夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年4月

4月14日

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昨日は疲れている俺に気を使い、妻が長男と寝てくれた。
俺が1人で子供部屋で寝ることになったのは少し気になったが仕方がないのだろう。
昨日の健一さんの様子が非常に嫌な気持ちにさせられたので、中々寝付けなかった。
帰りの車の中で早瀬さんの「60歳くらいのマザコンってちょっと何とも言えない気持ち悪さがあった」の一言が忘れられない。
前に見た30歳のマザコンも中々インパクトはあったが、それ以上のものを感じた。
はっきりとはわからないが、怖かったのだと思う。
畏怖というものだろうか。
世の男はどのタイミングで妻>母になるのだろう。
もしかしたら、そうならないまま生涯を終える人もいるのかもしれない。
自分の人生をよく考えると割と早い段階で、当時の彼女の方が大事だと思っていたと思う。
妻の時のことを考えると、妻より先に長女のことを大切に思ったのかもしれない。
今は家族に順位を、つけることは出来ないがもし付けるなら妻が1番かもしれない。
智子さんの左手の指輪が気になったのは、アイツの妻が俺を見送る時に両手を大きく振っていたからだと思い出した。
たかが結婚指輪されど結婚指輪で、妻が妊娠中に指輪を外した時は何故か不安だった。
浮腫むというのは知っていたが、指輪をしていてほしかった。
アイツの妻が妊娠中は外していたのだろうか。
他人の妻の手なんて、じっくり見るわけでもないので全く記憶にない。
もし、智子さんが健一さんと一緒にいるつもりがなければ指輪は外していたのだろうか。
それとも、世間体でつけ続けていたのだろうか。

いつもなら妻が起きてリビングにいるのに今日はいなかったので、寝室を開け中を覗くと長男が絶妙な角度で妻に抱きついて寝ていた。
妻とは目が合ったが、そっとそらしドアを静かに閉めた。
9時頃に再び見に行くと、次女のおむつを替えているところだった。
「さっき、逃げた」と恨めしそうに言う妻の文句を聞き流し、寝ている長男にちょっかいを出している次男を連れてリビングに降りた。
そのあと、すぐに長女も起きたようで見ていたアニメを見逃したと落ち込んでいた。
昨日の夕飯の残り物を温めテーブルに出すと、妻と
次女もおりてきた。
長男がベッドから落ちないように見張るようにと妻に言われ、寝室のベッドで眠り続けている白雪姫の隣に転がった。
起きると11時を過ぎで、寝すぎたのか頭痛がした。
長男はまだ寝ていたので、軽く揺するとすぐに起きてお腹減ったとパジャマ姿の長男が俺には目もくれずに走っていった。
昨日は明日一緒に遊ぼうねと言ってくれたのに、冷たいやつだ。
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