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38 「そ、それ見ました。確かに三郎さん貼ってました。」
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「ラブラブだね。」
「初々しいのう。」
「コレットもしたいのですか?なら私と」
「話し中で申し訳ないですが、彼女にやってもらうことがあります。」
シノさんは封筒から別の書類を取り出し、手渡す
(これは?)
「あなたには死神の補助としてここで働いてもらいます。あなたも施設には戻りたくは無いでしょうから、成人するまでの期間を彼、雪の所で過ごしてもらいます。また、他の死神と同様に働いた報酬としてお給金も支給され、扱いもほぼ死神と同等になります。こちらが詳細です。目を通したら、ここにサインと拇印をしてください。」
「っは、はい。」
書類をもらい目を通す
(えっと…)
「あの…、シノさん…?私の仕事は、雪さん達と同じ感じなんでしょうか?」
「っあ、いえ。あなたには難しいと思いますので、主に事務処理をしていただく予定です。仕事内容は、2枚目の…」
分からないところを聞くと丁寧に答えてくれる
少し冷たい印象だったけど、対応は優しく、なんだか頼りになるお姉さんみたい
「他に分からないところはありますか?遠慮せずに言ってくださいね。」
「シノさんは優しいですね。ありがとうございます。」
「っ、そんな事は。仕事ですし…」
少し照れてるように見えたのは見間違いだっただろうか
「こんななげぇ文章じゃ分かりづれぇだろ。そういや、審問の時なんで居なかったんだよ」
「それは…、最近連続殺人で死者の数が増えてきてるから、君のお兄さんの所に行ってその事を伝えに行って、事務処理して、ヒロくんの失態を回収して、コレットさんに頼まれたお酒を注文しに行って、狩の集計して、新人の確認してたから。」
「そんなに?」
「シノは優秀ですから、みんな困るとすぐシノに仕事を押し付けるんですよね。」
これは良くないと困る眼鏡さん
「それに私に審問会が開かれるってこと、伝達されてなかったから。」
冷たい目で眼鏡さんを睨み付ける
「そ、そうだったんですか?だから呼ばれたのか…。」
「私はコレットの面倒を見ていたので、浜に頼みましたよ。」
「あれー。私確かに伝達したよ。付箋に書いてシノちゃんの机に貼っといてって、サブちゃんに。」
「そ、それ見ました。確かに三郎さん貼ってました。」
「っあ!!それ捨てたの俺っす…。サブがシノさんの机にゴミ捨てたと思って…。」
盛り上がる会話に青路さんが加わる
静まりかえり、視線が一気に彼に向いた
「えー、なんで捨てちゃうのー?」
「いやっ、内容が明らかに変だったんで…サブがシノさんになんかするんじゃないかと…思って…」
「なんて書いてあったの?」
「『明日8時に審問会で待ってるね!よろぴく☆』って…」
「三郎は確かに誰彼構わず手を出しますからね。その状況では私もそう思うかもしれません。」
「誰かさんと一緒じゃのう。」
「否定はしませんが肯定もしません。」
「…。何も言わないのは肯定したのと一緒じゃ。」
「浜さん、何回も言ってますが、これでは伝達になっていません。これでは二度手間三度手間です。文字が難しいなら口頭でお願いします。」
「ごめんねシノちゃん。次から気をつけるね!」
「青路君も捨てる前に一度確認を取ること。今回のように大事な用件の時もあるから、いくらメモの内容が壊滅的でも勝手に捨ててはいけません。」
「…、サーセンでした…。」
「失敗して、そこから学んでくれたらいいから。次からは気をつけること。」
「はい。気ぃつけます…。」
「それからあなたは、介抱という名目で職務を放棄しないでください。私がいないからと、コレットに次々とお酒をなませないでください。」
「おやおや、誰が告げ口したんですかね。」
「ヒロくんも、」
「じ、自分ですか?」
「いい加減飛ぶことを覚えなさい。歩いてたんじゃ、狩るのに時間がかかりすぎます。」
「が、頑張ります…。」
「それから雪。」
「えっ、俺?俺何も問題起こしてねぇぞ」
「書類の未提出。」
「うっっわ、だる…」
「今記入して、クロちゃんの手伝いなしで。」
「シノ、おめぇをいい奴って言ったこと撤回する。んだこの量!?」
「書類の方確認できました?」
「っあ!」
(今までの出来事に夢中すぎて書類のこと忘れてた…)
「焦らなくて大丈夫です。大事なことですから、ゆっくりで構いません。」
私はシノさんに教えてもらいながら書類の確認を進めていった
「初々しいのう。」
「コレットもしたいのですか?なら私と」
「話し中で申し訳ないですが、彼女にやってもらうことがあります。」
シノさんは封筒から別の書類を取り出し、手渡す
(これは?)
「あなたには死神の補助としてここで働いてもらいます。あなたも施設には戻りたくは無いでしょうから、成人するまでの期間を彼、雪の所で過ごしてもらいます。また、他の死神と同様に働いた報酬としてお給金も支給され、扱いもほぼ死神と同等になります。こちらが詳細です。目を通したら、ここにサインと拇印をしてください。」
「っは、はい。」
書類をもらい目を通す
(えっと…)
「あの…、シノさん…?私の仕事は、雪さん達と同じ感じなんでしょうか?」
「っあ、いえ。あなたには難しいと思いますので、主に事務処理をしていただく予定です。仕事内容は、2枚目の…」
分からないところを聞くと丁寧に答えてくれる
少し冷たい印象だったけど、対応は優しく、なんだか頼りになるお姉さんみたい
「他に分からないところはありますか?遠慮せずに言ってくださいね。」
「シノさんは優しいですね。ありがとうございます。」
「っ、そんな事は。仕事ですし…」
少し照れてるように見えたのは見間違いだっただろうか
「こんななげぇ文章じゃ分かりづれぇだろ。そういや、審問の時なんで居なかったんだよ」
「それは…、最近連続殺人で死者の数が増えてきてるから、君のお兄さんの所に行ってその事を伝えに行って、事務処理して、ヒロくんの失態を回収して、コレットさんに頼まれたお酒を注文しに行って、狩の集計して、新人の確認してたから。」
「そんなに?」
「シノは優秀ですから、みんな困るとすぐシノに仕事を押し付けるんですよね。」
これは良くないと困る眼鏡さん
「それに私に審問会が開かれるってこと、伝達されてなかったから。」
冷たい目で眼鏡さんを睨み付ける
「そ、そうだったんですか?だから呼ばれたのか…。」
「私はコレットの面倒を見ていたので、浜に頼みましたよ。」
「あれー。私確かに伝達したよ。付箋に書いてシノちゃんの机に貼っといてって、サブちゃんに。」
「そ、それ見ました。確かに三郎さん貼ってました。」
「っあ!!それ捨てたの俺っす…。サブがシノさんの机にゴミ捨てたと思って…。」
盛り上がる会話に青路さんが加わる
静まりかえり、視線が一気に彼に向いた
「えー、なんで捨てちゃうのー?」
「いやっ、内容が明らかに変だったんで…サブがシノさんになんかするんじゃないかと…思って…」
「なんて書いてあったの?」
「『明日8時に審問会で待ってるね!よろぴく☆』って…」
「三郎は確かに誰彼構わず手を出しますからね。その状況では私もそう思うかもしれません。」
「誰かさんと一緒じゃのう。」
「否定はしませんが肯定もしません。」
「…。何も言わないのは肯定したのと一緒じゃ。」
「浜さん、何回も言ってますが、これでは伝達になっていません。これでは二度手間三度手間です。文字が難しいなら口頭でお願いします。」
「ごめんねシノちゃん。次から気をつけるね!」
「青路君も捨てる前に一度確認を取ること。今回のように大事な用件の時もあるから、いくらメモの内容が壊滅的でも勝手に捨ててはいけません。」
「…、サーセンでした…。」
「失敗して、そこから学んでくれたらいいから。次からは気をつけること。」
「はい。気ぃつけます…。」
「それからあなたは、介抱という名目で職務を放棄しないでください。私がいないからと、コレットに次々とお酒をなませないでください。」
「おやおや、誰が告げ口したんですかね。」
「ヒロくんも、」
「じ、自分ですか?」
「いい加減飛ぶことを覚えなさい。歩いてたんじゃ、狩るのに時間がかかりすぎます。」
「が、頑張ります…。」
「それから雪。」
「えっ、俺?俺何も問題起こしてねぇぞ」
「書類の未提出。」
「うっっわ、だる…」
「今記入して、クロちゃんの手伝いなしで。」
「シノ、おめぇをいい奴って言ったこと撤回する。んだこの量!?」
「書類の方確認できました?」
「っあ!」
(今までの出来事に夢中すぎて書類のこと忘れてた…)
「焦らなくて大丈夫です。大事なことですから、ゆっくりで構いません。」
私はシノさんに教えてもらいながら書類の確認を進めていった
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