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○ 僕と家族
◆ 17
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「ユーリは本当にシャルが大好きだな」
う?
とう様の声がなんだかしょぼーんの時と同じぐらい、元気がないよ?
かあ様へのこうそくぐりぐりをやめてとう様を見ると、やっぱりとう様、しょぼーんってなってた。
「僕、とうしゃまの事だいちゅきでしゅよ!」
僕がそう言ったら、しょぼーんのとう様がキラキラとう様に変身したよ。
お胸はかあ様が一番だけどそれを言うと、とう様がまたしょぼーんとなっちゃうから、黙っておいたんだ。
「ユーリ!」
「あっ、にーしゃま、ねーしゃま。にゃかにゃおりちたでしゅか?」
お部屋を出て行ったにい様とねえ様が、一緒に戻ってきたよ。
ふたり一緒だという事は、なかなおりしたのかな?
「いやですわ、ユーリったら。私達、元々仲が良いのですのよ?」
「そうだぞ。喧嘩なんかしてないからな」
「うー? でもしゃっき、言い合いちてたでしゅ」
「あれは……。そ、そう! コミュニケーションだよ! 兄妹間のね!」
「そう、そうですわ! 兄妹間の、ですわ」
うー。なんか怪しい気がするよ。
にい様もねえ様も、いつもよりあわわ!あわわ!ってしてます。
だから僕、ビビビッ!てきました!
にい様もねえ様も嘘付いてます!嘘付く子は悪い子なのです!
「うしょはだめでしゅよ!」
「うううう、嘘じゃないよ!」
「そうよ! 私がユーリに嘘を、つく、なん、て……」
「じーっ……。あやちいでしゅ」
「はいっ! そこまでっ!」
「ふおっ!?」
突然のおっきな声にびっくりしちゃった!
お口からしんぞうがばびゅーんっ!て出ちゃうかと思うぐらい、びっくりしたよ。
もう、誰ですか!おっきな声はメッ!ですよ。
「びっくりちた! おっき声、びっくりしゅるよー」
「すまない、ユーリ。二人がなかなか本題に入ろうとしなかったから、ついな」
「おっき声、とうしゃまでしゅか……。むー。ごめんちゃしたきゃら、ゆるしゅでしゅ」
「ありがとう、ユーリ。……で、本題に入れそうか?」
「ごめん、父様。本題に入るよ。シア」
「ええ、兄様」
う?
にい様とねえ様からお話があるのですか?
「マティアスから聞いたんだ。起きたらプレゼントがなくて、ユーリが気落ちしてるってね」
「それで、私達からユーリにプレゼントを贈る事にしたの」
ふぉっ!?
ププププレゼントーッ!?
うきゃあー!!
「ぷれじぇんとくれるでしゅか!?
ふぉーっ!!
かあしゃま聞きまちたか! にーしゃまとねーしゃまが僕にぷれじぇんとくれるでしゅって!!」
きゅあー!!
嬉しいー!!わーい!!わーい!!
にい様、ねえ様ありがとうです!!僕、元気百倍ですっ!
興奮しすぎて、かあ様抱っこの状態でばたばたしてたら、とう様抱っこにかわっちゃった……。
ちょっとしょぼーんです。
「そんなに喜んでくれるなんて、嬉しいな」
「ほんとうに。こんな可愛いユーリが見れるなら、毎日でもプレゼントをあげたくなりますわね。
でもそんな事をしますと、母様に怒られてしまいますから……。ここは諦めますわ」
ふぉおー! ま、い、に、ち、プレゼント!
「ぷれじぇんと、何くれるでしゅかっ! まいにちぷれじぇんとでも、僕だいしょぶでしゅよー!」
「ユーリ。駄目ですよ」
「あうぅぅ……」
かあ様に怒られました。
またまたしょぼーんってなる僕です。
とう様がなでなでしてくれますが、なでなでではしょぼーんは消えないのですよ。
しょぼーん……。
う?
とう様の声がなんだかしょぼーんの時と同じぐらい、元気がないよ?
かあ様へのこうそくぐりぐりをやめてとう様を見ると、やっぱりとう様、しょぼーんってなってた。
「僕、とうしゃまの事だいちゅきでしゅよ!」
僕がそう言ったら、しょぼーんのとう様がキラキラとう様に変身したよ。
お胸はかあ様が一番だけどそれを言うと、とう様がまたしょぼーんとなっちゃうから、黙っておいたんだ。
「ユーリ!」
「あっ、にーしゃま、ねーしゃま。にゃかにゃおりちたでしゅか?」
お部屋を出て行ったにい様とねえ様が、一緒に戻ってきたよ。
ふたり一緒だという事は、なかなおりしたのかな?
「いやですわ、ユーリったら。私達、元々仲が良いのですのよ?」
「そうだぞ。喧嘩なんかしてないからな」
「うー? でもしゃっき、言い合いちてたでしゅ」
「あれは……。そ、そう! コミュニケーションだよ! 兄妹間のね!」
「そう、そうですわ! 兄妹間の、ですわ」
うー。なんか怪しい気がするよ。
にい様もねえ様も、いつもよりあわわ!あわわ!ってしてます。
だから僕、ビビビッ!てきました!
にい様もねえ様も嘘付いてます!嘘付く子は悪い子なのです!
「うしょはだめでしゅよ!」
「うううう、嘘じゃないよ!」
「そうよ! 私がユーリに嘘を、つく、なん、て……」
「じーっ……。あやちいでしゅ」
「はいっ! そこまでっ!」
「ふおっ!?」
突然のおっきな声にびっくりしちゃった!
お口からしんぞうがばびゅーんっ!て出ちゃうかと思うぐらい、びっくりしたよ。
もう、誰ですか!おっきな声はメッ!ですよ。
「びっくりちた! おっき声、びっくりしゅるよー」
「すまない、ユーリ。二人がなかなか本題に入ろうとしなかったから、ついな」
「おっき声、とうしゃまでしゅか……。むー。ごめんちゃしたきゃら、ゆるしゅでしゅ」
「ありがとう、ユーリ。……で、本題に入れそうか?」
「ごめん、父様。本題に入るよ。シア」
「ええ、兄様」
う?
にい様とねえ様からお話があるのですか?
「マティアスから聞いたんだ。起きたらプレゼントがなくて、ユーリが気落ちしてるってね」
「それで、私達からユーリにプレゼントを贈る事にしたの」
ふぉっ!?
ププププレゼントーッ!?
うきゃあー!!
「ぷれじぇんとくれるでしゅか!?
ふぉーっ!!
かあしゃま聞きまちたか! にーしゃまとねーしゃまが僕にぷれじぇんとくれるでしゅって!!」
きゅあー!!
嬉しいー!!わーい!!わーい!!
にい様、ねえ様ありがとうです!!僕、元気百倍ですっ!
興奮しすぎて、かあ様抱っこの状態でばたばたしてたら、とう様抱っこにかわっちゃった……。
ちょっとしょぼーんです。
「そんなに喜んでくれるなんて、嬉しいな」
「ほんとうに。こんな可愛いユーリが見れるなら、毎日でもプレゼントをあげたくなりますわね。
でもそんな事をしますと、母様に怒られてしまいますから……。ここは諦めますわ」
ふぉおー! ま、い、に、ち、プレゼント!
「ぷれじぇんと、何くれるでしゅかっ! まいにちぷれじぇんとでも、僕だいしょぶでしゅよー!」
「ユーリ。駄目ですよ」
「あうぅぅ……」
かあ様に怒られました。
またまたしょぼーんってなる僕です。
とう様がなでなでしてくれますが、なでなでではしょぼーんは消えないのですよ。
しょぼーん……。
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