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17 「これは、よくない気がしますね。」
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「っ、雪さん⁉」
「じっとしてろ、暴れるとうまくできない」
抵抗することを許さずワンピースの肩の部分を持ち下に落とす
ぱさっ、っとワンピースは軽い音をたて落ち、今まで隠されていた素肌が顕わになる
「雪っさん、は、恥ずかしい…」
両腕で精一杯体を隠すがほとんど見えていた
「…見せてくれ」
雪さんの言葉に従うことしかできず、ゆっくりと腕を退ける
首から肩、胸元へと手を伸ばし印がないか確認する
(雪さんの指がっ)
隅から隅まで体を触られ全身の力が抜けて倒れそうになる
それを見かねて近くにあったソファーに押し倒される
「っ!…雪さん!」
「…頼む、印がないことを確認したいんだ」
「…。うん。」
抵抗することをやめ、彼に体を委ねる
お腹から太もも、足の指まで細かく確認する
「後ろ、…いいか?」
「…うん。」
後ろが見えるように体をよじる
「…」
「…んんっ!」
すぅ、っと背中を触られる
普段自分以外の人に触られることのない部分を次々と指を滑らせながら触られ反応してしまう
「…。うそだろ…」
「…?」
(…なに?)
急に手の動きを止め、声は少し震えていた
私は起き上がり雪さんと向き合う
雪さんはうつ向いていた
「雪さん?」
「おや、戻ってきましたね。」
「うむ…」
「これは、よくない気がしますね。」
「主…。」
「あ、あの、どうでしたか?し、印ありましたか?」
審問室で待っていてくれたみんなはどっちなのかと聞いてきた
「雪さん…。」
「…、あったよ。左の、…脚の付け根の、内側に。黒いバラみたいなのが」
「なんとも悪趣味な印じゃの」
「悪趣味…?」
「黒い薔薇の花言葉は、憎しみ、恨み、永遠、滅びることのない愛」
「あなたは私のもの。ロマンチックな男と言ったところでしょうか。相手はかなりお嬢さんのことを想っているようですね。」
(一体、…誰なの?)
「…」
(雪さん…)
「あ、あの、でも、良かったですね。変な、死ぬとかじゃなくて。それに、原則所有物に手を出すことは禁じられていますし。彼女は安全ですよ。」
「君は人としても新人だね。良かっただなんて2人は思えないと思うよ。」
「先程調べましたが、所有は私達にはどうすることもできないようです。印がある限り、お嬢さんはその人のモノ、というかたちになります。」
(そんな、私は拒否することもできないの?)
現実を受け止めきれずにいると部屋の外がいつにもまして、ざわざわとざわめいている
「なんだ?」
審問室の扉が開き1人の男性が中に入ってくる
「っ!?」
「やぁ、見つけたよ。僕の花穂。」
その人には見覚えがあり、夢の中で見た人物にとても似ていた
柔らかそうな髪に暖かみのある瞳の男性は私の方へ歩いてきた
「会いたかったよー、僕の綺麗な花嫁さん。」
「!?」
腰元に両手を添え、勢い良く上に持ち上げくるっと1回転する
ははは、っと笑い男性は持ち上げた私をゆっくりと地に足をつけ、休む間もなくぎゅっと抱き締めてくる
「ようやく会えたー!」
無邪気に笑う男性のペースにすっかり飲み込まれてしまう
「おい、なんだおめぇ」
雪さんが間に入り、ガバッ、っと男性を私から引き剥がす
そのまま雪さんの後ろに隠れる
「なにって、花穂の守護神で花婿だよ。」
「じっとしてろ、暴れるとうまくできない」
抵抗することを許さずワンピースの肩の部分を持ち下に落とす
ぱさっ、っとワンピースは軽い音をたて落ち、今まで隠されていた素肌が顕わになる
「雪っさん、は、恥ずかしい…」
両腕で精一杯体を隠すがほとんど見えていた
「…見せてくれ」
雪さんの言葉に従うことしかできず、ゆっくりと腕を退ける
首から肩、胸元へと手を伸ばし印がないか確認する
(雪さんの指がっ)
隅から隅まで体を触られ全身の力が抜けて倒れそうになる
それを見かねて近くにあったソファーに押し倒される
「っ!…雪さん!」
「…頼む、印がないことを確認したいんだ」
「…。うん。」
抵抗することをやめ、彼に体を委ねる
お腹から太もも、足の指まで細かく確認する
「後ろ、…いいか?」
「…うん。」
後ろが見えるように体をよじる
「…」
「…んんっ!」
すぅ、っと背中を触られる
普段自分以外の人に触られることのない部分を次々と指を滑らせながら触られ反応してしまう
「…。うそだろ…」
「…?」
(…なに?)
急に手の動きを止め、声は少し震えていた
私は起き上がり雪さんと向き合う
雪さんはうつ向いていた
「雪さん?」
「おや、戻ってきましたね。」
「うむ…」
「これは、よくない気がしますね。」
「主…。」
「あ、あの、どうでしたか?し、印ありましたか?」
審問室で待っていてくれたみんなはどっちなのかと聞いてきた
「雪さん…。」
「…、あったよ。左の、…脚の付け根の、内側に。黒いバラみたいなのが」
「なんとも悪趣味な印じゃの」
「悪趣味…?」
「黒い薔薇の花言葉は、憎しみ、恨み、永遠、滅びることのない愛」
「あなたは私のもの。ロマンチックな男と言ったところでしょうか。相手はかなりお嬢さんのことを想っているようですね。」
(一体、…誰なの?)
「…」
(雪さん…)
「あ、あの、でも、良かったですね。変な、死ぬとかじゃなくて。それに、原則所有物に手を出すことは禁じられていますし。彼女は安全ですよ。」
「君は人としても新人だね。良かっただなんて2人は思えないと思うよ。」
「先程調べましたが、所有は私達にはどうすることもできないようです。印がある限り、お嬢さんはその人のモノ、というかたちになります。」
(そんな、私は拒否することもできないの?)
現実を受け止めきれずにいると部屋の外がいつにもまして、ざわざわとざわめいている
「なんだ?」
審問室の扉が開き1人の男性が中に入ってくる
「っ!?」
「やぁ、見つけたよ。僕の花穂。」
その人には見覚えがあり、夢の中で見た人物にとても似ていた
柔らかそうな髪に暖かみのある瞳の男性は私の方へ歩いてきた
「会いたかったよー、僕の綺麗な花嫁さん。」
「!?」
腰元に両手を添え、勢い良く上に持ち上げくるっと1回転する
ははは、っと笑い男性は持ち上げた私をゆっくりと地に足をつけ、休む間もなくぎゅっと抱き締めてくる
「ようやく会えたー!」
無邪気に笑う男性のペースにすっかり飲み込まれてしまう
「おい、なんだおめぇ」
雪さんが間に入り、ガバッ、っと男性を私から引き剥がす
そのまま雪さんの後ろに隠れる
「なにって、花穂の守護神で花婿だよ。」
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