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第1章
第一話 「結婚式は中止!?」
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ふぅ。
やっと、ジュンブライトんちに着いたぁ~。
さあてと、ジュンブライト、どこにいるかなぁ?
「真莉亜~、あんまり遠くには行かないでねぇ~。」
わかってるって!
「真莉亜!?」
ん?今、声がした?
あ、女の人が立っている!
ん?あの女の人、どっかで見たことが・・・・・・あ!
「リリアさん!」
「やっぱり!真莉亜なのね!」
超~お久しぶりですぅ~。
私は走って、リリアさんにだきついた。
「うふふふふ。あなた、髪型、変わってるわね。」
えへへへへ。イメチェンしたんですぅ~。
「ジュンブライトをびっくりさせるために、短くしたんでしょ?」
ち・・・・・・ちがいますぅ!
「うふふふふ。照れちゃって。」
「あ、真莉亜様―っ!」
その声は・・・・・・。
「ルクトさん!」
うわぁ、相変わらず、お元気ですか?
「はい!2年前とは変わらず、元気もりもりですっ!」
うふふふふ。よかった。
「真莉亜さん!」
「ヒアン様、ルアン様!」
うわぁ~。なんか、懐かしすぎるぅ~。
「ちょうどよかったぁ。実はぁ、話があってぇ・・・・・・。」
話?
「はい。ちょっと、結婚式のことで・・・・・・あ、親御さんも、来てくれます?」
「あ、はい。」
「真美江もご一緒に。」
「あっ・・・・・・参加してもらいますわ。」
一体、なんだろ。
☆
「えっ!?結婚式は中止!?」
一体、なぜ!
「息子のファンたちが、署名を提出してきたんだよ。ほら、こんなに。」
うわ!いっぱいある!
「結婚式をやめさせようと、外ではデモがおこなっている。」
さすが、ヴァンパイア界の王子。デモが起きるぐらい、モテモテですね。
って、そう言っている場合じゃな―い!
「結婚式を中止にさせるって、そんなの、ゆるしませんよ!」
それに、家族もせっかく、楽しみにしていたのにぃ!
「真莉亜・・・・・・。」
だったら、大王様が止めて来たら!?大王様でしょ!?
はぁ。私、初めてどえらい人に、怒鳴ったよぉ。
だって、ヒアン様、目を点にしているもん。
「ま、真莉亜さんに、そう言われると・・・・・・。」
今、止めに行ってください!
「あ、でもぉ・・・・・・。」
「真莉亜、実はジュンブライトとマドレーヌとウルフ一郎が、止めに行ってるの。」
えっ!?マジで!?
あぁ、ごめんなさいっ。怒鳴ってしまって。
「いいんだよ、真莉亜さん。最初から言わなかった私が悪かった。」
ヒアン様が、にこりと笑った。
よかったぁ。
「じゃあ、私が行ってもいいですか?」
「えっ!?」
「真莉亜!あなたが行ったら、危ないわよ!私達と一緒に、ジュンブライト達を待ちましょう!」
いやです!
だって私は、ジュンブライトの妻ですから!
「真莉亜・・・・・・わかったわ。行っておいで。」
ありがとうございますっ、リリアさんっ。
「けどぉ、真莉亜が一人だと、危ないしぃ。」
「あたし達がいるよ。」
その声は・・・・・・。
「テレサさん!」
久しぶりですっ!
「真莉亜、元気にしてた?」
「紅葉!」
「なんだか、危ない雰囲気になってるけど・・・・・・。」
「クリスさん!」
「よっ、バカ女。久しぶりね。」
「アキちゃん!って、相変わらず、私を『バカ女』って呼ぶのはやめて。」
「真莉亜お姉ちゃん、髪型、かわいいねっ。」
「ソラちゃん!」
「真莉亜ちゃ~ん♡元気ぃ~?」
「アクアさん!」
「相変わらず、ジュンブライトくんと仲良くやってる?」
「リナンさん!」
うわぁ。久しぶりすぎますっ!
「えへへへへ。」
「真莉亜ちゃん。私、お母さんになったのよ。」
えっ!?リナンさん、お母さんになったんですか!?
「ほら、真莉亜ちゃんにごあいさつは?」
「う、う!」
かわいい~♡女の子ですか?
「えぇ。名前はルルア。私とソアンくんの子供よ。」
えっ!?ソアンさんとリナンさん、結婚したんですか!?
「えぇ。」
うわぁ~。おそくなりましたけど、おめでとうございますぅ。
「うふふふふ。ありがとう。」
「ところで、どうするんだい、これから。」
あ・・・・・・。
「外に出るって言っても、危険ばっかだし。」
そうだよね。
まず、それから考えないと。
「あ!」
ん?クリスさん、なにか考えた?
「あたし達が真莉亜に化けるのよ!」
あぁ!それ、いい考えですねっ。
「いいわねぇ、それ!」
「けど、私は化けられないけど。」
「紅葉はここで待機するのよ!」
「え―?」
紅葉、大丈夫だから。安心して。
「わかったわ。あなたの無事を、祈っとく。」
うん!
私は笑顔でうなずいた。
「リリアさん、ルルアをお願い。」
「えぇ。わかったわ。」
「アクア、クリス、リナン、準備はいいかい?」
「えぇ!」
「もっちろん!」
「アクアぁ、ドキドキするぅ~♡」
「行くよ!」
「えぇ!」 「うん!」 「うん♡」
ボンッ!
うわ!四人とも、私になったよ!
すっご~い!
「さぁ、外に行くよ。」
あ、でもぉ、私はどうするんですか?みなさんと別れたら。
「ジュンブライト達を探す。いいね?」
あっ、はい!
私はうなずいた。
これも、私とジュンブライトの結婚式のためだもん!
途中で一人になるけど、頑張らなくちゃ!
☆
やっと、ジュンブライトんちに着いたぁ~。
さあてと、ジュンブライト、どこにいるかなぁ?
「真莉亜~、あんまり遠くには行かないでねぇ~。」
わかってるって!
「真莉亜!?」
ん?今、声がした?
あ、女の人が立っている!
ん?あの女の人、どっかで見たことが・・・・・・あ!
「リリアさん!」
「やっぱり!真莉亜なのね!」
超~お久しぶりですぅ~。
私は走って、リリアさんにだきついた。
「うふふふふ。あなた、髪型、変わってるわね。」
えへへへへ。イメチェンしたんですぅ~。
「ジュンブライトをびっくりさせるために、短くしたんでしょ?」
ち・・・・・・ちがいますぅ!
「うふふふふ。照れちゃって。」
「あ、真莉亜様―っ!」
その声は・・・・・・。
「ルクトさん!」
うわぁ、相変わらず、お元気ですか?
「はい!2年前とは変わらず、元気もりもりですっ!」
うふふふふ。よかった。
「真莉亜さん!」
「ヒアン様、ルアン様!」
うわぁ~。なんか、懐かしすぎるぅ~。
「ちょうどよかったぁ。実はぁ、話があってぇ・・・・・・。」
話?
「はい。ちょっと、結婚式のことで・・・・・・あ、親御さんも、来てくれます?」
「あ、はい。」
「真美江もご一緒に。」
「あっ・・・・・・参加してもらいますわ。」
一体、なんだろ。
☆
「えっ!?結婚式は中止!?」
一体、なぜ!
「息子のファンたちが、署名を提出してきたんだよ。ほら、こんなに。」
うわ!いっぱいある!
「結婚式をやめさせようと、外ではデモがおこなっている。」
さすが、ヴァンパイア界の王子。デモが起きるぐらい、モテモテですね。
って、そう言っている場合じゃな―い!
「結婚式を中止にさせるって、そんなの、ゆるしませんよ!」
それに、家族もせっかく、楽しみにしていたのにぃ!
「真莉亜・・・・・・。」
だったら、大王様が止めて来たら!?大王様でしょ!?
はぁ。私、初めてどえらい人に、怒鳴ったよぉ。
だって、ヒアン様、目を点にしているもん。
「ま、真莉亜さんに、そう言われると・・・・・・。」
今、止めに行ってください!
「あ、でもぉ・・・・・・。」
「真莉亜、実はジュンブライトとマドレーヌとウルフ一郎が、止めに行ってるの。」
えっ!?マジで!?
あぁ、ごめんなさいっ。怒鳴ってしまって。
「いいんだよ、真莉亜さん。最初から言わなかった私が悪かった。」
ヒアン様が、にこりと笑った。
よかったぁ。
「じゃあ、私が行ってもいいですか?」
「えっ!?」
「真莉亜!あなたが行ったら、危ないわよ!私達と一緒に、ジュンブライト達を待ちましょう!」
いやです!
だって私は、ジュンブライトの妻ですから!
「真莉亜・・・・・・わかったわ。行っておいで。」
ありがとうございますっ、リリアさんっ。
「けどぉ、真莉亜が一人だと、危ないしぃ。」
「あたし達がいるよ。」
その声は・・・・・・。
「テレサさん!」
久しぶりですっ!
「真莉亜、元気にしてた?」
「紅葉!」
「なんだか、危ない雰囲気になってるけど・・・・・・。」
「クリスさん!」
「よっ、バカ女。久しぶりね。」
「アキちゃん!って、相変わらず、私を『バカ女』って呼ぶのはやめて。」
「真莉亜お姉ちゃん、髪型、かわいいねっ。」
「ソラちゃん!」
「真莉亜ちゃ~ん♡元気ぃ~?」
「アクアさん!」
「相変わらず、ジュンブライトくんと仲良くやってる?」
「リナンさん!」
うわぁ。久しぶりすぎますっ!
「えへへへへ。」
「真莉亜ちゃん。私、お母さんになったのよ。」
えっ!?リナンさん、お母さんになったんですか!?
「ほら、真莉亜ちゃんにごあいさつは?」
「う、う!」
かわいい~♡女の子ですか?
「えぇ。名前はルルア。私とソアンくんの子供よ。」
えっ!?ソアンさんとリナンさん、結婚したんですか!?
「えぇ。」
うわぁ~。おそくなりましたけど、おめでとうございますぅ。
「うふふふふ。ありがとう。」
「ところで、どうするんだい、これから。」
あ・・・・・・。
「外に出るって言っても、危険ばっかだし。」
そうだよね。
まず、それから考えないと。
「あ!」
ん?クリスさん、なにか考えた?
「あたし達が真莉亜に化けるのよ!」
あぁ!それ、いい考えですねっ。
「いいわねぇ、それ!」
「けど、私は化けられないけど。」
「紅葉はここで待機するのよ!」
「え―?」
紅葉、大丈夫だから。安心して。
「わかったわ。あなたの無事を、祈っとく。」
うん!
私は笑顔でうなずいた。
「リリアさん、ルルアをお願い。」
「えぇ。わかったわ。」
「アクア、クリス、リナン、準備はいいかい?」
「えぇ!」
「もっちろん!」
「アクアぁ、ドキドキするぅ~♡」
「行くよ!」
「えぇ!」 「うん!」 「うん♡」
ボンッ!
うわ!四人とも、私になったよ!
すっご~い!
「さぁ、外に行くよ。」
あ、でもぉ、私はどうするんですか?みなさんと別れたら。
「ジュンブライト達を探す。いいね?」
あっ、はい!
私はうなずいた。
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