夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2025年4月

4月23日

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妻に朝起こされ元気なら長男を起こすついでに謝ってきたらと言われたので従うことにした。
正直なんで俺が謝らなくてはならないのかとは感じていたが、このままではお互い気まずくなるからと妻に急かされた。
仕方なく起こすと長男は昨日のことを思い出したのか布団の中に潜って行った。
布団の下の方から足が出るほど潜ったので布団を全部めくり昨日はごめんと謝ると許してくれた。
着替えさせ下に降りようとすると抱っこをせがまれたのえ抱えておりた。
もう小学生なのにという思いと、長女もう抱っこをせがまないから最後かもしれないという思いのせめぎあいだ。
今朝も二人で登校班に間に合うように出発できた。

今日は持っていくものもなかったので会社から菅野さんのところに向かった。
訪ねると感じの良い雰囲気で出迎えてくれた。
今回は反対側の襖にペンで線が一本引かれていた。
これくらいならアルコールや専用の薬品で消えると言ったが張り替えてほしいとのことだった。
とりあえず機嫌を損ねないように引き受けては来たが、なにかおかしいと感じる。
お金の使い方がおかしいのか、家自体の状態よりもあの部屋だけが異常に新しい気がする。
掃除が行き届いているというわけではなく、掃除自体は普通の一般的な家庭と対して変わらない気はする。
言うか迷ったが、客先で他に人もいないのでなにか問題があるのかとは言えなった。
工房で同じところから回収してきたと言うと、大輔さんも何かしらの違和感があるようだった。
今回の納品は俺が行って、次は違う人に頼んだほうがいいと勧められた。
大輔さんは俺が目当てだと疑っているようだがそういう雰囲気ではなかったと思うので謎だけが残る。

今日こそガラス片を始末するぞと意気込んでいたが、後少しで就業時間だという時に電話がかかってきた。
北島からで持っていったものが不良品か運んでいる途中で問題が起きたのかわからないが、1つ運んできてほしいとと頼まれた。
あと20分で閉められるのことだったので行ってきた。
着いた頃にはあと3分でなんとか間に合ってよかったと北島も安堵していた。
会社に戻って北島に今日ではなく明日でも良かったのではないのかと聞くと、あそこの担当の人うるさくて参っているというような話しぶりだった。
前によく北島が文句を言っていた人だそうで納得だ。
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