に尖るように膨らんでいる様子は、女湯で見た女子中学生の乳房の形状と酷似していた。
自分の体の変化に驚いた俺は胸囲を測定してみると、アンダーバストは80センチのまま変化していなかったが、トップバストが90センチもあり、俺の乳房はAカップの大きさになっていた。
間違いない…俺の体は女性化している…。
初めて女として大学の構内に入った私は、周りからの奇異な視線を危惧していましたが、他の学科や学年の人たちは、私を見ても騒ぐことはありませんでした。
私は普通の女子大生としてキャンパスの風景に溶け込んでいました。
しかし、同じ学科の学生たちは別で、私の姿を見た女子たちは興奮していて、私の周りに群がってきました。
私は女子たちに受け入れられて安心しました。
一方で、私の変貌した容姿を見た男子たちは驚きの表情を浮かべ、遠巻きに私を見ているだけでした。
私は男子の友人をなくしましたが、危惧していた男子たちから「オカマ」として蔑まれることを回避できていました…。
その日から、私の女子大生としての学生生活が始まり、有難いことに同級生の女子たちは、私を本物の女性として接してくれました。
私の大学での交友関係は総入れ替えになっていて、学部の違う女子たちとも仲良くなっていました。
その中には、私のビキニ姿を無断で公開した山本詩央里ちゃんと野口愛美ちゃんもいて、彼女たちは悪びれる様子もなく私と接してきました。
「ねえ! 美月ちゃんのチンコって大きいんだねw」
「えっ!」
久しぶりに会った詩央里ちゃんと愛美ちゃんが、私の男性器を話題にしてきました。
女子大生たちは、私を異性だと思っていないようで、私の前でも平気で下ネタを話していましたが、詩央里ちゃんと愛美ちゃんの下ネタのレベルは他の女子大生たちよりも酷いものでした。
「ほらっ!」
「きゃー! 何コレ! すごい!」
詩央里ちゃんがバッグから取り出したモノは、私の男性器から型を取ったシリコンの塊で、そのリアルなディルドを見た女子大生たちから悲鳴が上がりました。
「えっ…それって…」
「莉子から借りたんだw」
やはり、女性社会には秘密という概念は存在しないようで、莉子ちゃんと中学時代からの友達である詩央里ちゃんは、私と莉子ちゃんとの関係も知っていました。
「美月ちゃんって大きいんだねw」
「本当! ここは男らしいw」
「お股がぺったんこなのに、こんなのが付いてるんだねw」
女子大生たちの表情は一様に笑顔になっていて、私の男性器から型を取ったディルドを見ながら盛り上がっていました。
私は自分の男性器から型を取ったディルドを何種類か作製していて、今、女子大生たちが見ているディルドは最初期のモノで、ディルドというようりもエピテーゼに近く、勃起した陰茎だけではなく陰嚢もリアルに再現されていました。
私と莉子ちゃんは双頭ディルドを使用してセックスをしていたので、私は、そのディルドの存在を忘れていました。
私は、自分の陰茎と全く同じ形状をしたディルドを見て「大きい」と感じていました。
今の私も、陰茎を勃起させることはありましたが、今の大きさは、目の前にあるディルドよりも一回り小さく感じていました…。
自分の部屋に戻った俺は、エピテーゼを脱ぎ、全裸で姿見の前に立ってみた。
常にエピテーゼを装着していた俺は、自分の裸を鏡で見るのが久しぶりだった。
以前から、手の甲や顔から男らしさが消えていた俺だったが、改めて見た俺の裸体は、やはり変化していた。
最初に違和感を覚えたのは皮膚の色だった。
俺の皮膚の色は全体的に白くなっているようで、初期に作製したエピテーゼを体にあててみると、皮膚の色がワントーン明るくなっていることが分かった。
それは、皮下脂肪の色が皮膚から透けているからだと思われた。
筋肉質だった俺の体は、いつの間にか皮下脂肪に覆われていて、ゴツゴツとした印象がなくなり、女性の様な滑らかな体になっていた。
また、胸部の形状も変化していて、乳頭を先端に尖るように膨らんでいる様子は、女湯で見た女子中学生の乳房の形状と酷似していた。
自分の体の変化に驚いた俺は胸囲を測定してみると、アンダーバストは80センチのまま変化していなかったが、トップバストが90センチもあり、俺の乳房はAカップの大きさになっていた。
間違いない…俺の体は女性化している…。
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