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ディーン子爵の再来騒ぎや社交界の噂など、様々な波紋があったものの、アリスとエリックの「内々の婚約路線」は揺るがず進められつつあった。寝るのが嫌いな彼女が、夜会やクッキー作りを通じて築き上げた絆は、いまや家族にも受け入れられ始めている。
しかし、エリック側の家――ハリス家との話し合いはまだ正式に始まっていない。エリックは男爵家の出身だが、母と数名の親戚を残すだけで大掛かりな家系というわけでもないらしい。それでも「息子が伯爵家(シャーベット家)の令嬢と婚約する」となれば、母親が何も言わないはずがない。
「ふぁ……やっぱりハリス家にも挨拶に行くんですよね、わたし。寝るのが嫌いとか言ったら驚かれるのかしら」
アリスはエリックと庭を散歩しながら、そう口にする。最近は昼間に活動する時間を増やし、夜と昼のバランスを取る練習をしている。これも結婚に向けての準備の一環だ。
エリックは苦笑し、「母はそんなに堅苦しい人じゃないが、驚くだろうな……最初は」と返す。
「でも安心してくれ。俺はお前を選んだと断言してるし、母も『エリックがそう言うなら』と受け入れてくれるはずだ。あくまで俺がしっかりしているかどうかの問題だよ」
「そうですか……。わたしも寝るのが嫌いなことを笑い話に変えられるくらい頑張ります。昼間も大丈夫になってきましたし、エリックがそばにいてくれたら怖くない」
「ありがとう。俺も、お前に情けない姿は見せられないな。男爵家といっても大きな権威があるわけじゃないが、母には最低限の敬意を払ってもらえれば十分だ」
アリスは微笑む。これまでクライヴとの再婚約が自然な流れと見られていたが、現実は騎士との婚約を選んだ。それならばエリックの家にも恥をかかせず、かつシャーベット家の体面も保ちたい――このバランスをどう取るかが課題だ。
そんな話をしていると、侍女が「グラント様からお嬢様を呼ぶようにとの伝言がありました。ハリス家のお母上が今日いらっしゃるかもしれないとのことです」と知らせに来る。アリスは驚きつつ、「もう来るの?」と慌てる。
「ふぁ……こんな昼間から、わたし、ちゃんとお話できるかしら。寝るのが嫌いで夜メインのわたしが……」
「大丈夫だ。俺が隣でサポートする。母も初対面でいきなり拒否したりはしないはず。……行こう」
エリックとアリスは連れ立って屋敷へ戻る。どうやらハリス夫人が今日訪れ、グラントと顔合わせをする手筈になっているらしい。アリスは緊張を抱えながら応接室へ向かう。
---
応接室のドアを開けると、すでにアリスの父グラントとエリックの母、セシリア・ハリスが談笑していた。セシリアは落ち着いた雰囲気をまとい、どこかエリックと似た穏やかな表情をしている。
アリスが姿を見せると、セシリアは「まあ、あなたがアリス嬢ね」と微笑んで迎える。アリスは緊張しながらも「は、はじめまして……アリス・シャーベットです」と頭を下げる。
「噂は聞いていたわ。エリックがお世話になっていると……。寝るのが嫌いな令嬢なんですって?」
「ふぁ……はい、あの、それはちょっと……まあ、幼少期のトラウマがあって……」
動揺して言葉が詰まるアリスを、エリックが助け舟を出す。「母上、アリスは本当に優しい人なんだ。寝るのが嫌いというより、夜に創作活動をするのが好きなんだと理解してくれればいい」
「そうなの? まったく、エリックからは大雑把な話しか聞かなくてね。……でも、とっても可愛らしい人。お似合いだと思うわ」
セシリアは落ち着いた口調で、アリスを温かく見つめる。拍子抜けするほど肯定的な雰囲気に、アリスは「え、あ……」と安堵する。
「母上、ありがとう。俺とアリスはすでに気持ちが固まっている。あとは家同士がどう折り合うかだけど、シャーベット家のグラント様も協力してくださると仰っている」
エリックがそう言うと、セシリアはグラントを見て微笑む。「グラント様、わたしも息子の幸せを一番に考えています。息子が夜の護衛を通じて真剣に恋を育んだなら、そちらを応援したいです」
グラントは頷き、「お互いの家に大きな問題はなさそうですね。アリスとエリックの婚約を、ゆっくり進めていきましょう。政略的に華やかではありませんが、両人が幸せならいい」とまとめる。
アリスは胸が熱くなり、「ありがとうございます……。寝るのが嫌いなわたしを、エリックはずっと支えてくれました。本当に、彼でないとダメなんです」と正直に語る。セシリアも「エリックをそう言ってくださるなら、わたしも安心だわ」と目を細める。
こうしてハリス家との初顔合わせは予想外にあっさり進展し、「近い将来に正式な婚約日を取り決める」という合意がなされる。まさに寝るのが嫌いなアリスと騎士見習いエリックの“異例の婚約”が公に認められる日が近づいている。
---
午後の面会が終わり、エリックとアリスは少し離れた部屋で二人きりになる。アリスは「ふぁ……疲れちゃったけど、想像よりスムーズだったね」と笑みを浮かべる。エリックは「母上が理解ある人で助かった」と頷く。
「これで大きな障害は取り除かれたな。……あとは王宮騎士団への正式報告か」
「そうですね。クライヴさまにもちゃんとお断り済みだし、ディーンさまももう絡んでこないでしょうし……。わたし、こんなにうまく進んでいいのか不思議なくらいです」
エリックはアリスの肩をそっと抱き、「お前が努力したからだよ。寝るのが嫌いと言いながらも、昼間の社交や夜会で頑張った成果じゃないか」と囁く。アリスは照れ笑いを見せ、「そうかもしれないですね」と素直に肯定する。
結婚に至るまでまだ正式な発表や準備が残っているが、大きな一歩を踏み出せたのは確かだ。寝るのが嫌いなアリスと騎士見習いエリックの“非公式の婚約”が、公に形づくられる日は近い。
その夜、アリスは自室の窓辺で夜空を見上げ、「わたし、ほんとに結婚しちゃうのかも……。夜が嫌いじゃない、むしろ一緒に過ごすなら昼も夜も楽しめる日が来るかもしれない」と胸を躍らせる。夜を恐れず、昼を疎ましく思わず、エリックとならどんな時も大丈夫と思える自分に気づく。
クライヴとの別れもディーンの脅威も超え、今はもう夜が優しく微笑んでいる――寝るのが嫌いな少女が、夜の果てに見つけた愛は、いよいよ本物になろうとしていた。
しかし、エリック側の家――ハリス家との話し合いはまだ正式に始まっていない。エリックは男爵家の出身だが、母と数名の親戚を残すだけで大掛かりな家系というわけでもないらしい。それでも「息子が伯爵家(シャーベット家)の令嬢と婚約する」となれば、母親が何も言わないはずがない。
「ふぁ……やっぱりハリス家にも挨拶に行くんですよね、わたし。寝るのが嫌いとか言ったら驚かれるのかしら」
アリスはエリックと庭を散歩しながら、そう口にする。最近は昼間に活動する時間を増やし、夜と昼のバランスを取る練習をしている。これも結婚に向けての準備の一環だ。
エリックは苦笑し、「母はそんなに堅苦しい人じゃないが、驚くだろうな……最初は」と返す。
「でも安心してくれ。俺はお前を選んだと断言してるし、母も『エリックがそう言うなら』と受け入れてくれるはずだ。あくまで俺がしっかりしているかどうかの問題だよ」
「そうですか……。わたしも寝るのが嫌いなことを笑い話に変えられるくらい頑張ります。昼間も大丈夫になってきましたし、エリックがそばにいてくれたら怖くない」
「ありがとう。俺も、お前に情けない姿は見せられないな。男爵家といっても大きな権威があるわけじゃないが、母には最低限の敬意を払ってもらえれば十分だ」
アリスは微笑む。これまでクライヴとの再婚約が自然な流れと見られていたが、現実は騎士との婚約を選んだ。それならばエリックの家にも恥をかかせず、かつシャーベット家の体面も保ちたい――このバランスをどう取るかが課題だ。
そんな話をしていると、侍女が「グラント様からお嬢様を呼ぶようにとの伝言がありました。ハリス家のお母上が今日いらっしゃるかもしれないとのことです」と知らせに来る。アリスは驚きつつ、「もう来るの?」と慌てる。
「ふぁ……こんな昼間から、わたし、ちゃんとお話できるかしら。寝るのが嫌いで夜メインのわたしが……」
「大丈夫だ。俺が隣でサポートする。母も初対面でいきなり拒否したりはしないはず。……行こう」
エリックとアリスは連れ立って屋敷へ戻る。どうやらハリス夫人が今日訪れ、グラントと顔合わせをする手筈になっているらしい。アリスは緊張を抱えながら応接室へ向かう。
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応接室のドアを開けると、すでにアリスの父グラントとエリックの母、セシリア・ハリスが談笑していた。セシリアは落ち着いた雰囲気をまとい、どこかエリックと似た穏やかな表情をしている。
アリスが姿を見せると、セシリアは「まあ、あなたがアリス嬢ね」と微笑んで迎える。アリスは緊張しながらも「は、はじめまして……アリス・シャーベットです」と頭を下げる。
「噂は聞いていたわ。エリックがお世話になっていると……。寝るのが嫌いな令嬢なんですって?」
「ふぁ……はい、あの、それはちょっと……まあ、幼少期のトラウマがあって……」
動揺して言葉が詰まるアリスを、エリックが助け舟を出す。「母上、アリスは本当に優しい人なんだ。寝るのが嫌いというより、夜に創作活動をするのが好きなんだと理解してくれればいい」
「そうなの? まったく、エリックからは大雑把な話しか聞かなくてね。……でも、とっても可愛らしい人。お似合いだと思うわ」
セシリアは落ち着いた口調で、アリスを温かく見つめる。拍子抜けするほど肯定的な雰囲気に、アリスは「え、あ……」と安堵する。
「母上、ありがとう。俺とアリスはすでに気持ちが固まっている。あとは家同士がどう折り合うかだけど、シャーベット家のグラント様も協力してくださると仰っている」
エリックがそう言うと、セシリアはグラントを見て微笑む。「グラント様、わたしも息子の幸せを一番に考えています。息子が夜の護衛を通じて真剣に恋を育んだなら、そちらを応援したいです」
グラントは頷き、「お互いの家に大きな問題はなさそうですね。アリスとエリックの婚約を、ゆっくり進めていきましょう。政略的に華やかではありませんが、両人が幸せならいい」とまとめる。
アリスは胸が熱くなり、「ありがとうございます……。寝るのが嫌いなわたしを、エリックはずっと支えてくれました。本当に、彼でないとダメなんです」と正直に語る。セシリアも「エリックをそう言ってくださるなら、わたしも安心だわ」と目を細める。
こうしてハリス家との初顔合わせは予想外にあっさり進展し、「近い将来に正式な婚約日を取り決める」という合意がなされる。まさに寝るのが嫌いなアリスと騎士見習いエリックの“異例の婚約”が公に認められる日が近づいている。
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午後の面会が終わり、エリックとアリスは少し離れた部屋で二人きりになる。アリスは「ふぁ……疲れちゃったけど、想像よりスムーズだったね」と笑みを浮かべる。エリックは「母上が理解ある人で助かった」と頷く。
「これで大きな障害は取り除かれたな。……あとは王宮騎士団への正式報告か」
「そうですね。クライヴさまにもちゃんとお断り済みだし、ディーンさまももう絡んでこないでしょうし……。わたし、こんなにうまく進んでいいのか不思議なくらいです」
エリックはアリスの肩をそっと抱き、「お前が努力したからだよ。寝るのが嫌いと言いながらも、昼間の社交や夜会で頑張った成果じゃないか」と囁く。アリスは照れ笑いを見せ、「そうかもしれないですね」と素直に肯定する。
結婚に至るまでまだ正式な発表や準備が残っているが、大きな一歩を踏み出せたのは確かだ。寝るのが嫌いなアリスと騎士見習いエリックの“非公式の婚約”が、公に形づくられる日は近い。
その夜、アリスは自室の窓辺で夜空を見上げ、「わたし、ほんとに結婚しちゃうのかも……。夜が嫌いじゃない、むしろ一緒に過ごすなら昼も夜も楽しめる日が来るかもしれない」と胸を躍らせる。夜を恐れず、昼を疎ましく思わず、エリックとならどんな時も大丈夫と思える自分に気づく。
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