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つかの間の休息 ある日の週末
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何度目だか、途中から数えるのを止めた行為。
それでも自分から洋司さんのソレに触るのは初めてのことだった。
いつものゴールデンレトリバーよろしく、拗ねた顔で眉毛を下げてオネダリをしてくれた彼に、私が応えてしまったのは、洋司さんのその行為に弱いからってだけじゃない。
私だって、一端のアラサー女子だ。
気にならないわけがないのです、男性のソレに!
だって、この間のランチの時に言ってたんだもの…営業帰りに寄ったカフェで話をしている女の子たちが、彼氏のソレをいじっている時の彼の顔がとんでもなく可愛くて、ついつい意地悪してしまいたくなるって…。
いつもいつも意地悪されて──洋司さん曰く、『愛でている』らしいが…ひぃひぃ言っている私が、今度は洋司さんをひぃひぃ言わせてやりたい! と密かに思っていたのに、やっぱりひぃひぃ言わされて足腰ガクガクの生まれたての小鹿のようにされてしまったのもつかの間、また意地悪しようとする洋司さんが私にビッグチャンスを与えてくれた!
ついこの間まで処女だったからって舐めてもらっちゃ困る!
このご時世、ちゃんとしたキーワードで調べればちゃんとした教本が見つかるものなのだよ!
──彼氏 気持ちよくさせたい 方法──
出るわ、出るわ…どれを読んだらいいのか分からないけれど、全部気になるようなワードがわんさか!
・フェラテク30選大公開!気持ちいいフェラチオの方法とは───
・エッチ中に彼を気持ちよくさせたい!
・彼氏を気持ちよくさせる極意!女から攻めるエッチのパターン7つ!
・骨抜きセックスで彼を『トロットロ』にさせる方法とは?
(※実際に検索して出てきたワードを使用しております。)
ま、まずはキス…するのよね…。
その後は、根元までキスして下から上にゆっくりと舐め上げる…。よし!
想像していたよりもグロくはなかったソレは、始めよりも少しだけ硬く太くなっている。
触ったり、力を入れる度にピクピクと上下する先端が、別の生き物のようであの子達が『かわいい』と言っていた気持ちがほんの少しわかるような気がする。
心なしか、呼吸の速くなった洋司さんに私の気分がだんだんと恥ずかしさを押しのけて、興奮しているもの分かる。
ゆっくりと唇を近づけて、「ちゅ」と軽いリップ音を立てて吸い付くようなキスをした。
ドクリと大きく反応した洋司さんが、「なっ!」と大きな声をあげて驚いているけれど、構わずにちゅっちゅっとキスを落とす。
「なっ! 涼子、そんなこと」
「…洋司さん、されるのイヤ?」
「 いや! 嫌な訳じゃなくて」
慌てている彼を見るのは初めてのことだから、なんだか楽しい。
嫌じゃないと言うのなら、続けてもいいと言うことだ。
少しドキドキとうるさい心臓の音を聞きながら、感じたことのない期待感と興奮を材料に舌を出して根元からゆっくりと先端に向かって舐め上げた。
アイスキャンディが溶けて垂れないように、舐める。ねっとりと中心と両サイドを攻めるんだよね。
「つっ」と息を詰めたような吐息が上から聞こえて、またドクリと彼のそれと私の心臓が反応している。
根元から舐め上げてから、そのままの勢いでパクリと口に含んでみる。
見た目通りに大きな洋司さんのソレは、急な刺激にドクリと大きく反応して口の中で質量が増した。
全てを含むには大きすぎるし、私にはまだそんなテクニックはないから、竿部分は手で握って上下にシゴキながら、先端だけを口に含んだまま上下に動かした。
「りょ、こ…どこで、そんなの」
「んっふぅ」
頭上から聞こえる荒い息遣いに、思わず自分の下半身が疼いたのがわかってしまう。
歯を立ててしまわないように、ゆっくりと口を動かしながら少しずつ少しずつ、深くくわえ込んでいく。
心なしか口の中もねっとりとした唾液で満たされて、突起物が上顎に擦れると子宮辺りにきゅぅっと力が入る。
「こっら! 本当に、ダメだ!」
「あ!」
強引に引き離されて、焦った表情の洋司さんと視線が交わる。
上気した頬と少し潤んだブラウンの瞳に、達する直前の洋司さんが重なって見える。
「君って子は! どこでそんなこと覚えてきたんだ…」
「…ごめん、なさい。初めてだし、自分なりに勉強もしたんですけど…やっぱり気持ちよく、なかったですよね…」
初めてで、いきなり色んな事をやってしまったし、経験豊富な洋司さんにとってはもしかしたらさっきのでは全く物足りなくて、もっとすごいことをしないと満足なんて出来ないのかもしれない。
そもそもふぇ、フェラよりすごいことってなんだろう…今度調べてみようかな。
あ! そういえば、来月買おうか迷ってたゲームに大人版があったっけ…あっちを買ってみようかな。
予約特典に、『秘密の48手で意中の彼をメロメロに!』っていうのがあったし、きっと48種類のご奉仕みたいなものがあるはず!
「涼子、一体どんな勉強を…いや、それよりもこういう事はまた別の機会に俺が教えてやるから」
「え、教えてくれるんですか!?」
「……勿論、俺の好みに教え込むから、期待してて」
耳元で囁く洋司さんの艶っぽい声が、収まりかけた子宮の疼きを呼覚ます。
「ほら、まずは指で練習してみようか…舐めてご覧」
「…っ、あの、見られると、その…」
差し出された洋司さんの太くて長くて少しゴツゴツとした2本の指を、口に迎え入れたいのに熱い視線が恥ずかしくて動くに動けない。
「俺が見ていないと、教えてやれないだろう? ほら」
「…ん、」
「そう、下からゆっくりと、舌で押し上げるように先まで丁寧に舐めて…先端のくぼみに舌先を押し当てて…ふふ、涼子何をもじもじしてるんだ?」
「ん…や、もう…洋司、さん…」
フェラをしてから、先ほどの行為の余韻が思い出したように体を熱くし始めていた。
もっと強くて、もっと強引な熱が欲しい。
じくじくとした焦れったい熱よりも、もっともっとしっかりとした熱が欲しいと、自分の奥のほうが訴えているのが分かる。
ニヤつく洋司さんを目の前に、口元にある手をそのまま熱を欲しがる中心に持っていく。
「よう、じさん…もう、ください」
「っふ…いいよ、涼子に上げるから…どこに欲しいのか、俺によく見せて」
あぁ、洋司さんがまた何か恥ずかしいこと言ってるよ…言ってるのに、その要求に応えようとして動く自分の体が憎らしい。
枕を背もたれにして、膝裏に両腕を通して抱え込んだ。
「ほら、どこ?」と誘うような色っぽい声で誘導されて、くちゅりと音を立てて熱のこもったソコを広げる。
「洋司、さん…もう、いじわる、やだぁ!」
「っく! 満点!」
「っ! あぁーーっ」
欲しくて欲しくて仕方のなかった熱が、一気にソコを満たすとひゅっと息が詰まって持って逝かれた。
脳天に響くようなビリビリとした刺激が、身体の中心にズシンと走ると痛いほどの快感に腰が浮く。
「はぁ、涼子…もしかして、ずっとイってる?」
「あっぁあ、んやぁ! ま、ってぇ、これ、あぁっ」
「かわいい、涼子。いいよ、何度でも」
「まっ、うご、いちゃ! あ、あぁっ、んあぁー」
私の静止の声は届くこともなく、これまでに感じたことのない快感に怖さを感じながら、それでもやめて欲しくないという矛盾した、よく分からない感情のまま何度となく洋司さんから与えられる熱を受け取りながら夜を過ごした。
明日は久しぶりに洋次さんとゆっくり過ごせる休日なのに、きっと一日中ベッドの中で過ごすことになりそうだ。
──神崎 side──
辿々しかった手の動きに、目を閉じて視界を遮った。
視覚的な刺激だけで、本当に達してしまいそうで、情けなさから少しでも自分を保とうとしたのがいけなかったのか。
緩やかな刺激に微睡んでいたの、強烈な、しかも視覚的にも感覚的にも強烈すぎる刺激に襲われた。
「なっ! 涼子、そんなこと」
「…洋司さん、されるのイヤ?」
イヤ? って、股間で上目遣い止めなさいっ?! まじでこんなんでイくなんて、10代じゃないかっ!
「いや! 嫌な訳じゃなくてっ、ぁ、こらっ」
嫌ではないと言ったのが間違いか?
いや、されて嫌な訳じゃない。むしろ、いつかはしてもらおうと思ってはいたけれど……いや、本当にエロ親父みたいでイヤだけど、認めよう。
涼子にフェラ、してもらうつもりはあった。
けれど、それはいつかの楽しみとして取っておいたわけで、今じゃなかった。
それでも、辿々しくヌメヌメとした口内に、俺のソレが呑み込まれる様は、息を詰めて、腹に力を入れていないと、簡単にはぜてしまえる程の刺激だ。
小さく、可愛らしい赤い舌がベロリと根元から先端を這い、パクリと加え込まれていく。
あぁ、まじでエロい。
涼子が、エロくて、かわいくて、ヤバイ。
おじさん、ヤバイって。
口端から溢れた唾液が、ヌラヌラと根元に垂れる。
それを使って、涼子が竿を握って口の動きに合わせて上下させた。
──そんなこと、誰が教えた?
いや、冷静になれ。誰も教えていない。自分で調べたんだ。
──じゃぁ、誰の入れ知恵だ?
違う、入れ知恵じゃない。涼子が自分で、俺を気持ちよくしたいと考えたんだ。絶対そうだから、変な茶々を入れるな、俺っ。
気持ちよさの裏で、黒い陰った俺が疑いのような思考を繰り返す。
女との経験は多い。駆け引きもしたし、騙しもした。決して誇れるような、純愛なんてしたこともない。
利用したり、されたり、一時の快楽だけを楽しんだり、バカな事ばかりしていた。
それは間違いない。
涼子程、純粋で無垢で、素直な女性とは恋愛にはならなかった。多分、あの頃の俺に対して、そういう子たちからは敬遠されていたと思う。
それに対して、俺も気に止めなかった。
涼子に出会うまで。
急に、刺激が強くなる。
口内の唾液に粘り気が混じり、上顎を擦る度に涼子の臀部が嫌らしくびくついた。
ジュッと、吸い始めた所で、はぜる寸前のような快感が腹下でザワリとすると、慌てて涼子を起き上がらせた。
ヤバイ。
フェラでイッて、この子の口の中に出すなんて───いつかやりたいけど。──まだ、そんな事させるわけにはいかない。
もっと、俺に溺れて欲しい。
それに、主導権握られっぱなしは癪なんだ。
その後、「もう、むいぃー」と、舌っ足らずな抗議の声が上がるまで、ヘロヘロにした。
「これに懲りたら、俺のいないところでエロいお勉強はしないこと」
「……洋司さん、変態親父っぽい」
「……変態が嫌いなおじさんはいません」
ベッドの上で、ゴロリと寝転び、まだビクビクしている腰に手を添えた。
いつまでも触っていたくなるような肌触り。
「いいよ、ちょっと寝てても。風呂、用意してくるから」
「いつも、して、貰ってぅ……」
あぁ、可愛い。
本当に、可愛いよ。俺のお姫様。
ゆっくりと閉じた瞼に、小さくキスを落として、風呂の準備に行く。
風呂でも、軽くいちゃつけないだろうか?
──と考えながら、とんだエロ親父だな。と少し可笑しくなった。
それでも自分から洋司さんのソレに触るのは初めてのことだった。
いつものゴールデンレトリバーよろしく、拗ねた顔で眉毛を下げてオネダリをしてくれた彼に、私が応えてしまったのは、洋司さんのその行為に弱いからってだけじゃない。
私だって、一端のアラサー女子だ。
気にならないわけがないのです、男性のソレに!
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・骨抜きセックスで彼を『トロットロ』にさせる方法とは?
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ま、まずはキス…するのよね…。
その後は、根元までキスして下から上にゆっくりと舐め上げる…。よし!
想像していたよりもグロくはなかったソレは、始めよりも少しだけ硬く太くなっている。
触ったり、力を入れる度にピクピクと上下する先端が、別の生き物のようであの子達が『かわいい』と言っていた気持ちがほんの少しわかるような気がする。
心なしか、呼吸の速くなった洋司さんに私の気分がだんだんと恥ずかしさを押しのけて、興奮しているもの分かる。
ゆっくりと唇を近づけて、「ちゅ」と軽いリップ音を立てて吸い付くようなキスをした。
ドクリと大きく反応した洋司さんが、「なっ!」と大きな声をあげて驚いているけれど、構わずにちゅっちゅっとキスを落とす。
「なっ! 涼子、そんなこと」
「…洋司さん、されるのイヤ?」
「 いや! 嫌な訳じゃなくて」
慌てている彼を見るのは初めてのことだから、なんだか楽しい。
嫌じゃないと言うのなら、続けてもいいと言うことだ。
少しドキドキとうるさい心臓の音を聞きながら、感じたことのない期待感と興奮を材料に舌を出して根元からゆっくりと先端に向かって舐め上げた。
アイスキャンディが溶けて垂れないように、舐める。ねっとりと中心と両サイドを攻めるんだよね。
「つっ」と息を詰めたような吐息が上から聞こえて、またドクリと彼のそれと私の心臓が反応している。
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「りょ、こ…どこで、そんなの」
「んっふぅ」
頭上から聞こえる荒い息遣いに、思わず自分の下半身が疼いたのがわかってしまう。
歯を立ててしまわないように、ゆっくりと口を動かしながら少しずつ少しずつ、深くくわえ込んでいく。
心なしか口の中もねっとりとした唾液で満たされて、突起物が上顎に擦れると子宮辺りにきゅぅっと力が入る。
「こっら! 本当に、ダメだ!」
「あ!」
強引に引き離されて、焦った表情の洋司さんと視線が交わる。
上気した頬と少し潤んだブラウンの瞳に、達する直前の洋司さんが重なって見える。
「君って子は! どこでそんなこと覚えてきたんだ…」
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「え、教えてくれるんですか!?」
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耳元で囁く洋司さんの艶っぽい声が、収まりかけた子宮の疼きを呼覚ます。
「ほら、まずは指で練習してみようか…舐めてご覧」
「…っ、あの、見られると、その…」
差し出された洋司さんの太くて長くて少しゴツゴツとした2本の指を、口に迎え入れたいのに熱い視線が恥ずかしくて動くに動けない。
「俺が見ていないと、教えてやれないだろう? ほら」
「…ん、」
「そう、下からゆっくりと、舌で押し上げるように先まで丁寧に舐めて…先端のくぼみに舌先を押し当てて…ふふ、涼子何をもじもじしてるんだ?」
「ん…や、もう…洋司、さん…」
フェラをしてから、先ほどの行為の余韻が思い出したように体を熱くし始めていた。
もっと強くて、もっと強引な熱が欲しい。
じくじくとした焦れったい熱よりも、もっともっとしっかりとした熱が欲しいと、自分の奥のほうが訴えているのが分かる。
ニヤつく洋司さんを目の前に、口元にある手をそのまま熱を欲しがる中心に持っていく。
「よう、じさん…もう、ください」
「っふ…いいよ、涼子に上げるから…どこに欲しいのか、俺によく見せて」
あぁ、洋司さんがまた何か恥ずかしいこと言ってるよ…言ってるのに、その要求に応えようとして動く自分の体が憎らしい。
枕を背もたれにして、膝裏に両腕を通して抱え込んだ。
「ほら、どこ?」と誘うような色っぽい声で誘導されて、くちゅりと音を立てて熱のこもったソコを広げる。
「洋司、さん…もう、いじわる、やだぁ!」
「っく! 満点!」
「っ! あぁーーっ」
欲しくて欲しくて仕方のなかった熱が、一気にソコを満たすとひゅっと息が詰まって持って逝かれた。
脳天に響くようなビリビリとした刺激が、身体の中心にズシンと走ると痛いほどの快感に腰が浮く。
「はぁ、涼子…もしかして、ずっとイってる?」
「あっぁあ、んやぁ! ま、ってぇ、これ、あぁっ」
「かわいい、涼子。いいよ、何度でも」
「まっ、うご、いちゃ! あ、あぁっ、んあぁー」
私の静止の声は届くこともなく、これまでに感じたことのない快感に怖さを感じながら、それでもやめて欲しくないという矛盾した、よく分からない感情のまま何度となく洋司さんから与えられる熱を受け取りながら夜を過ごした。
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緩やかな刺激に微睡んでいたの、強烈な、しかも視覚的にも感覚的にも強烈すぎる刺激に襲われた。
「なっ! 涼子、そんなこと」
「…洋司さん、されるのイヤ?」
イヤ? って、股間で上目遣い止めなさいっ?! まじでこんなんでイくなんて、10代じゃないかっ!
「いや! 嫌な訳じゃなくてっ、ぁ、こらっ」
嫌ではないと言ったのが間違いか?
いや、されて嫌な訳じゃない。むしろ、いつかはしてもらおうと思ってはいたけれど……いや、本当にエロ親父みたいでイヤだけど、認めよう。
涼子にフェラ、してもらうつもりはあった。
けれど、それはいつかの楽しみとして取っておいたわけで、今じゃなかった。
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小さく、可愛らしい赤い舌がベロリと根元から先端を這い、パクリと加え込まれていく。
あぁ、まじでエロい。
涼子が、エロくて、かわいくて、ヤバイ。
おじさん、ヤバイって。
口端から溢れた唾液が、ヌラヌラと根元に垂れる。
それを使って、涼子が竿を握って口の動きに合わせて上下させた。
──そんなこと、誰が教えた?
いや、冷静になれ。誰も教えていない。自分で調べたんだ。
──じゃぁ、誰の入れ知恵だ?
違う、入れ知恵じゃない。涼子が自分で、俺を気持ちよくしたいと考えたんだ。絶対そうだから、変な茶々を入れるな、俺っ。
気持ちよさの裏で、黒い陰った俺が疑いのような思考を繰り返す。
女との経験は多い。駆け引きもしたし、騙しもした。決して誇れるような、純愛なんてしたこともない。
利用したり、されたり、一時の快楽だけを楽しんだり、バカな事ばかりしていた。
それは間違いない。
涼子程、純粋で無垢で、素直な女性とは恋愛にはならなかった。多分、あの頃の俺に対して、そういう子たちからは敬遠されていたと思う。
それに対して、俺も気に止めなかった。
涼子に出会うまで。
急に、刺激が強くなる。
口内の唾液に粘り気が混じり、上顎を擦る度に涼子の臀部が嫌らしくびくついた。
ジュッと、吸い始めた所で、はぜる寸前のような快感が腹下でザワリとすると、慌てて涼子を起き上がらせた。
ヤバイ。
フェラでイッて、この子の口の中に出すなんて───いつかやりたいけど。──まだ、そんな事させるわけにはいかない。
もっと、俺に溺れて欲しい。
それに、主導権握られっぱなしは癪なんだ。
その後、「もう、むいぃー」と、舌っ足らずな抗議の声が上がるまで、ヘロヘロにした。
「これに懲りたら、俺のいないところでエロいお勉強はしないこと」
「……洋司さん、変態親父っぽい」
「……変態が嫌いなおじさんはいません」
ベッドの上で、ゴロリと寝転び、まだビクビクしている腰に手を添えた。
いつまでも触っていたくなるような肌触り。
「いいよ、ちょっと寝てても。風呂、用意してくるから」
「いつも、して、貰ってぅ……」
あぁ、可愛い。
本当に、可愛いよ。俺のお姫様。
ゆっくりと閉じた瞼に、小さくキスを落として、風呂の準備に行く。
風呂でも、軽くいちゃつけないだろうか?
──と考えながら、とんだエロ親父だな。と少し可笑しくなった。
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