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王道学園
過去(従兄弟編)
しおりを挟む時は遡りある日の何気ない昼休み
事の発端はそう俺の従兄弟であるあいつの気まぐれが始まりだった
「あ、しょうくんだー!」
前からパタパタと近づいてくる美少女かと間違えるくらいの可愛さを振り撒いて声をかけてくるやつに軽く手を上げて対応する
うん、相変わらず外面だけはいい
え゛!?てゆーか自然に手とか上げてたけど普通にこんな人目があるところで俺に声掛けてきちゃまずいでしょ
あなたどなたかの親衛隊の副隊長補佐でしたよね?
その立ち位置がどのような効果があるのかとか知ってます?
貴方その事実を除いても人気があるの分かってます?
えぇえぇその顔は分かってますよね、それも含めてわかった上でのこの行動なんですよね!?
納得したくないけど納得だわ
最近そんなに日常がつまらんかったのか何なのか分からねーけど俺でそれを解消しようとか恐ろしいことしないでくれません?
チラッと横目に入った奴らなんかギョッとした顔しながらこっちみてなんか言ってるしありゃ完全に勘違いがおこってますよね?
ほんと昔から突拍子もなく俺の平穏な生活を壊しやがってその性格どうしたもんかな
他人の不幸は蜜の味なんでしたっけ?
ねぇ、腹黒策士な鈴蘭さん?
応援ありがとうございます!
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