Recreation World ~とある男が〇〇になるまでの軌跡〜

虚妄公

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第1章 始まり

5話 冒険者ギルド2

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「ランクアップのための条件は何だ?」
「G~Dランクまでは規定回数依頼をこなしていただくことで上がりますが、簡単な依頼ばかり受けている者をあげるわけにはいかないのである程度の基準はございますが、普通に討伐依頼などを受けていただければ上がると考えてもらって結構ですよ。Cランク以上に関しては、後ほど説明させていただく予定でしたが指名依頼というものが発生する可能性があります。そのため正確なランクアップ条件を明かすことは出来ませんが、ただ依頼をこなすだけでなはく他の面も審査の判断基準となっております。他には大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫だ」
 そのときのリュウジンの頭の中では本当によく作り込まれているという感心の感情しかなかった。

「それでは続けさせていただきます。依頼の中には護衛依頼といったものがございます。そのためここで受けた依頼をここで依頼完了といったことをすると非効率となるのでどこかのギルドで受けた依頼はどこのギルドであっても期限内であれば依頼完了とすることが出来ます。また、依頼を期限内に達成報告がなく1週間以内に姿が見えない場合、捜索もしくは指名手配されることがございますのでご注意ください。以上で簡単にですが説明をさせていただきました。何かご質問はございますか?」


 少し考えたが特には思い浮かばず、また思い浮かんだときに尋ねればいいだろうと思い

「いや、大丈夫だ。ありがとう。ああ、最後に全然関係のないことだがおすすめの武器屋か鍛冶屋はないだろうか?」

 こういうのはプロに聞いた方がいいだろうと思い普段から冒険者を相手にしている受付嬢に聞いてみた。

「少々お待ちください」

 受付嬢はそう言うと紙に何かを書いて渡してきた。

「そこに2箇所ほど書かせていただきました。ただし誰もが売ってもらえるところではないので文句は言わないでくださいね」
 そう言い受付嬢はにっこりと笑った後に「次の方~」と職務に戻った。

 とりあえず書いてあるところに向かおうと思ったがステータスを確認していないことを思い出したので先にステータスを確認することにした。


 ――リュウジンーー
 人種:ヒューマン
 職業:
 HP:122/122
 MP:56/56
 ST:132/132
 STR:40
 VIT:18
 INT:27
 AGI:28
 LUK:30
 ステータスポイント:2
 ―スキルー

 ―称号―

 ――――――

 う~む、基準がわからんから高いのか低いのかわからんな。
 今度凛にでも聞いてみるか。

 冒険者ギルドを出て受付嬢にもらった武器屋の場所へ地図機能を頼りに向かっていった。
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