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しおりを挟む俺は多分、、初めて会った時からこいつに片想いをしている。
心は俺のことなんてなんとも思ってないだろうけどな。
「愛してる」という言葉なんて言ってもらったことないし、そもそも「すき」とも言われたことがない。
この婚約の話も心にとっては苦痛でしかなかっただろうな…。心は俺が話しかけるといつも不機嫌な顔になる。
こんなにも嫌われているのに心のそばから離れなかったのは…きっと…まだ…これから関係が良い方へ変わるのではないか…?とか。…もしかしたら俺のことすきになってくれるかも…!とか。…どこかバカな期待をしてしまっている自分がいたからなのだと思う。
そんな夢みたいな話、あるわけ無いのにな。
でも、この関係も今日で終わり_。
俺は心に最後にもう一度だけ問いかける。
「なぁ…俺のこと愛してるか…?」
「・・・。」
一瞬、心は何かを言いたげにこちらに視線を向けたように見えたがどうせ俺の気のせいだろう。
「お前の気持ちはよくわかった。心、俺たち…もう関わるのやめよう。」
この言葉を最後に俺は心の側から離れることを決意した。
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