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第一章
ファーストキス
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「んッ…ふぅ…」
「ふっ…ユキは可愛いな」
僕はなぜ今ユエ様(推し)にキスをされているのだろう。
遡ること1時間前
授業が終わり裏庭に呼ばれた僕。
なんの用事なんだろう
ユエ様と僕って確か初対面だよな、、、?
関わりもなかったはずなのに。もしかしたら何か僕気に触ることをしてしまったか!?
そう考えているとユエ様が裏庭にやって来た。
「あ、ユエ様…」
「ちゃんと来たんだな」
「は、はい!もちろんです!」
頑なに答えてしまった。
緊張し手が震えてる。
「単刀直入に言うが」
「はい!」
「俺と付き合ってくれるか?」
「え、?」
どう言うことだ。
ツキアウ?つきあう…付き合う!?
頭がパニック状態だ。
あのユエ様と僕が、つ、付き合う!?
「あの…ユエ様。僕とユエ様が会ったのは今日が初だったはずですよね?」
「そうだが」
「なぜ僕とその…付き合おうって…」
「お前が好きだからだ、それじゃダメか?」
うるうるした瞳で見つめられる
「うっ」
可愛すぎる。僕は推しには弱いんだ
「僕の…そのどこに惹かれたんですか?」
そうユエ様を見つめると顔を手で隠し赤く
頬を染めていた。
可愛すぎる!
「それは…俺の一目惚れだ///」
ああのユエ様が一目惚れ!?しかもヒロインじゃなくて僕に、そう考えるとなんか嬉しいような…
じゃない!ダメダメ!!僕がいることで物語が変わるかもしれないし…
そう思い一つの回答が勝手に口から出てしまった
「ユエ様にはもっと相応しい人間がいると思います」
僕はなんてことを口に!?
でもこれで良かったのかもしれない。
そう僕じゃなくてヒロインがユエ様に相応しい。こんな地味で可愛くない僕なんかよりヒロインの可愛い女の子。
そう考えるとなんか悲しいな…
「俺はユキ・ニードフェアがいいんだ」
「え、なんで僕の名前を知っているんですか、?」
僕らはほとんど初対面なのに…
「好きな人の名前ぐらい知っているのが普通だろ?」
い、イケメンだ!?
「もう一度言う、俺と付き合ってくれるか?」
ヒロインが来るまであと3年…
「条件として…3年付き合ってまだ僕のことが好きだったらずっと付き合います」
ちょっと変に思われたかな…
「それは本当か!?」
とても嬉しそうにユエ様が言う。
変だと思われなかった!良かった
でも、3年後まだユエ様は僕のことを好きでいてくれているだろうか。もしかしたらユエ様は僕の元を離れヒロインのところに行くかもしれない。そうなったら僕は…
ズキッ
胸が苦しい…この感情はなんだ、?
「ユキ…」
ユエ様が僕の名前を呼んだ瞬間唇に温かいものが当たる。これはキスだ…!
ユエ様の舌が僕の口の中に侵入してくる。
「んッ…ふぅ…ユエ…さ…まぁ」
気持ち良すぎて砕け落ちそうだ。
「ユキは可愛いな」
「俺のことをユエと呼んでくれるか?」
「ユ…エ…?」
「そうだ」
ユエはとても嬉しそうな表情をしている。
もう一度ユエの唇が僕の唇に当たり
またもや舌先が絡み合い変な感じがする
こうして僕のファーストキスは推しに奪われてしまったのである。
「ふっ…ユキは可愛いな」
僕はなぜ今ユエ様(推し)にキスをされているのだろう。
遡ること1時間前
授業が終わり裏庭に呼ばれた僕。
なんの用事なんだろう
ユエ様と僕って確か初対面だよな、、、?
関わりもなかったはずなのに。もしかしたら何か僕気に触ることをしてしまったか!?
そう考えているとユエ様が裏庭にやって来た。
「あ、ユエ様…」
「ちゃんと来たんだな」
「は、はい!もちろんです!」
頑なに答えてしまった。
緊張し手が震えてる。
「単刀直入に言うが」
「はい!」
「俺と付き合ってくれるか?」
「え、?」
どう言うことだ。
ツキアウ?つきあう…付き合う!?
頭がパニック状態だ。
あのユエ様と僕が、つ、付き合う!?
「あの…ユエ様。僕とユエ様が会ったのは今日が初だったはずですよね?」
「そうだが」
「なぜ僕とその…付き合おうって…」
「お前が好きだからだ、それじゃダメか?」
うるうるした瞳で見つめられる
「うっ」
可愛すぎる。僕は推しには弱いんだ
「僕の…そのどこに惹かれたんですか?」
そうユエ様を見つめると顔を手で隠し赤く
頬を染めていた。
可愛すぎる!
「それは…俺の一目惚れだ///」
ああのユエ様が一目惚れ!?しかもヒロインじゃなくて僕に、そう考えるとなんか嬉しいような…
じゃない!ダメダメ!!僕がいることで物語が変わるかもしれないし…
そう思い一つの回答が勝手に口から出てしまった
「ユエ様にはもっと相応しい人間がいると思います」
僕はなんてことを口に!?
でもこれで良かったのかもしれない。
そう僕じゃなくてヒロインがユエ様に相応しい。こんな地味で可愛くない僕なんかよりヒロインの可愛い女の子。
そう考えるとなんか悲しいな…
「俺はユキ・ニードフェアがいいんだ」
「え、なんで僕の名前を知っているんですか、?」
僕らはほとんど初対面なのに…
「好きな人の名前ぐらい知っているのが普通だろ?」
い、イケメンだ!?
「もう一度言う、俺と付き合ってくれるか?」
ヒロインが来るまであと3年…
「条件として…3年付き合ってまだ僕のことが好きだったらずっと付き合います」
ちょっと変に思われたかな…
「それは本当か!?」
とても嬉しそうにユエ様が言う。
変だと思われなかった!良かった
でも、3年後まだユエ様は僕のことを好きでいてくれているだろうか。もしかしたらユエ様は僕の元を離れヒロインのところに行くかもしれない。そうなったら僕は…
ズキッ
胸が苦しい…この感情はなんだ、?
「ユキ…」
ユエ様が僕の名前を呼んだ瞬間唇に温かいものが当たる。これはキスだ…!
ユエ様の舌が僕の口の中に侵入してくる。
「んッ…ふぅ…ユエ…さ…まぁ」
気持ち良すぎて砕け落ちそうだ。
「ユキは可愛いな」
「俺のことをユエと呼んでくれるか?」
「ユ…エ…?」
「そうだ」
ユエはとても嬉しそうな表情をしている。
もう一度ユエの唇が僕の唇に当たり
またもや舌先が絡み合い変な感じがする
こうして僕のファーストキスは推しに奪われてしまったのである。
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