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第10章 国立学校 (後期)
『ブレイズ』へのダンジョン遠征 28
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約束通り、翌朝みんなが起き出してくる前に俺は起き出し、ユーリを起こす。
『ユーリ、起きろ。』
俺は従魔へ話す連絡手段で話しかけながらユーリを揺さぶる。
しばらくそれをしていると、やっとユーリが目を覚ました。
『やっと起きたね。』
ユーリは寝ぼけた頭で『こんな早くにどうしたの?』と聞いてくる。
俺は昨日あまりに眠くて話せなかった事を思い出し、ユーリに話して聞かせる。
するとユーリも最初はぼんやりとしていたけれども、話を聞いている内にやばい事態だと気づいたようだ。
『ねぇ、それって僕たちだけで向かうの?』
『そうだなぁ……グリーさんにも声をかけるか?』
『そうだね、その方が一人当たりの負担は少なくて済むと思うんだよね。じゃあ少し待ってて。グリーに声をかけてみるから。』
ユーリはそう言うと目を瞑り、しばらく無言になった。
そして次に目を開けた時、ユーリは頷いて『グリーも参加してくれるって!』と言ってにっこり笑った。
それから2人でテントの外に出ると、そこにはグリーさんと話しているセバスの姿があった。
「2人とももう起きていたんだね。」
するとグリーさんが「そら、そうや」と言って肩をすくめる。
「私とセバスはそんなに睡眠を必要とせえへんのや。いつもなら私はテントの中で待機しとんねやけど、ユーリ様に頼まれよったさかい、こうやって来ましたんや。セバスはいつも通り、見回りのようやけどな。」「そうですね。私はいつもこの時間は何か変なことがないかとこっそりと見回っているのです。グリーから聞きましたが、何処かへと行かれるのでしょう?それでしたら私もご一緒致しましょうか?」
セバスがそう聞いてきたが、俺達が離れるという事はこの集団の中でのクレイン国の守りが手薄になるということ。その中でリーシェさんとスノーホワイトだけで守るとなると少し不安がある。
なので、俺たちが帰ってくるまでの間セバスには守りの一員に入っていてもらいたいのだ。
その事をセバスに話すと、少し考えて「分かりました」と頷いた。
よし、これでこの場の安全を気にしないで戦えるね!
俺達はとりあえず移動するためにこっそりと休憩所を出て、林の方へと向かう。
そしてグリーさんには2人乗れるくらいの大きさのドラゴンに戻ってもらい、その背に乗ると一路昨日の海上へと飛んでもらった。
さすがに船と違い、グリーさんはものすごく速い。
特に小さくなったグリーさんは、大きい時と違って同じ様に飛んでいてもかなり速く感じるから不思議だ。
あっという間に現地に到着する。
「着いたんやけど、この後どないします~?」
グリーさんにそう聞かれたので、俺はすぐに3人纏めて結界を張る。
するとその瞬間に、結界ごと俺達は海上に落ちた。
び、びっくりしたぁ……。
まさか急に落ちると思わなかったよ。
それは2人も同じだったようで、ボチャンと着地した時の顔は驚きに満ちていた。
とりあえずグリーさんはドラゴンから人へと戻り、結界の中で座る。
「いやぁ~、びっくりしましたがな、まさか落ちよるとは!この結界、ドラゴンの浮遊魔法は遮断するんやな!」
「そんな設定にした覚えはないけど、俺にとっては未知の能力だからかな?」
「いや、そうやないやろ?今までだって結界張って飛んどったことはぎょうさんあった思うんやけど。」
首を傾げたグリーさんの言葉に、俺は確かにそうだと思う。
じゃあ……何が違ったんだろう?
「にぃに、これって水の中に入っても呼吸できるの?」
「あっ!少し結界の内容変えなきゃだね。」
俺はユーリの指摘で気がつく。
俺はこの結界に『海水から酸素を取り込んで供給できる』能力と設定になっちゃったんだ!
なるほど……『魔法を透過する』というのがとても大事だと認識できたのは良かったな。
それから俺達はとりあえず、結界ごと水中へと入る。
海の中へ入ると海底へと向けて進むように水魔法で推進力をつける。
そしてしばらく進むと、海底の方から触手の束がウニョウニョと伸びてきた。……うぅ、気持ち悪い!
「シエルさん、こいつらどないします~?」
グリーさんは結界の外に向けて風魔法を使いながら、俺にそう聞いてきた。
「そうだなぁ……この触手の大元に本体があるんだろうし、とりあえずはそこに行かなければ始まらないよね。ならさ……触手に連れて行ってもらおうか?」
俺はグリーさんにそう言うと、抵抗を止めてもらった。
するとその直後、触手は俺たちの入った結界をぐるぐる巻きにして一気に海底に向かって引っ張っていく。
「うひゃぁ~!すんごい重力なんだけど!」
「ほ…ほんまでんなぁ!これはっ…私でもキツいわっ!」
俺達は結界の中で、海底とは真逆の位置に縫い留められたかのように動けなくなっている。
辛うじて喋れてはいるけど……これは体に負担かかってそうだ。
そして暫くして引っ張る速度が落ちてその強烈な重力が収まると、今度は何かが結界を上下から押し潰そうとしてきた。……えっ!?何が起きたっ!?
「シエルさん、見てみぃ!触手の間になんや歯のようなもんがあんねんで!あれが結界を押し潰そうとしとるんやないかと思うんやけど、どない思います~?」
グリーさんの指がさしている所を見ると、本当に歯のようなものが一周ぐるりと結界を囲んでいた。
……えっ?潰すっていうより、噛もうとしてる?
俺はちょっと不安になり、更なる結界を張る。
だが……その直後、結界を噛み切ろうとしていた『何か』は噛み切ることを諦め、結界ごと飲み込んだらしい。
ゆっくりと内臓の壁みたいなものの中を通っていくのが結界越しに見えた。……うぅ、気持ち悪~い!
さすがのグリーさんもこれには拒否反応があり、「もう魔法使ってもええちゃうん?」と身震いしながら聞いてきた。
「いや、どうせなら胃の中でやろう。結界の中から撃てるから問題ないでしょ?」
「そない言うならもう少し我慢しまっけど、さすがに長時間は無理やで?」
「うん、分かってる。俺も気持ち悪いよ。だけどもう少し我慢しよう?あと、この結界を丸呑みできるってことは、本体は相当でかいんだろうね?」
「そうだと思うよ、にぃに。とにかく外がどんなに硬かったとしても、中からの攻撃ならこの体の持ち主も抵抗できないもんね!」
ユーリの言葉に、大きく頷く俺たち。
ブレイズからの『駆除』要請は案外早めに終了できるかもしれない。
それからほどなくして、少し広めのスペースへと出たようで、結界にみっちりと擦っていた肉壁にスペースができた。多分ここが『胃』なのかもしれないね?
俺はこちらを見ていたグリーさんに頷くと、俺は強烈な火魔法を結界の外に作り出す。
するとその火に炙られた本体がゴロゴロと転げ回っているらしく、俺たちも結界の中で転げ回る。
……しまった、違う魔法使えば良かった。
グリーさんは俺の魔法に被せて、竜巻状の風の刃を作り出す。この前俺が使った技だね!
するとその風の刃は炎の魔法を纏い、胃の中を切り刻んでいった。
しばらくすると本体の動きがやみ、風の刃で開けた『穴』は徐々に大きくなっていく。
最終的には結界の外には細かい肉片が大量にあったが、どうやら無事に結界ごと俺達は海底に戻って来れたようだ。
……う~ん、どんな本体だったのか確認してなかったね。
俺は1つため息をつくと、確認することは諦めた。
「シエルさんっ!見てみい!辺りの肉片が光っとりまっせ!」
俺はグリーさんの言葉に辺りを見渡す。
すると結界を半分ほど覆っていた肉片が光り、それが止むと肉片も消え去っていた。
『……なぁ、今のって何なの?』
俺はブレイズに話しかけてみる。
するとすぐにブレイズから返事があった。
『マスター、ありがとうございました!おかげでおかしな魔物は消え去ったようです。』
『いや、それは良いんだけど、そうじゃなくて……細切れになった肉片が光り出して消えたことを聞いているんだ。』
『ああ、そちらでしたか!それはこのダンジョンが吸収したんですよ。』
『……吸収?』
『そう、吸収です。これは話して良いものか分からないですが……例えば冒険者でも、このダンジョン内でお亡くなりになると今と同じ現象が起きます。』
ブレイズの話を要約すると、こうだ。
このダンジョン内で死んでしまった者はたとえ人であろうと魔物であろうと、ダンジョンは平等に『栄養』として吸収するのだ。
今回のような魔力の多い者は『高栄養』なんだってさ。
……もしかして、俺も?
俺はちょっとヒヤリとしたが、ブレイズ曰く『マスターはどんどん魔法を使ってくれるから、どんどん吸収させてもらっていますよ!』とのことで、別に死ななくても『高栄養』なのだそうだ。
とりあえず今回のブレイズの依頼は終わった。
結局どんな魔物だったのか全く分からなかったが、それでも無事に『駆除』が完了したので、これでまたみんなの待つ休憩所へと戻れるね!ラ・サール
『ユーリ、起きろ。』
俺は従魔へ話す連絡手段で話しかけながらユーリを揺さぶる。
しばらくそれをしていると、やっとユーリが目を覚ました。
『やっと起きたね。』
ユーリは寝ぼけた頭で『こんな早くにどうしたの?』と聞いてくる。
俺は昨日あまりに眠くて話せなかった事を思い出し、ユーリに話して聞かせる。
するとユーリも最初はぼんやりとしていたけれども、話を聞いている内にやばい事態だと気づいたようだ。
『ねぇ、それって僕たちだけで向かうの?』
『そうだなぁ……グリーさんにも声をかけるか?』
『そうだね、その方が一人当たりの負担は少なくて済むと思うんだよね。じゃあ少し待ってて。グリーに声をかけてみるから。』
ユーリはそう言うと目を瞑り、しばらく無言になった。
そして次に目を開けた時、ユーリは頷いて『グリーも参加してくれるって!』と言ってにっこり笑った。
それから2人でテントの外に出ると、そこにはグリーさんと話しているセバスの姿があった。
「2人とももう起きていたんだね。」
するとグリーさんが「そら、そうや」と言って肩をすくめる。
「私とセバスはそんなに睡眠を必要とせえへんのや。いつもなら私はテントの中で待機しとんねやけど、ユーリ様に頼まれよったさかい、こうやって来ましたんや。セバスはいつも通り、見回りのようやけどな。」「そうですね。私はいつもこの時間は何か変なことがないかとこっそりと見回っているのです。グリーから聞きましたが、何処かへと行かれるのでしょう?それでしたら私もご一緒致しましょうか?」
セバスがそう聞いてきたが、俺達が離れるという事はこの集団の中でのクレイン国の守りが手薄になるということ。その中でリーシェさんとスノーホワイトだけで守るとなると少し不安がある。
なので、俺たちが帰ってくるまでの間セバスには守りの一員に入っていてもらいたいのだ。
その事をセバスに話すと、少し考えて「分かりました」と頷いた。
よし、これでこの場の安全を気にしないで戦えるね!
俺達はとりあえず移動するためにこっそりと休憩所を出て、林の方へと向かう。
そしてグリーさんには2人乗れるくらいの大きさのドラゴンに戻ってもらい、その背に乗ると一路昨日の海上へと飛んでもらった。
さすがに船と違い、グリーさんはものすごく速い。
特に小さくなったグリーさんは、大きい時と違って同じ様に飛んでいてもかなり速く感じるから不思議だ。
あっという間に現地に到着する。
「着いたんやけど、この後どないします~?」
グリーさんにそう聞かれたので、俺はすぐに3人纏めて結界を張る。
するとその瞬間に、結界ごと俺達は海上に落ちた。
び、びっくりしたぁ……。
まさか急に落ちると思わなかったよ。
それは2人も同じだったようで、ボチャンと着地した時の顔は驚きに満ちていた。
とりあえずグリーさんはドラゴンから人へと戻り、結界の中で座る。
「いやぁ~、びっくりしましたがな、まさか落ちよるとは!この結界、ドラゴンの浮遊魔法は遮断するんやな!」
「そんな設定にした覚えはないけど、俺にとっては未知の能力だからかな?」
「いや、そうやないやろ?今までだって結界張って飛んどったことはぎょうさんあった思うんやけど。」
首を傾げたグリーさんの言葉に、俺は確かにそうだと思う。
じゃあ……何が違ったんだろう?
「にぃに、これって水の中に入っても呼吸できるの?」
「あっ!少し結界の内容変えなきゃだね。」
俺はユーリの指摘で気がつく。
俺はこの結界に『海水から酸素を取り込んで供給できる』能力と設定になっちゃったんだ!
なるほど……『魔法を透過する』というのがとても大事だと認識できたのは良かったな。
それから俺達はとりあえず、結界ごと水中へと入る。
海の中へ入ると海底へと向けて進むように水魔法で推進力をつける。
そしてしばらく進むと、海底の方から触手の束がウニョウニョと伸びてきた。……うぅ、気持ち悪い!
「シエルさん、こいつらどないします~?」
グリーさんは結界の外に向けて風魔法を使いながら、俺にそう聞いてきた。
「そうだなぁ……この触手の大元に本体があるんだろうし、とりあえずはそこに行かなければ始まらないよね。ならさ……触手に連れて行ってもらおうか?」
俺はグリーさんにそう言うと、抵抗を止めてもらった。
するとその直後、触手は俺たちの入った結界をぐるぐる巻きにして一気に海底に向かって引っ張っていく。
「うひゃぁ~!すんごい重力なんだけど!」
「ほ…ほんまでんなぁ!これはっ…私でもキツいわっ!」
俺達は結界の中で、海底とは真逆の位置に縫い留められたかのように動けなくなっている。
辛うじて喋れてはいるけど……これは体に負担かかってそうだ。
そして暫くして引っ張る速度が落ちてその強烈な重力が収まると、今度は何かが結界を上下から押し潰そうとしてきた。……えっ!?何が起きたっ!?
「シエルさん、見てみぃ!触手の間になんや歯のようなもんがあんねんで!あれが結界を押し潰そうとしとるんやないかと思うんやけど、どない思います~?」
グリーさんの指がさしている所を見ると、本当に歯のようなものが一周ぐるりと結界を囲んでいた。
……えっ?潰すっていうより、噛もうとしてる?
俺はちょっと不安になり、更なる結界を張る。
だが……その直後、結界を噛み切ろうとしていた『何か』は噛み切ることを諦め、結界ごと飲み込んだらしい。
ゆっくりと内臓の壁みたいなものの中を通っていくのが結界越しに見えた。……うぅ、気持ち悪~い!
さすがのグリーさんもこれには拒否反応があり、「もう魔法使ってもええちゃうん?」と身震いしながら聞いてきた。
「いや、どうせなら胃の中でやろう。結界の中から撃てるから問題ないでしょ?」
「そない言うならもう少し我慢しまっけど、さすがに長時間は無理やで?」
「うん、分かってる。俺も気持ち悪いよ。だけどもう少し我慢しよう?あと、この結界を丸呑みできるってことは、本体は相当でかいんだろうね?」
「そうだと思うよ、にぃに。とにかく外がどんなに硬かったとしても、中からの攻撃ならこの体の持ち主も抵抗できないもんね!」
ユーリの言葉に、大きく頷く俺たち。
ブレイズからの『駆除』要請は案外早めに終了できるかもしれない。
それからほどなくして、少し広めのスペースへと出たようで、結界にみっちりと擦っていた肉壁にスペースができた。多分ここが『胃』なのかもしれないね?
俺はこちらを見ていたグリーさんに頷くと、俺は強烈な火魔法を結界の外に作り出す。
するとその火に炙られた本体がゴロゴロと転げ回っているらしく、俺たちも結界の中で転げ回る。
……しまった、違う魔法使えば良かった。
グリーさんは俺の魔法に被せて、竜巻状の風の刃を作り出す。この前俺が使った技だね!
するとその風の刃は炎の魔法を纏い、胃の中を切り刻んでいった。
しばらくすると本体の動きがやみ、風の刃で開けた『穴』は徐々に大きくなっていく。
最終的には結界の外には細かい肉片が大量にあったが、どうやら無事に結界ごと俺達は海底に戻って来れたようだ。
……う~ん、どんな本体だったのか確認してなかったね。
俺は1つため息をつくと、確認することは諦めた。
「シエルさんっ!見てみい!辺りの肉片が光っとりまっせ!」
俺はグリーさんの言葉に辺りを見渡す。
すると結界を半分ほど覆っていた肉片が光り、それが止むと肉片も消え去っていた。
『……なぁ、今のって何なの?』
俺はブレイズに話しかけてみる。
するとすぐにブレイズから返事があった。
『マスター、ありがとうございました!おかげでおかしな魔物は消え去ったようです。』
『いや、それは良いんだけど、そうじゃなくて……細切れになった肉片が光り出して消えたことを聞いているんだ。』
『ああ、そちらでしたか!それはこのダンジョンが吸収したんですよ。』
『……吸収?』
『そう、吸収です。これは話して良いものか分からないですが……例えば冒険者でも、このダンジョン内でお亡くなりになると今と同じ現象が起きます。』
ブレイズの話を要約すると、こうだ。
このダンジョン内で死んでしまった者はたとえ人であろうと魔物であろうと、ダンジョンは平等に『栄養』として吸収するのだ。
今回のような魔力の多い者は『高栄養』なんだってさ。
……もしかして、俺も?
俺はちょっとヒヤリとしたが、ブレイズ曰く『マスターはどんどん魔法を使ってくれるから、どんどん吸収させてもらっていますよ!』とのことで、別に死ななくても『高栄養』なのだそうだ。
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−−−−−−
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