巨人の国に勇者として召喚されたけどメチャクチャ弱いのでキノコ狩りからはじめました。

篠崎笙

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キノコマスター、再び異世界へ。

ミッションインポッシブル?

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俺も、できればバルの全部を、受け入れたいとは思ってるんだ。

魔法でどうこうじゃなく。ありのままの姿で愛し合いたいのはわかる。
けど。

物理的に無理なもんは無理だ。
巨人族と普通の人間の体格差はいかんともしがたいのである。

どうにかならないもんかな。


と。
ある魔法と、前に見た記事を思い出して。

ひらめいた。


今のところ、一番の難題である、巨人状態のバルのイチモツが入らない問題。
意外なところから解決しそうだった。

調べものをしている時に見たイグノーベル賞の記事と、ファビオのお祖母ちゃんの魔法書だ。


イグノーベルの方は、座った状態の時の方がお尻に内視鏡カメラが入りやすい、っていう研究で。
実際に自分で実験した教授は、スルスルと入ったようだ。

魔法書の方は、身体をやわらかくする魔法。

本来は、全身をやわらかくして、狭い場所をヘビみたいにくねらして通るために使うみたいだったけど。
その魔法の効果は、皮膚がゴムのように伸びるらしい。

漫画みたいだ。さすがにあそこまではびよーんと伸びないけどな。


両方やってみたら、通常のも入るかもしれないから一度試してみたい、と言ったら。
バルはあっさり承諾した。


俺が、バルと抱き合うことに積極的なのが嬉しいようだ。


*****


とりあえず、いつも通りに後ろを慣らしてもらってから。

「スァーベ」

身体がやわらかくなる呪文を唱えて。
が柔軟になるイメージをする。これで良いはず。

それで、元の大きさになってベッドに横になっているバルの上に跨ってみた。


……うわあ。
こうして、改めて見ると、素のバルのアレってやっぱりでかいなあ、と思う。

長さも太さも、俺の腕以上だし。
巨人族だもんなあ。


……それはお互い様なんだろうけど。
そんなにじっと見られてたら、妙に緊張するんですけど!

「あんま見るなってば」
思わずバルの目を隠そうとした手を取られる。

「私の為に、受け入れようとしてくれる健気な姿を目に焼き付けなくてどうするというのか。……駄目そうなら、その体勢から腰を上げて抜くのは大変だろう? 私がちゃんと見ていないと」


ああ言えばこう言うんだから。
全く。

こんな平凡な身体、そんなに見たいのかよ。変わってるな。
バルみたいに芸術品レベルの肉体なら、見たいと思うのはわかるけどさ。


「バルは俺が良いって言うまで絶対、動いちゃダメだからな。マジで」

何度か、サイズを合わせた状態でから。最初の時よりは我慢できるだろうけど。
巨人サイズであんな風に動かれたら、絶対スプラッタなことになる。


「わかっている」
バルは神妙な顔で頷いた。

「私も、優輝を傷つけたくはないのだから」


*****


お尻にバルの先端をあてがって。
腰を降ろしていく。

先端の、太いとこ。
ここさえ通れば、内臓は意外に柔らかいから。何とか、受け入れられると思う。


「ん、」

うう、やっぱ大きい。
不安に、止まりそうになるけど。

「痛かったら、無理しなくていい。時間はあるのだから、ゆっくり慣らしていけば……」
心配そうに言われた。

そんな、気遣わなくてもいい。
これは。

、早くバルの全部、受け入れたいんだっての!」


バルは驚いて、目を瞬かせた。
何でそんな驚くかなあ。

「今まで俺が、嫌々受け入れてたように見えたかよ? 本気で嫌だったら、禁じられた魔法使ってでも、全力で抵抗してたっての」


俺だって男なんだし。
自分が受け入れる側なことに、抵抗がなかった訳じゃない。

でも。
逆にバルを抱きたいと思うより。

バルになら、抱かれてもいいって思ってるから。

バルの全部。
まるごと、受け入れてやりたいって。

それって、愛だよな?


「優輝……、」

何だよその手。
指をわきわきさせて。

バル、鼻息荒いよ?


「今、物凄く。君を抱き締めたいのだが……、」
「まだ動いちゃダメ」

がっくりとしてみせてもダメ。


*****


もう少し。
もう少しで、入りそうだ。


「……う、あっ、」

魔法でやわらかくなったそこは。
バルの巨大な亀頭を、傷付くことなく呑み込んだようだ。

触れて。
それを確かめてみる。


やった、入った……!


でも。そのまま腰を降ろそうとすると、足がぶるぶる震えてきた。
空気椅子状態なのに、お尻に異物が入ってるせいで、力を入れられないし。

それなりに鍛えてきたつもりなんだけどなあ。
この体勢、けっこうきつい。


「バル、腰、支えて……!」
お願いしたら、すぐに支えてくれた。

それで足の震えは止まって、ほっとする。

「そのまま、体重と、重力で降ろしたいんだけど……」
微妙な力加減が必要なんだけど。

「わかった。止めて欲しかったら、すぐに言ってくれ」
「うん、」

バルも、額に汗をかいていてつらそうだ。
締め付けがきついのは痛いだろうし。早く動きたいのを我慢してるんだ。これも愛だよな。


自重で、沈んでいくままに、大きいのが入ってくる。

内臓が、ぐいぐい下から拡げられていって。
胃が上に押し上げられてる感じがして、きついし、息苦しいけど。

そのまんまのバルを受け入れられた、っていう喜びの方が強い。


今回は魔法の力を借りちゃったものの。
こうして受け入れて。

コツさえ覚えれば、いつかは魔法ナシでもいける気がする。
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