彼は死神

こあら

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18 「君もしつこいな。#花穂__カホ__#は僕のだ。#花穂__カホ__#から離れろ。」

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「おい、なんだおめぇ」


セツさんが間に入り、ガバッ、っと男性を私から引き剥がす


そのままセツさんの後ろに隠れる



「なにって、花穂カホの守護神で花婿だよ。」



「花…婿…?」

(私の花婿!?)







「どうりで臭うと思ったわ。」



「臭うだなんてひどいな。今まで仲良くしてくれたじゃないですか。」


「ご冗談を。守護神の力を職権乱用しすぎですよ。こちらの仕事にも支障が出てます。」



死神VS守護神のような感じで見えない稲妻がバチバチしていた





「守護神がこいつに何のようだ」

明らかな敵視をみせ睨み付ける






「なにって、さっきも言ったでしょ。僕は花穂カホの花婿。だから迎えにきた。」



「迎えにきたって…。」



「行こう、花穂カホ。」

さあ、っと手を前に差し出す




「こいつは何処にも行かせない」


守護神から隠すように体を動かす

その瞬間守護神の顔が一瞬曇った





「君は…何者かな?」


「死神だ」


「っふ、出来損ないだろ。そんな半端者に僕を止められると思っているのか?」

(なんて酷いことを…)



セツさんを悪く言わないでください!セツさんは優しくて、面倒見も良くって頼りになる人です!出来損ないだなんて言わないでください!!」

セツさんのことを悪く言われ黙っていられなくなり、気づけば自らの前に出ていた
















「それに、私貴方のこと知りませんし…。花嫁になるつもりもありません。」

思っていたことを素直に吐き出した





花穂カホ、覚えていなくてもしかたありません。はじめてあった時、花穂カホはまだ5歳でしたから。」



「5歳って、…私が施設に入った年…」



「えぇ、そうです。それに、花穂カホも承諾してくれたから、所有印が着いたんですよ。互いの了承がなければ着くことはありません。」


「!?」

(そんな、全然記憶にない…)



「18になるまで待つつもりでしたが、貴方が施設を抜け出したと聞き、急いで探しました。そしたらこんな薄汚い輩に捕まっていたとは。」



「5歳の時って、こいつはまだ子供じゃねぇか!そんなもん無効だろ」


私の手を握り語りはじめた守護神の手を弾き手を掴んで私から遠ざけた






「君もしつこいな。花穂カホは僕のだ。花穂カホから離れろ。」


「離れる気はねぇ」

セツさん…」

私の手を掴む力がわずかに強まった

この時ばかりは掴む手を離さないでと強く願った


「君は掟に背くのか?所有印が着いているものに手を出してはならぬ。それを破るのつもりか?」


「そんな掟、俺には関係ない」




セツさんっ!」

守護神に首元をガッ、っと掴まれる




「今すぐにでも地獄に送ってやってもいいんだぞ。」



「そんなっ!」


(今地獄に行ってしまったら、もう会うことはできない…それに、目的も果たせていないのに…。)



「っは、守護神ともあろう奴が堂々と職権乱用か?」



「僕にはその権利がある。」



「こいつを連れていく権利はねぇだろ」



「本当に地獄に落とされたいみたいだな。」


「っあ、主…。」


このままじゃセツさんが地獄に落とされてしまう

今私にできることはひとつだ





「待ってください。」

揉めている2人を止める















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