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第1章 始まり
第2話 キャラメイキング
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アスフィがそう言うと真一の前に半透明なウィンドウが浮かび上がってきた。
真一がそのウィンドウを眺めていると
「そちらのウィンドウに表示される項目を入力し、キャラクターを作成してください。一度作成すると種族や名前などは専用アイテム無しで変更することが出来なくなりますのでご注意ください」
真一は顎に手を当てながらウィンドウの項目を見始めた。
(まずは名前か・・・本名にするか?いや、シンイチ2号とか?あ~、凛に考えておいて貰えば良かった)
凛というのはこのゲームを真一に勧めた張本人である。
(とりあえずこのランダムってのを試してみるか。)
真一はランダムボタンを押した。
――フェイ=アルゴーー
ポチ
――ラノス=ヴァルドーー
ポチ
――ファルド=リュウジンーー
真一はもう一度ボタンを押そうとしたが押すのをやめた。
(ファルドってのはいらんが、このリュウジンってのは龍神とも取れるしなかなかいいんじゃないか?)
そう思うとそれでいい気がした真一は名前の欄にリュウジンと入力した。
(次はキャラか。あまり現実と違いすぎると違和感が出るかもしれんから身長や体重、骨格などはできるだけ現実と同じにしてあとはランダムでいいか。)
すると、顔はどことなく真一に似ているが、髪が腰付近まで長い茶髪のロン毛キャラが出来上がった。
(ロン毛はダメだな。戦う時に邪魔になる。)
そう思い、髪型を短髪に変更した。
「よし、これでいいだろう」
決定ボタンを押しキャラメイキングを終えた。
「お疲れ様です。それでは、最初に行く国を選んでいただきます。それぞれの国に特徴がございますがお聞きになりますか?」
「それはどこを選ぶかによって何か変わることがあるのか?」
「リュウジン様は戦闘をすることを主体と考えておられると認識しておりますが相違ありますでしょうか?」
「いや、その認識で大丈夫だ」
「それでしたらどの国を選ばれましてもそれほど差はないと思っていただいて構いません。貴族になりたいといった方や生産職の方は国によって違いがありますが戦闘に関してはそれほど差はないと考えていただいて結構です。」
「そうか、それなら説明はいらん。そうだな、なら帝国にしよう」
真一はなんとなく響きが強そうだと思った帝国を適当に選んだ。
「かしこまりました。それでは『Recreation World』の世界に出発なさいますか?」
「それでは出発なさいますか?」
「ああ」
そう言うと真一の体が光に包まれ始めた。
そして完全に光に包まれワールドに飛ばされた。
「リュウジン様。期待してお待ちしております。我々がこの世界を破壊する前に真理へたどり着けることをお祈り申し上げます」
アスフィは誰もいなくなった空間でポツリとそう言い消えていった。
真一がそのウィンドウを眺めていると
「そちらのウィンドウに表示される項目を入力し、キャラクターを作成してください。一度作成すると種族や名前などは専用アイテム無しで変更することが出来なくなりますのでご注意ください」
真一は顎に手を当てながらウィンドウの項目を見始めた。
(まずは名前か・・・本名にするか?いや、シンイチ2号とか?あ~、凛に考えておいて貰えば良かった)
凛というのはこのゲームを真一に勧めた張本人である。
(とりあえずこのランダムってのを試してみるか。)
真一はランダムボタンを押した。
――フェイ=アルゴーー
ポチ
――ラノス=ヴァルドーー
ポチ
――ファルド=リュウジンーー
真一はもう一度ボタンを押そうとしたが押すのをやめた。
(ファルドってのはいらんが、このリュウジンってのは龍神とも取れるしなかなかいいんじゃないか?)
そう思うとそれでいい気がした真一は名前の欄にリュウジンと入力した。
(次はキャラか。あまり現実と違いすぎると違和感が出るかもしれんから身長や体重、骨格などはできるだけ現実と同じにしてあとはランダムでいいか。)
すると、顔はどことなく真一に似ているが、髪が腰付近まで長い茶髪のロン毛キャラが出来上がった。
(ロン毛はダメだな。戦う時に邪魔になる。)
そう思い、髪型を短髪に変更した。
「よし、これでいいだろう」
決定ボタンを押しキャラメイキングを終えた。
「お疲れ様です。それでは、最初に行く国を選んでいただきます。それぞれの国に特徴がございますがお聞きになりますか?」
「それはどこを選ぶかによって何か変わることがあるのか?」
「リュウジン様は戦闘をすることを主体と考えておられると認識しておりますが相違ありますでしょうか?」
「いや、その認識で大丈夫だ」
「それでしたらどの国を選ばれましてもそれほど差はないと思っていただいて構いません。貴族になりたいといった方や生産職の方は国によって違いがありますが戦闘に関してはそれほど差はないと考えていただいて結構です。」
「そうか、それなら説明はいらん。そうだな、なら帝国にしよう」
真一はなんとなく響きが強そうだと思った帝国を適当に選んだ。
「かしこまりました。それでは『Recreation World』の世界に出発なさいますか?」
「それでは出発なさいますか?」
「ああ」
そう言うと真一の体が光に包まれ始めた。
そして完全に光に包まれワールドに飛ばされた。
「リュウジン様。期待してお待ちしております。我々がこの世界を破壊する前に真理へたどり着けることをお祈り申し上げます」
アスフィは誰もいなくなった空間でポツリとそう言い消えていった。
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