夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年7月

7月4日

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いつものように長男だけを送ろうかと思ったが、長女も送った。
車は楽でいいと喜んでいた。
妻が長女にどこまで話たのかも、長女がどこまで知っているのかも聞けないままだった。
どのタイミングで、どう切り出したらいのだろうか。
学校から少し離れた場所でおろすと、同じクラスのだと思われる女の子に話しかけられていた。
手を振ると振り返してくれた。
ミントグリーンのランドセルだった。

幼稚園には妻が確認の連絡しておくので、まだ来て欲しくないと言われたら電話するからと話ていたが何もなかったのでそのまま送って行った。
幼稚園に着くと担任の先生が出迎えてくれた。
「治って良かったぁ、心配してたんだよ。」と言われた長男は、「ほんとはもっと早く治ったけど、おじいちゃんのお家に行ったんだよ。」と説明していた。
ジュン君はもう来ていると聞いて、靴も脱ぎ捨てて靴下で走って建物の奥に消えていった。
担任の先生との間に気まずい空気が流れたので、長男をよろしくと伝え、早々に車に戻った。
いい加減に落ち着いてくれ。

出社すると、東と早瀬さんと富田さんがいた。
迷惑をかけたと思い謝ろとすると、「大変だったよな、お疲れ様。」と富田さんに声をかけられた。
感謝を伝え、仕事の話をして確認した。
帯状疱疹のワクチンの費用負担の話をすると、東から水疱瘡のワクチンは打ってないのかと聞かれた。
長男は2回打ち、双子は2回目のタイミングを探っていたことを話すと、早瀬さんが「今って水疱瘡もワクチンあるの?」と驚いていた。
妻も体質でワクチンを打っても病気に罹っていたので遺伝かもしれないと話した。
東が「それなら、仕方ないな。うちの保育園にあれな親がいるから変な病気流行ったらって心配してるんだよ。」と不満そうにしていた。
『あれな』とは何かと聞くと、「ワクチンは毒ってやつ。」
大変だなと笑うと、「そういううちの子と社長の家の子は相性最悪よ?出来るだけそういう子から離れないと、大変な病気うつされるから。」と早瀬さんが心配していた。
そんなことを考えたことはなかったが、よく考えると深刻な問題だ。
東に近づかないように言ってるのかと聞くと、元から仲良くないからと言葉を濁した。
早瀬さんが更に聞くと、親子共々浮いているそうだ。
ワクチンを打っている子に近づくなと言われているらしく、1人で過ごしているらしいと心配していた。
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