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第10話 うどん屋開店と最初のお客さん
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開店しようと思ったとき、
「なぁ、あんちゃん。俺に一杯それくれないかい?俺は隣で串焼きをしてるデロイっていうだ。」
「そうなんですね。初めまして、シュンイチと言います。今後も隣でやると思うのでよろしくお願いいたします。」
「おう!よろしくな。それでよ、準備してたらいい匂いがしてなぁ。食べさせてもらえねぇか。いくらだい?」
「全然いいですよ!一杯銅貨4枚です。器とかは返却をお願いしますね。」
そう言って、最初に作るうどんの準備を始めた。うどんを茹でて盛り、スープを入れてネギを乗せる、完成だ。
「どうぞ、おまちどうさまでした。このフォークで食べてください。」
「おう!ありがとな!これ銅貨4枚な。」
代金を払ったデロイさんはうどんを受け取った途端、かなりの勢いでうどんを食べていった。熱くないのだろうか?心配をよそにデロイさんはものの3分でうどんを完食した。
「これうめぇな、あんちゃん!!こんなの初めて食べたわ!!このうどんってやつは売れるぜ!ぜってぇーな!」
「ありがとうございます!!あとでデロイさんの串焼きを貰ってもいいですか?」
「おう!いいぜ!昼ぐらいに渡すわ!まだ火を入れてないからな。」
「はい!ありがとうございます。」
そうしてデロイさんとの会話も終わり、市場が始まるのだった。
====================================
ガーン ガーン ガーン ガーン
市場が始まった。市場は教会で鳴る朝の鐘から始まり夕方の鐘で終わる。
すぐに市場にはたくさんの人が入り賑わいを見せた。
さすがに有名な屋台は人がたくさん来てる。
それに対して俺の所はまだ来ていない。さすがにすぐには来ないよな。気長に待つか。
そんなことを考えてると初めてのお客さんが来た。
「やぁ、シュンイチさん。来たわよ。」
来たのはマルカさんとその夫で宿の料理長であるダンさんだ。
「来たぞシュンイチ。お前が屋台で料理を売ると聞いたからな食べに来たぞ。」
「そうよ、夫なんか大丈夫なのかって心配してたのよ。ウフフ。」
「もう、やめんか。そんなことはどうでもいいとして、このうどん?というのを2つ貰おうか。」
「はい、わかりました。」
俺は2つのうどんを用意して渡した。
「お待たせしました。うどん2つです。お金はいらないですよ。これはいつもお世話になってる二人に対しての僕からのお礼ですのでお金は要りません。」
「いや、払うぞ。今日はシュンイチの開店記念だからな。お金は受けとれ。」
「そうよ。今日は最初なんだし貰っときなさい。私たちからのお祝いよ。だから少し多めに払うわ。」
そう言ってマルカさんは銀貨2枚を渡した。
「!?、いいんですか?」
「ええ、これは渡した達からのお祝いよ。しっかりとやりなさいね。」
「そうだぞ。」
「ありがとうございます!!」
俺はお金を受け取った。二人はうどんを食べていた。何故か無言で食べていたが。そうこうしてるうちに食べ終わっており、容器を返して貰った。
「おい!シュンイチ。これは旨いな!こんなの今まで食べたことがないぞ!!」
「ええ。そうよ。私も食べたことはないわ。」
「ありがとうございます!!」
二人に誉められるととても嬉しかった。
「このうどんってやつは優しい味わいだがしっかりとお腹に溜まる。酒を飲んでからの〆とかにはうってつけだ。あと体を崩したときもな。」
「ええ、そうね。あなたの言うとおりだわ。」
「ありがとうございます。ダンさんの言うとおりでとってもぴったりの食事です。」
「そうだろそうだろ。ある程度たってからでいいから今度、うどんの作り方を教えてくれ。」
「今すぐでもいいですけど?」
「それじゃあ、だめだ。しっかりとこの料理はシュンイチが作ったと知れ渡ったあとじゃないと意味がないからな。そうじゃなければシュンイチが屋台を始めた意味がないからな。」
「わかりました。じゃあ、しばらく経ってから教えますね。自分が休みの日とかに教えます。それでどうですか?」
「ああ、それでいい。俺たちはこれで帰るから、夕飯のときでもいいから終わった後のことを聞かしてくれや。」
「ええ、そうね。楽しみにしてるわ。それじゃあ、頑張ってね。」
「頑張れよ。」
「はい!ありがとうございました!!」
そうして、俺にとって開店してからの初めてのお客さんが帰って行った。
よし!この後も頑張って二人にいい報告をするぞ!!
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次の回から毎週月曜日に投稿となります。
応援のほどよろしくお願いいたします
「なぁ、あんちゃん。俺に一杯それくれないかい?俺は隣で串焼きをしてるデロイっていうだ。」
「そうなんですね。初めまして、シュンイチと言います。今後も隣でやると思うのでよろしくお願いいたします。」
「おう!よろしくな。それでよ、準備してたらいい匂いがしてなぁ。食べさせてもらえねぇか。いくらだい?」
「全然いいですよ!一杯銅貨4枚です。器とかは返却をお願いしますね。」
そう言って、最初に作るうどんの準備を始めた。うどんを茹でて盛り、スープを入れてネギを乗せる、完成だ。
「どうぞ、おまちどうさまでした。このフォークで食べてください。」
「おう!ありがとな!これ銅貨4枚な。」
代金を払ったデロイさんはうどんを受け取った途端、かなりの勢いでうどんを食べていった。熱くないのだろうか?心配をよそにデロイさんはものの3分でうどんを完食した。
「これうめぇな、あんちゃん!!こんなの初めて食べたわ!!このうどんってやつは売れるぜ!ぜってぇーな!」
「ありがとうございます!!あとでデロイさんの串焼きを貰ってもいいですか?」
「おう!いいぜ!昼ぐらいに渡すわ!まだ火を入れてないからな。」
「はい!ありがとうございます。」
そうしてデロイさんとの会話も終わり、市場が始まるのだった。
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ガーン ガーン ガーン ガーン
市場が始まった。市場は教会で鳴る朝の鐘から始まり夕方の鐘で終わる。
すぐに市場にはたくさんの人が入り賑わいを見せた。
さすがに有名な屋台は人がたくさん来てる。
それに対して俺の所はまだ来ていない。さすがにすぐには来ないよな。気長に待つか。
そんなことを考えてると初めてのお客さんが来た。
「やぁ、シュンイチさん。来たわよ。」
来たのはマルカさんとその夫で宿の料理長であるダンさんだ。
「来たぞシュンイチ。お前が屋台で料理を売ると聞いたからな食べに来たぞ。」
「そうよ、夫なんか大丈夫なのかって心配してたのよ。ウフフ。」
「もう、やめんか。そんなことはどうでもいいとして、このうどん?というのを2つ貰おうか。」
「はい、わかりました。」
俺は2つのうどんを用意して渡した。
「お待たせしました。うどん2つです。お金はいらないですよ。これはいつもお世話になってる二人に対しての僕からのお礼ですのでお金は要りません。」
「いや、払うぞ。今日はシュンイチの開店記念だからな。お金は受けとれ。」
「そうよ。今日は最初なんだし貰っときなさい。私たちからのお祝いよ。だから少し多めに払うわ。」
そう言ってマルカさんは銀貨2枚を渡した。
「!?、いいんですか?」
「ええ、これは渡した達からのお祝いよ。しっかりとやりなさいね。」
「そうだぞ。」
「ありがとうございます!!」
俺はお金を受け取った。二人はうどんを食べていた。何故か無言で食べていたが。そうこうしてるうちに食べ終わっており、容器を返して貰った。
「おい!シュンイチ。これは旨いな!こんなの今まで食べたことがないぞ!!」
「ええ。そうよ。私も食べたことはないわ。」
「ありがとうございます!!」
二人に誉められるととても嬉しかった。
「このうどんってやつは優しい味わいだがしっかりとお腹に溜まる。酒を飲んでからの〆とかにはうってつけだ。あと体を崩したときもな。」
「ええ、そうね。あなたの言うとおりだわ。」
「ありがとうございます。ダンさんの言うとおりでとってもぴったりの食事です。」
「そうだろそうだろ。ある程度たってからでいいから今度、うどんの作り方を教えてくれ。」
「今すぐでもいいですけど?」
「それじゃあ、だめだ。しっかりとこの料理はシュンイチが作ったと知れ渡ったあとじゃないと意味がないからな。そうじゃなければシュンイチが屋台を始めた意味がないからな。」
「わかりました。じゃあ、しばらく経ってから教えますね。自分が休みの日とかに教えます。それでどうですか?」
「ああ、それでいい。俺たちはこれで帰るから、夕飯のときでもいいから終わった後のことを聞かしてくれや。」
「ええ、そうね。楽しみにしてるわ。それじゃあ、頑張ってね。」
「頑張れよ。」
「はい!ありがとうございました!!」
そうして、俺にとって開店してからの初めてのお客さんが帰って行った。
よし!この後も頑張って二人にいい報告をするぞ!!
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