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俺に弟が2人も出来ました(本編)
憂鬱な朝 いい加減にしろ!! ✾
しおりを挟むピッピピピ…
アラーム音が部屋に鳴り響く。
もう朝?
はぁ…疲れた。まだ寝ていたい…こんなに疲れてるのは全部昨日のせいだ。そうアイツらのせい…。
それよりも、、
ん~なんだか…息苦しい…。
体の上になにか重いものが乗っているような気が…。
俺は恐る恐る…ぱちっと両方の瞳をあける
「…ん?」
___んっ!?
なんだこれ!?は?えっえぇぇぇぇぇぇぇぇ…
なんと俺の両隣りにアイツらがいた。
そう…俺の疲れの原因人物、幸&有の姿が。
右に幸、左に有。
何故か2人とも俺に抱きついてすやすやと眠っていた。
息苦しかったのは…コイツらのせいか…。
俺は昨日のことを思い出し腹が立ってきた。俺はこんなにも疲れているというのに気持ちよさそうに寝やがって!!…と。
俺は2人の鼻をつまんだ。
「昨日の仕返しだ…!」
「「…ん~」」
お?起きるかと思ったが起きない…。
もう一度つまんでみる。
「…んー、何すんのぉ」
幸が起きた。
「いや、なんかムカついて…。てか離れろよ!」
「いいじゃん!あったかいし~」
離れろと言っても聞かないので諦めた。
有を起こさないとな…
「おい、有!起きろ~~」
「ん~…」
全然起きない。
モゾモゾ…有の体が動いた。
お!起きるか!!と思うのもつかの間…有の手は俺の服の中に手を入れてきた。
こ、こいつ…!寝ぼけてんのか!!
「おい!有!やめろッ!寝ぼけてんのか?もう触るのは昨日しか許してないぞ!!」
そう言っても有の手が止まることはなかった…。
有の手が昨日と同様…俺のお腹を撫でる。昨日と同じくとてもいやらしい手つきだった。
「…んっ」
くすぐったくて我慢ができなかった、俺の口から甘い声が漏れる。
「…何してんの」
冷たい声が俺の頭に響く。
幸の冷たい視線が俺に突き刺さる…
や、やべぇ…こんなところを見られるなんて…兄として恥ずかしい(泣)
有にやめろ!と言っても聞いてくれないしどうすればいいんだ!!!
キュッと乳首をつままれ俺の身体はビクンッ!と跳ねた
自分の感じているところを幸にじっくりと見られている恥ずかしさに俺は涙を浮かべた…
「…ヒック。幸…み、見ないで。(泣)」
俺はそう伝えると幸から視線を逸らした。
…ゴクン
幸が突然俺の顔を自分の方へと向かせると
「りょう兄って…とってもやらしい子だったんだね…可愛い…」
ニヤニヤした顔をしながら意地悪っぽく俺の耳に囁く。
カァ~~~/////
俺の顔が一気に赤く染まる。
「有だけずるいぞ。俺も混ぜてほしいな…それに昨日有と何があったのか知らないけど俺に内緒でコソコソと…お仕置が必要だね…」
ニコッ
笑顔でそう言ってくるが…やっぱり怖いんだよ~~~!
幸の手が有と同じように俺の服の中へと入ってくると、お腹を撫で乳首を弄った…。
「や、やめろ…」
と言っても、もちろん…止めてくれるわけがない。
幸が俺の服を上までめくった。
ぺろっ…
「___ッ!?」
突然のことに声が出なかった。何してんだ!と怒鳴りたかったがそれどころじゃない…
なんだこの状況、、
左乳首は有に弄られ…右乳首は幸に舐められている。
何がどうしてこうなった!
「…あっ……ふ、んんっ…」
声が我慢できない。
有!お前はどうして起きない!兄の乳首を触る寝相…寝相というのもあやしいが…レベルが悪すぎるだろ!そして何故俺の乳首を触る…女と間違えてんのか?あ?
幸!お前は何故…兄の乳首を舐める…そういうのは女にしろ!女経験のない俺でも分かるぞ…男の乳首より女の胸のほうが良いに決まってる!!男の乳首を舐めて何が楽しいんだ!あ?
「…!いい加減にしろおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
俺は我慢の限界で…2人にゲンコツをかました。
「「…」」
どうやら気絶してしまったようだ。
ありがとう前世の俺…!!喧嘩強くて!この拳のおかげで助かったよ(泣)
2人が気絶している間に俺は制服に着替えた。
気絶している2人を見ながら、はぁ…とため息をつく。
「なんて…憂鬱な朝なんだ…」
こんなんでやっていけるのだろうか…。弟たちにはからかわれるし…俺の身体も色々と限界だ…。
俺は不安を抱え…
母たちのいるリビングへと逃げた。
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