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次の日噂の彼女はそこに居た
ピンクゴールドの髪は太陽の光を反射してキラキラ輝いている
後光が射して思わず拝みたくなった
瞳は赤みが濃いピンクといえばピンクかな?
ピンクと一括りに言っても色々あるな
モデル並の身長に足踏をまれたら絶対穴空くやつ履いてるし、ピンヒールって武器になるよね?悲しいかな俺より大きい
涼しげな美人だけど常に美神に寄り添われてる俺からしたら、あくまで世間一般的です
ボンッキュッボンッのスタイルは大人の女性の色気が凄い
よって相互すると10代にしては老けてる
残念ながらトキめかない、ナイナイのないわ~それに思ってたのと違う
よくある聖女は庇護欲を刺激する小柄で華奢の美少女でこんなのちゃうし、セオリーと色しか合ってない
横から見ても縦から見ても斜めから見てもあれは強者だ!肉食だ!庇護欲何処行った
もしかして頭だけはお花畑だったりする?
それ……痛ったいタイプじゃね
でもそれより問題は何故に俺のクラスに聖女が現れる?
転入は隣のクラスじゃなかったっけ?
教会からの権力に簡単に屈指た学園長に放課後、ゴリゴリにゴリ押しされて内のクラスに変更があったんだって、変更して誰特よ
朝から教壇に誰とも目を合わせない担任、ニコニコする聖女は心の読めぬ作り笑いを浮かべて怖い
……うわっ……こっち見た
目を合わせぬように天井の染みを数えよう
無いな……流石貴族が通う学園、隅々まで掃除が行き届いております
俺に気付かないで頂きたい
俺椅子になったセドが冷凍ビームでも発射しそうに聖女を睨んどる
二次被害が起こるので俺は心の中で空気になーれ!っと唱えた
まあ無理ですけどね
そんなスキルはない
だいたい真後ろの悪の美神の存在感が半端ない、地味ーな俺は霞むから見えないんじゃないかな
きっとそうに違いない
強者どうし潰しあえばいい
その間に俺はまだ見ぬ嫁をゲットする
「ぐぇっ…」
急な圧迫
潰れた声が無意識に漏れてしまった
止めて、俺に気付いたらどうするの
ギュウギュウ抱き締めてくる力強い腕に物理的に口から何か出そうです
タップだ!タップ!離せセド!
容赦無く肘鉄をかませば腕を少し緩めてくれた
逃げられないけどね
「今何を考えた?」
「ひっ!……シェ……シェシェドの方が綺麗だなぁ~って思って」
噛んだ、めっさ噛んだ
「へ~ホントに……?」
嘘は言ってない
全然信じてないっぽいけど
「ふ~ん、まぁいいけど。ローレンは私のだから」
耳元で甘く囁くのは心臓に悪いから止めて欲しい
「うっ………」
首筋に顔を埋められスンスン匂いを嗅がれる俺はむず痒さに叫びそうだ
止めろセド!
ここを何処だと思っている
教室だぞ
俺の意識はセドによって聖女からそれた
だから気付かなかった………
聖女が俺を見て広角を上げて笑ったのを
なーんて意識それなくても気付きませんけど、タイプじゃなかったから興味が既に失われてたので、向こうが俺に関わりさえなければ良かったんたけどね……神様俺のこと嫌いなのかな?
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