遠くて近きルナプレール ~転生獣人と復讐ロードと~

ヘボラヤーナ・キョリンスキー

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第三章 クラス丸ごと異世界転生!? 追放された野獣が進む、復讐の道は怒りのデスロード!

3-264. マジュヌーン(110)黒金の塔 - 老人と子供のポルカ

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「これはこれは……」
 息を呑むのは俺たちだけじゃない。この中で最も魔術に詳しい専門家、アルアジルもまた驚きの声をあげている。……驚き、だよな?
 
「ふふん、火事場泥棒ねらいの小鼠ども、私の居るときに忍び込んだ不運を呪うが良い」
 巨大な獄炎の守護ゴーレムに囲まれた真ん中、濃い赤の豪華なローブを身に纏った男は、背はやや高く痩せていて面長の鷲鼻。長めでストレートの白髪を、一応は真ん中分けにして整えてはいるが、頭頂部はやや……いや、かなり禿げている。長い口髭もまた妙に整えられ、ローブも含めていかにも威厳と高貴さをアピールしてる格好。
 トータルではかなりアクの強いツラに雰囲気の爺だが、それよりヤバいのは魔力の量と質。“災厄の美妃”がビンビンに反応するこの魔力は、一瞬だがコイツこそ名高い“闇の主”その人かと思っちまったくらいだ。
 
 だが……。
 
「名高い“獄炎”のキャメロン師ではありませんか?」
 
 アルアジルが進み出て、両手を広げてから胸の前で恭しくクロスする。帝国流……ってのとも違うが、雰囲気だけでもかなりの敬意を払った仕草だ。
 次にそれに倣うのはフォルトナ。そのフォルトナに足でつつかれ渋々真似をするムスタ。そしてそのムスタの後ろに隠れてたのが露わになり、やはり慌てて同じように真似をするエリクサール。
 最後に俺は、後ろからフォルトナに、「主どのであれば、彼の者の獄炎を全て防ぎきることは可能かもしれませんが、我らは消し炭です」と囁かれ、やはりぎこちなく真似をする。
 
 俺たちのその反応を見た長髪禿、アルアジル曰わく“獄炎”のキャメロンとやらは、フン、と鼻息を荒くし、
「ほうほうほう、小ネズミの割には礼儀と分際をわきまえてるではないか。ならば、弁明を聞いてやらんでもないぞ」
 とあざ笑う。
「はい、キャメロン師。
 我らはここより南の古代トゥルーエルフの墓所より探索をしていました。奥深くへ進んだところ、戻る道が落盤で塞がれ、掘り返すのも危険に思えたため先へと進むうちに、ここへと迷い込んでしまったものです。
 まさか高名なるキャメロン師の研究所であるとは知らず、申し訳御座いません。罰はいかなりともお受け致します」
 と、嘘も交えつつめちゃめちゃ下手に出た謝罪をする。
 
「迷い込んだ、と?」
「はい」
「ふん、疑わしいのぅ~? ここは闇の森の中でも奥深き深奥よ。貴様らごとき小ネズミが簡単に迷い込むような場所ではない」
 顔を歪めて長い口髭を撫でつつそう言うが、小ネズミと決めてかかったのはそっちの勝手な判断だろう。
 
「偉大なる“獄炎”キャメロン師よ、怖れながらわたしとて一端の闇術師です。何よりかつてはキャメロン師の父、ウェスリー師に師事していた事もありますれば」
「何? 我が父に、だと?」
「はい」
 ふん、と、アルアジルの言葉に再び鼻息荒くしやぶ睨み。半信半疑ってなツラしてやがるな。
「……何年前だ?」
「えー……かれこれ4、50年ほどになりますか」
 嘘か真か。そりゃ俺にゃあ分からんことだが、ただの口から出任せで言ってんならヤバい事になりそうだぜ。
「にしては若いな」
「おお、申し訳ありません。キャメロン師の前でかような姿のままで」
 そう言ってアルアジルは、幻惑術で偽装した「背の高い南方人ラハイシュの術師」姿をとき、本来の蜥蜴人シャハーリヤの姿へと戻る。特殊メーキャップみたいな変装術はそのままだがな。
 キャメロン師と呼ばれてる長髪禿は、ムッ、とするような表情を見せるが、
「この幻惑術を見破るとは、さすがキャメロン師、恐るべき慧眼」
 と付け加えられまた軽く咳払い。
「ああ、そうだな。貴様がいつまでもその幻惑を解かねば、命は無かったであろう」
 なんぞと言う。
 当たり前だが、こりゃ間違いなく奴は気付いちゃいなかった。だがこっちからそれを明かし、しかも「気付かれた」と言ってしまえば、それ以上追及は出来ない。
 だが、
「まあ、よかろう。外へ出たいのなら後で使い魔に案内させてやる」
 と、そう言うキャメロンは、明らかに機嫌は良さげだった。
 
 ▽ ▲ ▽
 
 獄炎の守護ゴーレムに挟まれるように小部屋の一角へと軟禁されるのは、アルアジルを除く4人。アルアジルはというと、
「非常に不遜な願いである事は分かっておりますが、もしよろしければキャメロン師の研究所内を見せては頂けないでしょうか?」
 なんぞと言ってさらにご機嫌を取り、今は得意気な白髪禿と雑談しながら見て回っている。
 
 にしても四方を囲まれたこの一角は、獄炎の守護ゴーレムの発する余熱がこれまたウザイ。もし“闇の手”装備の守りがなきゃ、間違いなく熱中症でぶっ倒れてただろう。とりあえず俺たちはそれぞれ座ったり横になったりでなんとか時間を潰す。
 
「糞ったれ、いつまでこんなトコで時間潰してなきゃなんねぇんだ……」
 苛立ちそうボヤく俺と、とっくに苛立ちが限界突破して、無意味に壁に頭をゴリゴリ押し付けてるだけのムスタ。
 1人、この中じゃキャメロンとか言う爺について詳しく知ってるらしいフォルトナは緊張した顔で、
「主どの、あまりそのような態度はせぬ方がよいかと……」
 なんて言いやがる。
「暇なモンは暇なんだからしょうがねえだろ。実際、そりゃ確かに手強そうな魔術師だが、そんなに恐れるほどもんなのか?」
 と聞き返す。
「“獄炎”のキャメロン師は、恐らく当代の人間の魔術師の中では五指に入る炎と闇属性の術師です。
 “闇の主”であり塔の支配者であるトゥエン・ディンより闇属性魔術では引けを取りますが、火属性の魔術師としては“炎の主”アイオン・クロウに次ぐ実力者で、その2つを合わせた“獄炎”の術においては、ダークエルフの術師をも凌ぎます」
「お前よりもか?」
「比べものになりません」
 そりゃまたたいしたもんだな。
「んで、そいつが何でこの“黒金の塔”の深層部に居るんだ?」
「“黒金の塔”……そして“闇の魔力溜まりマナプール”の支配者は確かに“闇の主”トゥエン・ディンですが、当然これらを1人で維持管理することは出来ません。
 そのため、主の他にもその補佐をする弟子や協力者といったものがいます。“獄炎”キャメロンは トゥエン・ディンの弟子であるとも共同研究者であるとも言われていますが、少なくとも塔の深遠部に研究所を持つことが許されるほどに認められていたということでしょう」
 ふん……つまり簡単に言やぁナンバー2、ってことか。
「だが、何にせよアイツが居座ってるって事は、アルアジルの目的は叶いそうもねぇ、って事だよな、こりゃ」
 “闇の主”の居ぬ間に忍び込むハズが、ナンバー2が留守番してたってンじゃ、そりゃ無理だ。
 だが、
「いえ、恐らくアルアジルの奴は、少なくとも今その半分はやりおおせるつもりでしょう」
「半分?」
「それが何とは話しておりませなんだが、あやつは確認したいことがある、と言っておりましたでしょう。つまりコソコソ嗅ぎ回らずとも、キャメロンと友好的になり話を聞き出すことで、情報収集をしているはずです」
 言われてみりゃあなるほど確かに。何を調べ確認したいのかは分からないが、相手がナンバー2ってーんなら、情報源としてめちゃ有用だ。
 だが、
「……探し物もあるっつってたよな。そっちは流石に無理だろうよ」
 白髪禿に可愛くおねだりすればホイホイくれるってんなら別だろうけどな。
 と、そう話していると、今度は俺の耳の後ろにくすぐったい息を吹きかけられる。
「んぐ……っ!?
 って、何だよテメ……」
 俺に対しこんなことする奴は一人しかいねえ。振り返り鼻でも摘まんでやろうかとするが、当然それを予測して素早く地面に伏せるエリクサールと……壁際に寄りかかったまま、大口をあけでボケーッとしているエリクサール。
「……おまっ……!?」
 思わず口ごもりそうに言いよどむが、伏せてたエリクサールは上目遣いに俺を引っ張り、
「マジュヌーンちゃ~ん、“災厄の美妃”」の出番よ~?」
 なんぞと言いやがる。
 それから呪文を唱えて指を降ると、壁際で呆けてるエリクサール……の幻影の横に、同じく呆けてる間抜け面の俺の姿。
 ったく、どうもコイツが大人しいと思ったら、そう言う事かよ。
 幻影が現れると同時に、俺たち2人はぼんやりと滲むように消えていく。当然コレも幻術だ。
 
「おい、何なんだよ? 今はアルアジルが白髪禿とごちゃごちゃやってっから良いけど、こりゃバレたらかなりヤベェだろ?」
「うふぅ、なぁ~にビビっちゃってンのよ?」
「ビビるとかじゃなくただの事実だろ。言っとくけどな、いざってときにお前のことまでちゃんと助けてやれるとは限ンねぇーかんな」
 フォルトナも言ってたが、俺自身は“災厄の美妃”があるから例え五本の指に入る実力者の魔術師でもやりようはある。だがコイツら全員を守って……てのは、多分キビシイ。
 だがエリクサール、
「あ~は~ン? 何言ってんのよ、俺は三本の指に入る幻惑術の達人よ~? さっきのアルアジルにかけといた幻惑術が見破れてねぇ時点で、あの爺は俺の敵ではないのだ……!」
 とか抜かすが、だからって絶対ってこともあんめぇよ。

「まぁとにかくコッチ来なさい。ふつうの罠や仕掛けなら俺でもイケルが、魔法絡みはここのレベルのはちと無理でさ。んだから、“災厄の美妃”の出番なのよ」
 と、言ってくる。
 ったく、と心の中で悪態をつきつつ、おそらく俺にだけうっすら見えてるエリクサールの背を追うこと数分、そこそこ長く通路を忍び足で進むと、やはり如何にもな重厚で豪華な扉。そうだな、扉にデカデカ大きく「宝物庫」と書かれてないのが不思議なくらいだ。
 
「おいおい、まさかお前、ここから何かちょろまかそうってーのか?」
 まさかとは言いつつ、他の可能性はほぼないよな、とも考えてるが。
「いやーそれがさあ、魔法由来の仕掛けや鍵なんかはもう全部解除出来ンだけどさ~。や~っぱさすがに“黒金の塔”の魔法防御は簡単には出来ねぇからさぁ~」
 返すエリクサールの返答は、まるでコッチとかみ合わねぇ。
 ヤベェか、とは思いもするが、実のところ退屈もしていたし、中身にまるで興味がないかと言うと嘘になる。せっかくどんな高度な魔術の守りでも打ち破り無効化出来ちまう“災厄の美妃”を持ってるんだから、ここで使わない手もねぇな、と、そうも思う。
「……ちっ、いいぜ、やってやんよ」
 俺はやる気もなさそうにそう言うと、“災厄の美妃”を呼び出し手にとって一閃。
「オオゥ、さすがだねぇ~」
 感心してるのか、ただちゃらけてるのか分からねえ口調でエリクサールがそう言ったときには、扉にかけられていた、あらゆる守りや結界の魔法はすべて消え去っている。
 ギィィ、と音がして開く重い両開きの扉の向こうは真っ暗で、廊下にあった魔法の灯明だけじゃなんとも薄暗いが、俺もエリクサールも暗闇にはそこそこ慣れたもんだ。
「はい、じゃ、ちょっと待ってよ~……」
 お次は小細工、簡易魔法の【灯明】を灯してから、仕掛けの有無を調べつつ中へ。
 次第に明らかになる部屋の中は、事前に予想していた通りに宝物庫みてぇに所狭しと棚や床に様々な魔導具、魔装具、魔術具やらが並べられてる。
 
「うほ~、こりゃすげぇな。これでただのガラクタ部屋なのかよ」
「ガラクタ部屋?」
「見りゃ分かんだろ? ここはあくまで“使わなくなったもん”を纏めておくだけの倉庫だよ」
「いや、分かんねぇよ」
 エリクサールからすりゃここは二級、三級の倉庫らしいが、俺からすりゃ文字通りの“宝物庫”だ。

「ま、ガラクタ部屋だからって使えねーモンばっか、ってワケじゃねぇぜ。ほら、これとかよ……」
 棚からひょいと拾い上げて投げてよこす小さなナイフ。
「ミスリル銀製、“清浄のナイフ”だな。悪霊死霊なんかの不死者アンデッドに効果あるし、ついでに呪いや毒まで浄化してくれるけど、まあ力ある術師にとっちゃ別に重要じゃない。旅商人やその護衛にとっちゃ欲しくてたまらねぇだろうがね」
 言いながら、肩掛け鞄に適当に放り込んでいくエリクサール。

「そりゃ、小銭稼ぎにゃもってこいだな」
 “清浄のナイフ”をくるり弄んでそう返すと、
「小銭~? まあ、こん中で言えば確かにそうだ、け、ど……よっ……と」
 今度は石のようなものの入った小袋。
「あんま匂い嗅ぐなよ。“憤怒の小石”な。厳密にゃ石じゃなくて小石のように固めたお香だな。人の感情を苛立たせ、怒りっぽくさせる。これも、幻惑術師にゃ必要ないシロモノだわ」
 つまり、魔術で出来ることを使えるようにしてある小物類がまとめて置いてある……てなところか。
 
「なぁ、そんなん探す為にわざわざ忍び込んだのか?」
 
 エリクサールが言うように、確かにこれらは、「術師以外には有用だが、熟練の術師にはあまり使い道のないもの」ばかりだと言うなら、わざわざ盗み出す必要もなさそうだ。よそでも手に入るし、“闇の手”で作る事も出来る。
 
 そう疑問に思っていると、ウロチョロがさごそと探し回っていたエリクサールが、ある一カ所へと注目する。
 
「あー、多分この中かな……」
 “ガラクタ部屋”の真ん中辺りにある大きな箱は、他のものより明らかに雑に纏められたものに見える。
 
「ガラクタ部屋の中のゴミ箱か?」
 とは聞くが、ただ箱の作りそのものはそれなりに立派なチェスト。ゴミ箱と言うにはさすがに無理はある。
 
「これは、多分……試作品や予備の……一時保管箱、だな」
「予備?」
「つまり、よ……。あっちの棚とかの、やつ、は、そもそも自分たちで使う、予定にない、ものとかな。けど、コッ……チ、は、自分たちも使うだろうものの、予備、試作品を、一時的に、入れておく、箱……」
 潜り込むように箱の中を探り、ようやく何かを見つけだしたかにエリクサールが掲げるのは、ソフトボール大くらいの黒くて丸い球。
 占い師の使う水晶玉みたいにも思えるそれは、よく見ると真っ黒なのではなく細かく小さな光の閉じ込められた宇宙……いや、プラネタリウムの玉みたいだった。
 
「何だ、そりゃ……?」
「俺も詳しくは知らねーけど、“闇の主”の作り出した魔術具で、“星詠みの天球儀”とか言うらしいぜ」
 星詠み……と言われると、“砂漠の咆哮”の頃のムーチャを思い出す。あいつはこのエリクサールの種族である砂エルフを信奉する部族の巫女で、星詠み……つまり、星を観て様々な運命を読み取る能力を持っていた。
 ……まあ、ムーチャ自身はその口振りからも、砂エルフへの信仰とかは全く無さそうだったが、それでも自分の部族が信奉してた砂エルフがこんなんだと知ったら、どう思うだろうかな。
 
 何にせよ、どうやらこの“星詠みの天球儀”ってのが、エリクサールとアルアジルの目的としてた物の一つらしい。
 どう使うつもりか知らねぇが、ならまあ、これでクエストは達成、って話か。
 
 そいつをまた肩掛け鞄に放り込み、エリクサールはさらに別の箱を開けて探ろうとすると……、
 
「んぎゃっ!?」
 
 悲鳴と音。音はバタンと箱の閉まる音……ではなく、まるでぐちゃぐちゃと巨大な何かがモノを咬んでいるかの咀嚼音だ。
 
「ふが、ふげっ、はふっ、けっ……!」
 
 まるで巨大な箱そのものに上半身を噛みつかれているかのエリクサールがもごもごと助けを呼ぶ。“災厄の美妃”を一線し“箱”を切り裂いてからエリクサールを蹴り飛ばし、ごろり仰向けにさせた。
「なんだ、ありゃ?」 
 切り裂いた箱は、箱じゃなく何かの生き物のような血と内蔵を露出させ、気味の悪い匂いを漂わせている。一撃では死ななかったのか、今度は脚が生えて起き上がると、飛び跳ね“大口”を開けて噛み付こうとしえるのを、またも蹴り返し連続して切り刻んでとどめを刺した。
 
「気持ち悪ィな、コイツ」
「うえぇ、油断した~。有り得ねーよ、こんなとこに化け箱ミミック置いとくとかよォ~……」
 唾液か体液かでどろどろになったエリクサールがそうボヤくが、それより何よりこの匂いだ。死んだらさらに悪臭が広がり出した。
 
「……待て、なんだか……めちゃめちゃ嫌な気配がするぞ」
 悪臭に鼻が曲がりそうになりながら、耳は別の音を拾っている。羽音……小さな羽虫とかのそれじゃなく、もっとデカい羽ばたきが、幾つもの重なり聞こえて来る。
 
「あ、何がど……うぉぉおおぉぉッ!?」
 喚くエリクサールの襟首をひっつかみ倒しながら引きずると、奴の首があった場所を通過する鋭い刃……いや、コウモリのそれに似た巨大な羽根。ただしそいつは黒く艶やかな石のような滑らかさだ。
 コウモリの羽根に、牙と嘴、そして角。前世の感覚で言うと、絵に描いたような悪魔の姿をした空飛ぶ石像が、ぱっと見でも5体……6、いや、7体か?
 どうやらこのお化け宝箱は侵入者を捕らえると同時に、失敗したら警報機の役割のある魔物のようで、強烈な匂いが侵入者を知らせるアラームってところか。
 
「糞ッ! おい、離れるなよ、いいな?」
「うひゃあ、離れない離れない! けど姿はとりあえず消す!」
 1人だけそうして幻惑術で消えるエリクサールだが、多分俺よりかなり匂ってるから、全然隠れられてはいねぇだろうな。
 
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