俺の婚約者は悪役令息ですか?

SEKISUI

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 ベットに全裸のお年頃の男子が2人
 何かされててもおかしくない
 スッポンポンだしな
 尻がセドの息子を真剣白刃取りしてる
 叫んでいいだろうか?
 いいや駄目だろう
 ここで叫べば全裸祭の最中だ
 例え大人の階段の登ろうが直前だろうと登った体になる
 はっきり言って婚約者同士なので問題はない
 それどころかこんな所を見られたら即婚姻関係を結ばれそうだ
 俺の出口が入口にとかでパニックを起こしてる場合じゃないぞ
 落ち着け俺
 ハクハクするな
 今の状況を整理するんだ
 俺はない頭を回転させた
 自慢じゃないが凡人の回転力
 余り使われてない脳を、今こそ目覚めよ!
 ーーー無理じゃね
 そんな都合よく出来たらこんな状態になってない
 残念ながらピンチはチャンス、何てことにはならない
 ピンチはピンチのままだ
 
 落ち着くには深呼吸だ
 す~~は~~ちょっと落ち着いた
 
 ここはど……んっ?………げっ天井に俺の顔があった
 俺の真上には微笑んでる俺が絵ががれていた
 少し視線を横にずらせば笑ってる俺、怒ってる俺、泣いてる俺、はにかんでる俺……キモッ!キモキモ、キモ!!
 おちつけるかぁあああ!!
 こんなキモイ事するのはセドしかいない
 「お前あの天井はなんだぁ!」
 「うっ!」
 後頭部をセドに思い切りぶつけてやった
 痛かったのか腕の力が緩んだので振り返り距離を取る
 「夜の1人寝が寂しくて………夜のおかずにもちょうど良く。ローレンに見られてるようで興奮するんだ」
 セドは視線を俺からそらし頬を染め両手を胸にモジモジする
 乙女か!イヤ変態だ!
 「消せや!」
 力一ぱい天井を指指す
 「消してもいいけど、夜這いに行くよ」
 モジモジしながら舌舐めずりして俺を見るセドは獲物を狙う肉食獣に早変わりだ
 「そのままでいいです」
 俺は肉体より精神をとった

 「ところでここは何処なんだ」
 セドからシーツを剥ぎ取り身体に巻きながら俺は周りに視線を走らせる
 「私の寝室だが。クッキーを食べたかと思ったら急にローレンが倒れてビックリしたよ
。医者に診てもらったが原因不明と言われた…ただ……急に過度なストレスを与えればこのような状態になることもあると」
 原因は確実にお前だ
 「ですが全くの健康体なのでその内目覚めめます、とも言っていた」
 それでいいのか医者
 「なら家に帰してくれたら良かったんじゃないか」
 家族との仲は良好よ
 何故にここ?
 「私が心配で心配で片時も離れたくなくったんだ。目を覚ました時一番に私を見てほしかった。だから婚約者の私が責任を持ってお世話するとご家族を説得した」
 ゴリ押ししたんだな
 「分かった。有り難う」
 原因はお前だけど世話を掛けたのは事実なので人として礼は言っておこう。だが、しかし
 「何故俺達は全裸なのだ?」
 一番の疑問だ
 さあ述べよ
 「膝に抱えていたローレンが冷えていることに気付いたから身体を温めないとと思い。今の状態だ」
 死に掛けてたからな  
 「その場合服を脱がすのではなく着せる方ではないのか?」
 意味がわからん 
 「暖をとるには人肌が一番だろう」
 それ雪山な
 「俺が目覚めるまでずっとこうだったのか?」
 「ああそうだ」
 「そうか………温める以外はしてないな」
 一番聞きたかったこと 
 でも……
 「いや……やっぱり聞きたくない」
 聞いたら終わりそうな気がする
 「健康状態を保つ為に洗ったり、マッサージはした」
 「……メイドが」
 「私が」
 そうか………
 
 


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