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第二章 迷宮都市の救世主たち ~ドキ!? 転生者だらけの迷宮都市では、奴隷ハーレムも最強チート無双も何でもアリの大運動会!? ~
2-53.追放者オークのガンボン(41)「 いやマジで、どうすりゃいいのコレ!?」
しおりを挟む「停戦の交渉……?」
タカギさんに揺り起こされて(というか、寝ていたハンモックから突き落とされーの踏みつけにされーのをして)、見張り台へと出て話を聞いていた俺は、そうバカみたいにオウム返しで復唱する。うん、バカっぽい。
「ええ、停戦です」
緑色のその女性は、全く落ち着いた様子でそう続ける。
「アルラウネ達があなたの想い人の姿を借りてしまったことで、ご不快な思いをさせてしまったことは謝罪します」
……って、ちょっ!?
「ち、違っ……」
想い人って、ちょ、違うから! そーゆーんじゃなくてっ……!!
「そのお詫びの意味も兼ねて、この『土の迷宮』の範囲からすぐに出して差し上げることも出来ます。
あなたの想い人を捜し求める探索へと、すぐに出発することが出来るのです。
それが、停戦の条件です」
俺はそれを聞き、うぐぐと口ごもる。
外に出る。そしてクリスティナを捜しに行く。
確かにそれを目指してここまでやってきた。
だが……。
「それは、俺と、レイフとを含めた、停戦か?」
俺だけでは意味が無い。
そしてレイフがどうしたいのか───その答えを俺はまだ聞いてない。
「出来れば、あなた方お二人との停戦を望んでます」
緑色の女性はそうはっきりと言う。
しかしその真意は?
そこが分からない。
そもそも俺は、レイフが“生ける石イアン”と呼んでいる変な石によりさせられているというダンジョンバトルとやらが何か良く分からない。
これはゲームとして作られている、なんてことを言っていたけど、最初の水の迷宮での双頭オオサンショウウオや巨大デンキウナギ、火の迷宮での火焔蟻のコロニー全てとの戦い。そしてここに来てからの岩鱗熊との戦い等々など。それら全て、文字通りに死闘。どの戦いでも俺は死んでたかもしれない。そして、相対した敵を殺して生き延びてきた。
俺、がそうした理由はシンプルだ。
襲われたから、反撃した。
これがゲームだと言うのなら、その中での俺の役目は駒。
レイフという王将と、敵キーパーという王将との戦いの中で、目の前の敵兵を討つ駒。
そして駒であるこの俺には、このダンジョンバトルとかいう戦い、ゲームの全体像は見えていない。
ただ単にこれを続けていればいずれ外に出れるらしい。それだけだ。
言い換えれば、ここで停戦の決定権を持つのは俺じゃない。
俺に出来るのは、停戦というよりドロップアウトするか否かの判断だ。
『レイフ───』
『うん、聞いてる』
伝心でダンジョンハートに居るレイフへと通信すると、すかさずそう返ってくる。
レイフは既に、一階に待機させていた精霊獣のケルッピさんへと【憑依】をして、この場の様子やりとりを確認しているようだった。
『あなたは───ドリュアスだね?
そしてここの“土の魔力溜まり”を支配しているダンジョンキーパーでもある』
ドリュアス───樹木の精霊の一種で、その姿は美しい女性のようだと伝えられている。
その身体は擬態でしかないアルラウネとは異なり、精霊獣のケルピー同様に肉体でもあり精神体でもある。
ケルッピさんを通じて思念でやり取りが出来るのも、同じ精霊に属する存在だからだろう。
「───そこまでお分かりならば、こちらの望むことももう存じ上げておられるのですね」
『おおよそは』
ん? 望むことって、停戦でしょ?
と反射的に思ってしまったけど、ああそうか。何故停戦をしたいのか、という話か、と気付く。
最初の水の迷宮では敵キーパーは今やレイフの使い魔(仮)である水の精霊獣ケルピーのケルッピさん。
何故戦いとなったかは、本人……本獣? に聞かなければ分からないけど、「俺のシマに勝手に乗り込んで来た奴がおるようじゃの~う」てな縄張り争いみたいなものだったのかなあ、とも考えられる。
次の火の迷宮ではイレギュラー的にキーパー不在で、火焔蟻の女王が魔力溜まりと融合していた。
で、ここのダンジョンキーパーが、今目の前にいる緑色の女性、樹木の精霊ドリュアスだと言う。
そう考えると、意志疎通出来ない縄張り争いレベルではない戦いはここに来て初めてだ。
だから、向こうにも何かしらの考えがある───ということか。
レイフが【憑依】したケルッピさんとドリュアスとが、生きた樹木で出来た拠点の正面で対峙し数分の睨み合い。
いや、別にどちらも睨んでるわけではないのかな。どちらかというと……探り合い? うん、そんな感じだ。
『それを踏まえて、僕としては“停戦”じゃなくて“降伏”を要求するよ』
レイフが思念でそう宣言する。
それを受けて、ドリュアスはやや眉根にしわを寄せるような表情でしばし黙る。
周りに居たアルラウネ達がざわめき、やや険悪な気配。
強気、なのか、駆け引きなのか。レイフの意図は分からない。どゆこと?
『多分───そっちも分かっているよね? この先の展開を。
だから停戦を申し出てきた』
レイフは明確にドリュアスが停戦を申し出た理由が分かっている。そういうことのようだ。
『僕はダークエルフだ。炎と闇の祝福を受けたエルフ。
とは言え、闇の森に生まれ育ったから、むしろ炎よりは大地との結び付きを強く持っている。
少なくともあなたの思っている以上には、この豊かで美しい森を焼き尽くすような真似をしたくはない』
譲歩しているようでいて脅迫でもある。
レイフは母のナナイとは違い、火属性の魔法は得意じゃない。けれどもあちらにとってみれば、ダークエルフと言えば炎の使い手としての認識がある。
そして、思い出した。
レイフはこの前の“炎の迷宮”で、何か火属性の使い魔を手に入れてるはず。
精霊や妖精は大まかにだが相手の持つ魔力属性などを見抜くことが出来ると聞くが、火属性の使い魔を手に入れことでレイフ自身にも火属性の強い魔力があるかのように感じ取れているのかもしれない。
それらのことから、樹木の精霊ドリュアスはこの戦いが膠着し、その結果火をもって森が焼かれること……それを恐れてる。
多分そう言うことなのだろう。
……実際には手には入ったときはまだ卵みたいな状態だったし、その後それが生まれたかどうかも良く知らないけど、多分この森を焼き尽くすほどの力は無いと思う。
そう考えるとレイフって今、相手の恐れと先入観につけ込んで、本当は10位の力を100に見せて交渉してる、みたいな状態?
うへ、だとしたらすげぇなあ。
『それに───』
レイフはさらに続けて言う。
『あなたは恐らく500年か1000年か……かなり長く存在しているドリュアスだよね?
だとしたら、本来あなたの存在───あなたがここに存在し続けているということの価値は、ダンジョンキーパーという役割を続けること以上に尊い』
あら。本当なのか分からないけど、そんなに長く存在している精霊だなんて、確かにそれは凄い。
この森を守ると言うことと、ダンジョンキーパーとして魔力溜まりの支配権を守ることは全然違うし、ダンジョンキーパーとしての役に殉じて戦い続け、結果として森が破壊されてしまうことは精霊ドリュアスの本意ではないだろう。
「───そうですね、その通りです。
私にとってダンジョンキーパー等という役割それ自体には、全く意味がありません……」
『かと言って、支配権の譲渡をして良い相手かどうかをきちんと見極めないと、魔力溜まりの魔力でろくでもないことをしかねない。
それこそ、この森に害を加えるようなことをしでかすかも───そういう危惧がある。
だからあなたは、アルラウネの幻惑で訪れる者を惑わし、相手を見極め、戦わずに済ませられるようなやり方を選んだ。
これまでもずっと、ね』
「……ええ、そうです」
『僕がここで造ってきたもの、やってきたことを見て、その危惧のある相手だと思うかい?』
ここに来てからも、レイフのダンジョンキーパーとしてのやり方は今までとそんなに変わってない。
レイフはなんというか慎重派だし堅実派。無茶で乱暴な勢い任せな進め方を基本的にしないし、無闇に周りを壊したりもしない。ダンジョンも秩序だった丁寧な造り方をする。
『僕は、次の迷宮に進んで、全てをキチッと終わらせたい。今はそう思ってる。
元より、偶然と成り行きで始めることになったことだけど、途中で投げ出して終わりにするんじゃなくて、四つの迷宮全てをクリアして、“正常な循環”に戻す、本来のこのシステムを全うさせたいんだ』
正常な循環?
何の話かよく分からないで居たが、それを聞くと樹木の精霊ドリュアスはやや驚いたような、そして息を呑むかのような表情をし、
「───もし、本当にあなたにそれが出来るのであれば───それこそ、願ってもないことです」
と、そう答えた。
……何かすげえ、蚊帳の外感ありすぎる。どゆこと? 何の話?
◆ ◇ ◆
俺が事情をよく分からずにあわあわしてる間に、停戦……というか、樹木の精霊ドリュアスからレイフへの魔力溜まりの支配権の譲渡は滞りなく終わった。
戦いが始まったのもあっと言う間だが、終わるのもあっと言う間だ。
で、巨大な精霊樹の内側に開いた空間にあるダンジョンハートには、またも例の“一方通行”の転送門が現れる。
それを囲むのは、俺とレイフと樹木の精霊ドリュアスさんに、聖獣タカギさん、水の精霊獣ケルッピさん、大蜘蛛アラリン。それと厳選した様々な荷物。
このダンジョンハート区画は今までと違いかなり開放的だ。
何せ天井が無い。巨大な精霊樹の内側が、丁度吹き抜けホールになっているような構造だ。
枝が方々に延びていて、その枝の先の幾つかはここを囲う岩壁の方まで伸びていて繋がっている。
「あの枝を伝っていけば、外に出れるそうだよ」
「え?」
「枝の内側が通路……階段になっててね。
外側の岸壁側にある遺跡へ行ける。
そこを抜ければ、もうこの“ゲーム”からは退場。
外には外の問題やら危険やらもあるだろうけど、少なくともダンジョンバトルなんてなゲームを続けてるよりかは、クリスティナさんを捜し出すことに突き進める」
外に出る。クリスティナを捜す。
それは俺にとっての最重要課題。そのはずだ。
「レイフは……次のステージに行くんだよね?」
全てをキチッと終わらせたい。停戦の交渉の時にそう言っていた。
「……うん、そのつもり。だから、ここで……」
もうお別れだね。
多分レイフはそう言おうとしてる。
けど、違う。
俺は……いや、俺も最後までレイフに付き合う。そう決めた。
そして二人でキチッと終わらせてから外に出て、そこで改めてクリスティナを捜す旅に出る。
俺にはタカギさんが居るし、外に出られれば改めて戦団と連絡を取ることも出来るだろう。
レイフにもアラリンやケルッピが居るから、闇の森への帰還もそう難しく無いんじゃないかな。
ま、外がどんな場所なのかにもよるけどね。
けどそれまでは、二人でこれをやり通す。
そう決めたのだ。
「俺……」
「待って」
言いかけたそのとき、レイフが左手でそれを制し何事かを話し出す。いや、これはアレだ。例の“生ける石イアン”とやらと話しているんだ。
「……は? どゆこと? 落ちて……? え?」
何々、何なの?
「……アラリン、網! 落ちて来るから、受け止め───」
「─────………………ゃゃゃゃぁぁぁぁあああああああ!!!!」
悲鳴。分かりやすいほどの悲鳴。もしくは絶叫。
遠くから近付いてくるそれの主は、転がりながら例の“枝の通路”の方から猛烈な勢いで転がり落ちて来て、このホールの上空へ飛び出す。
レイフの指示を受けた大蜘蛛アラリンはそれをすかさず糸の網でキャッチ!
お見事! と感心するも、落ちてきた勢いそれ自体が無くなるワケではなく、いくらか軽減されたもののそのままダンジョンハートの真ん中程へと落下して───。
「あ」
レイフのホバー椅子へとぶつかり、そのまま絡み合い───。
「ウソ……!?」
マジか……!?
転送門をくぐってその先へと行ってしまった。
またかよ! またそれかよ!?
てか、いや、ちょっと待て……!?
仕掛けで下からせり上がって来た一方通行の転送門は、そのまま現れたとき同様にゴゴゴと音を立てながら再び床下へと格納される。
「や、待って! 俺、まだ……!!」
タカギさんを促して追いかけようとするも、時すでに遅し。
転送門は反応することもなく、そしてそのまま地下へと格納され閉ざされる。
残されたのは俺とタカギさんと沢山の荷物。
……あ、あと、微妙な表情でこちらを見ている、樹木の精霊ドリュアスさん。
いやマジで、どうすりゃいいのコレ!?
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