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ポジティブで行こう
しおりを挟むあの後アメリアは布団の中に入っては居た
眠れない時を過ごして
ブツブツなにか言っている
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
悔しさと憤怒と、羞恥で呪詛を吐き出し変態が去った窓を、瞬きする事無く無表情で見詰めていた
一点を見つめ口だけが動いている姿は何かに取り憑かれたようにも見えて不気味だ
眠れない夜は人を狂わせる
変態も又人を狂わせる
「………殺す死ね殺す死ね殺す死ね殺す死ね殺す死ね殺す死ね殺す死ね、寝よう」
呪詛を吐き出す事30分それは突然止んだ
飽きたからだ!
アメリアは面倒臭いことが嫌いだ
そしてウザイ自分も嫌いだ
だからネガティブな事は長続きしない
嫌な事は忘れて寝よう
明日ビオルヘンをしばき倒せばいい
今は嫌な記憶と共にビオルヘンごと抹消しよう
瞼を閉じれば変態が?!
「ゲフッ……」
瞬間瞼が上がり瞳孔が開く
このまま寝たら悪夢を見てしまう
何時ものようにビオルヘンが酷い目に逢う想像をしながら再び瞼を閉じる
今回はオヤジ祭り設定でいってみよう
キャストは汗臭い40代以上の肉体労働のオヤジ達がいいわね
想像が膨らむと顔がニヤける
そこにビオルヘンを投入しモミクチャにされて、オヤジ臭いで酔いしれさせ、更に4方で顔をお尻に挟まれる想像を追加してみたら、あ~ら不思議。心が洗われるよう
「ウフフ。本当になればいいのに」
顔をニヨニヨさせて高ぶっていた神経が落ち着く
ようやく眠りに付くことが出来たアメリアだったが朝日が登ればその変態がやって来るのを忘れてはいけない
空に明るさがさした頃、静かに扉が開かれた
夜中の行ないがなかったかのように今度は扉から変態は姿を表す
何時もの儀式を行ない、アメリアのベッドへ忍び寄り
何時ものようにベッドの中へ
ゴスッ!!
「うがっっ?!」
入ることは出来なかった
いきなり顎を下から殴られ、体が動かなくなったからだ
その隙を付きビオルヘンの目を2本の兇器が襲う
「ゥアアッ!」
痛みで咄嗟に目を庇うと懐はガラ空きとなり今度は鳩尾に強烈な痛みが襲った
「ガフッ……ゲボッゲホッゥゥアッアメリア?」
ビオルヘンを襲ったのはアメリアだった
アメリアの必殺グーチョキパーを不届き者にお見舞いしたのだ
説明しよう
・グーはアッパーで顎を下から撃ち抜くことにより脳を前後に揺らし脳震盪を起こさせ暫く動けなくするのだ
素人も上手くいけば可能である
・チョキは捻りもなく目潰しだ
手加減してもそれ也に
躊躇なくすれば人の心を捨てたな
・パーはチョプで強烈な付きを撃つべし
今回は鳩尾に抉るように捻りを入れたので臓器の一つ位殺ったかもしれない
全ての攻撃を受けた常人ならば全治二週間
でもビオルヘンは変態パワーですぐに復帰する
相手がアメリアだからアドレナリンが溢れて過ぎて超人並の回復力だ
真夜中のお返しとばかりに怒りをぶつけたアメリア
「滅べ変態!」
「ハァハァ……やはりアメリアだね?間違い無くアメリアだね……ハァハァアアッアメリア」
痛みに悶ながらも何故が確認を取ってくる
最初の息遣いは苦しそうなのに後の息遣いは変態の息遣いに変わっていた
「黙れ変態闇に堕ちろ」
「アアッアメリアアアッ刺激的な朝だねハァハァ」
蕩けた顔で目を血走らせて悶喜んでいる
朝から変態120%のビオルヘンを無視してルビィナを呼んで朝の支度を整え食堂へ移動する
朝食はいつもと違った
アメリアのメインだけが桃のタルトに替わっていたのだ
目を輝かせるアメリア
この桃のタルトはビオルヘンの手作りでアメリアの大好物だ
ビオルヘンが作る桃のタルトは后妃のお茶会で出される物よりも美味しかった
国1番の美味しさということだ
仕方がない桃のタルトに免じて許してあげることにしたアメリアであった
尚その頃のビオルヘンはアメリアのベッドでアメリアの枕に顔を埋め安らかな眠りについていた
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