55 / 170
第1章
第二十三話 「ナポリタンを食べたのは誰だ!」
しおりを挟む
フフフフフーン、フフフフフーン。
今日はなんで、上機嫌かというと……。
ジャカジャカジャーン!
今日のお昼ご飯は、ナポリタンだからですっ!
自分で作ったナポリタン、早く食べたいなぁ~。
さーて、ナポリタンはーっと。
……あれっ?ない。
確か、ここにあったはず……えっ?
さ、皿が、からっぽ……。
「あー!」
私の声が、お城の外まで響いた。
「どうした、真莉亜!」
「〇✕※△□◎☆~!」
「なに言ってっか、わかんねぇよ。」
「わ、私の……〇✕☆□△◎~!」
「だから、なに言ってっか、わかんねぇよ!」
「ナ、ナポリタンが……ナポリタンがぁ~!」
「ナポリタンがどーした。」
「な……なくなってるぅ~!」
「ぬわんだとぉ~!?」
「それは、かわいそうですねぇ。」
でしょ!?
あ、まさか、ルクトさん、食べたぁ!?
「ち、ちがいます!わたくしはそのようなことはしません!」
じゃあ誰!?ジュンブライト!?
「はぁ!?俺じゃねぇよ!」
うそをおっしゃい!
あんたはナポリタンが大好きだから、私がトイレに行っている間、食べたにちがいないっ!
「ち、ちげーよ!」
「ジュンブライトはそーゆーことをする人じゃないわ!」
じゃあ、そーゆーリリアさんはどーなんですかっ!
「わ、私も食べてないわよ!今日のお昼ご飯は、コンビニのおにぎりだったから。」
ふーん。
「な、なによ!」
リリアさん、ダイエットしてるんですねっ。
「ち、ちがうわよ!ダイエットなんか、してないわよっ!」
「リッちゃんは最近、太ってて、炭水化物をひかえてるんだよ。」
「ギ、ギロぉ~!」
ん?
ギロさんの口についているケチャップは、まさか!
「ギロさん、ナポリタン、食べましたか!?」
「お、俺じゃないよぉ!」
うそつけ!
口にケチャップがついているじゃなーい!
「こ、これはオムライスのケチャップだよぉ。」
そう言って、ギロさんはティッシュで口をふいた。
えっ?あ、そうなの?
じゃあ、マドレーヌちゃん?
「ち、ちがいますぅ!」
「マドレーヌは、そういうことをする子じゃない!」
じゃあ、ルアン様は?
「えっ?私?」
「おじさんは、ありえるなぁ。」
「確かに。」
「わ、私はそういうことをしていない!」
「あーもう、うるさいから、話をしましょう。」
リリアさんがあきれた顔で言った。
☆
今日はなんで、上機嫌かというと……。
ジャカジャカジャーン!
今日のお昼ご飯は、ナポリタンだからですっ!
自分で作ったナポリタン、早く食べたいなぁ~。
さーて、ナポリタンはーっと。
……あれっ?ない。
確か、ここにあったはず……えっ?
さ、皿が、からっぽ……。
「あー!」
私の声が、お城の外まで響いた。
「どうした、真莉亜!」
「〇✕※△□◎☆~!」
「なに言ってっか、わかんねぇよ。」
「わ、私の……〇✕☆□△◎~!」
「だから、なに言ってっか、わかんねぇよ!」
「ナ、ナポリタンが……ナポリタンがぁ~!」
「ナポリタンがどーした。」
「な……なくなってるぅ~!」
「ぬわんだとぉ~!?」
「それは、かわいそうですねぇ。」
でしょ!?
あ、まさか、ルクトさん、食べたぁ!?
「ち、ちがいます!わたくしはそのようなことはしません!」
じゃあ誰!?ジュンブライト!?
「はぁ!?俺じゃねぇよ!」
うそをおっしゃい!
あんたはナポリタンが大好きだから、私がトイレに行っている間、食べたにちがいないっ!
「ち、ちげーよ!」
「ジュンブライトはそーゆーことをする人じゃないわ!」
じゃあ、そーゆーリリアさんはどーなんですかっ!
「わ、私も食べてないわよ!今日のお昼ご飯は、コンビニのおにぎりだったから。」
ふーん。
「な、なによ!」
リリアさん、ダイエットしてるんですねっ。
「ち、ちがうわよ!ダイエットなんか、してないわよっ!」
「リッちゃんは最近、太ってて、炭水化物をひかえてるんだよ。」
「ギ、ギロぉ~!」
ん?
ギロさんの口についているケチャップは、まさか!
「ギロさん、ナポリタン、食べましたか!?」
「お、俺じゃないよぉ!」
うそつけ!
口にケチャップがついているじゃなーい!
「こ、これはオムライスのケチャップだよぉ。」
そう言って、ギロさんはティッシュで口をふいた。
えっ?あ、そうなの?
じゃあ、マドレーヌちゃん?
「ち、ちがいますぅ!」
「マドレーヌは、そういうことをする子じゃない!」
じゃあ、ルアン様は?
「えっ?私?」
「おじさんは、ありえるなぁ。」
「確かに。」
「わ、私はそういうことをしていない!」
「あーもう、うるさいから、話をしましょう。」
リリアさんがあきれた顔で言った。
☆
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる