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第六十一話 「道華の思い出PART2」
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「どうしても、あのランドセルがいいの?」
「うん。」
道華がこくりとうなずいた。
けど、ないよ、どこにも。
だからあきらめよう。
「やだ!あれがいい!」
道華・・・・・・。わがまま言わないでよぉ。
「あ、そうですかぁ。わかりました。」
ジュンブライトが電話を切った。
「お前のところのお母さんとお父さんにたのんだけど、見つからなかったって。」
そうなんだ・・・・・・。
「そうだ!道華、お父さんがランドセル、つくってやろっか?」
えっ!?
「段ボールでつくってさぁ、むらさき色でぬって、ハートを書く!」
あぁ。手作りランドセルだねっ。
道華、それにしなよ!
「やだ!お父さん、不器用だから!」
・・・・・・確かに。
「こら―!感心するんじゃねぇ!」
あ。いっそのこと、ソアンさんにたのんだら?
「あぁ~!それもいいなぁ。」
「やだ!」
もう、道華ったら。
「あたし、あれがいいの!口、出さないで!」
道華はそう言って、リビングを飛び出し、子供部屋へ行っちゃった。
あーあ。どうする?
「仕方ねぇ。明日も探そう。もしなかったら、別のにする。」
そうだね。
☆
次の日。
私達は、別のデパートに行った。
いい?もしなかったら、別のを買うからねっ。
「うん。」
道華はうなずいた。
よし、それでよし!
「じゃあ、行くか。」
うん!
私達は、店員さんの方に向かって、歩いた。
はぁ、ドキドキするよぉ~。
道華じゃなく、なんで私が緊張するのよぉ~。
そして、私達は、店員さんの前に止まった。
「すみませ~ん。」
私が声をかけると、店員さんは、私達の方をくるりと振り向いた。
「はい?」
「むらさきで、ハートが付いているランドセルって、ありますか?」
すると、店員さんは、にっこり笑って。
「はい、ありますよ。」
えぇっ!?本当ですか!?
「はい。」
よかったねぇ、道華!
「うん!」
うふふふふ。うれしそうにうなずいちゃって。
「お持ちしますので、少々お待ちください。」
店員さんが、向こうへ走って行った。
しばらくして、店員さんが、むらさき色でハートが付いたランドセルを持って来た。
「うわぁ、かっわいい~♡」
道華が目をキラキラ輝かせている。
「一回、からってみます?」
「うん!」
道華は早速、ランドセルをからってみた。
「どう?似合う?」
うん!いいよ!
「おじいちゃんとおばあちゃんに、写真、送ってやるから。」
「うわ~い!」
うふふふふ。
入学式が楽しみだな。
☆
一週間後。
「道華ぁ、準備できたぁ~?」
「うん!できたよぉ~。」
道華は私のところへ走ってきた。
うわぁ、かっわいいねぇ。
「えへへへへ。ありがとう!」
うふふふふ。
「お、道華、かわいいなぁ。」
「お父さん!」
道華は走って、ジュンブライトにだきついた。
「いよいよ、一年生になるなぁ。」
「うん!楽しみ~!」
「友達、何人つくるんだ?」
「100人!」
「アハハハハ!やっぱりそう言うと思ったぜぇ。」
「えへへへへ。」
ガチャッ。
ん?誰か、来たぞぉ。
「おはよう。」
「道華、入学おめでとう。」
あ、お父さん、お母さん。
「おじいちゃ~ん、おばあちゃ~ん!」
道華は今度は、私のお父さんとお母さんにだきついた。
「よく似合うねぇ。」
「かわいいねぇ。」
「えへへへへ。」
道華、ランドセル、忘れそうになってるよ。
「あ!ランドセル!」
道華はぱっと走って、ランドセルをからった。
「うわぁ。」
「道華、かわいいねぇ、そのランドセル。」
「えへへへへ。」
「もう、そろそろ行くぞぉ。」
あ、はーい!
「おじいちゃん、行こっ。」
「あぁ。」
お父さんはうなずいた。
友達、いっぱいできるといいね、道華。
☆
「うん。」
道華がこくりとうなずいた。
けど、ないよ、どこにも。
だからあきらめよう。
「やだ!あれがいい!」
道華・・・・・・。わがまま言わないでよぉ。
「あ、そうですかぁ。わかりました。」
ジュンブライトが電話を切った。
「お前のところのお母さんとお父さんにたのんだけど、見つからなかったって。」
そうなんだ・・・・・・。
「そうだ!道華、お父さんがランドセル、つくってやろっか?」
えっ!?
「段ボールでつくってさぁ、むらさき色でぬって、ハートを書く!」
あぁ。手作りランドセルだねっ。
道華、それにしなよ!
「やだ!お父さん、不器用だから!」
・・・・・・確かに。
「こら―!感心するんじゃねぇ!」
あ。いっそのこと、ソアンさんにたのんだら?
「あぁ~!それもいいなぁ。」
「やだ!」
もう、道華ったら。
「あたし、あれがいいの!口、出さないで!」
道華はそう言って、リビングを飛び出し、子供部屋へ行っちゃった。
あーあ。どうする?
「仕方ねぇ。明日も探そう。もしなかったら、別のにする。」
そうだね。
☆
次の日。
私達は、別のデパートに行った。
いい?もしなかったら、別のを買うからねっ。
「うん。」
道華はうなずいた。
よし、それでよし!
「じゃあ、行くか。」
うん!
私達は、店員さんの方に向かって、歩いた。
はぁ、ドキドキするよぉ~。
道華じゃなく、なんで私が緊張するのよぉ~。
そして、私達は、店員さんの前に止まった。
「すみませ~ん。」
私が声をかけると、店員さんは、私達の方をくるりと振り向いた。
「はい?」
「むらさきで、ハートが付いているランドセルって、ありますか?」
すると、店員さんは、にっこり笑って。
「はい、ありますよ。」
えぇっ!?本当ですか!?
「はい。」
よかったねぇ、道華!
「うん!」
うふふふふ。うれしそうにうなずいちゃって。
「お持ちしますので、少々お待ちください。」
店員さんが、向こうへ走って行った。
しばらくして、店員さんが、むらさき色でハートが付いたランドセルを持って来た。
「うわぁ、かっわいい~♡」
道華が目をキラキラ輝かせている。
「一回、からってみます?」
「うん!」
道華は早速、ランドセルをからってみた。
「どう?似合う?」
うん!いいよ!
「おじいちゃんとおばあちゃんに、写真、送ってやるから。」
「うわ~い!」
うふふふふ。
入学式が楽しみだな。
☆
一週間後。
「道華ぁ、準備できたぁ~?」
「うん!できたよぉ~。」
道華は私のところへ走ってきた。
うわぁ、かっわいいねぇ。
「えへへへへ。ありがとう!」
うふふふふ。
「お、道華、かわいいなぁ。」
「お父さん!」
道華は走って、ジュンブライトにだきついた。
「いよいよ、一年生になるなぁ。」
「うん!楽しみ~!」
「友達、何人つくるんだ?」
「100人!」
「アハハハハ!やっぱりそう言うと思ったぜぇ。」
「えへへへへ。」
ガチャッ。
ん?誰か、来たぞぉ。
「おはよう。」
「道華、入学おめでとう。」
あ、お父さん、お母さん。
「おじいちゃ~ん、おばあちゃ~ん!」
道華は今度は、私のお父さんとお母さんにだきついた。
「よく似合うねぇ。」
「かわいいねぇ。」
「えへへへへ。」
道華、ランドセル、忘れそうになってるよ。
「あ!ランドセル!」
道華はぱっと走って、ランドセルをからった。
「うわぁ。」
「道華、かわいいねぇ、そのランドセル。」
「えへへへへ。」
「もう、そろそろ行くぞぉ。」
あ、はーい!
「おじいちゃん、行こっ。」
「あぁ。」
お父さんはうなずいた。
友達、いっぱいできるといいね、道華。
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