変人とアナニスト~イケメンCEOに求婚されましたが下半身丸出しの変態でした~

篠崎笙

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あくまでも、仕事ですから。

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篠塚さんは、ぼくが貸したタオルのお礼だといって。
なんと、高級タオルとこれまた高級そうなお菓子の詰め合わせを持ってきてくれた。

別にわざわざ買い直さなくても、普通に洗って返してくれてもよかったのに……。
さすがにちんこが直接触れたタオルを返すのは躊躇したのかな? 妙なところで常識人だな。 

あんな恥ずかしい場面を見られてしまった人と、改めて顔を合わせるのは恥ずかしかった。
でも、それはお互い様なのだろうか?

篠塚さんは勃起したフルモンティをぼくに見られても、平気な顔してたけど。
顔には出ない性質なだけで内心は恥ずかしがってたり。後で思い出して恥ずかしさに枕をバシバシしたりすることがあるのかな?

普通の人は、隣人がアナニー中に遭遇しても部屋に乱入したり変態について講義したりしないもんな。
あれでも、きっと気が動転していたんだろう。


ちゃんと上下スーツを身に着けた篠塚さんは、すごく格好良かったな……。

ぼくも、最初は幻影かと思ったもん。
あんな、仕事が出来そうな立派な人がさ……。まさかフルチンで、10階のベランダから侵入してくるとか。夢にも思わないよね……。

現実は小説より奇なり、ってやつだ。


もらったお菓子は、すごく美味しかった。
値段とか調べたら失礼だからしないけど。きっとお高いんだろう。


★☆★☆★


指定のお題。

ヒロインである美少女のお尻を調教する肛虐こうぎゃくサディスト役は、ついうっかり篠塚さんをモデルにしてしまった。
話し方もそうだけど。サド役がまた、似合いすぎたんだもん。

モデルがイケメンだったせいか、女性読者からも大好評だったようだ。
ぼくの絵柄は、もともと女性人気も高いそうだけど。今回は特に良かったって。アンケートだけじゃなく、手紙も送られてきたくらいだ。

お尻の調教も、リアリティがあるって褒められた。頑張ってした甲斐があったなあ。


担当さんから、次回も出してほしいって言われたけど。

調教ものだし。
前の話よりもレベルアップさせないといけないよね。


という訳で。

とうとう、買ってしまった。
ディルド……。底に吸盤がついていて、固定できるやつ。

肌色で、先の方は色が濃い。
本物っぽい、リアルな形状だけど。

……篠塚さんのは、もっと大きかったな。血管バキバキで。色も赤黒かった……。
あれ、相当遊んでるよね。

それなのに、ぼくが一人でしてるところ見て、フル勃起しちゃったとか。
そっちのケもあるのかね? なーんて。


今日は、夜も遅い。
篠塚さんも、もう寝てるだろう。

この間のアレは、不幸な事故だったんだ。
さすがに今日も猫が迷い込んだりしないよね?

安心してしようっと。


これは、あくまでも仕事で。
リアリティを追求するためのなんだから。

……よし。


★☆★☆★


お尻は念入りに洗浄して。床に防水シートを敷いて。
準備OK。

床に、ローションをたっぷり垂らしたディルドを設置して。
そこに、少しずつ腰を落としていく。


「はう、」

入ってくる。ディルドの、頭の部分が。
に行ってしまったら、もう戻れなくなりそうでこわいけど。

好奇心のほうが上回る。
大きいの、入れたら。どうなるんだろうって。

アナルパールならまだしも。
男の、おちんちんに模したおもちゃをお尻に入れるなんて。

背徳感が。


「くぅ、……はぁん、」
恥ずかしいけど。

声を出すと、もっと感じる気がする。

犯されてる感、というか。
被虐的な快感。


「ん、はぁ、……あっ、」
ぬるっ、と入ってくる。

でも、奥まで入れるのは、まだこわいような気がして。
戻るように腰を、少しだけ上げる。


「ああん、」
ディルドの張り出した部分が、中で擦れて。気持ちいい。


★☆★☆★


「……そんなにお尻を虐めてほしいなら、そう言えばいいものを」
「!?」

この声は……!?


恐る恐る、振り返ると。
またしても下半身丸出しの、上半身ヤンエグが窓の前に。そう、二重の意味で。

フルモンティがフル勃起状態だ。

「し、篠塚さん!? 何で!?」
驚いて、ディルドが抜けてしまった。


「いくら高層階でも、戸締りはきちんとしないといけないな。仕事から戻って一息つこうとベランダに出てみれば、世にも悩ましい声が聞こえてきたので、何事かと思ったら……」
ぼくが窓にお尻を向けて、ところが見えたのだと。

「だからって、侵入してこないで下さいよ!」
しかも、何でまた下半身裸なの!? お日様に当てるためだとか言ってなかった?

隠そうとして、思わずシャツの前を引っ張るけど。
後ろ向いてるから、お尻丸出しだった。これじゃ亀頭隠して尻隠さずってやつだ。


「可愛い君の、こんな媚態を目の当たりにして。そういうわけにもいかない」
「え?」

篠塚さんは、後ろからぼくの両脇を持って、ひょいと持ち上げたと思ったら。
ベッドに上半身を預けて、お尻を篠塚さんの方に突き出した状態で。

「……ほぐれているから、もう大丈夫だろう?」
とか言って。


ずぶり、と。
熱いのを、突っ込まれてしまった。
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