僕の生きる意味

宵闇ฅ•ω•ฅ

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第3話

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あれから私はスマホのネットに手を出した、一人きりで先輩に心配され勧められたのだ。SNSなんて…と思っていたけど案外楽しい。

「下手くそ」と罵られていたイラストも「上手だね」とか“いいね”を貰ったりだとか、現実じゃ有り得ないほど褒められる。イラスト関係で友達も簡単に作れて…いつの間にかネットに依存していった。何かあったら投稿して、自撮りや写真もちょくちょくあげて、配信も始めた。今までネットを危ないと思い込み過ぎていたのかもしれない、気を付ければ楽しくて面白くて…私の為のような場所だった。さらに私は可愛いとか女の子らしいって言うのが苦手だったけれどネットには一人称を“僕”や“俺”にしている人もいて私はネットで【僕】として堂々と過ごす事が出来るようになっていった。その反面、学校での孤立具合は日に日に酷くなっていってるのを見て見ぬふり…だけど



SNSを始めてから、長い事繋がってくれていた絵師さんで2つ上の先輩のお姉さんとも仲良くさせてもらってる。見に行った配信でも友達が2人出来た。兄貴と同い年のお兄さん達で、優しくて面白くて頼りがいのある良い人だった。その人達はどれだけ僕が迷惑をかけても『大丈夫』『気にしてないよ』『もっと頼ってね』この言葉が僕にとって支えだった。ネットも確かに危ないって事はないがアンチ等で傷ついたり現実でも一人、本音で話せる相手が居なくて苦しいけど強がってる僕からすればとても頼もしかった。


配信をすれば来てくれる、ゲームをすれば一緒にやってくれる、通話も頻繁に行ってくれる…








ネットだからって関係ないんだ、友達は友達。彼等さえ繋がってくれていたら僕にはもう要らない。
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