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第五章 クラス対抗戦!
第41話 走馬灯のような
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「ただ今の試合を持って決勝戦進出の権利は赤組が獲得!」
「ワアアアアア! 」
「やったなノーティス! 」
大将戦に決着が着いて、俺達の勝利が宣言されると一気に歓声が上がった。
クラスメイト達は俺を讃えてくれているが、皆のテンションとは対象的に
俺はローテンションだ。
(次が……奈緒との決着なんだな)
アイツを庇ってこの世界に転生して最初は楽しもうと思ったけど、
アイツが道を違えようとしてるのを知って、それを止めようと
モブキャラの域を超えた行動も取り続けた。
……後悔は無い。大好きなゲームの世界が歪もうと、
たった一人の妹には変えられないのだから。
「終わったぞ、ノーティス」
「……マロン」
「私の出番はここまでだ。ハッキリとは分からないが、
次の一戦には特別な思いが有るんだろう?」
「……バレてた?」
「……なんとなく、ノーティスとセイラの間には特別な雰囲気が感じたんだ」
……思い返せば彼女を仲間に選んだのはたまたまだ。
特別な理由は無かった。
それでも今は一番頼りにできる仲間なんだから人の縁とは分からないものだ。
「そうだな……確かに俺とセイラには因縁がある。
たぶん、俺はアイツに勝たなくちゃいけないと思うんだ。応援してくれるか?」
「当然だ。精一杯戦えば、勝てるさ。ノーティスはこの私の仲間だからな」
「……本当にありがとう、俺は先に訓練場に行くよ」
決戦はクラス対抗戦特別仕様の訓練場で行われる。
観客席が設営され、激しい戦いとなっても大丈夫なように
教師達が結界の魔法も貼る。
……彼女に会いに行くとしよう。
*
「どうも、ノーティスさん」
「……カイ」
訓練場に向かう道中でカイに声をかけられた。
「いやー先程の戦いは良かったですよ……
いつもなら絶対一面トップにするんですけど……本番は次ですよね」
……いつも騒がしいのに、彼女は静かな声でそう言う。
思い返すと……コイツには感謝する事よりも、
迷惑かけられた事の方が多い気がする。
でも、なんだかんだ楽しい話し相手になってくれたり、
セイラの情報をくれたりもしたよな……
「……そうだな、派手な記事書いてくれよ? 」
「そりゃあもちろん良い記事に……アレ!?
いつもは記事にされて怒るのに珍しい!」
「まあ、俺なりの感謝の気持ちって奴かな……お前が記事を書いてくれなかったら、俺はここまでリーダーとして認められなかっただろうし」
「う、うーん……本人がそういうなら気合い入れて書きますけど……
調子狂いますね……」
「いつも通りでよろしくな。
……おっと、これ以上話してると遅れそうだな、行ってくる」
「えーっと……ノーティスさんを応援してますからね!」
声援を背中に受けながら、俺は訓練場に急ぐ。
そして、気づいた時には目の前に扉があった。
(この扉を開けば、たぶん最後の戦いになる……覚悟はとっくに決めてる)
「行くか……」
俺は扉の取っ手に手をかけた。
*
あぁ~……いよいよこの物語も締めの雰囲気に……
次回はセイラこと奈緒との決戦。応援よろしくお願いします。
「ワアアアアア! 」
「やったなノーティス! 」
大将戦に決着が着いて、俺達の勝利が宣言されると一気に歓声が上がった。
クラスメイト達は俺を讃えてくれているが、皆のテンションとは対象的に
俺はローテンションだ。
(次が……奈緒との決着なんだな)
アイツを庇ってこの世界に転生して最初は楽しもうと思ったけど、
アイツが道を違えようとしてるのを知って、それを止めようと
モブキャラの域を超えた行動も取り続けた。
……後悔は無い。大好きなゲームの世界が歪もうと、
たった一人の妹には変えられないのだから。
「終わったぞ、ノーティス」
「……マロン」
「私の出番はここまでだ。ハッキリとは分からないが、
次の一戦には特別な思いが有るんだろう?」
「……バレてた?」
「……なんとなく、ノーティスとセイラの間には特別な雰囲気が感じたんだ」
……思い返せば彼女を仲間に選んだのはたまたまだ。
特別な理由は無かった。
それでも今は一番頼りにできる仲間なんだから人の縁とは分からないものだ。
「そうだな……確かに俺とセイラには因縁がある。
たぶん、俺はアイツに勝たなくちゃいけないと思うんだ。応援してくれるか?」
「当然だ。精一杯戦えば、勝てるさ。ノーティスはこの私の仲間だからな」
「……本当にありがとう、俺は先に訓練場に行くよ」
決戦はクラス対抗戦特別仕様の訓練場で行われる。
観客席が設営され、激しい戦いとなっても大丈夫なように
教師達が結界の魔法も貼る。
……彼女に会いに行くとしよう。
*
「どうも、ノーティスさん」
「……カイ」
訓練場に向かう道中でカイに声をかけられた。
「いやー先程の戦いは良かったですよ……
いつもなら絶対一面トップにするんですけど……本番は次ですよね」
……いつも騒がしいのに、彼女は静かな声でそう言う。
思い返すと……コイツには感謝する事よりも、
迷惑かけられた事の方が多い気がする。
でも、なんだかんだ楽しい話し相手になってくれたり、
セイラの情報をくれたりもしたよな……
「……そうだな、派手な記事書いてくれよ? 」
「そりゃあもちろん良い記事に……アレ!?
いつもは記事にされて怒るのに珍しい!」
「まあ、俺なりの感謝の気持ちって奴かな……お前が記事を書いてくれなかったら、俺はここまでリーダーとして認められなかっただろうし」
「う、うーん……本人がそういうなら気合い入れて書きますけど……
調子狂いますね……」
「いつも通りでよろしくな。
……おっと、これ以上話してると遅れそうだな、行ってくる」
「えーっと……ノーティスさんを応援してますからね!」
声援を背中に受けながら、俺は訓練場に急ぐ。
そして、気づいた時には目の前に扉があった。
(この扉を開けば、たぶん最後の戦いになる……覚悟はとっくに決めてる)
「行くか……」
俺は扉の取っ手に手をかけた。
*
あぁ~……いよいよこの物語も締めの雰囲気に……
次回はセイラこと奈緒との決戦。応援よろしくお願いします。
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