逆転!? 大奥喪女びっち

みく

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【喪女歴ウン十年編】

003 妄想彼氏

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(喪女――か)

 確かに、男性と付き合ったことはないし、男の人とか知らない人と話す時はちょっと吃るけど。

「でも、おめーに言われたくねぇよ、DQNが」

 あれから直ぐに帰宅し、いつものように千代は缶チューハイをゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み干して、机に缶を勢い良く叩きつける。

「誰も好き好んで喪女ってるわけじゃねーわ!」

 バリボリと帰宅時間が違ったため、いつもの夕方のニュースとは違うバラエティー番組を見ながら柿の種を咀嚼する。
 そこには今人気急上昇中の美人女優がゲストに呼ばれていて、出演している男性や、女性までもが女優の美貌を絶賛していた。


『いやー、素敵ですね~。これだけ綺麗だとモテるでしょう? なのにこいつと来たらね、もうぶっさいくでしょ。この前なんか……』


 番組には不細工なお笑い女芸人も出ていて、同じ事務所の先輩なのか、男芸人が彼女下げ発言をして笑いを取る。
 女芸人は、“これでもモテるんですよ~。付き合ってあげましょうか?”なんて、嘘か本当かわからないが、男性イケメン俳優のゲストに向かって強気発言で切り返し笑いを取っていた。
 千代はそういう自虐ギャグがあまり好きではなかった。

 自分自身、よく言っていたから。
 その時の哀しみや虚しさ、苦しみは思い出すだけでも辛くなる。

 テレビに出ている女芸人はそこまで不細工じゃない。
 美人とは言えないが、ちょっと太っているだけで、鼻が少し団子なだけ。
 少しの不細工は可愛いの部類に入る、千代はそう思っているのだ。

 本当の不細工は、笑えないんだよ。
 笑える内はまだ不細工とは言えない。

 千代は女芸人を笑う出演者全員の中で、遠慮がちに笑う美人女優に目をとめる。
 美人女優の顔は少し引き攣っているように見えた。


「冗談でもお前のような不細工芸人が言うなみたいな顔してるなー、この女優……」


 芸人なら笑いに変えるのは当たり前とはいうが、言われて聞いてる側はギャグとはいえ、相手を不細工だと思っているから受け入れられなかったんだろうな。

 美人てそういうとこあるよね……。
 そんな風に思いながら、テレビに特に集中するでもなく、新しい缶チューハイを冷蔵庫から取り出し、プルタブを開けた。

『ところで、噂の彼ですが、どうなんですか? この間は別の彼と噂されてましたが……』

 再び美人女優の話に戻り、最近雑誌に取られたスキャンダルについて切り込まれている。
 それを美人女優ははにかみながら、“仲の良いお友達の一人です”と、テンプレな答えを返していた。


「何が、仲の良いお友達だ。ホテルの前で撮られてるじゃねーか、ビッチめ」


 いつもより一本多く飲んでる所為か酒が回って来たようで、千代の語気が強まる。

「どうせ、あっちこっちで股開いてんだろ」

 口と鼻の片端を吊り上げながら“ちっ”と舌打ちをする。


(こっちは男っ気が全くないというのに、こういう見た目だけ可愛い女が良い男を独占していくんだな……)


 千代は苛々しながらも、このアパートに入居したときからクローゼットに取り付けられていた鏡に映る自分に絶望感を抱く。

 顔は言わずもがな。
 だが、スタイルはそう悪くない。

 背は高くないものの、デブじゃないし、腹だって出ていない。
 ただ、胸はAAカップ、ブラジャーを付ける必要が全くない絶壁。
 尻が小振りなのはいいが、プリッとした張りはなく、年齢の所為か垂れ始めた気もする。

 腰の括れは皆無。着ている服は高校の時に着ていた紺のジャージ。
 いつも座る場所が摩擦で薄くなって小さな穴が開いている。
 顔の話に戻るが、顔は化粧はしない方がマシなので、いつも化粧水と眉だけ。

 これじゃあ、男が欲情するわけがなかった。

 だから、千代が美人女優をどう思っても、男が寄ってくるわけがないのだ。
 苛々したとしても、それはただの妬みというやつで、美人女優が悪いわけではない。


「……うやましぃぃぃいいいいいいっ!!!」


 心の声が実際にアパートの一室に響いて、鏡に壊滅的不細工の悔しそうな顔が映る。
 千代の可哀想なところは、声までもが、美しくないところだ。
 滑舌が悪く、少し低めで掠れた声。
 ふとすると、男性とも聞き取れる。
 その野太い声は周りを威圧し、苛々させるようで……


 ドンッ!


 千代の声に隣の部屋から壁を叩かれ千代は、

「すみませんっ!」

 と謝る。
 このアパートは壁が薄いのか、隣の声が良く聞こえる。
 いつもはこちらが迷惑を蒙ることが多いのだが、千代はいつも何も言わないのに、隣人は千代の声が聞こえるとこうして壁を叩くのだった。


「これが本当の壁ドンってね~♪」


 酔っ払っている千代は缶チューハイをもう一本開けて、ぐびぐびと勢いよく呷った。

(何か今月はついてないなー。明日は誕生日なのになぁ。三十六歳最後の夜、今日は……)

 千代は立ち上がり、机の棚の引き出しから、何やら小さな箱を取り出してくる。

「……今日は女優で、相手はそうだなぁ~、黒田くんにしようっと♪」

 箱を持って千代は、ベッドへと向かうと、腰を下ろして、蓋を開けた。
 そこには、使い込まれ、丁寧に手入れされた大人のおもちゃが多数、入っていた。

 千代はその玩具で時々自分を慰める。
 いわゆるオナニーというやつだ。

「今日は、これだな」

 千代は手馴れた手付きで、数ある中一つのバイブを取り出し、コンドームを被せるとスイッチを入れて動きを確認する。

「黒田きゅーんっ! あっ、まだ、だめっ」

 千代の脳内ではイケメン黒田が千代の服の中に手を入れているらしい。
 自分の手で触れるか触れないか絶妙な指裁きで自らの肌に触れていく。

「……千代さんのことが好き過ぎて、俺もう我慢できないって? そんなっ、だめっ、あっ、当たってるっ」

 ヴィーン、ヴィーンと、器械の音と、テレビから聞こえるバラエティ番組の笑い声と、千代の野太い掠れた喘ぎ声を喪女宅は穏やかに包む。
 その時僅かだが、隣からくぐもった声が耳に入ってきた。

『ぁっ、やっ、だめっ……』

「チッ」

 千代は軽く舌打ちをする。

(またかよ!)

 千代は一旦手を止めて、隣の壁の方を睨みつける。
 二、三日置きに夜聞こえてくる隣のからの嬌声。
 住んでいるのは若い男だが、女がよく来ているようで、こうして男女の営みの声を聞かされるのだ。

 隣が住み始めた頃は驚いたが、気がつけばもう二年。
 それだけ経ってしまえば慣れてしまう。

 その内、桃色の声を聞く度に、自分もついでにしてしまえと、ノリでラブグッズを増やしたりしたこともあった。

「……千代さん、俺、もう待てないよ、早く欲しい……」

「……ま、待って、今、テレビの音ちょっと上げるから……じゃなきゃ音、隣に聞こえちゃう」

 千代はテレビの音量を少し上げて、隣の声が聞こえないようにしてから、黒田と、自分の二役をやりながら、ジャージの下と、色気のない腰まで履けるおばさんパンツを脱いだ。

「……濡れてるよ、千代さん、このまま入れてもいいよね?」
「……」

 脳内の黒田に言われた千代が静かに頷く。

「あっ……大きいっ……」
「千代さん、好きだっ……」

 バイブが千代の奥へと侵入していくと、千代の声だけがただただ、部屋に溶けていく。
 テレビが良い具合に声を消してくれてるのが救いだ。

「あっ、あっ、あっ」

 うねうねと、千代の中でうねるバイブはその動きを止めることなく、千代の一番敏感な部分を擦り上げ続ける。
 その動きと一緒に千代はバイブを出し入れする。

「いっ、いいっ……黒田くぅぅううんんっ!!」

 軽い震えが肩に、太股に走り始める。
 すると千代は乳首しかない胸を痛みが走る程にもみ上げ、その乳頭を引っ張った。

「いっ……! も、もういっちゃうっ、いっちゃうっ!!」
「イッてっ? 俺もっ……千代さんのっ、イクとこ見たらっ、イクっ、からっ……はあっ、はぁっ」

 千代は上り詰めてきた快感を未だ二役で演じていた。傍から見たらそれはそれは不気味な情景である。

「っ、イクぅ!!」

 プツッ。

 と、千代の声と共に、突然テレビの電源が切れた。
 どうやらオフタイマーをセットしていたらしい。
 途端、隣の部屋からのこもった声と、千代の荒い息遣いが部屋に響く。

「はぁ、はぁっ……」

 千代は浅い呼吸を繰り返しながら、自分の中から取り出した部屋の明かりに照らされ、卑しく濡れて光るバイブを掲げた。

「……とっても良かったよ……」
「うん……私も」

 二役をまだ続けていたのか。
 千代はうねうねと未だ動き続けるバイブをじっと見ながら、少し苛々が治まったようなすっきりした顔で、ふぅ、と息をついた。

「……私が超美人だったら、やっぱり色々やっちゃうかなー」

 千代のおかずは黒田だけではなかった。先程美人女優にビッチと言い放った千代だが、今までおかずにした男は相当数いる。
 この容姿でも若い時には己を知らず、ちょっと目が合っただけでも惚れてしまう程に惚れっぽかったのだ。
 今も少し優しくされると勘違いしてしまうくらいの惚れっぽさ。それでいて、飽きも早い。

 黒田は最近のお気に入りなだけであって、つい二週間前は別の男だった。
 その男は千代よりも一回りほど年上のおっさんで、優しくてちょっと意地悪な和菓子屋の二代目。
 千代は枯れ専ではないのだが、三代目はまだ十代だったので諦めたらしい。時々団子を買いに行く度、おまけしてくれたり、良くしてくれるので、千代は二代目のおっさんに惚れていたのだった。

 ところがだ、最近会社で黒田が千代に大したものではないが、菓子をくれるようになった。
 それで千代は勘違いするようになる。

 裏はこうだ、黒田は甘いものが嫌いで、浅井の向かいに座っている千代に彼女とよく話していることで、二人の関係を悟られないため、ついででもらい物を押し付けていただけなのだ。

 それで千代は黒田は自分のことを気になっていると勘違いし始めて、和菓子屋のおっさんは消え去っていった。
 そんなことが今までに何度もあった。
 まともに恋愛というものをしたことがない千代にとっては、誰かを想っている時は楽しい時期なのだ。全く誰にも関心を抱けない時期もあるのだから。

 三十六年の間には自分が嫌いで嫌いでどうしようもなくなって、ふらふらと俯きながら街を裸足で徘徊したこともある。
 なぜ自分には彼氏ができないのか、結婚できないのか。
 時々ふっと、疑問が心に湧いてくる。

 自問自答したところで答えなんかなかった。二十代の半ばを過ぎた頃は親に“孫の顔がみたいわね”などとよく言われたものだ。

 最近は諦めモードなのか、父も母も何も言わなくなった。
 友達が次々に結婚していく中、千代は誰にも相談できず一人のまま、どんどんと歳を重ねていった。

 相談なんて出来るわけがない。
 その頃の千代は、自分は魅力があり過ぎて近寄りがたい人間なんだと思っていたのだ。
 自分の御眼鏡に適う人間はなかなかいない、まだ現れていないだけだ。

 私という人間は最高に素晴らしい人間なのだからと、一流企業に勤めているバリバリのキャリアウーマンでもないくせに、プライドだけは一丁前だった。
 男友達を紹介してくれた友達にも、

「ちょっと私とはレベルが違うから」

 と顔は千代と同じレベルだが、心根の優しい男性をあっさりと振ったり、別の女友達の彼氏に、

「付き合ってあげてもいいよ」

 と告白してみたり、散々だった。
 そんなおめでたい主観も三十代に入ってから徐々に薄れていき、客観的に自分を見ることを覚えだした。
 二十代の頃の自分も不細工な顔は変わらなかったが、あの時の心の強さは今の自分には忘れてしまったある種、宝物である。

 今も相手が好意を持っていると勘違いは多いが、決して出しゃばらず、こうしてひっそりと片思いを楽しんでいるのだった。
 告白でもしようものなら、振られるのはわかっている。
 今まで両手では足りない程告白して玉砕してきた。この歳になって振られるのだけは、嫌だった。

「モテる女は辛いわー。ビッチでごめんね、黒田きゅん」

 千代はうねうねと動く汚れたバイブのスイッチをオフにして、黒田のそれに見立て、頬ずりをする。

「私は、一人だけじゃ満足できない女なの、あなたとも多分、あと数ヶ月でお別れよ、それまで楽しみましょ……ふふふーん♪」

 独り言と、鼻歌を歌いながらバスルームへと向かう。
 忘れているかと思いますが、千代の声は野太いです。

「……明日の朝早起きしなきゃ。黒田くん、皇居の周りで走ってるよね」

 シャワーを浴び終えて、愛用のバイブの手入れをしつつ、また気持ち悪い独り言を放つ。

「こっそり応援するのが、彼女の務めよねっ、ふふふっ」

 黒田が浅井に休みの日は皇居の周りを走っている。
 実は皇居ランナーなのだと、話しているのを盗み聞いた千代は休みの度に皇居へと出向いていたのだった。

 これはあくまでお忍びなので、黒田には気付かれないようにしなければならない。
 千代もいつか黒田と一緒に走ろうとジョギングを始めたが、体力があまりになさ過ぎて断念したのだった。
 千代の中では休日の早朝、小鳥達が語らうお堀の木々の間を黒田と共に楽しく走るという妄想が出来上がっていたのだが、千代の体力は三十五歳を過ぎた辺りから急激に落ち込んで、叶いそうもない。
 ならば、黒田に見つかるわけには行かない。見つかればストーカーと思われるかも知れないのだ。
 これまで、二回、偶然を装って気付かれてしまっている。

 休日のスーツ姿ではない新鮮な黒田を見るには何が何でも気付かれてはいけないのだ!

 そう千代は目標めいたものを自分に課して、大きな鍔の麦わら帽子とサングラスで顔を隠し、散歩を楽しむおばさんとして小まめに休憩と称し、黒田の姿を探すのだった。

「おやすみなさい、黒田くん、明日会おうね」

 千代はスマホを取り出し、会社の飲み会で黒田と浅井と千代三人で撮った写真(並びは黒田を挟んで浅井と千代)を見ながら告げて、まだ午後十時を過ぎたばかりだが、他にすることもないらしく、いつも読んでいる日本史の書籍を眺めながら眠りについた。

 その本には、戦国時代~江戸時代に掛けてのさまざまな事柄が記されていたのだった――。
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