逍遙の殺人鬼

こあら

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レタスは、キク科アキノノゲシ属の一年草、または二年草
野菜として利用され感じで書くと萵苣


いとわしくも私の名前、ちさと同じ読み方だ



ちさと聞いて萵苣ちさ=レタスとすぐ出る人はまずいないだろう

いや、普通は思っても言わない
それが礼儀ではないだろうか?



ちさはちさでも、萵苣ちさじゃない


それなのに、だなんて…聊爾りょうじ
いや、この人は面白がって言っているのか?



だいたい、何で萵苣ちさなんて知ってるんだろう…

野菜に詳しい人なのか?
それとも、うんちくが好きなのか?


私の名前をバカにするみたいに、風刺ふうしするみたいに嘲笑っている…………









そんなこと言わないのっとジャンさんの背中を押して居間から強制退去させる

臼田うすたさんは眉をハの字にしてジャンさんの代わりにごめんねっと謝ってきた



「ごちそうさま。それじゃ、後のことよろしくね。」


ほら行くよっと気だるそうなジャンさんを玄関外へ押し出し、手のひらをヒラヒラと見せる


行ってらっしゃい

そう言うと、臼田うすたさんはニコッと微笑み返してくれた

ジャンさんは…、こちらを見すらしなかった



ガチャッ…

ドアの閉まる音が虚しく響き、家の中に居るのが私だけだと静かに告げていた




まずは…………………




「洗濯、…かな」


脱衣所には大量の洋服が山積みになっていて、ほとんど床が見えないぐらい猥雑わいざつな状態だった


洗濯機があるのに、どうしてこうなった…

洗濯機に衣服を入れて洗濯洗剤入れてスイッチ押すだけなのに…


だらしない

だらしないとは、身なりや行動がきちんとしていない、節度がない、 っといた意味



確かに臼田うすたさんはボサボサ頭に汚れまみれの服着てたけど、やらない、っと言うより、…っという感じだった

いつも、時間に追われてるみたいに感じた
ジャンさんは……………、よくわからない



特に目立った汚れがある服は無いため、適当に適量の服を洗濯機に入れて水を流仕入れる
洗剤を入れて設定

スタートボタンを押して洗濯をはじめる


洗濯機が頑張っている間、とっ散らかっている服の山々をかき分けて色別に仕分けするみたいに無心で分ける

洗濯にはまだまだ時間がかかりそうだ…





次は居間の片付け

本来あるべき場所だっただろう本棚には本が1つも置いていない

夏ではないのに扇風機がホコリをついけたまま部屋の隅にポツンと置かれている

テーブルの前に置かれたチェストには水の入っていない透明な花瓶にカラッカラに渇いて萎れた花とは言い難いモノが挿されていた
花瓶の横には使いかけのトイレットペーパー

チェストの前に雑誌がずらぁーっと山積みに積まれている

テーブルを挟んだ向かい側にはソファーがあり、一見綺麗に見える

部屋の隅にという隅に本やタオル、上着なんかが蕪雑ぶざつに置かれていた

まさに雑然ざつぜん……………




洗濯するものを1箇所にひとまとめにしていると、座椅子と座布団が出てきた

上着に埋もれて隠されていたみたい

テーブル近くに座布団と座布団を置き、洗濯物を脱衣所に運ぶ



せめて散らかすなら1箇所に散らかしてほしい
掃除の手間が省けるのになぁ……とかはじめてすぐクレームを言ってしまう


雑誌を取り敢えず本棚に仕舞い、扇風機のホコリを取って畳をほうきで掃いて、雑巾でからぶきする

花瓶に挿さっているモノを捨てチェストのホコリを取る

チェストの中は領収書やら重要な書類が詰め込まれていたので、ここには手を触れないでおこう


テレビのホコリを取りリモコンも雑巾で拭く

時計と同じく電池がきれていた


あの2人はテレビや時計を見ないのか…?
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