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魔法の言葉
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思い返せば、僕はずっと褒められおだてられのせられ生きてきた。子供の頃は父さんから才能あるとおだてられ野球を始めた。その後は江夏さんも加わって休日特訓や、毎日のランニングに精を出した。少年野球や中学でもそれなりに活躍して、友達や監督、先生たちに褒められ続けた。
でもある時、父さんから言われた言葉があった。『自分を知り、信じ、そして過信しないこと』それは今でも僕の座右の銘になっている。確か中学に入ってすぐ、一年生エースになったころだったはず。その時の僕ははっきりと言われたわけじゃないけど、父さんから見て危うい状態だったのかもしれない。
今僕は、もしかしたら実力以上の力を出せているかもしない。おそらく周囲は僕のことを過信し、ほめ過ぎているだろうとも感じる。でも今の僕は自分のことを良く知っているつもりだ。だから自信がないとかできるはずがないという考えはない。
ここまで色々な人に支えられてきた。こうやってのせてくれる木戸をはじめとするチームメイトや真弓先生、もちろん両親に江夏さん、そして一番大切な人である咲には一番感謝している。
だからこそ、自分の力を100%ピッタリくらいまで絞り出して、悔いの無いように全力で立ち向かいたい。こんなチャンスそうそうないだろうし、しかも相手は去年の優勝校である松白高校なのだ。
自分のことを知った上で信じ、決して過信せずに全力で行こう。
七番バッターに代打が出され、丸山並みに大きな選手が打席に入るとスタンドの応援が一層大きくなった。でもそれすら僕の応援に聞こえるくらい冷静だ。木戸にはすべて全力で投げると言ってあるから、サインはコースと球種のみ。後ろで守っているチームメイトの声はやや上ずっているし、一年生のさけびなんて悲鳴に近い。その声を聞いた僕はなぜか一層落ち着いてくるのだった。
いつもは頭の後ろまで振りかぶるのだけど、今日は咲の想いを込めてもらった自分の額へ向かってワインドアップする。木戸にはここ一番での癖になってると言われていたが、ここからは全球ここ一番なんだから関係ない。
初球は外高めのサイン、思い切って投げ込むと、松白のバッターはわずかにピクリとして見送った。少し高めに外れてボールとコールされる。
木戸は頷いているが、僕はその理由を知っていた。次も同じコースに全力投球だ。すると次も見送って今度はストライクのコールとなる。これが今の僕の武器である、丸山が言っていた縦の揺さぶりだ。実際には上下へ動くはずは無いが、スピン量の差でそう感じられるらしい。自分では打席に立つことができないので、打者から見てどんなボールに見えてるのかわからないのが残念である。
次は内角へ一球目と同じボールを投げ込む。すると、バッターはこの高さは振るしかないといった様子で空振りした。データ的には高めが苦手なのかもしれない。最後はまた外への要求にうなずいて空振り三振に斬って取った。
八番はピッチャーの一年生だ。この選手が松白で十分に鍛えられたら、来年以降早々打てないかもしれない。だが今は僕の方が上だ。木戸のサインはコース要求なしだが、ミットを構えたのはど真ん中だ。おそらくデータがないからどこでもいいと言ったところだろう。
それならば同じように高めで勝負していきたい。それは簡単な話で、僕の球は高めの方が威力があると考えているからだ。現にここ最近は丸山にも木戸にもジャストミートされていない。
額へ運んだ両手に願を掛けるよう構えると、僕の願いが咲の想いとが重なって、より大きな力を引き出せるような気になってくる。足を踏み出して腕を振るとボールがスローモーションのように飛び出していく。これは前にもあった感覚だった。
まんなかやや高めに飛び込んでいった今日最高の一球は、バットに掠りもせずその上を通過してから木戸のミットへ納まっていた。自分では過去最高の一球だったように感じる。なんとなくだが、この県営球場のマウンドとは相性がいいのかもしれないなんて感じる。
次も全力で投げ込んだボールはこの回初めての低めだ。膝元へ向かった真っ直ぐのはずだったが、バッターは打席で地面を踏みしめているはずの足を逃がすように浮かした。コールは当然ストライクだし、足に当たるような起動でも無かったと思うけど、彼にはそう見えてしまったということか。
三球目は内角高めの厳しいところへ、僕の最高スピンが得られるフォーシームジャイロを全力でぶち込んだ。するとコースがちょっと中に入り過ぎてコースが外れてしまう。しかしバッターに余裕がなくなっていたのか、苦しそうに窮屈なスイングで空振り三振となりホッとした。
なんだかんだ言ってあと一人のところまで来てしまった。帽子を取ると額から汗が零れ落ちて口に入った。すると、不謹慎ながら、数時間前に咲がおでこから口へ唇を動かしたことが思い起こされる。
それと同時に、いつも咲が言ってくれる言葉が頭の中へ響き、繰り返される。
『キミならできるわ』
僕は額の汗をぬぐわずに、グラブを押し付けただけでまた帽子をかぶった。
松白は最後のバッターにしてなるものかと、ベンチがソワソワしている様子だ。当然九番にも代打が出てきた。代打の層がどのくらい厚いのかは知らないが、要注意な選手だとの情報は聞かされていない。おそらく木戸と由布はチェック済みなのだろうが、いちいち僕に言うほどあいつらはマメじゃない。
「打たせていこー!」
背後のショート嶋谷から掛け声がかかる。本当に打たせても平気なのか?そんな気持ちで僕が振り向くと、すかさずサードのオノケンからも声がかけられた。
「だめだめ、カズ先輩、三振でお願いします!」
僕は笑いながら手を上げて返事をしたが、こんな場面でこんな風に笑えるものなのかと自分自身の態度に驚いてしまった。
改めて打者へ向きなおると、木戸からは外低めへボール球になるツーシームのサインだ。よく見ると、スタンスはスクエアなのに、体がこっちに向かって開いているような不思議な構えである。左打席での立ち位置はインコースギリギリなので、おそらく外が苦手で内には絶対的な自信があるタイプかもしれない。
でも逆に、スタンスで誘っておいて外へ来た球を流しやすい構えにも見えて悩ましい。そして由布のデータを基にした木戸の判断が外と言うことなのだろう。僕はもちろん頷いてモーションに入る。
スピードよりもキレを重視して投げたボールは、ボールゾーンからストライクゾーンへ入ってくるように見えなくもない絶妙なコースだ。狙い球でなければ手を出すことは無い難しいところとも言える。
でもバッターは、そこを狙っていたと言わんばかりに手を出してきた。だがコースだけでなく、高さもボールゾーンへ沈んでいくように投げておいたので当たったとしてもファールになるはず。
しかし、強振でもなく素直な流し打ちでも無く、どちらかというと言えばバントに近く当てに来ただけのようなスイングをしたバッターは、片手を離してでも当てようと言う感じである。
そしてボールはバットの先っぽにカスって力なく飛んでいき、サードの真後ろへふらふらと上がっていく。オノケンが懸命に追いかけるが間に合わなそうで万事休す!?
しかしライン際の微妙な所だし、スピンの向きからすると切れてファールになるだろう。いやなってくれ! と思ったその時に信じられないことが起こった。
なんでそうなったのかわからないくらい、意表をついて飛び込んできたショートの嶋谷が、ファールゾーンへ落ちる寸前だった打球をグラブの先へ引っ掛けるようにしてキャッチしてしまったのだ。
僕は何が起こったのか一瞬わからず呆然と立ち尽くしていた。マスクを投げ捨てた後、ライン際を注視していた木戸ですら呆けた顔をしている。最初に聞こえたのは、一塁へ向かって走っていたバッターの鳴き声、そして松白ベンチから聞こえる女子マネジャーの鳴き声だった。
その後我に返った僕と木戸は18.44メートルの中間あたりで抱き合って飛びはねた。その後駆けつけてきた内外野とベンチの控え選手達も大はしゃぎだし、一部の選手は嶋谷をもみくちゃにしている。
だがいつまでもはしゃいでいるのは失礼だし、こんなことで注意されて勝利にケチがついても気分が良くない。真弓先生がベンチからでたかどうかくらいのタイミングで、僕たちはホームベース前へ整列したのだった。
「「「ありやっとござっっしたあああ!!!」」」
全員が元気よくあいさつし、目の前にいる松白の選手と握手を交わしてからベンチへ戻り、僕たちナナコー野球部最高の結果を祝して改めて雄たけびを上げた。
でもある時、父さんから言われた言葉があった。『自分を知り、信じ、そして過信しないこと』それは今でも僕の座右の銘になっている。確か中学に入ってすぐ、一年生エースになったころだったはず。その時の僕ははっきりと言われたわけじゃないけど、父さんから見て危うい状態だったのかもしれない。
今僕は、もしかしたら実力以上の力を出せているかもしない。おそらく周囲は僕のことを過信し、ほめ過ぎているだろうとも感じる。でも今の僕は自分のことを良く知っているつもりだ。だから自信がないとかできるはずがないという考えはない。
ここまで色々な人に支えられてきた。こうやってのせてくれる木戸をはじめとするチームメイトや真弓先生、もちろん両親に江夏さん、そして一番大切な人である咲には一番感謝している。
だからこそ、自分の力を100%ピッタリくらいまで絞り出して、悔いの無いように全力で立ち向かいたい。こんなチャンスそうそうないだろうし、しかも相手は去年の優勝校である松白高校なのだ。
自分のことを知った上で信じ、決して過信せずに全力で行こう。
七番バッターに代打が出され、丸山並みに大きな選手が打席に入るとスタンドの応援が一層大きくなった。でもそれすら僕の応援に聞こえるくらい冷静だ。木戸にはすべて全力で投げると言ってあるから、サインはコースと球種のみ。後ろで守っているチームメイトの声はやや上ずっているし、一年生のさけびなんて悲鳴に近い。その声を聞いた僕はなぜか一層落ち着いてくるのだった。
いつもは頭の後ろまで振りかぶるのだけど、今日は咲の想いを込めてもらった自分の額へ向かってワインドアップする。木戸にはここ一番での癖になってると言われていたが、ここからは全球ここ一番なんだから関係ない。
初球は外高めのサイン、思い切って投げ込むと、松白のバッターはわずかにピクリとして見送った。少し高めに外れてボールとコールされる。
木戸は頷いているが、僕はその理由を知っていた。次も同じコースに全力投球だ。すると次も見送って今度はストライクのコールとなる。これが今の僕の武器である、丸山が言っていた縦の揺さぶりだ。実際には上下へ動くはずは無いが、スピン量の差でそう感じられるらしい。自分では打席に立つことができないので、打者から見てどんなボールに見えてるのかわからないのが残念である。
次は内角へ一球目と同じボールを投げ込む。すると、バッターはこの高さは振るしかないといった様子で空振りした。データ的には高めが苦手なのかもしれない。最後はまた外への要求にうなずいて空振り三振に斬って取った。
八番はピッチャーの一年生だ。この選手が松白で十分に鍛えられたら、来年以降早々打てないかもしれない。だが今は僕の方が上だ。木戸のサインはコース要求なしだが、ミットを構えたのはど真ん中だ。おそらくデータがないからどこでもいいと言ったところだろう。
それならば同じように高めで勝負していきたい。それは簡単な話で、僕の球は高めの方が威力があると考えているからだ。現にここ最近は丸山にも木戸にもジャストミートされていない。
額へ運んだ両手に願を掛けるよう構えると、僕の願いが咲の想いとが重なって、より大きな力を引き出せるような気になってくる。足を踏み出して腕を振るとボールがスローモーションのように飛び出していく。これは前にもあった感覚だった。
まんなかやや高めに飛び込んでいった今日最高の一球は、バットに掠りもせずその上を通過してから木戸のミットへ納まっていた。自分では過去最高の一球だったように感じる。なんとなくだが、この県営球場のマウンドとは相性がいいのかもしれないなんて感じる。
次も全力で投げ込んだボールはこの回初めての低めだ。膝元へ向かった真っ直ぐのはずだったが、バッターは打席で地面を踏みしめているはずの足を逃がすように浮かした。コールは当然ストライクだし、足に当たるような起動でも無かったと思うけど、彼にはそう見えてしまったということか。
三球目は内角高めの厳しいところへ、僕の最高スピンが得られるフォーシームジャイロを全力でぶち込んだ。するとコースがちょっと中に入り過ぎてコースが外れてしまう。しかしバッターに余裕がなくなっていたのか、苦しそうに窮屈なスイングで空振り三振となりホッとした。
なんだかんだ言ってあと一人のところまで来てしまった。帽子を取ると額から汗が零れ落ちて口に入った。すると、不謹慎ながら、数時間前に咲がおでこから口へ唇を動かしたことが思い起こされる。
それと同時に、いつも咲が言ってくれる言葉が頭の中へ響き、繰り返される。
『キミならできるわ』
僕は額の汗をぬぐわずに、グラブを押し付けただけでまた帽子をかぶった。
松白は最後のバッターにしてなるものかと、ベンチがソワソワしている様子だ。当然九番にも代打が出てきた。代打の層がどのくらい厚いのかは知らないが、要注意な選手だとの情報は聞かされていない。おそらく木戸と由布はチェック済みなのだろうが、いちいち僕に言うほどあいつらはマメじゃない。
「打たせていこー!」
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「だめだめ、カズ先輩、三振でお願いします!」
僕は笑いながら手を上げて返事をしたが、こんな場面でこんな風に笑えるものなのかと自分自身の態度に驚いてしまった。
改めて打者へ向きなおると、木戸からは外低めへボール球になるツーシームのサインだ。よく見ると、スタンスはスクエアなのに、体がこっちに向かって開いているような不思議な構えである。左打席での立ち位置はインコースギリギリなので、おそらく外が苦手で内には絶対的な自信があるタイプかもしれない。
でも逆に、スタンスで誘っておいて外へ来た球を流しやすい構えにも見えて悩ましい。そして由布のデータを基にした木戸の判断が外と言うことなのだろう。僕はもちろん頷いてモーションに入る。
スピードよりもキレを重視して投げたボールは、ボールゾーンからストライクゾーンへ入ってくるように見えなくもない絶妙なコースだ。狙い球でなければ手を出すことは無い難しいところとも言える。
でもバッターは、そこを狙っていたと言わんばかりに手を出してきた。だがコースだけでなく、高さもボールゾーンへ沈んでいくように投げておいたので当たったとしてもファールになるはず。
しかし、強振でもなく素直な流し打ちでも無く、どちらかというと言えばバントに近く当てに来ただけのようなスイングをしたバッターは、片手を離してでも当てようと言う感じである。
そしてボールはバットの先っぽにカスって力なく飛んでいき、サードの真後ろへふらふらと上がっていく。オノケンが懸命に追いかけるが間に合わなそうで万事休す!?
しかしライン際の微妙な所だし、スピンの向きからすると切れてファールになるだろう。いやなってくれ! と思ったその時に信じられないことが起こった。
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僕は何が起こったのか一瞬わからず呆然と立ち尽くしていた。マスクを投げ捨てた後、ライン際を注視していた木戸ですら呆けた顔をしている。最初に聞こえたのは、一塁へ向かって走っていたバッターの鳴き声、そして松白ベンチから聞こえる女子マネジャーの鳴き声だった。
その後我に返った僕と木戸は18.44メートルの中間あたりで抱き合って飛びはねた。その後駆けつけてきた内外野とベンチの控え選手達も大はしゃぎだし、一部の選手は嶋谷をもみくちゃにしている。
だがいつまでもはしゃいでいるのは失礼だし、こんなことで注意されて勝利にケチがついても気分が良くない。真弓先生がベンチからでたかどうかくらいのタイミングで、僕たちはホームベース前へ整列したのだった。
「「「ありやっとござっっしたあああ!!!」」」
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