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第六章 二人だけの革命軍
69.新年早々
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新年が明けていよいよ十六歳となり大人の仲間入りである。お酒も飲めるし深夜出歩いても怒られることはない。そして結婚もできる年齢になったと言うことでもあるのだ。
しかし相変わらずグランにその気配はなくたまにいらいらすることもあった。それでも先日の一件で大分反省したので、最近はおとなしくしているつもりだ。それに今はめでたい新年なのだから無粋なことはせずみんなでこのひと時を楽しみたいものだ。
この世界では新年を迎えた時に一つ歳を取ることになっている。数え年と異なるのは、誕生日を迎えた年が明けてから一つ歳を取ると言うことだ。そして新年から七日間は年明けを祝い続けると言う風習もある。
そして屋敷では私の成人をみんながお祝いしてくれたのだが、前年まで貧乏暇なしで祝えていなかったという名目でノルンとアキの成人もお祝いしたのだった。
私たちが花飾りのついたワンピースを着てお祝いしてもらった後、いよいよ本命の登場となり屋敷の玄関ホールは盛り上がり最高潮である。
「ルモンド様、ステキです!
顔赤くしてしているところなんて最高ですよ!」
「メアリー! とてもきれいよ。
うらやましいわー」
「ルモンド殿、おめでとうございます!
いやあ良かったですなあ」
周囲から祝福の言葉が飛び交う中、白い衣装に身を包んだ二人が幸せそうに並んで歩く。派手な披露宴をしたり新婚旅行へ行ったりはしないが、お披露目が終わった後はみんなで宴会だ。
身分の違いや屋敷での仕事を止めることなどを理由に結婚を断っていたメアリーも、グランと私に説得され年末ぎりぎりになって折れてくれた。なんといっても断られると思わず、すでに準備をしていた衣装が無駄になるかとひやひやしたものだ。
「おめでとう、メアリー。
本当に屋敷の仕事なんて気にしないでいいからね。
これからは男爵夫人としてルモンドを助けてあげてちょうだい」
「レン様には本当になんとお礼を申し上げてよいかわかりません。
未亡人の私がこのような祝福をいただくなんて夢のようです」
「ルモンドも奥様亡くして寂しかったんだから丁度良かったのよ。
きっといい巡りあわせだったのね」
メアリーの眼には涙が溢れている。泣くほど嬉しいと言うのはこのことを言うのだろう。かたやルモンドは嬉しさと恥ずかしさが入り混じって複雑な顔つきである。
「ルモンドももっと嬉しそうにしなさいよ。
花嫁に失礼じゃないの」
「姫様、この度は良いご縁、このような祝福に感謝いたします。
しかしさすがにこの年で花婿衣装は恥ずかしゅうございます」
「そんなこと気にする必要ないわよ。
新居はディックスに頼んであるから休みが明けたら西の村の近くへ作りましょうね。
今まで苦労してきた分、二人でのんびり暮らしてもらいたいわ」
そういうとルモンドとメアリーは深々とお辞儀をする。こんなに敬意を持って接してくれて光栄だ。ルモンドなんて、ルルリラへ仕えていてとても苦労したはずなのにそんなことみじんも感じさせない。メアリーも貧乏貴族の食事を大量に作るのは大変だったろうに、弱音一つ吐かず嫌な顔一つ見せたことがない。
私は二人を引き寄せて首に抱きつき、それぞれのほっぺたへ交互にキスをした。とうとうあふれ出したメアリーの涙は尊く美しく感じる。
こうして新年が明けて最初の日は盛大なお祝いで楽しいひと時だった。しかしそれがまだあと六日間続くのだ。普段宴会をして騒ぐなんてことはない分、年に一度のこの機会にはしゃぎまくるのだろう
領内の村々でもお祝いが続いているので、私はあちらこちらへ顔を出して視察がてら祝辞に回っており、あまり休みと言う感じはしない。それでも成人した者たちや結婚した者たちへ祝福の言葉を贈るとみんな喜んでくれ、なんだか幸せを分けてもらえたようでとても嬉しく思うのだった。
それにしても新年祝いが七日も間続くというのはさすがに長丁場なので段々とテンションは下がっていくのだが、それでも何かの理由を探して騒ぎ続けるのが面白い。何もない世界と言えばそうかもしれないけど、ないなりに楽しみかたを見つけると言うのも悪くないと感じる。
こうして楽しくも慌ただしい新年が四日経過した日、国王からの早馬がやってくると言う常識はずれな事態が起こった。
「こんな時期に早馬で親書なんていったい何事なの!?
どう考えても普通じゃないはずだけど、書状が親書と言うのが不思議ね」
国王からの使者は返事が必要なものではないと聞かされているらしく、さっさと帰っていった。いくらお役目とは言え誰もがはしゃいでいる正月から働かされてかわいそうなことだ。
通達や告示のようなものではなく親書と言うこともあってのんきな気分で開封したのだが、その国王銘の親書にはとんでもないことが書かれていた。
手紙を手に震える私を見て事態を重く感じ取ったのだろう。グランが無言でひったくっていく。そして同じように手を震わせながら手に持った手紙をぐしゃっと握りつぶした。
「お二人ともいかがなされた。
ちと失礼しますぞ」
今度はルモンドがその中身を読み表情が硬くなる。それも当然だ、なぜならばそこには国王退位と新国王即位の戴冠式、そして新国王の婚姻の儀を執り行うと書いてあったのだ。当然出席要請が出されているのだが本当に行かなければならないのか?
もちろん王族の婚姻の儀には出席するのが当然だし、まして理由もなく戴冠式を欠席するなんて許されることではない。だがしかし……
「なんであの野郎が次の国王になるんだよ!
そもそもなんで処分されてねえんだ!」
「王族親族同士の争いと暗殺、国王暗殺未遂等々をそのまま公表すると騒ぎになるからって……
だから内々に処理すると言う言葉を信じたのに、一体なんてことなの!
しかも元トーラス領はエラソ侯爵の息子が新たな領主になるなんて!」
「これではエラソ侯爵が北にも南にも幅を利かすに違いありません。
おそらくトーラス卿の代わりに取り入ったのでしょう。
王になると言えど一人では持てる力に限界がございますからな」
「そうね、ルモンドの言う通りだわ。
まったく下衆な人たちね、あんなことしたバカ皇子に権力を与えるなんて正気の沙汰じゃないわ」
そう、なんと驚くことに、次の国王に指名されたのは罪人であるハマルカイトだったのだ。国王暗殺未遂に加担し兄を殺してクーデターを企てたあの男が国王になるだなんて許せない。
それでは私たちが戦った意味はなんだったのか。後継者がいないと言うのが理由だとしても、それは王族同士で争った結果なのだからそのまま滅びてしまえば良い。いや、滅びるべきなのだ!
「他の領主は納得してるのかしら。
エラソ侯爵はもちろん賛成だろうけど、その他は異を唱えないかしら」
「あの戦いでトーラス軍が解体され、全て王国軍として再編されましたからなあ。
国王軍とエラソ軍だけで国力の半分以上にはなるかと。
つまり逆らうことなぞできないと言うのが私の見立てでございます」
「俺も同感だ。
もちろん頭ん中では納得してないとしても、表だって行動できるやつなんていねえさ。
誰だって命が惜しいもんなんだからなあ」
「そうよねえ、誰だって命は大切だわ。
当たり前のことよ、それが罪人の皇子だったとしても……」
「いつまでも当たり前のこと言っていても仕方ねえさ。
特にルモンド殿は新婚なんだぜ?
あまり無茶を言ってやるもんじゃねえぞ」
「そうよね、わかってるわ、これが現実ってこと。
だからと言って悔しいと言う気持ちを忘れたいわけじゃないわ」
「そんなの当たり前だ。
で、出発はいつだ?」
「出発? 戴冠式は次の満月の晩って書いてあったわね。
馬車で行くとして四日前くらいには出た方がいいかしら」
「そうじゃねえよ、戴冠式なんて知るか。
あのバカ皇子を討ち取りに行く日を聞いてるんだ」
「ちょっとグラン? 本気なの?
こっそり行って暗殺出来たとしても民衆が動かなければどうにもならないわ」
「その時は民がバカだったってことでいいのさ。
王政が終われば国は動く、そうじゃなかったっけ?」
「でもそんな無茶なことにみんなを巻きこめないわよ。
自分で今言ったばかりじゃない、ルモンドなんて新婚だって」
「だから行こうぜ、俺たち二人でよ。
なあに、やつをやるだけならお前だけでも出来るだろうさ。
でもその小さい手を汚い奴らの血で汚したくはねえからな。
最後は俺が決着をつけてやるさ」
「グラン…… 明日の朝、夜明けとともに出発よ!
ルモンド、私が帰ってこなかったらみんなをよろしくね。
もしひどいことが起きてしまったらごめんなさい」
「いや姫様! このルモンド、どこまでもお供いたしますぞ!
決してお二人でなぞ行かせませぬ」
「あなたには誰よりも最優先で守るべき人がいるのよ。
だから出来るだけ幸せになってちょうだい。
屋敷も中身も全部あげるわ、二人には幸せになって欲しいの。
それとおちびちゃんたちの面倒もお願いね」
私は傅いて涙を流すルモンドに近寄り、涙を指で拭ってからその額へキスをした。
しかし相変わらずグランにその気配はなくたまにいらいらすることもあった。それでも先日の一件で大分反省したので、最近はおとなしくしているつもりだ。それに今はめでたい新年なのだから無粋なことはせずみんなでこのひと時を楽しみたいものだ。
この世界では新年を迎えた時に一つ歳を取ることになっている。数え年と異なるのは、誕生日を迎えた年が明けてから一つ歳を取ると言うことだ。そして新年から七日間は年明けを祝い続けると言う風習もある。
そして屋敷では私の成人をみんながお祝いしてくれたのだが、前年まで貧乏暇なしで祝えていなかったという名目でノルンとアキの成人もお祝いしたのだった。
私たちが花飾りのついたワンピースを着てお祝いしてもらった後、いよいよ本命の登場となり屋敷の玄関ホールは盛り上がり最高潮である。
「ルモンド様、ステキです!
顔赤くしてしているところなんて最高ですよ!」
「メアリー! とてもきれいよ。
うらやましいわー」
「ルモンド殿、おめでとうございます!
いやあ良かったですなあ」
周囲から祝福の言葉が飛び交う中、白い衣装に身を包んだ二人が幸せそうに並んで歩く。派手な披露宴をしたり新婚旅行へ行ったりはしないが、お披露目が終わった後はみんなで宴会だ。
身分の違いや屋敷での仕事を止めることなどを理由に結婚を断っていたメアリーも、グランと私に説得され年末ぎりぎりになって折れてくれた。なんといっても断られると思わず、すでに準備をしていた衣装が無駄になるかとひやひやしたものだ。
「おめでとう、メアリー。
本当に屋敷の仕事なんて気にしないでいいからね。
これからは男爵夫人としてルモンドを助けてあげてちょうだい」
「レン様には本当になんとお礼を申し上げてよいかわかりません。
未亡人の私がこのような祝福をいただくなんて夢のようです」
「ルモンドも奥様亡くして寂しかったんだから丁度良かったのよ。
きっといい巡りあわせだったのね」
メアリーの眼には涙が溢れている。泣くほど嬉しいと言うのはこのことを言うのだろう。かたやルモンドは嬉しさと恥ずかしさが入り混じって複雑な顔つきである。
「ルモンドももっと嬉しそうにしなさいよ。
花嫁に失礼じゃないの」
「姫様、この度は良いご縁、このような祝福に感謝いたします。
しかしさすがにこの年で花婿衣装は恥ずかしゅうございます」
「そんなこと気にする必要ないわよ。
新居はディックスに頼んであるから休みが明けたら西の村の近くへ作りましょうね。
今まで苦労してきた分、二人でのんびり暮らしてもらいたいわ」
そういうとルモンドとメアリーは深々とお辞儀をする。こんなに敬意を持って接してくれて光栄だ。ルモンドなんて、ルルリラへ仕えていてとても苦労したはずなのにそんなことみじんも感じさせない。メアリーも貧乏貴族の食事を大量に作るのは大変だったろうに、弱音一つ吐かず嫌な顔一つ見せたことがない。
私は二人を引き寄せて首に抱きつき、それぞれのほっぺたへ交互にキスをした。とうとうあふれ出したメアリーの涙は尊く美しく感じる。
こうして新年が明けて最初の日は盛大なお祝いで楽しいひと時だった。しかしそれがまだあと六日間続くのだ。普段宴会をして騒ぐなんてことはない分、年に一度のこの機会にはしゃぎまくるのだろう
領内の村々でもお祝いが続いているので、私はあちらこちらへ顔を出して視察がてら祝辞に回っており、あまり休みと言う感じはしない。それでも成人した者たちや結婚した者たちへ祝福の言葉を贈るとみんな喜んでくれ、なんだか幸せを分けてもらえたようでとても嬉しく思うのだった。
それにしても新年祝いが七日も間続くというのはさすがに長丁場なので段々とテンションは下がっていくのだが、それでも何かの理由を探して騒ぎ続けるのが面白い。何もない世界と言えばそうかもしれないけど、ないなりに楽しみかたを見つけると言うのも悪くないと感じる。
こうして楽しくも慌ただしい新年が四日経過した日、国王からの早馬がやってくると言う常識はずれな事態が起こった。
「こんな時期に早馬で親書なんていったい何事なの!?
どう考えても普通じゃないはずだけど、書状が親書と言うのが不思議ね」
国王からの使者は返事が必要なものではないと聞かされているらしく、さっさと帰っていった。いくらお役目とは言え誰もがはしゃいでいる正月から働かされてかわいそうなことだ。
通達や告示のようなものではなく親書と言うこともあってのんきな気分で開封したのだが、その国王銘の親書にはとんでもないことが書かれていた。
手紙を手に震える私を見て事態を重く感じ取ったのだろう。グランが無言でひったくっていく。そして同じように手を震わせながら手に持った手紙をぐしゃっと握りつぶした。
「お二人ともいかがなされた。
ちと失礼しますぞ」
今度はルモンドがその中身を読み表情が硬くなる。それも当然だ、なぜならばそこには国王退位と新国王即位の戴冠式、そして新国王の婚姻の儀を執り行うと書いてあったのだ。当然出席要請が出されているのだが本当に行かなければならないのか?
もちろん王族の婚姻の儀には出席するのが当然だし、まして理由もなく戴冠式を欠席するなんて許されることではない。だがしかし……
「なんであの野郎が次の国王になるんだよ!
そもそもなんで処分されてねえんだ!」
「王族親族同士の争いと暗殺、国王暗殺未遂等々をそのまま公表すると騒ぎになるからって……
だから内々に処理すると言う言葉を信じたのに、一体なんてことなの!
しかも元トーラス領はエラソ侯爵の息子が新たな領主になるなんて!」
「これではエラソ侯爵が北にも南にも幅を利かすに違いありません。
おそらくトーラス卿の代わりに取り入ったのでしょう。
王になると言えど一人では持てる力に限界がございますからな」
「そうね、ルモンドの言う通りだわ。
まったく下衆な人たちね、あんなことしたバカ皇子に権力を与えるなんて正気の沙汰じゃないわ」
そう、なんと驚くことに、次の国王に指名されたのは罪人であるハマルカイトだったのだ。国王暗殺未遂に加担し兄を殺してクーデターを企てたあの男が国王になるだなんて許せない。
それでは私たちが戦った意味はなんだったのか。後継者がいないと言うのが理由だとしても、それは王族同士で争った結果なのだからそのまま滅びてしまえば良い。いや、滅びるべきなのだ!
「他の領主は納得してるのかしら。
エラソ侯爵はもちろん賛成だろうけど、その他は異を唱えないかしら」
「あの戦いでトーラス軍が解体され、全て王国軍として再編されましたからなあ。
国王軍とエラソ軍だけで国力の半分以上にはなるかと。
つまり逆らうことなぞできないと言うのが私の見立てでございます」
「俺も同感だ。
もちろん頭ん中では納得してないとしても、表だって行動できるやつなんていねえさ。
誰だって命が惜しいもんなんだからなあ」
「そうよねえ、誰だって命は大切だわ。
当たり前のことよ、それが罪人の皇子だったとしても……」
「いつまでも当たり前のこと言っていても仕方ねえさ。
特にルモンド殿は新婚なんだぜ?
あまり無茶を言ってやるもんじゃねえぞ」
「そうよね、わかってるわ、これが現実ってこと。
だからと言って悔しいと言う気持ちを忘れたいわけじゃないわ」
「そんなの当たり前だ。
で、出発はいつだ?」
「出発? 戴冠式は次の満月の晩って書いてあったわね。
馬車で行くとして四日前くらいには出た方がいいかしら」
「そうじゃねえよ、戴冠式なんて知るか。
あのバカ皇子を討ち取りに行く日を聞いてるんだ」
「ちょっとグラン? 本気なの?
こっそり行って暗殺出来たとしても民衆が動かなければどうにもならないわ」
「その時は民がバカだったってことでいいのさ。
王政が終われば国は動く、そうじゃなかったっけ?」
「でもそんな無茶なことにみんなを巻きこめないわよ。
自分で今言ったばかりじゃない、ルモンドなんて新婚だって」
「だから行こうぜ、俺たち二人でよ。
なあに、やつをやるだけならお前だけでも出来るだろうさ。
でもその小さい手を汚い奴らの血で汚したくはねえからな。
最後は俺が決着をつけてやるさ」
「グラン…… 明日の朝、夜明けとともに出発よ!
ルモンド、私が帰ってこなかったらみんなをよろしくね。
もしひどいことが起きてしまったらごめんなさい」
「いや姫様! このルモンド、どこまでもお供いたしますぞ!
決してお二人でなぞ行かせませぬ」
「あなたには誰よりも最優先で守るべき人がいるのよ。
だから出来るだけ幸せになってちょうだい。
屋敷も中身も全部あげるわ、二人には幸せになって欲しいの。
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