3人で異世界転移しました。

りゅり

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8,やっちまった

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「い、今な、なんつった?」

「え、だから、一人前のエルフは僕ら聖獣と契約する。だよ?」

「えええ、エルフだって?」

「リーアはエルフだよ?聞いてなかった?」

「まじか!」

俺は分からなかった。エルフの特徴、とがった耳が見えなかったからだろうか。

「そして聖獣と契約したエルフは聖獣と共に王のもとで暮らす。ボディガードも兼ねて。」

「そうなんだ。」

「リーアにエルフの話しはしないでね。嫌がるから。」

「なぜ?」

「僕も話したくないな、あるまも話さないでね。」

あるまの方をみる。
…爆睡。

「おい!!!起きて勉強しろ!!」

グドの叫び声が耳に響く。
俺は部屋を出た。

「ねぇ。」

聞き覚えのある声。

「り、リアちゃん…。」 

見るからに怒っている。

「えっとー。そのー。自己紹介?に時間かかっちゃってー。」

「15分です。まぁ、私も鬼じゃないので10分過ぎたくらいは見逃しました。でも、15分…。さすがに待てませんね。」

「えっと。そのー」

「…」

「すみません!!いますぐにお掃除にいってきます!!!!」

「走れ。」

俺は全力で走った。
こんなに全力で走ったのはいつぶりだろうか。
俺は引きもこもりだったからな。

「おっとっと」

掃除具置き場を、少し通りすぎた。

「それにしてもリアちゃん気になるなー。エルフだもんなー。耳みたい。」

掃除具をあさって言った。

「とりま風呂掃除しよーっと。夜入れないと困るからな!」

俺は風呂場に向かった。

"ガチャ"

脱衣場か。広いな。
とか思いつ浴槽へ。

"ガチャ"

「はっ!」

気づいたときには遅かった。
すっかり忘れていた。


桃華が風呂に入っていることを。


「え、え、え、え、っと」

桃華は湯船の中に入っており、幸運と言うべきか、不幸と言うべきか、肩から上しか見えなかった。
が、俺が桃華が入浴中にも関わらず掃除しに来てしまった事実は変わらない。

「ふざけんな!変態!!」

桃華の魔法(水)をおみまいされた。
水が熱かった。怒っているからだろうか。

「早く出てけよ!」

「は、はい…。」

俺はびしょびしょのまま風呂場を立ち去った。
そしてびしょひしょのまま、掃除を続けた。
掃除してつかれた。
引きこもりだった俺には辛すぎる。
 
多分俺はそのまま次の日の朝まで寝た。


翌朝。
「ハックション!!」
ずびすび鼻水をそそる。

「あーやっぱりね。」

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