42 / 53
第四章:聖女はどこへ向かうのか
42.聖女の勘違い
しおりを挟む
さて困った。いや、わりとマジでこれは一大事なんじゃないだろうか。
ここ二日ほどの体調不良はケイラムから受け取ったペンダントのせいだと判明したのでそこは大きな問題じゃない。
だけどその受け取ったモノ自体が罠のようなものだったのだ! ついさっきルカ統括から聞かされたことは、文字通りひっくり返るような内容だった。
◇◇◇
「よろしいですかアキナさま? 落ち着いてお聞きください。今朝早く王室より連絡がございました。どうやら離宮で子供の面倒を見ていると国王の耳に入ってしまったらしいのです」
「そりゃそうだよね。同じ学校に王様の孫がいたんだもん。でも別に悪いことしてるわけじゃないし、王様って言っても偉いわけじゃないなら口出す権利なくない?」
「もちろんおっしゃる通りです。ですが問題点はそこではありません。そのお孫さんと同い年と言うこともあり、王宮へ迎えたいと申し出がございました」
「ああそうだった、言うの忘れてたけどケイラムから誘われたから勝手に決められないって断ったんだよね。正式な話ならルカ統括を通じてって言っといたから連絡が来たんじゃない? ダメならダメで適当にあしらっといてよ」
「なんと!? それでアキナさま自身のお気持ちはどうなのですか? それでも構わないと? むしろ乗り気だったりするのでしょうか」
「うーん、乗り切ってこともないけど強く断りたいとも思わないかな。王宮がどういうとこか知らないから、あんま真剣に聞かれても困るけどさ」
「さ、さようでございますか。アキナさまがよろしいならこの話、進めさせていただきましょう。まずは顔合わせと言うことで本日の夕食時にいかがかと打診されておりますが、心の準備はよろしいですか?」
「随分と大げさに言うなぁ。もしかしてルカ統括も一緒に行くとか? 保護者だからおかしくはないどさ。まさか会食時の作法が苦手なんて言いださないでよ?」
「作法は問題ございませんが、さすがにこのような話、今までありませんでしたから正直戸惑っております。もちろん正式な儀はいずれ後日となりましょう。それよりもさすが聖女さま、このような状況で平然としておられるとは感服いたします」
「ちょっと待って? なにその正式な儀っての。正式も何も、会食のお誘いで急に呼び出されただけじゃない」
「それは本日顔合わせだけとのことですから、正式な取り交わしをいつにするかもその席で相談となるのでしょうね。わたくしの感覚ですと六歳にして婚約を取り交わすことにおどろきましたが、よくよく考えれば本来は十七歳とおっしゃっておりましたし、確かに問題はないのかもしれません」
「んんっ!? 今なんつったの? ウチちょっと聞き取れなかったかも? 念のためもっかい聞くけど、今婚約って聞こえたのは聞き間違いだよね?」
「はい、本日は顔合わせのみでございます。おそらくは国王と王妃殿下、それに王子と妃殿下のご夫婦、そしてお相手のお孫さんがご同席かと。こちらからはわたくしとアキナさまだけで――――」
◇◇◇
あくまで私は食事に誘われただけで、それ以上でも以下でもないと説明し、ルカ統括も理解はしてくれた。しかしここで話している内容が先方へ伝わるはずもない。
つまりは会食へ行ってから時期尚早だと言って断るかのがいいか、それとも会食自体を断るかを決める必要があるのだ。それも今すぐに。
さてどうしたものか。簡単なのは断ってしまうことだけど、そうなるとそれはそれで相手のメンツをつぶすことにもなるし、私も学校で気まずい思いをしそうだから避けたいところ。
「それでこのペンダントに深い意味がないのは間違いないのね? 受け取ったらそういう関係を承諾した、みたいなさ?」
「ええ、それは間違いありません。おそらくは王族の誰かがアキナさまが聖女ではないかと考えたのでしょう。それで石と金属のどちらを選ぶかで確認しようとしたのだと思われます」
「それでウチが欲張って金を選んだと……」
「さようでございます。金属を選んだことで聖女ではないと判断し、今回の婚約を持ちかけてきたと思われます。いくら王族と言えど、聖女さまへの縁談を申し込むなど無礼ですからね」
「そんな大げさな…… でもホントにいらないから返すって言ったんだよ? どうせ換金できるわけでもないしさ。変に勘繰られるのもヤダし、光属性の神力に影響があっても困らないからって気楽に考えたのが裏目に出ちゃったか」
「わたくしもそのあたりの知識や経験がなく初耳でございました。聖女の力もやはり神力同様、金属には弱いのですね。このことはかなり重大な弱点でありますし、問題が起きる前にすばらしき知見を得られました」
「いや、そこ感心してる場合じゃなくない? 悪意ある誰かにばれたら相当ヤバいってことでしょ? それは王族であっても同じだからこの先ずっとばれないようにしないとだなぁ」
「それは心配し過ぎかと。もし一時的にアキナさまの能力が阻害され、地に流れていく神力が弱まったとしても無くなるわけではございません。それこそ危機が迫った段階で相手を精神操作すれば脱出可能でしょう? もちろんわたくしどもも全力で救出にまいりますのでご安心くださいませ」
「でも突然アイアンメイデンみたいなのに閉じ込められたらどうする? 相手が見えなくてウチも死にかけになってたらどうにもならないでしょ?」
「アイアイ? メイデ? とは? いったいなんでしょうか?」
私は鉄の箱の中に、針が飛び出ている拷問器具について説明した。もちろん実際に見たことはなく、映画だかゲームだかの知識でしかないが、想像だけでも痛そうで背筋がぞわぞわしてくる。
それはルカ統括も同じだったようだ。なんせこの国は長らく平和だからかのんきで非暴力的な人が多い。
「な、なんと! アキナさまはなぜそのように恐ろしいことをいつもいつも思いつくのでしょうか。想像しただけで卒倒しそうでございます!」
別に私が考案したんじゃないのに! と言い訳をしようとした瞬間、となりに座っていたフロラが気を失ってイスから転げ落ちた。
ここ二日ほどの体調不良はケイラムから受け取ったペンダントのせいだと判明したのでそこは大きな問題じゃない。
だけどその受け取ったモノ自体が罠のようなものだったのだ! ついさっきルカ統括から聞かされたことは、文字通りひっくり返るような内容だった。
◇◇◇
「よろしいですかアキナさま? 落ち着いてお聞きください。今朝早く王室より連絡がございました。どうやら離宮で子供の面倒を見ていると国王の耳に入ってしまったらしいのです」
「そりゃそうだよね。同じ学校に王様の孫がいたんだもん。でも別に悪いことしてるわけじゃないし、王様って言っても偉いわけじゃないなら口出す権利なくない?」
「もちろんおっしゃる通りです。ですが問題点はそこではありません。そのお孫さんと同い年と言うこともあり、王宮へ迎えたいと申し出がございました」
「ああそうだった、言うの忘れてたけどケイラムから誘われたから勝手に決められないって断ったんだよね。正式な話ならルカ統括を通じてって言っといたから連絡が来たんじゃない? ダメならダメで適当にあしらっといてよ」
「なんと!? それでアキナさま自身のお気持ちはどうなのですか? それでも構わないと? むしろ乗り気だったりするのでしょうか」
「うーん、乗り切ってこともないけど強く断りたいとも思わないかな。王宮がどういうとこか知らないから、あんま真剣に聞かれても困るけどさ」
「さ、さようでございますか。アキナさまがよろしいならこの話、進めさせていただきましょう。まずは顔合わせと言うことで本日の夕食時にいかがかと打診されておりますが、心の準備はよろしいですか?」
「随分と大げさに言うなぁ。もしかしてルカ統括も一緒に行くとか? 保護者だからおかしくはないどさ。まさか会食時の作法が苦手なんて言いださないでよ?」
「作法は問題ございませんが、さすがにこのような話、今までありませんでしたから正直戸惑っております。もちろん正式な儀はいずれ後日となりましょう。それよりもさすが聖女さま、このような状況で平然としておられるとは感服いたします」
「ちょっと待って? なにその正式な儀っての。正式も何も、会食のお誘いで急に呼び出されただけじゃない」
「それは本日顔合わせだけとのことですから、正式な取り交わしをいつにするかもその席で相談となるのでしょうね。わたくしの感覚ですと六歳にして婚約を取り交わすことにおどろきましたが、よくよく考えれば本来は十七歳とおっしゃっておりましたし、確かに問題はないのかもしれません」
「んんっ!? 今なんつったの? ウチちょっと聞き取れなかったかも? 念のためもっかい聞くけど、今婚約って聞こえたのは聞き間違いだよね?」
「はい、本日は顔合わせのみでございます。おそらくは国王と王妃殿下、それに王子と妃殿下のご夫婦、そしてお相手のお孫さんがご同席かと。こちらからはわたくしとアキナさまだけで――――」
◇◇◇
あくまで私は食事に誘われただけで、それ以上でも以下でもないと説明し、ルカ統括も理解はしてくれた。しかしここで話している内容が先方へ伝わるはずもない。
つまりは会食へ行ってから時期尚早だと言って断るかのがいいか、それとも会食自体を断るかを決める必要があるのだ。それも今すぐに。
さてどうしたものか。簡単なのは断ってしまうことだけど、そうなるとそれはそれで相手のメンツをつぶすことにもなるし、私も学校で気まずい思いをしそうだから避けたいところ。
「それでこのペンダントに深い意味がないのは間違いないのね? 受け取ったらそういう関係を承諾した、みたいなさ?」
「ええ、それは間違いありません。おそらくは王族の誰かがアキナさまが聖女ではないかと考えたのでしょう。それで石と金属のどちらを選ぶかで確認しようとしたのだと思われます」
「それでウチが欲張って金を選んだと……」
「さようでございます。金属を選んだことで聖女ではないと判断し、今回の婚約を持ちかけてきたと思われます。いくら王族と言えど、聖女さまへの縁談を申し込むなど無礼ですからね」
「そんな大げさな…… でもホントにいらないから返すって言ったんだよ? どうせ換金できるわけでもないしさ。変に勘繰られるのもヤダし、光属性の神力に影響があっても困らないからって気楽に考えたのが裏目に出ちゃったか」
「わたくしもそのあたりの知識や経験がなく初耳でございました。聖女の力もやはり神力同様、金属には弱いのですね。このことはかなり重大な弱点でありますし、問題が起きる前にすばらしき知見を得られました」
「いや、そこ感心してる場合じゃなくない? 悪意ある誰かにばれたら相当ヤバいってことでしょ? それは王族であっても同じだからこの先ずっとばれないようにしないとだなぁ」
「それは心配し過ぎかと。もし一時的にアキナさまの能力が阻害され、地に流れていく神力が弱まったとしても無くなるわけではございません。それこそ危機が迫った段階で相手を精神操作すれば脱出可能でしょう? もちろんわたくしどもも全力で救出にまいりますのでご安心くださいませ」
「でも突然アイアンメイデンみたいなのに閉じ込められたらどうする? 相手が見えなくてウチも死にかけになってたらどうにもならないでしょ?」
「アイアイ? メイデ? とは? いったいなんでしょうか?」
私は鉄の箱の中に、針が飛び出ている拷問器具について説明した。もちろん実際に見たことはなく、映画だかゲームだかの知識でしかないが、想像だけでも痛そうで背筋がぞわぞわしてくる。
それはルカ統括も同じだったようだ。なんせこの国は長らく平和だからかのんきで非暴力的な人が多い。
「な、なんと! アキナさまはなぜそのように恐ろしいことをいつもいつも思いつくのでしょうか。想像しただけで卒倒しそうでございます!」
別に私が考案したんじゃないのに! と言い訳をしようとした瞬間、となりに座っていたフロラが気を失ってイスから転げ落ちた。
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる