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第二十九話 「ジュンブライトが、記憶喪失になった!?(前編)」
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こんにちは。春間真莉亜です。
「ちょっと、出かけて来る。」
ジュンブライト、どこに行くの?
「散歩だ。すぐ帰って来る。」
え―っ?私も行きた―い!
「たまには一人で行かせろよ!」
ジュンブライトのいじわる!ぶう!
「でも王子、午後からは雨が降るって、言ってましたよ?」
「大丈夫だろう。天気予報はいずれ、はずれるもんだから。」
「そんなにかっこいいセリフを言い捨てるなよ。」
「だいじょ―ぶ!」
ジュンブライトは、ニッと笑った。
「ジュンブライト・・・・・・私のこと、嫌いなの?」
私が聞くと、ジュンブライトは、顔をそっと、近づけた。
「嫌いなわけねぇ―だろ。じゃあな、真莉亜。」
チュ・・・・・・。
ジュンブライトは、私のほっぺたにキスをすると、玄関の方まで歩いて、出て行っちゃった。
「あいつぅ~!真莉亜ちゃんのほっぺたにキスしやがってぇ~!うらやましいぞ!」
☆
ザー、ザー。
「きれいな海だなぁ。ん?」
「うわぁ。きれいな花だ。真莉亜、気に入るかな?」
ポタ、ポタ、ポタ、ポタ。ザー、ザー!
「雨が降り出した!じいやが言ってたこと、本当だったんだ!早く、満月荘に戻らないと・・・・・・。」
バサッ!
ヒュー、ヒューッ!
「つ、強い風だ。」
ゴロゴロゴロゴロ、ピカ―ッ!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ポチャン。
☆
それから3日後。ジュンブライトは、全然、帰って来なかった。
「あれほど言ったのにぃ。」
「心配だわぁ。」
私、電話をかけたんですけど、なかなか、つながらなくて・・・・・・。
「どら、電話してみようか。」
テレサさんは、ケータイを出して、ジュンブライトに電話をかけた。
「・・・・・・音信不通だねぇ。」
そんな・・・・・・。
「ただいまぁ。」
ウルフ一郎さんと、マドレーヌちゃんと、アキちゃんと、ソラちゃんが、帰って来た!
私はリビングから飛び出した。
「ジュンブライトは!?」
ウルフ一郎さんは、左右に首を振った。
「全然。真莉亜ちゃん、ごめん。見つからなくて。俺様、あいつがいそ―なところに、行ったけど・・・・・・。」
「菜の花広場にも、いませんでした。」
「学校も。」
「レストランにも。」
そ、そんな・・・・・・。
「お母さん。あたし、お父さんに、会いたいよう。」
道華が私の服のそでを、ぐいぐいひっぱる。
私もだよ。どこでなにをやっているのやら。
「もしかして、出て行ったとか!?」
クリスさん!
「きっとそうだよ!散歩に行って来るってうそをついて、出て行ったのよ!あぁ、ジュンブライト様!あたしのこと、嫌いになったのぉ~!?」
いや、元々、クリスさんのこと、嫌いだから。
「リリア、ギロ。あなた達なら、ジュンブライトのにおいが、わかるわよね?」
紅葉が二人に向かって、言った。
「あぁ。わかるとも。」
「みんなでジュンブライトを、探しましょう。」
「はいっ。」 「おう!」 「えぇ!」 「うん!」
☆
私達は、リリアさんと、ギロさんを先頭にし、ジュンブライトを探した。
「どう?リリア、ギロ。」
「においが、まだ続いてる。」
「あぁ。」
ジュンブライト、どこにいるの・・・・・・?
「真莉亜お姉様。必ず、ジュンブライトお兄様に、会えますよ。」
マドレーヌちゃんが、にこっと笑った。
マドレーヌちゃん・・・・・・。
すると、急に二人が立ち止まった。
「においが消えたわ。」
「先輩はどうやら、ここにいるらしいね。」
着いたのは、浜辺。
浜辺に入った私達は、早速、ジュンブライトを探し始めた。
「ジュンブライトぉ、ジュンブライトぉ。」
「王子―っ。」
「返事をしてくださ―い。」
「今日の夕飯は、お前の大好きな、ナポリタンだぞぉ。」
「それ、関係ないだろっ。」
「いや、反応するかと思って。」
なかなか見つからない。
「お母さん!海岸で、誰かがたおれてる!」
え?
「きっと、ジュンブライト様だよ!」
二人とも!そんなに私の手を、ひっぱらなくても・・・・・・。
ん?あっ、本当だ!海岸で、誰かがたおれている!
近づくと・・・・・・。
あれ?どっかで見た、天然パーマの男の人・・・・・・あ!
「ジュンブライト!」
紙がぬれている・・・・・・ジュンブライト!
私は、ジュンブライトの体をゆすった。
「ジュンブライト!しっかりして!ジュンブライト!」
どうしよう・・・・・・気絶している・・・・・・。
「どうしたんだい、真莉亜!」
テレサさん!
「うわぁぁぁぁぁぁ!先輩が、たおれているぅ~!」
「お前、冷静な心を持てよ。」
ギロさんは、ジュンブライトの心臓の音を聞いた。
「・・・・・・大丈夫。まだ息はある。マドレーヌちゃん!先輩を、運んでくれ!」
「はいっ!」
「あのう、わたくしは・・・・・・。」
「ルクトさんは、満月荘に戻って、ふとんを用意して!あと、先輩の服がぬれているから、先輩の服を脱いで!」
「は、はいっ!」
☆
満月荘に戻った私達は、ジュンブライトの周りをかこんだ。
ジュンブライト・・・・・・。
「う、う~ん。」
ジュンブライトが、目覚めた!
「ジュンブライト!」
「王子!」
「ジュンブライトお兄様!」
「ジュンブライト!」
「ジュンブライト様!」
「先輩!」
「お父さん!」
ところがジュンブライトは、私達を見て、顔をきょとんとしている。
どうしたの?ジュンブライト。
「あなた達は、誰ですか?」
!?
「ジュンブライトお兄様ったらぁ。あれ急に私みたいに、敬語で話すなんて。」
マドレーヌちゃんが、笑いかけた。
「ジュンブライト?誰それ。」
!?
「誰って、あなたの名前よ。」
「僕の・・・・・・名前?全然、思い出せない・・・・・・。」
「先輩、もしかして、記憶喪失!?」
えっ!?そんな・・・・・・。
「ジュンブライト、私のこと、覚えてる?」
私は、ジュンブライトに、優しく声をかけた。
「誰?」
「私は春間真莉亜。中学二年生。13歳。あなたの彼女よ。」
「僕の・・・・・・彼女・・・・・・。」
どう?思い出した?
すると、ジュンブライトが、首を左右に振った。
「ごめんなさい。覚えてません。」
うそでしょ・・・・・・。
「おとといの雷に打たれて、記憶を失ったんだ。」
「王子を元に戻すには、どうすればいいんですか?」
ルクトさん、必死にギロさんに聞いてる。
「先輩を、元に戻すには、本人に記憶を思い出させるんです。」
「う~ん。」
あっ、ジュンブライト!起きないで!あなた、裸だから!
☆
「ちょっと、出かけて来る。」
ジュンブライト、どこに行くの?
「散歩だ。すぐ帰って来る。」
え―っ?私も行きた―い!
「たまには一人で行かせろよ!」
ジュンブライトのいじわる!ぶう!
「でも王子、午後からは雨が降るって、言ってましたよ?」
「大丈夫だろう。天気予報はいずれ、はずれるもんだから。」
「そんなにかっこいいセリフを言い捨てるなよ。」
「だいじょ―ぶ!」
ジュンブライトは、ニッと笑った。
「ジュンブライト・・・・・・私のこと、嫌いなの?」
私が聞くと、ジュンブライトは、顔をそっと、近づけた。
「嫌いなわけねぇ―だろ。じゃあな、真莉亜。」
チュ・・・・・・。
ジュンブライトは、私のほっぺたにキスをすると、玄関の方まで歩いて、出て行っちゃった。
「あいつぅ~!真莉亜ちゃんのほっぺたにキスしやがってぇ~!うらやましいぞ!」
☆
ザー、ザー。
「きれいな海だなぁ。ん?」
「うわぁ。きれいな花だ。真莉亜、気に入るかな?」
ポタ、ポタ、ポタ、ポタ。ザー、ザー!
「雨が降り出した!じいやが言ってたこと、本当だったんだ!早く、満月荘に戻らないと・・・・・・。」
バサッ!
ヒュー、ヒューッ!
「つ、強い風だ。」
ゴロゴロゴロゴロ、ピカ―ッ!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ポチャン。
☆
それから3日後。ジュンブライトは、全然、帰って来なかった。
「あれほど言ったのにぃ。」
「心配だわぁ。」
私、電話をかけたんですけど、なかなか、つながらなくて・・・・・・。
「どら、電話してみようか。」
テレサさんは、ケータイを出して、ジュンブライトに電話をかけた。
「・・・・・・音信不通だねぇ。」
そんな・・・・・・。
「ただいまぁ。」
ウルフ一郎さんと、マドレーヌちゃんと、アキちゃんと、ソラちゃんが、帰って来た!
私はリビングから飛び出した。
「ジュンブライトは!?」
ウルフ一郎さんは、左右に首を振った。
「全然。真莉亜ちゃん、ごめん。見つからなくて。俺様、あいつがいそ―なところに、行ったけど・・・・・・。」
「菜の花広場にも、いませんでした。」
「学校も。」
「レストランにも。」
そ、そんな・・・・・・。
「お母さん。あたし、お父さんに、会いたいよう。」
道華が私の服のそでを、ぐいぐいひっぱる。
私もだよ。どこでなにをやっているのやら。
「もしかして、出て行ったとか!?」
クリスさん!
「きっとそうだよ!散歩に行って来るってうそをついて、出て行ったのよ!あぁ、ジュンブライト様!あたしのこと、嫌いになったのぉ~!?」
いや、元々、クリスさんのこと、嫌いだから。
「リリア、ギロ。あなた達なら、ジュンブライトのにおいが、わかるわよね?」
紅葉が二人に向かって、言った。
「あぁ。わかるとも。」
「みんなでジュンブライトを、探しましょう。」
「はいっ。」 「おう!」 「えぇ!」 「うん!」
☆
私達は、リリアさんと、ギロさんを先頭にし、ジュンブライトを探した。
「どう?リリア、ギロ。」
「においが、まだ続いてる。」
「あぁ。」
ジュンブライト、どこにいるの・・・・・・?
「真莉亜お姉様。必ず、ジュンブライトお兄様に、会えますよ。」
マドレーヌちゃんが、にこっと笑った。
マドレーヌちゃん・・・・・・。
すると、急に二人が立ち止まった。
「においが消えたわ。」
「先輩はどうやら、ここにいるらしいね。」
着いたのは、浜辺。
浜辺に入った私達は、早速、ジュンブライトを探し始めた。
「ジュンブライトぉ、ジュンブライトぉ。」
「王子―っ。」
「返事をしてくださ―い。」
「今日の夕飯は、お前の大好きな、ナポリタンだぞぉ。」
「それ、関係ないだろっ。」
「いや、反応するかと思って。」
なかなか見つからない。
「お母さん!海岸で、誰かがたおれてる!」
え?
「きっと、ジュンブライト様だよ!」
二人とも!そんなに私の手を、ひっぱらなくても・・・・・・。
ん?あっ、本当だ!海岸で、誰かがたおれている!
近づくと・・・・・・。
あれ?どっかで見た、天然パーマの男の人・・・・・・あ!
「ジュンブライト!」
紙がぬれている・・・・・・ジュンブライト!
私は、ジュンブライトの体をゆすった。
「ジュンブライト!しっかりして!ジュンブライト!」
どうしよう・・・・・・気絶している・・・・・・。
「どうしたんだい、真莉亜!」
テレサさん!
「うわぁぁぁぁぁぁ!先輩が、たおれているぅ~!」
「お前、冷静な心を持てよ。」
ギロさんは、ジュンブライトの心臓の音を聞いた。
「・・・・・・大丈夫。まだ息はある。マドレーヌちゃん!先輩を、運んでくれ!」
「はいっ!」
「あのう、わたくしは・・・・・・。」
「ルクトさんは、満月荘に戻って、ふとんを用意して!あと、先輩の服がぬれているから、先輩の服を脱いで!」
「は、はいっ!」
☆
満月荘に戻った私達は、ジュンブライトの周りをかこんだ。
ジュンブライト・・・・・・。
「う、う~ん。」
ジュンブライトが、目覚めた!
「ジュンブライト!」
「王子!」
「ジュンブライトお兄様!」
「ジュンブライト!」
「ジュンブライト様!」
「先輩!」
「お父さん!」
ところがジュンブライトは、私達を見て、顔をきょとんとしている。
どうしたの?ジュンブライト。
「あなた達は、誰ですか?」
!?
「ジュンブライトお兄様ったらぁ。あれ急に私みたいに、敬語で話すなんて。」
マドレーヌちゃんが、笑いかけた。
「ジュンブライト?誰それ。」
!?
「誰って、あなたの名前よ。」
「僕の・・・・・・名前?全然、思い出せない・・・・・・。」
「先輩、もしかして、記憶喪失!?」
えっ!?そんな・・・・・・。
「ジュンブライト、私のこと、覚えてる?」
私は、ジュンブライトに、優しく声をかけた。
「誰?」
「私は春間真莉亜。中学二年生。13歳。あなたの彼女よ。」
「僕の・・・・・・彼女・・・・・・。」
どう?思い出した?
すると、ジュンブライトが、首を左右に振った。
「ごめんなさい。覚えてません。」
うそでしょ・・・・・・。
「おとといの雷に打たれて、記憶を失ったんだ。」
「王子を元に戻すには、どうすればいいんですか?」
ルクトさん、必死にギロさんに聞いてる。
「先輩を、元に戻すには、本人に記憶を思い出させるんです。」
「う~ん。」
あっ、ジュンブライト!起きないで!あなた、裸だから!
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