夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2023年11月

11月27日

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アラームの音で朝起きると妻が朝食の用意をしていた。
長女と長男も直ぐに起きてきてやっと平穏が戻ってきたのだと感じた。

長男を幼稚園に送ると担任の先生がわざわざ出迎えてくれた。
「うちのクラスで1番元気なの充宏君だからすごく心配してて」と言われ、園長先生もそれに頷いたので、ここでも家で過ごすようにしているのかと思うとここから走って逃げてしまいたい気分になった。
体調や外に出してもいいかと確認をされ、長男にバイバイと手を振られ出社した。

遅刻ギリギリに会社に着くと、すでに来ていた東に「めちゃ久しぶりっすね、引退したのかと思いました」と茶化された。
こうして俺が気まずくならないように気を使ってくれていると思うと少しホッとした。
「子供たちの学費のためにまだまだ働かないと」と笑って返したが、ふと、あと何年働けばいいんだと不安になった。
他の社員も大変でしたねと声をかけてくれた。
俺が社長ということもあるだろうが、恵まれた環境にいることが凄く幸せだと感じた。

帰宅すると、玄関に小さくピンクと水色のモコモコとしたパーカーが置いてあった。
今日も犬に会いに散歩に行ったのかと思いながら、リビングに持っていくと次男が近寄ってパーカーを着るような仕草をしたので着せると手を繋がれた。
出かけると思ったのか玄関まで連れて行かれそうになりお出かけじゃないよと伝えると、不思議そうな顔をしていた。
パーカーを脱がせ、抱き上げキッチンにいる妻に声をかけると近くのスーパーに歩いて行ってきたとのことだった。
長男用の魚がネットスーパーにはあまりないから出かけたが、値上がりすごかったと不満を口にしていた。
肉よりも高いかもと言いながら今日買ったらしき白身魚をバターソテーにしていた。
双子にも魚を食べさせると好みの味だったようでおかわりもしていた。
子供たちの食べ残しの魚が今日のメインになる予定だったようだが、俺たちの分はなくなってしまったので妻が目玉焼きをバターで焼いてくれた。
子供たちの食欲にムラがあるのでどの位料理したら良いのか苦労しているようだった。

俺は一人っ子だから親は食事の面では楽だったのではないだろうかと思ったが、中学生になってからは大変だったと思う。
大きくなると食べる量は安定するが沢山食べるようになると大変になりそうだ。
3人家族だと不足と過剰のラインが近く食材を管理する上で難しかったと思う。
アイツの家は4人家族で年の近い妹もいたしラインが離れていそうだ。
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