惑星Θシータ

ブラックドラゴン

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カエリナ銀河連邦

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古代人も夜空を見上げてきた…
夜空に浮かぶ白く輝く美しい銀河…
七夕伝説や、ギリシャ神話で親しまれる天の川銀河。
私たち人類が住む地球から約250万光年離れた渦巻銀河のアンドロメダ銀河。
南半球で見ることができる大マゼラン雲や小マゼラン雲。
宇宙はどこまで広がっているのか?
誰ひとり確かめることができない宇宙の端の向こう側に多元宇宙がある。
2025年3月15日春。
フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターから漆黒の宇宙空間に打ち上げた最新宇宙望遠鏡は465億光年彼方の宇宙球面を観察している。
夜空を見上げても見えなかった、おとめ座超銀河団…
…おとめ座超銀河団を含む巨大な網構造の超銀河団…
…更に深淵の数々の超銀河団まで…
見えているのは遥か465億年太古の姿。
最新宇宙望遠鏡でも探索できない深淵の宇宙……宇宙空間最大の超巨大質量のブラックホール。
そこは凄まじい勢いで禍々しい渦を巻き、恒星燃料を真っ赤に激しく燃やしながら螺旋状に吸い込み続け……
事象の地平面を超えて暗黒の重力井戸の最深部へ落ち続ける……宇宙終焉の場所。
宇宙法則の崩壊した天体から、遥か彼方まで伸びるワームホールを通って別の宇宙へ……
光速プラズマジェットは宇宙一の明るさで、眩しく光り輝き、遥か4,000万光年彼方まで伸びている。
多元宇宙へ噴き出された光速ジェットの周りには、生まれたばかりの超新星や、青、白、黄色、赤にキラキラ輝いている……まるで宝石箱から溢れ出る大小様々な恒星が遥か彼方まで拡がっている。
カエリナ銀河を含む、セリュナ銀河団…
…セリュナ銀河団を含む巨大なエルファル超銀河団…
…セリュナ銀河団の腕から遠く離れた辺境のカエリナ銀河にも、数千の恒星が光り輝いている。
辺境のカエリナ銀河の端にある恒星ε(イプシロン)のハピタブルゾーンに浮かぶ惑星Θシータが、かつて存在した……
現在の地球から3億年さかのぼる、遥か昔
セリュナ銀河団には、いくつもの銀河連邦が共存していました。
様々な種族が互いに協力しあい、知識や文化を共有していました。
この宇宙で生まれた3重螺旋構造のDNAは、安定していました。
DNAの成長過程は、ゆっくりしていました。
独自のコミュニケーション方法を持つ種族が多く、宇宙全体での調和を実現していました。
何世紀にも平和が永く続いていた銀河連邦に暗雲が覆い始めることに……
ある知性体に…蝕まれた種族は、他の種族を支配しようとする…
…闇の勢力が暗躍し始めた。
戦争を焚き付けて、種族間の緊張が高まっていきました。
カエリナ銀河連邦の元老院の中にも戦争を主張する議員が現れました。
アマンダ総長に対峙する反対派の勢いは、増しつつあった。
アマンダ総長は、カエリナ銀河連邦の有力元老院議員でした。
惑星Θシータの代表として活躍していました。その頃、銀河連邦間で度々勃発する紛争の仲裁に奮闘していました。
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