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第五十話 「イケメントリオ、子供になる!?」
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俺達がやって来たのは、菜の花広場。
ようし!ここでガンガン、遊びまくってやるぞぉ~!
「ジュンブライト、見ろ!俺様、こんなに全力で走ってから、全然息切れなんか、してないぜ!」
ウルフ一郎はうれしそうに走っている。
おぉ、よかったなぁ。
「せんぱーい!ウルフいちろ~う!鬼ごっこやりましょ~う!」
お、いいなぁ、それ!
「誰が鬼やる?」
「ん。」
「って、俺様かっ!」
「よーし、早速、始めようぜぇ。」
「ウルフ一郎、10数えてねっ。」
「おう!いーち。」
そのとたん、俺とギロは、走り出した。
「しー、ごー、ろ―く、し―ち、は―ち、きゅ―う、じゅう!よ―し、つかまえるぞぉ~!」
ウルフ一郎は、ぱっと走り出した。
ヤバイ!ギロ、逃げるぞ!
「はい!」
俺達は全力疾走で走った。
「まてぇ~!」
「つかまるもんか!」
「あ!」
ギロが転んだ!
「ギロ、タッチ。」
「うわ~ん!痛いよぉ~!」
ギロが滝のように涙を流している。
「よ~し!天パヤロー!次はお前をつかまえてやるぅ~!」
へへーん!つかまえたいんだったら、つかまえてみろ~!ベーロベーロばぁ!
俺はオオカミヤローに向かって、あっかんベーをした。
「てめぇ、よくもこの俺様をなめやがってぇ!ゆるさん!」
オオカミヤローが、全力疾走で走って来た。
ひぇぇぇぇぇぇぇ!速え~よぉ~!
「俺様をバカにした、罰じゃ~!」
い、いくらバカにされたって、怒らなくても・・・・・・。
「言い訳は無用!まて~!」
お前!子供になったからって、走るスピードが、速すぎるだろ・・・・・・うわぁ!
いてててて。転んじゃったぜぇ~。
うわ!血が出てる!
早くなめないと・・・・・・。
俺が血をペロッとなめた、その時。
「はい、タッチ。」
あ!お前、反則だろ!
「血をなめてるから、こーなるんだろ。」
「なんだとぉ?」
「やんのかオラァ!」
「二人とも!やめてください!」
ギロが俺達を引き離した。
「先輩、満月荘に戻ったら、すぐ手当てをしますから。」
ちぇ、わかったよ。
グゥ~。
ん?誰か、お腹の音が鳴らなかったか?
「俺様じゃないぞ。」
じゃあ、一体・・・・・・。
「俺です。」
「お前かいっ!」
グゥ~。
また鳴った!
って、なんでお前ら、俺の方をじ―と見つめてるんだよぉ。
「今度は、お前の方から聞こえたぞ。」
はぁ!?うそつけ!
グゥ~。
あ・・・・・・。
俺は顔を真っ赤にして、お腹をおさえた。
「やっぱり。」
グゥ~。
もう、今度は誰なんだよぉ!
「お、俺様だ・・・・・・。」
ウルフ一郎は顔を赤くしながら、お腹をおさえている。
「三人とも、お腹が空いてるな。」
「あぁ。」
俺とギロはうなずいた。
「じゃあ、手当てをした後、買い物に行くか。」
「やったぁ~!」
俺とギロは、うれしそうに跳びはねた。
「夜ご飯、なにがいい?」
「ナポリタ~ン!」
「オムライス~!」
「じゃあ、それにしよっか。」
ウルフ一郎が、ニッと笑った。
☆
ラビットスーパーで、俺達は買い物をしていた。
「よし、あとは卵だけかぁ。」
「あ、卵あった!」
「よし、行ってみようぜ!」
「あ!そんなに走るなって!」
ふぅ。やっと卵のところに着いたぜぇ。
「よし、取るか。」
ウルフ一郎が、卵を取ろうとした、その時。
「あ、あれ?」
どうしたんだ?
「と、とどかねぇ・・・・・・。」
あ・・・・・・。
「俺様達、子供になっているから、このくらいの距離じゃとどかないぜ。」
そ、そんなぁ~。
「じゃあ、背伸びしたら?」
「背伸びしても、一緒だよ。」
「じゃあ、肩車は?」
「お、いいなぁ、それ!じゃあ、ギロ、一番上になれ。」
「うん!」
というわけで、俺達は肩車をすることになった。
俺がウルフ一郎を肩車して、ウルフ一郎がギロを肩車している。
「どうだ、ギロ。とどきそうかぁ?」
「は、はい。若干、こわいんですけど・・・・・・。」
そうだよな。
「じゃあ、バランスを整えて、行くぞぉ~。」
「おう!」
俺達は、バランスを整えながら、卵を取ろうとした。
「う、う~ん。」
がんばれ―、ギロぉ~!
「これもオムライスのためッス~!」
よし、あともう少しだ!
と、思ったその時!
「ハックション!」
オオカミヤローが、大きなくしゃみをした瞬間、バランスがくずれはじめた。
「ちょっ、ちょっとぉ~、ウルフいちろ~う!」
「あぁ!」
ドッシーン!
いてててて・・・・・・。
「おい!オオカミヤロー!最後の最後まで、くしゃみしてど―する!」
「し、仕方ねぇじゃねぇか!突然、出たんだもの。」
「なんだとぉ?」
「やんのかオラァ!」
俺とウルフ一郎は、けんかをし始めた。
「うわ~ん!」
くおうら、ギロ!男のくせに、泣くなぁ!
「あ―あ。客が俺様達を見つめているぜぇ。」
本当だ。客、店員の目が、俺達の方を見ている。
「どうしたんだい、ぼうや達。」
太っちょの店員さんが、俺達のところに駆けつけて来た。
「実はぁ、卵を取ろうとしても、なかなか取れなくて・・・・・・。」
「あぁ~。じゃあ、おじさんが取ってあげるよ。」
えぇ!?本当か!?
「あぁ。」
やったぁ~!
「アハッ、サンキュー。」
「どういたしまして。」
ん?まてよ。
俺とギロが、ウルフ一郎の方を向くと、ウルフ一郎は、下を向いた。
「・・・・・・最初っから、店員さんに頼めばよかったな。」
「じゃあ、最初っから、そ―しろやっ!」
☆
ようし!ここでガンガン、遊びまくってやるぞぉ~!
「ジュンブライト、見ろ!俺様、こんなに全力で走ってから、全然息切れなんか、してないぜ!」
ウルフ一郎はうれしそうに走っている。
おぉ、よかったなぁ。
「せんぱーい!ウルフいちろ~う!鬼ごっこやりましょ~う!」
お、いいなぁ、それ!
「誰が鬼やる?」
「ん。」
「って、俺様かっ!」
「よーし、早速、始めようぜぇ。」
「ウルフ一郎、10数えてねっ。」
「おう!いーち。」
そのとたん、俺とギロは、走り出した。
「しー、ごー、ろ―く、し―ち、は―ち、きゅ―う、じゅう!よ―し、つかまえるぞぉ~!」
ウルフ一郎は、ぱっと走り出した。
ヤバイ!ギロ、逃げるぞ!
「はい!」
俺達は全力疾走で走った。
「まてぇ~!」
「つかまるもんか!」
「あ!」
ギロが転んだ!
「ギロ、タッチ。」
「うわ~ん!痛いよぉ~!」
ギロが滝のように涙を流している。
「よ~し!天パヤロー!次はお前をつかまえてやるぅ~!」
へへーん!つかまえたいんだったら、つかまえてみろ~!ベーロベーロばぁ!
俺はオオカミヤローに向かって、あっかんベーをした。
「てめぇ、よくもこの俺様をなめやがってぇ!ゆるさん!」
オオカミヤローが、全力疾走で走って来た。
ひぇぇぇぇぇぇぇ!速え~よぉ~!
「俺様をバカにした、罰じゃ~!」
い、いくらバカにされたって、怒らなくても・・・・・・。
「言い訳は無用!まて~!」
お前!子供になったからって、走るスピードが、速すぎるだろ・・・・・・うわぁ!
いてててて。転んじゃったぜぇ~。
うわ!血が出てる!
早くなめないと・・・・・・。
俺が血をペロッとなめた、その時。
「はい、タッチ。」
あ!お前、反則だろ!
「血をなめてるから、こーなるんだろ。」
「なんだとぉ?」
「やんのかオラァ!」
「二人とも!やめてください!」
ギロが俺達を引き離した。
「先輩、満月荘に戻ったら、すぐ手当てをしますから。」
ちぇ、わかったよ。
グゥ~。
ん?誰か、お腹の音が鳴らなかったか?
「俺様じゃないぞ。」
じゃあ、一体・・・・・・。
「俺です。」
「お前かいっ!」
グゥ~。
また鳴った!
って、なんでお前ら、俺の方をじ―と見つめてるんだよぉ。
「今度は、お前の方から聞こえたぞ。」
はぁ!?うそつけ!
グゥ~。
あ・・・・・・。
俺は顔を真っ赤にして、お腹をおさえた。
「やっぱり。」
グゥ~。
もう、今度は誰なんだよぉ!
「お、俺様だ・・・・・・。」
ウルフ一郎は顔を赤くしながら、お腹をおさえている。
「三人とも、お腹が空いてるな。」
「あぁ。」
俺とギロはうなずいた。
「じゃあ、手当てをした後、買い物に行くか。」
「やったぁ~!」
俺とギロは、うれしそうに跳びはねた。
「夜ご飯、なにがいい?」
「ナポリタ~ン!」
「オムライス~!」
「じゃあ、それにしよっか。」
ウルフ一郎が、ニッと笑った。
☆
ラビットスーパーで、俺達は買い物をしていた。
「よし、あとは卵だけかぁ。」
「あ、卵あった!」
「よし、行ってみようぜ!」
「あ!そんなに走るなって!」
ふぅ。やっと卵のところに着いたぜぇ。
「よし、取るか。」
ウルフ一郎が、卵を取ろうとした、その時。
「あ、あれ?」
どうしたんだ?
「と、とどかねぇ・・・・・・。」
あ・・・・・・。
「俺様達、子供になっているから、このくらいの距離じゃとどかないぜ。」
そ、そんなぁ~。
「じゃあ、背伸びしたら?」
「背伸びしても、一緒だよ。」
「じゃあ、肩車は?」
「お、いいなぁ、それ!じゃあ、ギロ、一番上になれ。」
「うん!」
というわけで、俺達は肩車をすることになった。
俺がウルフ一郎を肩車して、ウルフ一郎がギロを肩車している。
「どうだ、ギロ。とどきそうかぁ?」
「は、はい。若干、こわいんですけど・・・・・・。」
そうだよな。
「じゃあ、バランスを整えて、行くぞぉ~。」
「おう!」
俺達は、バランスを整えながら、卵を取ろうとした。
「う、う~ん。」
がんばれ―、ギロぉ~!
「これもオムライスのためッス~!」
よし、あともう少しだ!
と、思ったその時!
「ハックション!」
オオカミヤローが、大きなくしゃみをした瞬間、バランスがくずれはじめた。
「ちょっ、ちょっとぉ~、ウルフいちろ~う!」
「あぁ!」
ドッシーン!
いてててて・・・・・・。
「おい!オオカミヤロー!最後の最後まで、くしゃみしてど―する!」
「し、仕方ねぇじゃねぇか!突然、出たんだもの。」
「なんだとぉ?」
「やんのかオラァ!」
俺とウルフ一郎は、けんかをし始めた。
「うわ~ん!」
くおうら、ギロ!男のくせに、泣くなぁ!
「あ―あ。客が俺様達を見つめているぜぇ。」
本当だ。客、店員の目が、俺達の方を見ている。
「どうしたんだい、ぼうや達。」
太っちょの店員さんが、俺達のところに駆けつけて来た。
「実はぁ、卵を取ろうとしても、なかなか取れなくて・・・・・・。」
「あぁ~。じゃあ、おじさんが取ってあげるよ。」
えぇ!?本当か!?
「あぁ。」
やったぁ~!
「アハッ、サンキュー。」
「どういたしまして。」
ん?まてよ。
俺とギロが、ウルフ一郎の方を向くと、ウルフ一郎は、下を向いた。
「・・・・・・最初っから、店員さんに頼めばよかったな。」
「じゃあ、最初っから、そ―しろやっ!」
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