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② NO Side 断罪の場
しおりを挟む「姉さんっ、嘘よね?犯罪なんてそんなっ。
あ!誰かに脅されてたのよね?姉さんが自分からそんなことするはずないもの。
その人の名前を教えて、みんな優しいから姉さんを助けてくれるはずっ!」
「セシル嬢、マリールイーズはあれだけの態度を取っていたのに、彼女のことを思いやれるなんて優しいんだね。」
「アリスティド様、優しいだなんてそんなこと・・・。
半分だけとはいえ血の繋がった家族だもの、当然だわ。」
マリールイーズを庇う声をあげたセシルに、アリスティドの甘い視線と声が向けられる。
それを受けて、セシルは恥ずかしそうに頬を染める。
二人以外の間でしらけた空気が流れる。
「ゴホンッ、あー、そのような事実はありますか?
あるのなら情状酌量の余地があると判断されますが。」
空気を変えるように、宰相が言葉を紡ぐ。
しかし、反応を返したのはウスターシュだった。
「宰相殿、情状酌量など必要ございません。
たとえ年端のいかぬ娘がしたこととはいえ、罪は罪。
しかも責任のある公爵家の、第三王子の婚約者である娘なのですからきちんと罪を償わせなくてはなりません。
どうぞ、賢明なご判断を。」
「父さんっ、そんなっ。」
「セシル、黙りなさい。
公爵家を名乗る以上、責任が伴うのだ。女子供であろうとそれは変わらない。
ましてや罪を犯したならば相応の罰を課さねば、他への示しがつかぬ。
お前が優しいのはよく知っているが、時と場合によるのだよ。
分かっておくれ、私も身が引き裂かれるような思いを堪えているのだ。」
「もう、どうしようもないの・・・?」
「ああ、罪はきちんと償わなければ・・・。」
二人だけ舞台にいるような様子で言葉が紡がれていく。
************
砂糖吐きシーンにしようとしたのに父ちゃんでしゃばって来た・・・
_(´ཀ`」 ∠)_
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