9 / 185
第四話 「真莉亜とジュンブライト、早くも別れる!?」
しおりを挟む
次の日も次の日も、私はジュンブライトと話をしなかった。
「お父さ~ん!」
道華がジュンブライトにだきついてきた。
私は、ジュンブライトに何も言わず、部屋に上がった。
「真莉亜お姉様ぁ~!」
マドレーヌちゃんが、私にだきついて来た。
「向こうで遊びましょう!」
うん。
私が、マドレーヌちゃんと手をつないで、向こうに行ったとたん、リリアさんが現れた。
「ちょっと、二人とも、なにも話さないの?」
リリアさんが、私とジュンブライトの方を見ながら言った。
そして、私はジュンブライトの方を振り返って。
「おっさん王子。」
悪口をあっさり言った。
悪口を言われたジュンブライトは、口を開いて。
「バカ中学生。」
と、悪口をあっさり言った。
超~むかつくけど、がまん、がまん!
☆
次の日の昼休み。私はテレサさんに呼び出され、相談室に行った。
相談室には、テレサさんとルクトさんとリリアさんがいた。
私は無言で、いすにすわった。
「真莉亜、一体、なにがあったんだい。日曜日にジュンブライトとけんかして。」
「王子、「急にキレやがったから、こーなったんだって言ってんだろ!」しか言わないし。」
ルクトさん、ジュンブライトのまね、お上手です。
「正直に話しなさい。」
はいはい。わかりました。正直に話しますよ、正直に。
「ジュンブライトと別れるのが、いやだったんです。」
「それ、どういう意味?」
ジュンブライトがヒアン様と約束したんです。
「もしプロポーズしたら、真莉亜さんと別れてもらう。」って。
「ふーん。」
ところが、先週の日曜日、ジュンブライトが道華にこう言ったんです。「二人にしてくれ。」って。
二人きりになったとたん、ジュンブライトが、「話したいことがある。」って言ったんです。
私、その二つを、頭の中でたしたんです。
二人にしてくれ+話したいことがある=プロポーズって。
「どんなたし算なんだい。」
「さぁ。」
プロポーズされると思ったんです。そして、ジュンブライトがこう言ったんです。
「いろいろ考えたんだけど。」って。
また、私は頭の中でたしたんです。
二人にしてくれ+話したいことがある+いろいろ考えたんだけど=101回目のプロポーズって。
「だからそれ、どんなたし算なんだい。」
「答えが有名なドラマの題名になってるわ。」
「その題名を聞くたび、涙が出ました・・・・・・。」
「なんで泣くんだい。」
そして、最後にジュンブライトが私に、本を差し出したんです。
「本を?」
はい。私、その本を『ゼクシィ』と思ったんです。
「あぁ。あの本ね。あたし、いっつもそれ、読んでるよ。」
「あなた、そんなに彼氏が欲しいの?」
もし、プロポーズが成功したら、結婚式場をどこにするかって、聞いてくるかもしれないと思ったんです。
ジュンブライトと別れたくないと思って、つい・・・・・・。
「本を向こうに飛ばしたんだね。」
私はしゃくり上げそうな顔で、うなずいた。
「それが原因で・・・・・・それが原因で・・・・・・。」
私は「わぁ!」と泣き出した。
泣いている私の肩を、リリアさんがヴァンパイアになって、だきしめた。
☆
「ふーん。そういうことだったのかぁ。」
「あんた、真莉亜に本当のこと、言ってあげたらどうだい。」
「はぁ?なんでだよ。」
「真莉亜、かんちがいしてるから。」
「・・・・・・ちぇ、わかったよ。言えばいーんだろ、言えば。」
☆
今日、いっぱい泣いたから、全然、ねむれない。
私は、部屋の電気をつけて、ベッドに腰をかけた。
時計はもう、11時半を指している。
トントン。
ん?誰?こんなおそくに。
私がカーテンを開けると、そこにはジュンブライトがいた。
・・・・・・おやすみなさい。
私はカーテンを閉めた。
「ちょっ・・・・・・おい!閉めるな!」
あんたになんか、会いたくない!
とっとと出て行ってよ!
「俺、お前と話したいことがあって、会いに来たんだよ!」
え?
私はまたカーテンを開けて、窓を開けて、ジュンブライトを部屋の中に入れた。
ん!?本をもっている!?
「話したいことって、これなんだ!」
私は本の方をビシッと指さした。
「ち・・・・・・ちげーよ!」
もう、出て行ってよ!
「真莉亜!俺の話を聞いてくれ!」
あんたの話なんか、聞くもんか!
「ちょっと来い!」
「キャッ!」
ジュンブライトが私の手を強くひっぱって、ベッドに腰をかけさせて、それと同時に、ジュンブライトが私のとなりに腰をかけた。
「な・・・・・・なにすんのよ!」
その本、『ゼクシィ』だとわかってるからねっ!
すると、ジュンブライトが、顔をカッとさせて、持ちあげた。
「これのどこが、『ゼクシィ』なんだよぉ!」
・・・・・・え?
これ、『ゼクシィ』じゃない。
『デート』って書いてあって、表紙にはラブラブカップルがうつっている。
これって、まさか・・・・・・。
「そ。デートしよう。」
えぇ~!?
それじゃあ、全部、私のかんちがいだったってこと!?
「あたり前だろ。」
出た。流行語ノミネート大賞予定の言葉。
このつっこみ、久しぶりにやるよ。
「俺、お前とつきあって、デートしたくなったんだ。それで、お前とどこに行くか話そうとしたけど、お前がかんちがいしちゃってさ。」
そうだったんだ・・・・・・。
「それに、俺、もうお前にプロポーズなんか、しねぇよ。」
ジュンブライトがいつものように二カッと笑った。
ごめんね、ジュンブライト。かんちがいしちゃって。
「あぁ。で、デート、いつ行こっか?」
今度の日曜日、空いてるから、今度の日曜日にしよっか。
それに、ジュンブライト。
「なんだ?」
今日、泣きすぎたせいか、全然、ねむれないの。
ジュンブライトとねたら、ねむれる気がするの。
ジュンブライト、一緒にねよっ。
「真莉亜・・・・・・。わかった。一緒にねてあげるよ。もう、おそいしな。」
ジュンブライトが、二カッと笑いながら、ベッドに上がった。
私は左につめて、ジュンブライトは、立ち上がって、私の方を見た。
「おやすみ、真莉亜。」
「おやすみ、ジュンブライト。」
ジュンブライトが電気を消して、私のとなりにねた。
私達は横向きになって、手をつないでねた。
なんか、全然ねむれない。
「う~ん・・・・・・。」
私が起き上がると、ジュンブライトが不思議そうに起き上がった。
「どうしたんだ。」
「・・・・・・ねむれないの・・・・・・。」
「そうか・・・・・・じゃあ、これはどうだ。」
ジュンブライトが突然、服を脱いで、上半身裸になった。
な、なにすんのよ!
「落ち着け!」
ジュンブライトが、ふとんにもぐりこんで、私の顔を胸に押しつけた。
・・・・・・ジュンブライトの胸、あったかい・・・・・・。
なんか、ねむれそうな気がする・・・・・・。
ドックン、ドックン、ドックン、ドックン。
ジュンブライトの心臓が、私の耳元に響いてくる。
「俺のハートが、すんげぇ響いているだろ?それはな、お前がいるから、響いているんだよ、真莉亜。」
ジュンブライト・・・・・・。
「これで、ねむれるだろ?」
うん・・・・・・。
大好きだよ、ジュンブライト。
「俺もだ。大好きだぜ、真莉亜。」
私達はそのままねむった。
☆
私は、朝ご飯を食べて、制服に着がえて、ジュンブライトが脱ぎ捨てた服をたたんでいた。
ジュンブライトは上半身裸で、とても気持ちよさそうにねている。
私は、ジュンブライトの服をベッドの上に置いた。
「いってきます。」
チュッ・・・・・・。
私が、ジュンブライトのかわいい寝顔にキスすると、ジュンブライトが動き出した。
「・・・・・・ムニャ、ムニャ・・・・・・。」
うふふふふ。かわいい。
私はジュンブライトのかわいい寝顔を見て、ほほえんだ。
「お父さ~ん!」
道華がジュンブライトにだきついてきた。
私は、ジュンブライトに何も言わず、部屋に上がった。
「真莉亜お姉様ぁ~!」
マドレーヌちゃんが、私にだきついて来た。
「向こうで遊びましょう!」
うん。
私が、マドレーヌちゃんと手をつないで、向こうに行ったとたん、リリアさんが現れた。
「ちょっと、二人とも、なにも話さないの?」
リリアさんが、私とジュンブライトの方を見ながら言った。
そして、私はジュンブライトの方を振り返って。
「おっさん王子。」
悪口をあっさり言った。
悪口を言われたジュンブライトは、口を開いて。
「バカ中学生。」
と、悪口をあっさり言った。
超~むかつくけど、がまん、がまん!
☆
次の日の昼休み。私はテレサさんに呼び出され、相談室に行った。
相談室には、テレサさんとルクトさんとリリアさんがいた。
私は無言で、いすにすわった。
「真莉亜、一体、なにがあったんだい。日曜日にジュンブライトとけんかして。」
「王子、「急にキレやがったから、こーなったんだって言ってんだろ!」しか言わないし。」
ルクトさん、ジュンブライトのまね、お上手です。
「正直に話しなさい。」
はいはい。わかりました。正直に話しますよ、正直に。
「ジュンブライトと別れるのが、いやだったんです。」
「それ、どういう意味?」
ジュンブライトがヒアン様と約束したんです。
「もしプロポーズしたら、真莉亜さんと別れてもらう。」って。
「ふーん。」
ところが、先週の日曜日、ジュンブライトが道華にこう言ったんです。「二人にしてくれ。」って。
二人きりになったとたん、ジュンブライトが、「話したいことがある。」って言ったんです。
私、その二つを、頭の中でたしたんです。
二人にしてくれ+話したいことがある=プロポーズって。
「どんなたし算なんだい。」
「さぁ。」
プロポーズされると思ったんです。そして、ジュンブライトがこう言ったんです。
「いろいろ考えたんだけど。」って。
また、私は頭の中でたしたんです。
二人にしてくれ+話したいことがある+いろいろ考えたんだけど=101回目のプロポーズって。
「だからそれ、どんなたし算なんだい。」
「答えが有名なドラマの題名になってるわ。」
「その題名を聞くたび、涙が出ました・・・・・・。」
「なんで泣くんだい。」
そして、最後にジュンブライトが私に、本を差し出したんです。
「本を?」
はい。私、その本を『ゼクシィ』と思ったんです。
「あぁ。あの本ね。あたし、いっつもそれ、読んでるよ。」
「あなた、そんなに彼氏が欲しいの?」
もし、プロポーズが成功したら、結婚式場をどこにするかって、聞いてくるかもしれないと思ったんです。
ジュンブライトと別れたくないと思って、つい・・・・・・。
「本を向こうに飛ばしたんだね。」
私はしゃくり上げそうな顔で、うなずいた。
「それが原因で・・・・・・それが原因で・・・・・・。」
私は「わぁ!」と泣き出した。
泣いている私の肩を、リリアさんがヴァンパイアになって、だきしめた。
☆
「ふーん。そういうことだったのかぁ。」
「あんた、真莉亜に本当のこと、言ってあげたらどうだい。」
「はぁ?なんでだよ。」
「真莉亜、かんちがいしてるから。」
「・・・・・・ちぇ、わかったよ。言えばいーんだろ、言えば。」
☆
今日、いっぱい泣いたから、全然、ねむれない。
私は、部屋の電気をつけて、ベッドに腰をかけた。
時計はもう、11時半を指している。
トントン。
ん?誰?こんなおそくに。
私がカーテンを開けると、そこにはジュンブライトがいた。
・・・・・・おやすみなさい。
私はカーテンを閉めた。
「ちょっ・・・・・・おい!閉めるな!」
あんたになんか、会いたくない!
とっとと出て行ってよ!
「俺、お前と話したいことがあって、会いに来たんだよ!」
え?
私はまたカーテンを開けて、窓を開けて、ジュンブライトを部屋の中に入れた。
ん!?本をもっている!?
「話したいことって、これなんだ!」
私は本の方をビシッと指さした。
「ち・・・・・・ちげーよ!」
もう、出て行ってよ!
「真莉亜!俺の話を聞いてくれ!」
あんたの話なんか、聞くもんか!
「ちょっと来い!」
「キャッ!」
ジュンブライトが私の手を強くひっぱって、ベッドに腰をかけさせて、それと同時に、ジュンブライトが私のとなりに腰をかけた。
「な・・・・・・なにすんのよ!」
その本、『ゼクシィ』だとわかってるからねっ!
すると、ジュンブライトが、顔をカッとさせて、持ちあげた。
「これのどこが、『ゼクシィ』なんだよぉ!」
・・・・・・え?
これ、『ゼクシィ』じゃない。
『デート』って書いてあって、表紙にはラブラブカップルがうつっている。
これって、まさか・・・・・・。
「そ。デートしよう。」
えぇ~!?
それじゃあ、全部、私のかんちがいだったってこと!?
「あたり前だろ。」
出た。流行語ノミネート大賞予定の言葉。
このつっこみ、久しぶりにやるよ。
「俺、お前とつきあって、デートしたくなったんだ。それで、お前とどこに行くか話そうとしたけど、お前がかんちがいしちゃってさ。」
そうだったんだ・・・・・・。
「それに、俺、もうお前にプロポーズなんか、しねぇよ。」
ジュンブライトがいつものように二カッと笑った。
ごめんね、ジュンブライト。かんちがいしちゃって。
「あぁ。で、デート、いつ行こっか?」
今度の日曜日、空いてるから、今度の日曜日にしよっか。
それに、ジュンブライト。
「なんだ?」
今日、泣きすぎたせいか、全然、ねむれないの。
ジュンブライトとねたら、ねむれる気がするの。
ジュンブライト、一緒にねよっ。
「真莉亜・・・・・・。わかった。一緒にねてあげるよ。もう、おそいしな。」
ジュンブライトが、二カッと笑いながら、ベッドに上がった。
私は左につめて、ジュンブライトは、立ち上がって、私の方を見た。
「おやすみ、真莉亜。」
「おやすみ、ジュンブライト。」
ジュンブライトが電気を消して、私のとなりにねた。
私達は横向きになって、手をつないでねた。
なんか、全然ねむれない。
「う~ん・・・・・・。」
私が起き上がると、ジュンブライトが不思議そうに起き上がった。
「どうしたんだ。」
「・・・・・・ねむれないの・・・・・・。」
「そうか・・・・・・じゃあ、これはどうだ。」
ジュンブライトが突然、服を脱いで、上半身裸になった。
な、なにすんのよ!
「落ち着け!」
ジュンブライトが、ふとんにもぐりこんで、私の顔を胸に押しつけた。
・・・・・・ジュンブライトの胸、あったかい・・・・・・。
なんか、ねむれそうな気がする・・・・・・。
ドックン、ドックン、ドックン、ドックン。
ジュンブライトの心臓が、私の耳元に響いてくる。
「俺のハートが、すんげぇ響いているだろ?それはな、お前がいるから、響いているんだよ、真莉亜。」
ジュンブライト・・・・・・。
「これで、ねむれるだろ?」
うん・・・・・・。
大好きだよ、ジュンブライト。
「俺もだ。大好きだぜ、真莉亜。」
私達はそのままねむった。
☆
私は、朝ご飯を食べて、制服に着がえて、ジュンブライトが脱ぎ捨てた服をたたんでいた。
ジュンブライトは上半身裸で、とても気持ちよさそうにねている。
私は、ジュンブライトの服をベッドの上に置いた。
「いってきます。」
チュッ・・・・・・。
私が、ジュンブライトのかわいい寝顔にキスすると、ジュンブライトが動き出した。
「・・・・・・ムニャ、ムニャ・・・・・・。」
うふふふふ。かわいい。
私はジュンブライトのかわいい寝顔を見て、ほほえんだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる