夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年3月

3月23日

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どうやら世間では今日から春休みらしい。
ここ3日ほど妻が情緒不安だったり、家の中が散らかっていたのも春休みの準備をしていたからだったのだろう。
春休み中は次の学年に向けての準備期間と言われているが、親になってからは春休みに向けての準備期間と次の学年に向けての準備期間の2倍大変なイベントであることに気が付いた。
最近色々と考える事が多く、家の事まで気が回らなかった事が妻に対して申し訳ない。
妻に何をすればいいかと聞くと、夏休みのように絵の具セットとお道具を確認して、半分より少ない物を長女と買ってきて欲しいとのことだった。
長男も連れて行こうとしたが、ついにはまぐりが悪臭をさせて死んてしまい落ち込んでいたので置いて行った。
文房具屋で絵の具とクーピーとのりを買い足した。
くまの絵が描いてある定規も欲しがっていたので買った。
これといって欲しい物はなかったが本屋によりウロウロしていると、ノートのかき方という本が目に入った。
いつの時代もこれ系の本はあるが、多くの人は先生が板書したものを写すだけだろう。
もし、多くの人が読んでいると考えると板書もノートに写しやすくなるのではないだろうか。
音楽番組で最近聞くようになってきたリバイバルというやつだろうか。
この本を見てノートは買わなくて良いのかと聞くと、「わかんないから今度お母さんと来る」と話していた。
今度とはいつだろうと思ったが、妻の方がしっかりしていると思っているのだろう。

近くの焼き鳥屋で適当に買って帰ると、長男は朝と同じ様にソファーに転がっていた。
まだ落ち込んでいるようで、くまのぬいぐるみに顔を埋めていた。
焼き鳥を買ってきたと見せると、パッと顔をあげペタペタと足音を立てて近付いてきて、俺が見せた焼き鳥の入った袋を受け取った。
そのまま踵を返し、テーブルに袋を置き椅子の上に立ってガサガサと袋から焼き鳥を出した。
つくねを一本取出し食べ始めた。
最近は、お肉も食べれるようになってきたので食べ物を選ぶのが楽になったと思う。
串が危ないので隣に座り見ていたが、一本食べたら満足したようで、服に手を拭いた。
このままソファーに転がられると嫌なので、手を洗いに洗面所に行って手を洗わせ、服を脱がせた。
畳まれるのを待っている服から選ぼうとリビングに戻ると、先ほどまで長男が座っていた椅子に妻が座り焼き鳥を頬張っていた。
右手にはもも肉、左手には鶏皮を持っていた様子を見て、思わず笑ってしまった。
妻の様子を見た長男は鶏皮をひとくち貰っていたが、自分の手に出したのでもう一度手を洗わないといけなかった。
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